『目が覚めるまでに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
透き通った陽射しを
紡いで
空の青さで
染めあげて
あなたへの
想いをこめて
一枚の布を
織りました
この布を帆にして
暗い夜の海へ
舟を出します
すべるように走る
この舟の行き先は
もちろん
あなたの夢の中
あなたが目覚める
そのまえに
朝陽が昇る
そのまえに
消えてしまう掟だけは
守らなければ
ならないけれど…
# 目が覚めるまでに (232)
目が覚めるまでに、
一つ、深呼吸をする。
また今日も呼吸をしていることを知り、
また一つため息をつく。
ああ、また今日が始まる。
目が覚めるまでに…
…
クーラーは寝る時につけるのは好きじゃないから、扇風機を廻して目を閉じる。
ゆっくり音もなくファンが回転してくるくると部屋の空気をかき混ぜている。
今日も好きな音楽をイヤフォンで聞きながら、一分もかからず眠りに入った。
急がなくちゃ…。
人は眠りにつくと、ここではない別の世界に行くと言われている…それはこの世とあの世の境目であり、空と宇宙の狭間であり、夢の世界でもある。
私は飛ぶ。
あちらの世界に旅立ってしまった大切な人達の伝言を聞くために…時代を越えて、沢山の人達に会わなければならないのだ。
久しぶり!こっちは心配ないよ!と伝えつつ、うん、うん、そっか、そっか、了解!覚えとくね!と別れる。
飛びながら、忘れない、忘れないと強く思わないと記憶がはらはらと、透明になってしまう。
そろそろ、戻らなきゃいけない頃合いになると忘れない伝言の、一番濃くて強い想いのものだけしか毎回覚えていられない事に悔しい思いをする。
仕方がないよ…沢山の人の伝えたい想いは飛んでいるうちにどんどん透明になってしまうんだもの。
こちらの世界の自分の体は、ひとつ覚える度に寝返りをして、またひとつ頼まれる毎に寝返りをして、
うーん…と、なんとなく目を開けると現実に一挙に戻される。
まだ、まどろんでいるうちに覚えている記憶…あ〜こんな夢を見たなぁ…懐かしいなぁ…そうか、そういえば…と、次第に夢の内容を思い出していく。
それが、覚えている唯一の託された伝言なのだと思う。
目が覚めるまでに、どのくらいの伝言を持ち帰れるか…それは、私のその日眠りにつくまでの体調や気持ちの起伏、リラックス要素などで変わってしまうので、なかなか難しい。
毎回、この世とあの世の境目をウロウロしているけれど、時々空と宇宙の狭間を彷徨ってこの世で大切な人が、寂しがっていないか、ゆっくり眠れているかを瞬速で確認してみたいと、密かに思っている。
今夜も、涼しい風を受けながら…
なるべく多くの伝言を聞きに、飛び立たなくちゃ…
時間がないぞ…焦らず、焦らず、
目が覚めるまでに…
*読んで下さり ありがとうございます*
目が覚めるまでに
「も〜〜〜あげはちゃん!!?いつまでねんねしてるの!?」
「春駒。蝶羽は本気で起きないタイプよ。待つしかない」
「えへんへん……そんなあ……ひよこちゃん……」
「泣き方やば……」
「どうしても三人でお出かけしたいい……」
「なんかアクションをしてみなさいよ」
「アクションってなにすればいい?」
「知らないわよ……お母さんのマネとか?」
「なるほど!」
「納得した……」
「あげは〜起きて〜朝だよ〜〜」
「変わってないわよ」
「ちょっとテンション下げてみた」
「……?」
「起きた!?」
「おはよ〜あげはちゃん!ロングスリーパーだね〜」
「…………兄さん」
「兄さん?あ、寝ぼけてるな〜!!わたしは春駒だよ〜……んええ!?」
「会いたかった……」
「蝶羽!?それは春駒!!寝ぼけすぎよ!」
「……グス」
「あ、あげはちゃ、な、泣いてる!?ひ、ひよこちゃん、これ見捨てちゃだめだよね!」
「……そのままにしてあげたほうがいいかも」
「だよね!よーしよしよし、おはよおはよー」
「……目が覚めるまでに何分かかるやら」
深い眠りに付きたい。
日中眠くならない睡眠をしたい。
睡眠不足はそれだけで人生がハードになる。
目を閉じるまでにあの子の声を少しでも聞けたらな
夢でもいいから
気づいたら石造りの迷路の中。
夢だという自覚があって、でも目が覚めるまでに出口を見つけないといけない。
ここも違う。ここも、ここも行き止まり。
焦燥感で呼吸が早くなり、そのうち迷路の足元が崩れて。残念。時間切れ。
こういう夢って、起きぬけ最悪だよね。
夢占いで調べてみちゃったりして。大抵何もないんだけど。
明日は夢見が良い夢でありますように。
家族の目が覚めるまでに、
私はここを脱出しなければならない。
昨日、兄(仮)に言われた。
《明日朝方5時までにこの家を出るんだ。
そうしないと、君はここで、死ぬ。
僕みたいに。命を失うんだ。》と。
だから私は、今から、
ここを出ないといけない。
現在時刻は4時26分。
タイムリミットまで、あと、34分。
現在の私の立ち位置は、
玄関前にあるリビングのキッチン。
玄関まではあと少し。
だけど、外の世界をまともに見た事のない私が、外に出たら、迷子になって、また捕まらないか心配…。
でも、こんなクヨクヨしてたら、
𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲は先へ先へと進まない。
私は一歩を踏み出した。
92テーマ【目が覚めるまでに】
目が覚めるまでに僕は何をするべきだろう。
この透明で透きとおった果のない空間の中、
出来ることはなんだろう。
僕は何をしたいんだろう。
僕が思うことは。
本音は。
目なんて冷めなければいい、そう思ってる。
この世界は。
僕が生きているこの世界は。
97%はとても深くて血みどろで意味がわからなくて難しい。
3%はこの空間と同じ。
何にでもなれるし、いつでも97%へ追い出そうとする。
97%に生きている僕は。
3%に恋い焦がれて依存している僕は。
いつ死んでもいいし、時が来るまで生かされる。
どうせ人生の97%は自分の選択で。
3%は神様が予め僕に与えた人生のデータだ。
くらくらするこの世界で3%に行くためだけに、
朝がもう一度来て瞼が上がってしまったら。
なりたかったわけじゃないけど3%に行くために僕がした、
97%の選択のうちの1つを完結させるため労働者になる。
まだ高校生にさえなりきっていない僕の。
いつまでも少年でいたい僕の。
僕だけの少しの後悔と屈辱と。
僕だけのたくさんの好奇心と少年心を。
楽しそうに笑って話す高校生を横目に噛み砕く。
目が覚めるまでに
ねえ。
私さ、昼寝したいんだよね。
買い出し行ってくれない?
え?嫌?いいじゃん。前は私が行ったじゃん。
……うん。よろ〜
私の目が覚めるまでに買ってきてね。
いや〜、起きたときに誰もいなかったら寂しいでしょ?
うん。そういうことで。
あの日、君が目覚めることは無かった。
でも、俺は待ち続ける。
起きたときに寂しくならないように。
君の目が覚めるまで__
『目が覚めるまでに』 No.110
目が覚めるまでに
あなたがそこに帰ってきて欲しい
目が覚めるまでに
あなたにそこで笑っていて欲しい
目が覚めるまでに
あなたが頭を撫でていて欲しい
どうして
どうして私をおいていっちゃったの?
お母さん
ずっと、諦めてた。
夢だから、仕方ないって思ってた。
でも、そうじゃなかったんだ。
好きだから、ってのは、言い訳でしかなくて。
本当に好きなら、ちゃんと止めるべきだったし伝えるべきだった。
そうしなかったのは、単に弱かったせい。
いつかは止めなきゃって、思ってた。
でも、その時だけでも見てもらえるなら、それだけで幸せだった。
だから、どうしてもその先に進めなかったんだ。
あの時行動しなかったら、こんな結末にはならなかったんだろう。
たまたま、なんて言葉で片付けられそうな行動は、今思えば必然だったんだろう。
その先に進むための、確かな一歩にはなったから。
ずっと、こうしていたかった。
ずっと、このままでいたかった。
でも、それがもう限界だった解ってた。
あの人の”目が覚めるまでに”。
あいつの”目が覚めるまでに”。
終わらない悪夢から、始まりの現実へ。
全てはそこから始まるんだから。
目が覚めるまでに
彼女は、まるで自分が別の世界にいるかのように感じていたが、彼女は、自分が本当にここにいることを確信した。彼女は、この美しい場所にいることに感謝し、自分自身を受け入れることができるようになった。
お題 : 目が覚めるまでに
夢の中で蝶になった。
まさに胡蝶の夢、と思ったが飛び回ることはできない。正しくは「私はイモムシとなり少女に飼われている」。
この姿に悲観することはない。私はこれから大きく、そして美しい羽をもつ蝶になる。その強い予感だけがあった。
少女はこの姿に嫌がりもせず私をかわいがった。やわらかい葉を置き、掃除をよくして、ごくまれに体をやさしく撫でる。
夢の中で、少女が何を言っているかは分からない。それでもその表情は楽しげで私を癒した。
私が大きな蝶になった時、少女はとても素敵な笑顔を見せてくれるだろう。
いつかの彼女の笑顔に想いを馳せ、イモムシはまた眠りにつく。
目が覚める前に、此処から出なくちゃ。
コンクリートで囲まれた廊下を必死に走る。
早く、早く、
もっと前に、
追っ手が来る。
それまでに出ないと
起きれない気がしてならないのだ。
早く、早く、
走れ、もっと、
追い付かれる。
見えた、扉だ。
閉まってしまう前に、行かなくては。
駆けろ、二度と起きれなくなる……。
夢に取り残されないように、
明日も無事に戻ってきてくださいね。
目が覚めるまでに
いったい何匹の子猫を見ただろうか
洋服を着ていたり
鎧を身につけていたり
ちょっと変わった子猫たち
みんな可愛かったけど
私はなぜか遅刻しそうだった
そんな夢を見たのでした
目が覚めるまでに
もう一度、夢を見させておくれ
とめどない夢を
現実にはありえない夢を
目が覚めるまでに
あの、夢色の空を泳ぎたいんだ
もっと、楽しい気持ちでいたいんだ
目が覚めた時に
ちゃんと現実と向き合えるように
目が覚める迄に、どうか…
きみの匂いや体温を僕から消して。
煙草の煙が漂う部屋に二人が笑う写真立て
思い出が燻り余薫がきつい
どうか…どうか…眠っているあいだに。
#目が覚めるまでに
書く習慣/121日目。
「 目が覚めるまでに 」…
夢を見ているた、
うん…
とてもいい夢だったはず…
なのに、どうして…
私「いやだ〜いくんだ〜!」
夢魔「ダメ、いっちゃだめ」
天使「あっちで、
むっちりドラゴン姉ちゃん と
メッチャカ
ロボット男の娘が
イチャイチャあっあっとぉ〜
凄いことしてるらしいよ〜〜。」
ハヨイケ >(*˙꒳˙ * )໒꒱←天使
私( `ᾥ´ )🪢⎛˶> × <˶ ⎞←夢魔
┏(`ᾥ´ ┏)┓ブチ🪢 ⎛˶> Q <˶ ⎞
生存本能「やめろ!罠だ!」
私「罠でもいい!」
( `ᾥ´ )
私「罠でもいいんだ!!」
( ; ᾥ ; )
こうして、、、
🌞<起きなさい…カス!🛏️
私「いやぁぁぁ!」
( ´・∀・` )私
🕰️→5:42
私「ん〜、目が覚めるまでに…
もっと見ていたかったな…」
私「さて、寝るか…」
【睡魔/マサイ a.k.a マサ寝坊♪】
めっちゃアラームが鳴る
私「・・・あ、今日か…」
次回!夏休みシス!
デゥエルスタンバイ
では、また明日…
!( ^ω^)📱←ポケモンスリープ
「何がグッスリねん!気絶やん!」
↑
見事な_________________だった。
走る
暗くて先も見えない
目印も無くて、ただひたすらに
何かに追われるように
どこまで走っても、走っても
どこまで行っても逃げられない
不安で、怖くてどうしようもなくて
座り込んでしまう
たった一度で良いから
少しだけ勇気を振り絞って
決して諦めない
手を握るの、私を引っ張る優しいあなたの手を