『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
目が覚めるまで
夢の中
とりわけ悪夢
でも悪夢って記憶にない
意味不明な夢なら何回も見てる
記憶にないけど何回も見てる夢もある
夢の中で
目覚める夢を見てから
夢から覚めることもある
別の日の夢と繋がってたり
物語調な夢もある
目が覚めるまでもなく夢
不思議なことに現実的な夢は見ない
絶対に見てないとは言えない
だけど記憶にはない
目が覚めるまで
でも誰も目を覚ましてはいない
夢と現の区別もない
曖昧模様ですよね
現実を見なさい
そこにはこれまでがある
そしてこれからもある
夢とは現で現とは夢
現の夢なら夢もみないといけない
そこにもあなたがいる
あなたはあなたを見ないといけない
もしもそれが出来るようなら
誰かも多少は見れるようになれる
そこに誰かがいれるように出来たら
あなたもあなたでいられるようになれる
でも無理はしないように
一致させる必要はない
それにズレが新しいあなたをもたらす
常に一致してることはない
だから見ているんだと思ったりする
ふと誰かを思い出す
それは綺麗な顔でした
きっとまた同じように笑ってくれる
朝日に包まれて目が覚めるまで
あなたの温もり感じてたい
ふと、目を覚ます。
真っ白い天井を見上げる。
窓から差してくるやわらかい朝日。
ぴん、と張った新鮮な空気がおいしい。うーんと背伸びをして状態を起こす。
「おはよう、」呟いてみるけれど隣に横たわっている彼は気持ちよさそうに目を閉じている。おそらく暫くは夢の中だろう。
全く。「明日は俺が先に起きて朝ごはん作るから期待しておいて」なんてほざいてた癖に。
はあ、とため息を着くけれどそこには怒りの感情は無かった。むしろその姿でさえ愛くるしい。
彼は寝ているだけなのに。私の感情をこんなにも揺さぶってくる。
何となく自分のスマホを触ると何故かカメラモードが作動していた。
ふと、子供の頃のように悪戯心が芽生えてくる。
1回ぐらいいいよね、寝ているあなたが悪いのだから。
私はピントを調整し、シャッターボタンを押す。
ぱしゃり、と控えめな音を立てて写真が保存される。
画面には彼の寝顔が表示される。
撮っちゃった、少し罪悪感が芽生えるけれど、愛くるしい寝顔が保存されたことに心が少しだけドキッと動かされる。絶対に内緒にしよう。彼は寝顔を取られて喜ぶような趣味は持たない。後にこの画像はおそらく私だけの宝物になるだろう。その事実が誇らしかった。
私はスマホをポケットにしまい、彼の横に寝転ぶ。
ゆっくりと息を吸い、目を閉じてみる。
これは彼の目が覚めるまでの出来事で、私だけが知っている。その事実を確かめるようにめいいっぱい息を吸い込んだ。
きみをぎゅうと抱きしめて、ほほえみをこぼすようにそっと白い首にキスをして、くちびるにふれたぬくさに、とろとろとやわらかい涙がお腹から込みあげて、すっと鼻すじをくすぐって、それをやさしくぬぐわれてうれしくて、あたしを傷まみれにしたのも、しあわせまみれにしたのも愛だ
目が覚めるまでに
会えなくなったあの人に
夢の中で会えたらしい。
なぜか隣のベンチに座っていて
こっちを見て笑っていたそうだ。
マスク&メガネのせいで
素顔は見たことがない……ってマジか!
近況など話をしたかったのに
その前に目が覚めてしまったそうで。
今度は目が覚めるまでに
いっぱい話ができるといいね。
おやすみzzz…
眩しい。
そう一言で終わらせたら、そこで止まってしまうのはわかっている。
でも、そう一言こぼすことしかできないような眩しさも確かにあるんだ。
朝日が白光に転じる。海がてりてりと波間に輝く。
風に潮が交ざり、港の喧騒が届く。
久しぶりに触れる病室(へや)の外は、あまりに綺羅綺羅しかった。
【目の覚めるような】
恋人が目覚めなくなった。
私の恋人は私の犠牲となった。
犠牲というのはやめておく。
もう彼が死んでしまったように聞こえるから。
だが、私のせいで彼が目覚めることができない。
早く彼の優しい声を聞きたい。
彼の笑顔を見たい。
彼の笑い声が聞きたい。
彼と話したい。
彼が目覚めたとき、安心して過ごせるよう。
彼が寝ている間にしなければならないことがある。
それは彼を轢いた犯人を見つけること。
そして、殺すこと。
怖いことを言っていると自分でも気づいている。
でも、しなきゃ彼は安心して寝ることだってできない。
犯人を探している間に、
私は、あることを知ってしまった。
私には、1000万の賞金がかかっていることを。
だから、私を一直線に狙って轢いて来たんだね。
私はこのことを利用して犯人を捕まえる。
彼が安心して暮らせるように。
タイムリミットは
彼の
【目が覚めるまでに】#4
目が覚めるまで
眠い目をこすりながら、会社に行く準備をする。
仕事が終わってもまだ眠い。
けど、深夜二時、部屋の壁にあいた穴をみる。
そこには、彼が寝ていた。
あのトップアイドルがこんなボロアパートにいるなんて思いもしなかった。
私は毎日彼をみている。
彼の目が開かない限り、私は彼を見続けられる。
この幸せを目が閉まるまでみつづける。
目が覚めるまでに)
眩しくて、一瞬夢から意識が離れた。眩しい。とて
も。なんでこんなに眩しいんだろう。寝る前、カー
テン開けたっけ?少しづつ耳には音が染み込んでく
る。その音がアラームだと頭が理解した瞬間に右手
が勝手に音を止めた。起きなきゃな、そうは思うけ
ど身体は1mmだって動こうとしない。なんだかん
だ、頭はまた夢の世界に遠ざかって何も考えなくな
った。夢の中では私は何にでもなれる。そこが夢だ
と確信してるから。現実は、そこがリアルだと確信
していても何にもなれない。私が「私」であるため
に、周りに全部合わせて個を無くす。だから夢の中
で、夢の中だけでも自分という個性を見出したい。
だから二度寝するんだ、という言い訳を、今夢の中
で考えている。目が覚めるまでに。
白いカーテンが揺れる。ふわり、靡くその動きはいつかの髪の毛に似ていた
「風が気持ちいいねえ」
水を替えたばかりの花瓶を手に、横たわる彼女へ声をかける。独り言にも似たそれは、何回目のものだったか。彼女に似たやかましい色の花々は、白の多い部屋では主張が激しい。
窓の向こうで、芽吹いたばかりの若葉が太陽のひかりを返していた。きらきら、さらさら。それは彼女が動いたら見える音と一緒で、ちくりと胸を刺す。
「……今年も、夏の準備をしなくちゃね」
白くなってしまった手を握る。伸びた前髪をそっとかき分け、額に唇を落とす。
「花火と蚊取り線香は外せないよね。きみ火薬好きだし」
薄ら漂うエタノールの香りを振り払って、瞳を閉じる。
「僕が準備してあげるなんて、特別なんだからね」
――雨の降る、音がした。
8/3【目が覚めるまでに】
【目が覚めるまでに】
夢から目が覚めて
朝日を目に当てる
夢なのか、現実なのか…
今この瞬間も誰かの夢の中にいるのかもしれない
朝か、昼か、宵の口か、真夜中か、一体いつ目覚めるのやら。いや、目が覚めた時が朝なのだ。そう開き直った青年もいたか。まあどうだっていいか。
ともかく、目覚めの時はわからない。淡雪のような?汚泥のような?屈折した竹のような?大きな小豆のような、眠り。――最後のはつまらないか。
海の底ように重く、暗く、平穏で、それでも荒唐無稽な世界から。外のことはわからない。だってそうじゃないか、音も、光も、熱もどちらのものかわからず、外のコトと、内の情景とが渾然一体となって奇妙なモアレを描くから。
さて、そろそろ目醒めの兆しか。眠るのも疲れるもんな。
さあ、目醒めの時だ。それにしたって首が痛い。
「****!いい加減起きろ」
ああ、今日も鬱陶しい姉さんの声だ。
「あと2分」
「――119、120。ほら、起きな」
結局律儀に2分カウントしてくれた声に観念して目を開けると、頭の上に床があった。
君がまだ 眠りの淵にあるうちに
寝顔眺める まつ毛がきれい
20230803「目が覚めるまでに」
目が覚めるまでに
私は数年前から不眠症
一時期回復してきて睡眠導入剤などで少し寝れるようになってきたと思った。
最近ずっと寝られない。
私は少し思う。
数年前にあった性被害の時間帯が夜中の1時から6時
約5時間ほど被害に遭っていた。
私の脳も体も1時から6時までは危険な時間。
襲われる時間。起きていないと安心出来ない時間。
だから寝れないのではなく寝てはいけない。
不眠症ではなく自分の意思で寝ていないのでは。と、
そろそろ悪夢を見ずにぐっすり寝たい。
ここ数年ずっと悪夢を見ている。
男の人にストーカーされる
男の人に追いかけられる
犯人からの性被害
沢山の種類の夢悪夢をみる。
私がぐっすり寝て目が覚めるまでに死んでいたい。
こんな苦痛をずっと味わっていくぐらいなら死にたい。
誰に相談しても未来の話をしてくる。
私は今が辛いのに。
どうしようもないなら今解決策は無いと言ってくれれば私だって希望を持たなくて済んだのに。
精神科医が、児相の人が、あと1年、あと1年
そうやって嘘をつくから。
言ってる側は優しい嘘なのかもしれない。
でも言われてる私からしたら無駄な希望をもって1年後、絶望を味わうだけ。
だから、お願いだから目が覚めるまでに死んでいたい。
【目が覚めるまでに】
嫌な夢を見た。
久しぶりに見る夢だ。母親が出て行った日のこと。
シュンがまだ幼い頃、母親は外に男を作って家を出て行った。
最後の日、久しぶりに家族みんなで―親父と、母親と、3歳上の兄貴と―ファミレスに行った。兄貴はサイコロステーキを頼んで、シュンはチーズ入りハンバーグを頼んだ。シュンにはまだ加工されていない肉の美味しさがよく分からなかった。あんなの硬いだけだと思っていたから、ハンバーグとかソーセージの方が好きだった。母親は「最近太った」とか言ってサラダバーしか頼まなかったし、親父はビールと焼き鳥だけだった。
両親が並んで座っているのを見たのは久しぶりで、それが最後だった。イチャついた雰囲気こそ無いものの、仲が悪いようには見えなかった。親父が焼き鳥を1本食べ終わるタイミングで、母親が半分に切ったティッシュで次の焼き鳥の持ち手を包んであげたりしていたし、皮肉のこもった掛け合いも、しばらく連れ添った夫婦の、息のあった掛け合いそのものだった。
でもその夜、母親は出て行ったのだ。
シュンも兄貴ももう寝るように言われて、寝室で布団に潜った後に。あの日は久しぶりにはしゃいだせいか、すぐ眠ったはずだ。
夜中に、枕元に来た母親がそっとシュンの髪を撫でていたのを、夢うつつに覚えている。「この子たちの目が覚めるまでには、出て行かなきゃね…。」母親はそう言った。子どもを愛する普通の母親の、やさしい気持ちをたしかに感じる声で。
「なんで出て行くの?どこに行くの?」
そう聞きたい気持ちでいっぱいだったが、なぜか聞いてはいけないような気がして、寝ているフリをした。そのうちほんとうに寝てしまって、目が覚めたときにはもう母親はいなかった。いつもより飲み過ぎた親父が、居間で寝ているだけだった。
なんでこんな夢を見たんだろう。シュンはまぶたをギュッと閉じた。鼻の奥がズキズキする。血の臭いもするようだ。そうだ。昨夜また絡まれて殴り合いになったんだった。高校を留年してから、毎日夜歩いては喧嘩に巻き込まれてばかりだ。
全身の力を抜くように、ふうっとため息をついた。髪を撫でる風に気がつく。扇風機だ。扇風機??確か外でのされて気を失ったはずなのに。
薄目を開けると、知らない天井がそこにあった。なにやら美味しそうな匂いもする。
「うっ…」
体中の痛みに顔をしかめながら起き上がると、何かやたらとおしゃれな部屋にいた。シンプルで洗練されたインテリア。扇風機でさえ、なんかレトロでおしゃれなやつ。こう言っちゃなんだが変な緑色だ。シュンにはインテリアの事はよく分からないが、カフェっぽいな、という印象だ。ダークブラウンの木の家具が主に置かれていて、飾り棚の上にはなにやら垂れ下がるタイプの観葉植物が置かれている。
「おっ、起きたか。良かった〜。俺これから仕事なんだよ。身体、大丈夫そう?びっくりしたよ。店の前でぶっ倒れてるからさ。」
突然男の声が聞こえて振り向くと、これまたなんかおしゃれな男が立っていた。30代ぐらいか。黒いシャツにジーンズを着ていて、シャツの袖を肘まで折り曲げている。
「君、幾つ?高校生くらい?救急車呼ぼうかと思うくらい、血が出てたぞ。とりあえず応急処置したから大丈夫だとは思うけど、後で病院行ったほうが良いかもな。家には帰れる?病院には親と行ってくれよな。あー良かった。君が目が覚めるまで仕事できないか
と思ってたよ」
目が覚めるまで、か。さっきまで見ていた夢を思い出して、シュンはふっと笑ってしまった。
「え、なに?なんかおかしい事言った?」
おしゃれな男は不思議そうな顔でシュンを見ている。
「いや、大丈夫っす。なんか、ありがとうございました」
立ち上がって軽く頭を下げ、出口を探して周りを見回す。
「あー、まだ大丈夫。仕事っつっても、下のカフェだから。コーヒー淹れたし、パンとか卵とか焼いたから、食べてったら?」
テーブルの上には、こんがり焼けたトーストやスクランブルエッグ、ウインナーなどが乗ったプレートが置かれていた。湯気の立つコーヒーもある。
「あ、じゃあ、いただきます」
普通、助けてもらったとはいえ、知らない人の家でのんきに朝食を食べるなんて奇妙な話だが、男は下の階でカフェをやってる人間らしいし、なんとなく、近所のおばちゃんみたいな男の雰囲気に呑まれて、シュンはいつのまにか首を縦に振っていた。
(朝食なんて、何年ぶりだろうな)
シュンは考えた。そうか、母親が出て行って以来か――――。
「コーヒー飲める?美味しいやつだよ。自家焙煎だから」
そう言ってニヤリと笑う―本人は微笑んでるつもりかもしれないが―男の顔を見て、なんとなく好かんやつだな、とシュンは思った。
目が覚めるまでに
体育館の裏で今、カースト高い女子に告白されている。
僕のカーストは中間くらいで頑張ればカースト高い人と付き合えるくらいの位置。本来こっちから告白するのが一般的だが、今回は違う。 もちろん、罠の可能性もある。僕に限ってそんなこと無いと思うのだが、数パーセントでも有り得るなら片隅に置いておこう。
でももし、彼女が罰ゲームとして告白するなら、もっとブスで頭悪くて運動が出来ない人間を抜粋するはず。
なら、やっぱり、本当なのかもしれない!そうに違いない!だって僕はカースト中の上くらいだからね!!
僕は内心ウキウキして、でもちょっと上から目線目線でOKを出した。 その言葉を聴いた彼女は、笑っていた。
目が覚める前に
何故か、目の前には、彼女が居る…しかも、あの頃ののように、優しく微笑んで…屹度夢に違い無い…そう思いながら、でもそれなら尚更、ギュッと抱きしめて、二度と離れないように…
🍀目が覚めるまでに
貴方の姿を目に焼き付けます。
眠っている姿なんてそうそう見れないでしょ?
……かわいい、ずっと見ていたい、ずっと見ていられる
起きている時は目を合わせることすら出来ないのに、
まぁだからこそと言うか、この時だけは貴方に見とれていたい。
……起きていませんように
これは朝の目が覚めるまでにしていることなら
何度か授乳している。夢も見ている日もある。優海の身体を触る(授乳中にママーって近づいてくる時は)。
あー目覚ましなってるー 起きれないー あ、やべまた今日も5時に起きれなかった☞マイナスから始まってるやん。って今気づいた。6時に起きれてok!って思う日もある!こちらはプラス思考。その間に授乳してるし仕方ない。とか沢山寝てれよし!とか思ってる。あれ、目が覚めた後の話かこれは?目が覚める=身体を起こす前に思ってることかな。
首いてーってなってる。体の何処が必ず痛い。毎日w
朝、目が覚めるまでにあなたはなにを考えていますか? 朝、目が覚めたときに、どれだけ心の準備ができていますか? なにも考えていない? 考えられるはずがない? それはノーです。この最新技術ならば可能です。
私たちが開発した『スーパーウルトラミラクルナノチップ』は、昼間起きている間はもちろん、眠っている間も、あなたの第二の脳のようにさまざまのことを考えることができます。
つい感情的に話してしまう女性、マルチタスクが苦手な男性でも、『スーパーウルトラミラクルナノチップ』が冷静にものごとを考え、今やっていること以外の段取りも素早く計算します。
さあ、あなたも、朝目覚める前に一日の準備を終わらせましょう!
朝からとんでもない広告を見た。自分がまだ眠っているのかと思ったくらいだ。こんな広告が、こんな、通勤移動チューブみっちりに配置されているなんて。詐欺まがい(間違いなく詐欺)のくせに、いったいどれだけのカネ(騙された犠牲者)を抱えているのか。(きっと数万人)数万人!?
ぎょっとするとサブ脳が笑った。(サブ脳なんて、どんなに頑張ってもナノチップなんてものにはなれやしない)なりたくもないくせに。