『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
揺蕩う夢
闇を漂う
全てが曖昧な世界
僕は僕か?
永遠に解けない謎
誰かが僕を強い力で引っ張る
白い世界で君が笑ってる
#目が覚めるまでに
「目が覚めるまでに」
アラームがなった。
まだ6時15分だ。すぐに横の電源ボタンを押して、うるさい音を止めた。
大丈夫、15分後のスヌーズの頃に起きればいい。
また夢に戻った。
一度目が覚めていても、見ようと思えば、自力で夢の続きが見れた。
無理やり見ている感覚はある。さっきよりも自由に動けるし、喋れる。
それがなんだか上手くいかなかったことを、こうすればよかったと後から妄想しているようで、虚しかった。
もうこの夢の続きはどうでもいいな。
そう思った瞬間、継ぎ接ぎの夢の世界はぼろぼろと崩れていった。
スヌーズまで残り7分あったが、目が覚めた。
起き上がって、少し夢の内容が飛んだ。
1分たって、6時24分。
また1日が始まる!
はっ、はっ、はっっは
どれぐらい走った?今自分はどこにいる?
わからない。分かったところで意味は無いが
迫ってくる黒い影に追いつかれたら"どうにか"なるという事だけが本能的にわかる。
嫌、捕まりたくない。逃げろ、逃げなきゃ
走る。脇目も振らずに
ガッ
足が引っかって転けた
素早く立ち上がろうとすると、手を着いた目線の先には
自分以外の人が倒れている。
この人は意識はないが、"どうにか"なってしまった後の
ようだ。人なのに肌は黒いのがその証拠。
もしかしたら黒い影に飲み込まれれば自分も。
ッハ、ハァハァ…はぁ
身体を起こすと日が差す何時ものベッドの上。
目覚めの悪い夢だったなぁ。
目が覚めるまでに息絶えたい。
そうしたら苦痛なんて感じないままこの世からいなくなれる。
あわよくば私と関わった人の記憶から私という存在が消えていたらいいのに_。
『目が覚めるまでに_』
あぁ、眠い。寝てしまう。
目が覚めたら明日が来てしまう。
このまま今日がいい。
行きたくないよう。やだよう。
あぁ、寝てしまう…
目が覚めるまでに
朝5時の空気は一日で一番柔らかいに違いない。
いつもより早く目が覚めて、隣から聞こえる規則的な寝息を妨げないようにそろりそろりとベッドを出た。
慎重に鍵を開け、ベランダに出る。空は炭酸の抜けたラムネみたいな色をしていて、巻かれるのを待つわたあめみたいな雲が漂っている。
なんて平和な夜明けだろう。あと少しで烈火の如く陽射しが降り注ぐとは思えない。
涼しい内にコーヒーを淹れよう。思い立ってベランダから上がる。
今ドリップして冷蔵庫に入れれば、まだ夢の中のあの子が目覚めるまでには美味しいアイスコーヒーになるだろう。
9日目
目が覚めるまでに、私の人生全てがリセットされていたら。
目が覚めるまでに全ての記憶を無くせていたら。
どれだけ楽なことだろう。どれだけ人生が楽しくなるだろ。
目が覚めても現実は現実。何ひとつとして変わること無く進んでいる。辛く、重たい人生が、目を覚ますと始まる。
このまま目を覚まさなかったどうなるだろうか。
このまま夢の中に居続けるとどうなるだろうか。
幸せに、なれるのだろうか。
どうか、夢の中だけでもいいから、目が覚めるまでは、幸せな夢を見させてください。
そう、何度願っただろう。
お題:目が覚めるまでに
見たかった映画を全部見て
ずっと食べたかったワッフルコーンを食べて
満天の星空を見て
漫画を読んで
アニメを見て
推し活をして
あ〜言い始めるとキリがないな…笑
私はもうすぐでこの世から居なくなるけど
夢の中だけでもいいから
私のやりたかった事が叶ってほしい
…目が覚めるまでに
お題:目が覚めるまでに
目が覚めるまでに私はあなたの事何回思い出していたのかな?あなたと過ごした時間や思い出を何回も何回も。
いつか忘れると思っても思い出のために撮った写真やLINEのトークを何回も見てしまうため一生忘れる事ができない気がする…
九十九由基の災難
「そこのお兄さん、どんな女がタイプかな?」
私の名前は九十九由基。これでも一応特級術師だ。
でも、仕事したくなくていつも適当に海外をふらついている。今日はたまたま日本に用事があったから
少しゆっくりしている。ゆっくりといってもタイプを聞いて回っているんだがな。
「えっ?えっーと…」
白いシャツを着た清楚な感じの男だ。私の好み
とは少し違うが。
「うーん…きれいな人かな。お姉さんみたいな。」
「そうか?ふふっ、うれしいよ。」
いきなり見ず知らずの男性から誉められたんだ。
うれしくないわけがない。
「よろしかったら、一緒にその辺りを散歩しませんか?」
まさかのお誘いだ。
「いいよ。ゆっくり話そうじゃないか。」
この時の私は気分が高揚していたのか、すぐに答えを出した。
しかしこれからあんなことになるなんて、この時
の私は思ってもいなかった。
「足元気をつけてください。」
「あぁ、ありがとう。」
川辺のあたりまできた。このあたりは建造物がたくさんあるから星とかはよく見えない。でも彼と見る
景色はいつもと何か違った。
「あの、」
彼が声をかけてきた。
「どうしたんだ?」
「実は僕この辺に住んでるんですよ。もしよかったら、僕の家に来ませんか?」
これは完全にそういう誘いだ。いつもなら断っているが、
「そうだな、せっかくだし行ってみるとするよ。」
なぜか断れなかった。
「では、行きましょう。」
そうして、私は彼につれられて歩いていった。
「あの、ほんとにこのあたりなのか?」
彼に聞いた。このあたりはほとんど人もこない。
薄暗い路地裏。なにか胸のざわめきも感じる。
「さて、」
彼が鞄からなにかを取り出した。
その瞬間
「くっ!なんだ?!」
突然男達が現れた。
「大人しくしてろ!」
1人の男が私を脅す。しばらく体を動かしてなくて
まともに戦うことができない。
「このっ、離せ!」
しかしいくら私でも屈強な男達の前では無力だ。
「お前ら、一体なにを考え、んっ、んんん!!」
私はハンカチのようなもので口をふさがれた。
その瞬間私を猛烈な眠気が襲う。
「んんんっ!んんぅんん!」
(誰か助けて…)
目を覚ますと私は倉庫のような場所にいた。
(あれ、私、確か彼の家に行くことになって…。
そこから記憶が…。)
「目が覚めたか。」
「うっ、お前らなんのつもりだ!」
(ん?!)
やつらがニヤリど笑った。
(なにこれ!?手足が縛られて、動けないっ!)
九十九はやつらに捕まってしまった。それも
ご丁寧に縄で縛られて。足首と膝を拘束され、
手を後ろ手で縛られている。ほどこうどするも、
ゆるまる様子はない。
男の一人がこっちに近づいてきた。
「姉ちゃん、いいもんもってんじゃねぇか。」
「うっ!お前らなにを考えているんだ!」
男の一人に胸を触られた。後ろ手で縛られている
ため必然的に九十九は胸を強調する形で縛られて
いる。もともとでかい彼女の胸が縄で縛られ、より
大きく見える。男達の目は彼女の胸に釘付けだ。
「お前ら!私に何をするつもりなんだっ!」
縛られてた状態でも必死に抵抗の意思をみせる。
「ふっ、そんなのお前を犯すために決まってるじゃないか。その為にあの男を利用したんだからなぁ」
「なんだと?!」
「全部演技だよ。お前のことなんて最初からなんとも思っていない。金を渡したら満足そうに帰っていったよ。」
(そんな…。)
これまでにないショックを受けた。最初から全て嘘だったのだ。そんな彼女の前にやつらの洗礼が始まる。
「さぁ、お前にはこれから俺たちの相手をしてもらう。」
「なんだと?!」
「言っただろ、お前をとヤるためにわざわざ誘拐
したんだ。ちゃんと気持ちよくしろよ。」
「やっ、やめろ!!」
九十九を男達が襲う。と思ったら。
パシャパシャ
(?!)
突然撮影された。
「なんのつもりだ!」
「こんな上玉なかなかお目にかかれねぇ。お前ののえろい姿を撮って変態どもに売りさばくんだ。」
「なっ、そんなっ。やめろぉ!」
必死に抵抗する。しかし、
「いいねぇ!、いいねぇ!最高だねぇ!」
逆にそれが彼らを刺激した。一部の男たちは私を直視しながら自分のを上下に動かしている。
「くっ!いい加減にしろ!この私がお前らなんかに!」
抵抗するも縄はゆるまらない。どんどん締め付けら
れて、さらに胸が強調される。すると、
「おい、もういいだろ。さっさとヤろうぜ。」
「あぁそうだな。おい、あれ持ってこい」
撮り終わったかかと思うと男はハサミを持ってきた。そして彼女の胸元に近づき、彼女の服を破き始めた。
「くっ、やめろ!お前ら本当に許さないっ!」
「おっまじででけぇな」
破れた服の隙間から出てくる彼女の胸は男の手では
収まりきらないほどにでかい。同時に男達の下半身
がふくれあがってきたのをみた。
「おらっ!感じてるんじゃねえかぁ?」
男が彼女の胸を乱暴に揉み倒す。
「なっ!うっ//やめろぉっ//」
彼女の口から甘い声が漏れた。するとひとりの男が
九十九に声をかけた。
「やっぱりな。」
「なにがだっ?!うっ、あぁぁ//」
彼女か話している間も男は彼女の胸を揉み続ける。
すると突然こんなことを言われた。
「お前…Mだろ。」
(なっ?!)
これには動揺を隠せなかった。なぜバレたんだと
思考を巡らせる。
(確かに私はMだ。ドMだ。相手に攻められると、気持ちよくなって仕方ない。)
もし彼女がMとバレたら特級術師の恥さらしだ。
「ふざけるなっ!私がMだと?!こんなことで
私は快楽を感じない!!」
「そうか…ならこんなのはどうだ。」
やつらの手がやっと止まった。しかしそれと同時に
少しの後悔と喜びが生まれた。
「おらっ、立て!」
「うっ!乱暴にするな!」
私は立つようにと言われた。そして男達が布のようなものをもってくる。すると、
「なっ!お前ら一体どこを触っているんだ!」
彼らは持ってきた布を九十九のまんこに挟んだ。
そして、彼らは布を持って、両端にたった。
もうなにをされるかわかった。
必死に抵抗しても回りの男達には勝てない。
「おい、足を固定しろ。」
そう仲間に命令し、私はベルトで足を完全に拘束され、動けなくなった。
「くっ!」
「あーそうそう、あとこれを飲め。」
九十九は男たちに謎の薬を飲まされた。
「これはなんだ?」
九十九が尋ねると男達はニヤニヤと笑い出した。
「おい、これはなんだと聞いて…」
「媚薬だよ。」
「なっ!」
「すぐに効き目がでるはずだ。これを使うと大抵の
女は何回かさわるだけでイっちまう。これをMの
お前に使うと、どうなると思う。」
(そんなの使われたら、やばいっ!逃げないと!)
抵抗しても縄とベルトは外れない。もう体力も
限界だ。
「さぁ、ショーの始まりだ。」
男達が布を動かし出す。
「うっ!?んぁぁぁぁうぅ!!っ///」
とんでもない快楽が九十九を襲う。
「やぁめろぉおっ!!ストップ!!ストップ!!
耐えられないぃ//」
九十九の甘い声と喘ぎが倉庫にひびく。
「この女、えろすぎるだろ。」
「それな、体もえろいし、顔もいい。おまけに声も
えろい。こんな上玉そうそういねぇぞ。
「うっ///、うぁぁぁあっ//あぁぁあああぁ//
だめええぇっ//いくっ//」
九十九が潮を吹いた。これには男達は大興奮。そして両サイドの男達はさらに布を動かした。
「あっ//そこぉはぁっ//だめええっ//」
「おらっ、感じてるんだろっ!もっと気持ちよくしてほしいんだろ!
「うぁぁぁあっ//だめぇっ//」
何回イッただろうか。九十九は疲れて倒れてしまった。
「おら立てよ。まだ俺らが気持ちよくなってねぇじゃねえかよ。」
次は男達の相手だ。
「もう…、許して…。」
「よし、俺からいくぜ」
1人の男が脱ぎ始めた。興奮しているのか、めちゃくちゃ元気になっている。先からなにか出ている。
「おら、お前のせいでこんなんなったよ。責任とれよな。」
そういって、男は九十九のまんこにその巨根を挿入した。
「うっ//中に来るぅ//あぁぁぁ//」
「あ、やべっこいつの中気持ちいいぃ。」
今度は上下に揺れ出した。
「あっ//あっ//あっ//あっ//あっ//ぁぁぁん//」
「おらっ中に出すぞっ!」
(なにかくるっ!)
「うぁぁぁあ///ぁぁぁっ//」
九十九は男に中出しされた。しかし、これでおわりじゃない。
「次は俺の番だぜ。」
「もう勘弁してっ//」
「そっらぁ!!」
「うぁぁぁっ//いくっ//」
「今日からお前は俺らの性奴隷だ!!」
「うぁぁぁぁぁっやめろっぉお//」
九十九は今でも男たちに犯され続けている。
「安心して。貴方が目が覚めるまでにはきちんと終わらせておくから」
明るく笑う彼女が小さく首を傾げた。
僕は先程から遠退いていく意識の中で、「何を・・・・・・?」と、辛うじてそれだけを質問する。
「大掃除」
そう言って彼女は僕に背を向ける。僕はフカフカのベッドに横たわりながら、何だ、ただの掃除か。それなら僕も手伝うのに。と、考えが過る。
でもさっき彼女が淹れてくれたハーブティーの効果が良かったのか、僕はいま抗えないほどの眠気に襲われていた。もう瞼が重くて開けられそうになくて、何だか僕ばかり楽して悪いなと思っていたら、「おやすみ、ご主人様」と優しい声が鼓膜に届く。
情けないなと思いつつ、僕は彼女の厚意に甘えることにする。目覚めたときに屋敷がピカピカになっていたら、目一杯に彼女を称賛してあげよう。そう計画しながら、僕はそのまま意識を手放した。
【目が覚めるまでに】
目が覚めるまでに、問題が解決していたら…
目が覚めて良かったと思えるのに。
現実は目が覚めても、何も変わらない。
目が覚めるまでに、
それを受け入れられたら、
違う目覚めが来るかも。
全部忘れたい
リセット
出来ないかな…
------------------------------目が覚める前に
目が覚めるまでに、この夢に浸っていたい。
柔らかいベッドと枕に顔を埋め、微睡の世界へと誘われる。
このまま、醒めなければいいのに。
そう思うが矢先、残酷にも朝の眩しい光が差し込んだ。
目が覚めるまでに
夢で簡潔に終わって欲しい。
誰にも知られたくないから。
目が覚めるまでに
今日も連れ込んだ。妻Aが眠る横で妻Bと共にベッドに入る。
目が覚めるまでに終わらせよう。
大丈夫だよ。
君のことを傷つけるものは、
君の目が覚めるまでに
僕が隠してしまうから、
君は何も怖がらなくって
いいんだよ
君の目が覚めるまでに
終わらせてみせるから。
真っ白な空間の中で、私はこれが夢だと直ぐに気がついた。何故なら私と向かい合うように立っていた彼の片腕が抱き締めるように私を引き寄せ、余ったもう一方の手が指を絡めるように私の手を取ったから。
こちらを見下ろして至近距離で微笑む彼の姿に、ああ、やはり夢だと確信する。
彼と手を繋いだことはあっても指を絡めたことなど一度もないし、彼と笑い合うことはしても今のように愛しげに見つめられたことはない。
彼の行動としては見たことがある。知っている。けれど、それは全て私に向けられたものではない。
「どうかした?」
優しい声色。元々落ち着いた優しいトーンのその更に上、たった一人に向けられる特別な声。この声も私は知っているけれど、私自身は知らない。
「…………好き。ずっと好きでした」
「うん。俺も好きだよ」
ずっとずっと欲しかった。この表情が、この声が、この言葉が自分に向けられるのを夢見ていた。だからだろうか。私は夢でしか見ることができないのだ。
じわりと視界が滲み始める。驚いた様子の彼の輪郭が歪んでいく。彼への感情がこの涙と共に私の中から消えてなくなりますように。
明日は大切な姉と彼の結婚式。
目が覚めてしまう前に、この涙が嬉し涙に変わりますように。そう祈った。
/目が覚めるまでに
1人は嫌いだ。いつだって貴方と過ごしたい。片時も離れたくない。貴方は私が眠りにつくといなくなってしまう。
私の目が覚める前に帰ってきて。
目が覚めるまでに
週末になると君はここへやってくる
たわいのない話をし
借りてきた映画を観て
酒を飲み
そして二人で眠る
幾度となく繰り返してきたこと
それも今日で終わり
君にも僕にも夢がある
違う場所でしか叶えられない
夢が…
これで最後だとわかっているから
わずかな時間
酒を飲み、酔って
子供のようにはしゃいで
たくさん笑いあったけど
今日はどこか落ち着かない
そして、いつものように
二人で眠る
でも、いつもと違うのは
僕の目が覚めるまでに
君は荷物をまとめるはずだ
僕の頬を撫で
小さな声で
「さよなら」とつぶやき
僕の目が覚めるのを待たずに
出ていくのだろう
おしまい