『生きる意味』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
作者の自我コーナー番外編
『生きる意味』
あまり考えていません。まだまだ生きるつもりなので、
こう、と決めてしまうのはもったいない気がします。
なんせ、『実存は本質に先立つ』のですから意味を求めるのはいつだっていい。急ぐ必要は無い、私を思う存分楽しんでからでもいい。
あ、『私を楽しむこと』が『生きる意味』でもいいですね。
そうしようかな、とりあえず今は。
自分で決めることだから、何回変えたっていいですからね。
話は変わりますが、現代文の教科書に載っていた『おまえは自分が生きなければならないように生きるがいい』という文が、ずっと心に残っています。そういうことなんでしょうね。
思うままに、望むままに自分を全うしたいものです。
お目汚し失礼しました。
引用元『レオーノフの帽子屋』
生きる意味
どうして私は生きている
どうして君は生きている
ただここで息をしているから
生まれてきてしまったから
消えてしまったら
それで悲しむ誰かがいるから
わたしはいつまで君をまでばいい
わたしそろそろ空に行きたい。
君と離れてから少しづつ心の傷が大きくなって
生きる意味がわからない。
結局君は迎えに来ない
約束一つも守れず
わたしに我慢(´-ω-。` )させて……
愛情のない親と仲良しごっこ?
わたしとの約束守ってよ……。
いきる意味
わたしがいきる意味は、未来を楽しむためにいきる意味がある。
君がいない世界で生きる意味なんて、
そう思っていたけれど。
そんな世界でも生きようと思えたのは、
他ならぬ君が遺した言葉のおかげだった。
生きる意味 無い
求道 それが私にとっての生きる意味
道を探す訳だから
レールの上になんか一秒たりとも居たくない
「なんの本読んでるんですか?」
まだ肌寒い夜、バスを待っていると隣から声を掛けられた。
そちらに目をやると、
5分後には忘れていそうな顔。また声を掛けられても分からないだろうな。
このバス停で待っているということは同じ大学だろうか。
「ハイデガー」
咄嗟にタイトルが思い出せなかった。
「あ〜…有名な哲学者ですよね。『存在と時間』ですか?」
まさにその本だった。
「そうそれ。知ってるんだ。」
「タイトルだけですけど」
はにかむようなその笑みに肩の力が抜ける。
ちょうどバスが近づく音が聞こえてきた。
「あのバス?」
「いえ、僕は次のバスです」
「そう、じゃあまた。」
会釈を交わしながらバスに乗り込む。
席に座り、本を開く。
この本の重さが増した気がした。
(テーマ:生きる意味)
#生きる意味
人に必要とされる為
やりがいを見つける為
自分自身に自信を持つ為
生きる意味
「時々考えるんだけど」
彼が唐突に口を開いた。さっきまで何を考えているか分からない瞳で星空を眺めていたのに、嫌にハッキリとした口調でそういうものだから思わず驚いて隣に顔を向ける。
「僕と君が出会ったことは、間違いだったと思う」
「は?」
思わず低い声が出た。だが、それも仕方がないだろう俺らが世にいう恋人、という関係になってからもう随分時が経つ。それなりに関係を築き、俺たちらしく今まで上手くやってきただろうと言えるのにそれがどうしたものか。突然、出会いを間違いだなんて言われてしまった。
「なんだよ急に。間違いだとか言いやがって」
「だってさ、僕らって絶望的に相性が悪いでしょ」
「…否定は出来ない」
そう、否定は出来ない。俺らは今も昔も喧嘩ばかりだ。会話が盛り上がったりすることは滅多にないし、楽しいねと笑い転げたりもしない。会話をしている時間よりも何も言葉がない時間の方が長く、傍から見れば本当に付き合ってんのか?と言われてしまいそうだ。…というか、本当に言われたこともあるくらいだ。
「僕らは出会うべくして出会った、とかそんなんじゃないし」
「まあ、出会いは最悪だったな」
「でしょ?…ふ、は、思い出したら面白くなってきた」
「あん時はなんだコイツって思った」
「君に胸倉掴まれた」
「お前がムカつくこと言うからだろ」
「はは、まあ、あの時は若かった」
あの時だって、彼の柔らかい心に棘を刺した自覚はあった。今なら分かる。嫌よ嫌よも好きのうち、ってやつだったんだ。嫌悪だと思い込ませていた感情の名前が恋だなんて甘い響きを持つことを知った時には、絶句したものだ。
「…で、何だよ。間違いって」
その言葉に目を見開く。何気なく発した言葉だが、彼にとっては大きな不満らしい。恋人に自分との出会いを酷く言われ、唇を尖らす様は酷く愛らしい。
「だから、神様の手違いみたいなものだよねって」
「なんだそれ、もっと分かりやすく言えよ」
頭の良い彼の言葉は、不服だが俺には少し難しい。彼の小難しい言い様を、理解しようと何度も頭を捻ったが到底理解し難かったので最近では素直に問いただすことに専念している。
「こうなるはずじゃなかった二人が、こんなにも一緒に居るのは凄い奇跡だってこと」
「…あ?」
「何その反応」
「いや、お前俺と出会わなかったら良かったって言ってんじゃねえのかよ」
「別に、そんなこと言ってない」
何だよ。心配して損した。奇跡なんて美しい響きの言葉を間違いなんて言葉で誤魔化しただけだったのだ。相変わらず強がりの照れ隠しだな。
「つまり、お前は俺と出会えて良かったって言いたかったんだろ」
にっと悪い顔をして笑われた。嬉しそうな瞳に何だか恥ずかしくなって目を逸らす。
「…そうだよ。何か悪い?」
「悪くねえ」
満足気な表情だ。空を見つめる瞳がキラキラと輝く。空に映るのは星はそんなに多くないのに、彼の瞳には沢山の星を宿していた。
「いい気分だ」
その姿も笑顔も横顔も美しくて、何より愛しい。ああ、ほんとうにムカつく!
死を思う時、そこには同じように生を思わなくてはいけない。
生を思う時、そこには同じように死を思わなくてはいけない。
両者はさながら溶け合う昼と夜のように、つねに隣合っている。あるいは背中合わせのコインの裏と表のように。
生きる意味があるならば、そこには死にゆく意味もある。終わりなくして、始まりもまたありはしない。しかし、地球の細胞の1つである命に寿命を全うする意味とはあるのだろうか。生とは、その意味を探求する為のものなのか。
いや、そんなものははなからありはしない。生きる意味など、本来そんな高級なモジュールは人に搭載などされていないのだから。なれば、生きる意味などなくとも人は産まれてくることもまた意味がなくてはいけないだろう。意味などなくとも、人は生きていける。そんなものがなくて生きるなど、そんな窮屈な生などありうるものか。
生きる意味か…
私はないと思う。
いや、あるかも。
自分で見出すもの。
それが意味。
だから人によって違う。
私はゆうゆうと適当に生きてる。
何も考えずに、何も思わずに。
感情がないわけでない。
頭が働かない。
だから失敗する。
そして自己嫌悪におちいり、
生きる意味を考える。
でも、生きる意味なんてないって、
考えに辿り着いて。
また適当に生きる。
「生きる意味がないなら死んだ方がいい」
なんて、たまに聞くけど。
私は思わない。
…まぁたまに思うけど。
でも、生きる意味がなくても最初に言った通り。
生きる意味は見出すもの。、
だから、いつか…って希望をもって生きる。
ただ単に死ぬのが怖いだけかもね。
それの繰り返し。
そんなの楽しくないけど。
変わりたいけど。
私がこれまで"生きてた意味"
これから頑張るわ。
私が生きてる意味。
そんなの無い。
強いて言うなら、親が産んでくれた命を絶やさずに繋げていること。
他に意味なんてない。
だから、探すために今を生きる。
もしかしたら私のおかげで人が助かるかもしれない。
もしかしたら私のしたことで世界が変わるかもしれない。
もしかしたら私の存在が誰かを勇気づけるかもしれない。
この、『もしかしたら』で私は生きていける。
それ以外でもそうだ。
空を見上げてごらん。夕日が綺麗。子鳥のさえずりも聞こえる。風がざわめく。
生きてる意味は無い。でも、死ぬ意味もない。
今の世界は心地いい。
だからさ、今をずっと、生きてみようよ。
生きる意味 私も少ししかなくてだから半分半分しよう
「生き物はね、次代に命を繋ぐのがお仕事よ」
「でもね、それを果たす手段は別に、
子供を産むことだけじゃないのよ」
「赤ちゃんを無事に取り上げるのも、母子を補助する
のも、無事に命を繋ぐのに大事だし」
「食肉や野菜を育てて、市場に回して、加工して、
口に入るようにするのも不可欠だわ」
「教育、医療、遊び、芸術、他にも皆。健全に安定に
次代のまたその次の次を繋いで行くのに必要な事」
「父母の代わりに社会を回すのも、当然そう」
「自分の次代を繋げずとも、誰かの次代を繋げる
なら、その全てに意味があるわ」
「皆、自分に出来る事で、自分達の種の次代を繋いで
いくの」
「でもね、自分に出来る事を、その意味を
一つに固定しない方が良いわ」
「それが果たせなくなった時、
それを果たしてしまった時、
其処から先の生に対して、
意味を、価値を、見失ってしまうから」
「無価値を自覚して生きることは、
ただ生きることより、死んでしまうことより、
ずっとずっと難しいこと」
「難しいことを続けるのは、当然難しいもの」
「……そう伝えていくことが、
私の役目だと信じているの」
<生きる意味>
「僕がここに存在する意味は、何なんだ……」
途方に暮れたように。
独り言のように、青年が呟く。
山間に沈みゆく夕陽を一面に望める広いリビング。
ガラス窓越しに差し込む煤けたオレンジ色の日暮れを浴びる青年を、白いソファーに座った老紳士は目を細くして眺める。
どこか繊細そうな青年と、理知的な老人は雰囲気は異なれど、何か似通ったものがあるように感じられる。
「意味、か」
フム、と。
老人は整えられた髪色と同じく、真っ白な短い顎ひげをひとなでした。
「——あやつは、果たしてそんなことを考えたものか」
傍観的な言葉に、青年はカッと振り返った。
「『僕』は、早逝した『あなた』の子息の遺物から生成されているのですよ?
『あなた』が知り得ない思考回路があって当然でしょう……!」
「それはまさに、その通りだが」
老人は傍らに積み上がった数冊の古いノートをパラパラとめくる。
「『これ』をまともに分析したら、そうなるやもしれんが——
どうにも『これ』には、虚像があるように思える……」
人は、『残るもの』に対して多少盛り込むようだからな、と老人はうっすらと自嘲めいて笑った。
「虚像——ですか」
青年も笑む。
老人と、まったく同じ佇まいで。
「……そんなこと、『僕』を作る前から『あなた』はわかっていたはずだ……」
節が目立つ両手が、ぎゅうと握り拳を作る。
「それなのに何故、『あなた』は『僕』を作ったんだ——何のために」
ギュッと両目をつぶる青年の表情は、苦悩とも、とれた。
手記、書きつけ。
パソコンや携帯電話、さほど多くないソーシャルネットワークからなどの情報。
それなりに量はあるが、一人分の情報にしては少なく、偏りもあるであろう、遺物。
それらを元に。
早くに逝った息子の父親は、青年を生み出し、幾度も調整を重ねた。
『ハハハ……、よく似ているなぁ』
病の縁で。
父親は最後に、そう青年に笑いかけた。
似て、非なるものになると——わかっていながら。
どうして父親は、自分を生成したのだろうか。
その理由が知りたくて。
青年は、父親を真似て。
老紳士を、生成した。
似て非なる、どころか。
似通う点があるのかどうかも、自身では判断つかないと——知りながら。
「どうして、あなたは僕を……」
青年は老人を眼に映しながら、記憶の中の『父親』を見ていた。
老人はやれやれ、と肩を竦めた。
「禅問答のようだな。まあ、納得がいくまで考えたまえ。
私はそんな君を……、いや。
何があってもなくても、ただ君を眺めて過ごすことにするよ」
言って、水の入ったワイングラスを青年に掲げる。
「……多分それが、最も『私』が望んでいたことだろうから」
お化粧をしない人生を遂行しています。
自分の結婚式の時、プロに施してもらったのが、全工程を知った唯一の機会。
それ以降、セレモニー用にファンデーションとか買っても、一回使って、二年開けないからダメにしちゃう。
夫も、化粧の必要を一度も言わない。
最近はずっとマスクだしね。
盛らない。
偽らない。
繕わない。
望む未来にたどり着くためには。
【生きる意味】
『生きる意味』
「ちょっと遠いねぇ‥」
5年付き合った彼との結婚報告をすると、母は本音が出たのか、ぽつりとそう呟いた。既に父は他界し私が家を出ると母はこの家に1人きりになる。近隣と言えど他県の為、容易に会えない寂しさがその言葉の中に含まれていた。
それでも母はこちらを向くと「おめでとう。これからも2人仲良くね」と笑顔で言った。それと、今度からここに来るのは大変だろうから無理しない様にとも。
優しい母だから、これからも変わらず私を気に掛けてくれるだろう。と同時に、私は老いる母をこれからは遠く離れた所から想う。願わくば母には長生きして欲しい。その為に私も元気で過ごしていこう。
お題 生きる意味
生きるということは自分の人生を、人の人生を学ぶこと。
自分はどこがいいのか、自分はどこが悪いのか、ひとはどこがいいのか、どこが悪いのか、それを調べるために生きている
それから、もし辛いことがあったとしても、それをいつか忘れていつか「生きてて良かった。」と思うはず。私は、今まで「生きてて良かった。」と思うことが何回も何回もありました。もし辛いことがあったとしても、高い壁を越えられなくても、あきらめなければ、いつかは絶対越えられる。諦めたらそこで、終了してしまう。だから生きる意味は人それぞれ
命あり 夏空高く 退院す
思いがけない 大病を患い 九死に一生を得て 生き返った
書くことで何かを止めよう
生きていることやっぱり素晴らしい
命あり 夏空高く 未来あり
(生きる 意味。)🦜
それを、知るには
ひとつ、ひとつ。の
細胞に 描かれた
《二重螺旋。を読み解く事、
暗号として
記して 有る。》🦜