『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
太陽に別れを告げた。
今日も目覚ましはかけない。
月に口付けした。
朝なんて来なければいい。
空が回る。
ああ、あくびがでる。
光も許さないこの扉に、傘ひとつ。
あなたが目を覚ますまでは、この空は私だけのもの。
『目が覚めるまでに』
あなたは目を覚ますのにどれくらいの時間を必要としているだろうか?
目覚ましが鳴ればすぐ起きれる人や、30分経ってやっと起きれる人など様々だ。
これを"寝起きがいい人、悪い人"と表現するが、決して"善悪"のそれではない。自分の寝起きの特性を理解して、上手に起きることが出来るならいいのである。
目が覚める瞬間はいつも不思議な感覚に囚われる。
夢か現か、微睡のはざまに誘われ、気がついたら朝日が昇っている。
そうして眠気を覚ましていくと、先ほど見ていた夢のことなどすっかり忘れているのだ。
レストラン経営の放置ゲーム
目が覚めるころにはチップがいっぱいたまってるなーとか思うと寝るのもちょっと楽しい!
なかなか続かないけど似たようなゲームに定期的に手をだしちゃう。
「ひとりにしてくれ」って
俺が言ったのに
なぁ、さびしくてしかたないよ
辛くなったら現実逃避する
辛くなったら寝る、何も考えなくて済むから
目が覚めるまでは楽でいさせて
わぁ
そういえばオリンピック柔道負けちゃいましたね😭
わたしは神社で巫女のバイトをしている。
そう、ただのバイト。
でもそんなわたしの前に、ある日小さな神様が舞い降りてきて、こう言った。
「お祭りをしてほしい。」
と。
嵐が来ようとも、どうしても言われる日にしてほしいと、澄んだ瞳でお願いされた。
なぜ神だとわかったかと言われると、本人がそう言っているから。
わたしはその神を、神社の他の人たちのもとに連れて行った。
「うちの神社の神様ではないね。」
「小さい…」
「うちの神様でもこんな風に姿を現されるのを見たことないのにね。」
そんな声はあったものの、さすが神社に仕える人たち、疑うようなことはなく、いかにその神とやらの望みを叶えようかという話になった。
まず、仕えている神社の神に、神主さんがこの神とやらに力を貸すことの許しを願う儀式をした。
それから、他の人を呼んでの大々的な祭りだと、この神社の神のためのものであると思われてしまうのがよろしくないので、このことを知ってる神社の者だけで、内々に小ぢんまりとやろうということになった。
舞を奉納することになった。
神の希望から半日くらいの長丁場で、間に祝詞をはさみながら。
祭りの日には、神様から、自分はやるべきことがあるから一人でいたいと言われていた。
拝殿の奥の方に衝立をして仕切ることにした。
明日、もし、晴れたら、舞を終えてもいい。
そのように言われた。
たしかに明日の天気は雨の予報。
深夜から、雨がしとしとと降り続いている。
朝になり、わたし達は祭りを始めた。
まず祝詞をあげる。
これから祭りが始まるという合図。
それから舞と祝詞を交互に繰り返す。
わたしも一生懸命に舞を捧げた。
何巡したか、ほどなくして、衝立が倒れ、ものすごい風の塊が外に飛び出していった。
それがあの神であることはみな察しがついた。
一体何が起きているというのか。
わからないが必死で舞と祝詞を続ける。
見に行った者の話によると、あの神様が姿を大きくして、嵐の中の空の上で、黒い、うねうねとしたものと戦っていたらしい。
夕方、空は晴れて、雲の間から日差しが差し込んだ。そこでわたし達は祭りを終えた。
わたし達もへとへとだったが、神はそれ以上に消耗していた。最初よりは大きいが、小さくなり、小さなこどもくらいの大きさになった神は、戻ってくるなり倒れ込み、そのままいままで寝たままでいる。
ニュースを見ると、あの嵐のせいで、私たちの町のあちこちで土砂崩れが起きていた。土石流で流された家もあったらしい。
けど、わたし達の神社のある一帯は、何事もなく無事だった。
これが何のおかげであるかは、神社の者はみんなわかっていた。
神であるので、力が戻りやすいかと、拝殿の隅が急ごしらえの病室となった。
目を覚ましたら、何か話してくれるだろうか。
神が目を覚ますまでには嵐の爪痕も和らいでいるだろう。その時にはみんなの笑顔が少しでも多くあれるように、お祈りをしながら、小さな神が目を覚すのを待っているのだった。
40作突破記念
「目が覚めるまでに」
7/15 20作 7/27 30作 突破記念の続き。
これまでのタイトルを並べて繋げたもの。
内容は続いていない。
◯作突破記念とか言っているがあくまで目安でけっこうてきとうに発動。
反応に関係なく自分が楽しいのでやってる企画。
インターバル的なもの。
お題『目が覚めるまでに』
誰よりも早く目が覚めた俺は、部屋に来てくれた友達たちのひどい有様に思わず笑みを浮かべる。
その日は俺の引越で、荷物を運ぶ手伝いに来てくれたついでに部屋で飲み明かしていたらそのままいくつか屍が転がっているような状態になっていた。
俺はふと、床に転がっている『マッキー』に目がいった。これは何かの天啓かと思った。
笑いを必死に噛み殺しながらマジックを拾うと、まずいちばん近くにいる友達の横にしゃがむ。これは、友だちの目が覚めるまでに行わなければならないミッションだ。と自分に言い聞かせる。
起こさないようにそっと、そぉっと額に『肉』と書く。
それからまた移動して、今度は別の友だちに簡単な目玉を、一人いるイケメンの友だちにはなんとなくどこかの漫画で見たことある十字架のマークを書いてあげた。
さて、起きた時の反応が楽しみだな。
俺は口笛を吹きながらポケットにタバコをつっこんで、楽しい気持ちになりながらベランダに出た。
誰かが決めたルールに従って
誰かにとっての優等生であろうとする日々から
嫌だ!という心の声を無視せずに
思い切って嫌なことを減らしてみたら
いろんなものが鮮やかに見えて
自分の内側がホクホクしはじめた
目が覚めるまでに数十年かかったけれど
起こしてくれる人がいてくれてよかった
目が覚めるまでに、準備しなきゃ。
君に気持ちを伝える準備を。
「今日の夜、夜景が見えるレストランで…」
そう手紙に残して。
目が覚める前に
貴方にありがとうと言いたい
私に素敵な出会いをくれて、
私に楽しいという思いをくれて、
私と出逢ってくれて、
ありがとうございます
空を飛んでおこう。
嫌いな事、仲良くお話ししてよう。
普段言えない愚痴も
たくさん言葉にしよう。
色んなところにコロコロ移動して
覚醒してしまう前に
なんでもやっておこう。
現実が押し寄せる
太陽を目にしてしまう前に。
–目が覚めるまでに–
目が覚めるまでに
今日のはなんだかよくわからないお題だな。目が覚めるまでになんだろ。
まぁなんかよくわからんし今日はスルーでいいか。でもそうすると書くことがないんだよな。
いや、そういえば今日は一つ書くことがあった。今日はバイト帰りにスーパーによってビールを買ったんだ。
いつからか禁酒をしてずいぶんたつ。もう酒を飲みたいと思うことはなくなったけど夏のビールだけはちょっとだけ例外なんだよな。
真夏の暑い日にスーパーでビールを買う。そのスーパーでは氷を袋に入れてもらえるからその氷の入った袋にビールを入れて帰る。
家に着く頃には氷のおかげでビールがこれでもかというくらいキンキンに冷えている。真夏にのむあのビールの美味さだけは忘れられない。
今日は夏にしては涼しかったけどスーパーに寄るということでついそのことを思い出してビールを買ってしまった。
そして氷の中にビールを入れて家に帰ってビールを飲んだ。涼しいとはいえ夏のビールはやはり最高に美味かった。
ただその一本でビール欲が結構収まった。真夏に飲むビールは最高に美味いけど年に一回くらい飲めば十分かな。
目が覚めるまで、傍にいてほしい。
あわよくば、僕を抱きしめて、もう二度と離さないと誓って。
また一緒に出掛けたい。
歩けるようになったら、馬と触れ合いたい。
近くまで行った時に、体調崩しちゃったからリベンジね。
一緒に乗ってくれるかな?
ふふ、話したいことが沢山あるんだ。
皮肉にも、この口は動いてくれやしない。
生まれた時から、人生が定められていた。
長く生きれないことがわかりきっていた。
君に出会うまでは。
白色のキャンバスに紫色を勢いよく塗り
「どうだ、汚してやったぞ。」
と不敵に笑う顔があまりにも眩しくて。
その瞬間に、心が動いた気がしたんだ。
気付けば、白色のキャンバスではなく、他の色が混じった美しいキャンバスになっていた。
振り返りはしない。
どこにいくにしても、このキャンバスだけは持っていく。
さようなら、愛しい人。
それでも、僕は君の中で生き続けるよ。
目が覚めるまでに
私は何をすれば良かったのだろうか。
勉強か?食事か?質の良い睡眠か?
分かってるはずなのに、
私は答えを出せずにいた。
出したくなった。
だって、出してしまったら、
自分の無価値さに気付いてしまう。
私は朝が嫌だ。
…もしかしたら
私と同じ様な人はいっぱい居るのかもしれない
おはじき:
目が覚める前に
想い出をひとつ語ろう
寂しいようで泣いてた
君を見て涙をポツリ
透き通るソーダ味
透明に無くなる前に
おはじきの跳ねて
遊びましょう
幽夢の中でも楽しく
絆された糸は赤く
君と君を結ぶようで
紅蓮華が咲く
月見の季節へ
ミルクと溶かした
おはじきのいちご味
生暖かく目が覚めて
君の目には涙が咲く
ずっと一緒って嘘なんだ
そう言って消えった
By結衣
『目が覚めるまでに』
夢で見たことは寝ている間にすべて本当に起こっていることなのかもしれない、なんてことを夜眠る前に想像していた。たとえばどこか高いところから落ちる夢を見たときにはバラバラになった体を誰かが拾い集めて繋ぎ合わせ、自分の目が覚めるまでに誰かがベッドに送り届けていたりするのではないか。まぁ、本当にはそんなことは起こりえないと思っているけれど。
目が覚めて大きく伸びをしたら、自分の腕がやけに重たくてそのまま後ろへ倒れ込んでしまった。どこか体調がおかしいのだろうかと額に手を当てるつもりが腕がいつもと違う動き方をする。おかしいのは腕のほうかとそこで初めて目をやると、肩から生えていたのは脚だった。
あぁ、間違えた。
そんな声が聞こえた気がして目が覚めた。大きく伸びをすれば腕も脚もよく伸びて、寝ている間に凝り固まった筋肉がほぐれていくのを感じる。
「なんか変な夢見たな……」
「もう一本次の電車で」
退勤後、駅前のベンチで話をするのがいつの間にか習慣になっていた。
仕事の愚痴や互いのパートナーのこと、趣味の話、若い時の恋愛のこと。
話題はなんでもよかった。お互い心地良い時間を過ごせるから。
最初は、電車を待つ数分の間だけだったが、次第に一本、二本と遅らせるようになった。
「そろそろ帰ろうか。」
職場を出た時と比べると辺りはすっかり暗くなっている。
反対方向の電車に乗る僕たちは、ホームでお別れだ。
金曜日。いつもの「また明日」は、今日は無い。
30分ほど電車に揺られて家に着き、さっさとシャワーを浴びて食事も程々にベッドに入る。
パートナーは先に寝ているようだ。
お互いに帰る場所がある。これが現実なのだ、とパートナーの寝顔を眺めて思う。
目が覚めるまでに、この気持ちが消えてしまえばいいのに。
言葉にしてはいけない感情を抱えたまま、眠りについた。
❴目が覚めるまでに❵
目が覚めるまでに、
彼女が舞い降りて来てくれないだろうか、、、
目が覚めたら、目の前で彼女が
『おはよ』ニコ
っと言ってくれないだろうか、、、
「、、ん」
誰も居ない部屋で私は目覚める
愛人が居ない部屋で、、、