『理想郷』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
普通が一番?
って聞くけど
お金はいっぱいあった方がいいし 贅沢したい
理想郷…
別の星からみれば
地球こそが理想郷らしいよ。
彼女は理想郷を目指して旅をしていて、私は彼女の用心棒だった。道端のキノコを食べた彼女が中毒死するまでは。「散骨は理想郷で」という彼女の最後の願いを叶えるべく、私は今日も旅を続けている。空は抜けるように青くて、たまに行き当たるかつて都市だった廃墟に人の気配はみじんもない。みんな理想郷とやらに行ってしまったのだろうか。歩き疲れたので手頃な草むらにゴロンと横になる。羊の群れみたいな雲がのんびりと風に流されていく、そんな穏やかな秋の午後。#理想郷
理想郷。なんだろう。
子どもが笑顔で
夢を描ける世界。
あとは、皆もう少し
余裕を持って生きる事ができる環境。
頑張りすぎてるんだよね。
いっぱいいっぱいだと続かないよ。
隙間がある毎日が、余裕を作る。
そうして自身を大切にするとさ、
幸せ度数増えると思う。
理想郷は
探すものではなく
作るもの
作ろうとすれば
手に入るもの
とある人の理想を実現した世界。
理想郷というのは、現実にないものを求めてでき上がるものでは無いだろうか。
しかし僕はないものねだりな人間である。
理想郷にたどり着いた瞬間にまた別の理想郷を創りあげる。
今の世界もその理想郷サイクルに入ってるのかも。
(理想郷)
〈理想郷〉
皆は天国が1番楽しく優しくルールが無く辛くない場所と
逆に地獄は拷問があり辛い場所だとそんな理想郷を誰が言ったんだが、笑
天国は逆に優しいが故に殺しも何でも許されてしまうのでは無いのか?
地獄はちゃんと業務をしルールがある。
と言うより本当に天国地獄なんてあるのかそんなものが無いから幽霊が存在しているのでは無いか?
筆者(何を書いてるか意味がわからなくなっちゃった)
#10
理想郷は完璧とは言えない。
何故って、無いものが多すぎるからね。
「お?」
実家の花壇に花を植えるべく穴を掘っていたところ、なにか硬い物をカツンと掘り当てた。
下水管か?
こんな浅いところにあるわけないと思いながらも、丁寧に周りの土を取り除く
そして出てきたのは、小さい頃埋めたタイムカプセルだった。
「懐かしいな……」
小学生の時だったか、当時の宝物をこのタイムカプセルに入れて埋めた
何を入れたかまでは覚えてない。
それにしても懐かしい。
「開けてみよ」
私はタイプカプセルのふたを開ける。
当時のお宝、いったいなんだろう。
昔のおもちゃだといいなあ。
……だってプレミアがついて高く売れるんだよ!
思い出?
そんな腹の膨れない物よりは金だ!
金があれば、欲しいものが買える。
世の中金だよ!
そして私は勢いよくカプセルの蓋を開け、そして出鼻を挫かれた。
タイプカプセルに入っていた物は、ちゃちな玩具の金庫だったからだ。
なんで金庫があるのか……
私は古い記憶を掘り返す。
そうだ。
宝物を入れる時悪い奴が見つけたら大変と、宝物を金庫に入れたのだった。
なので玩具といっても、番号を入れないと開かない本格志向。
プラスチックで出来ているとはいえ、黒く塗ってあってなかなかの貫禄である。
けれど、その点はさして問題ではない。
問題は、そう!
番号が分からない!
一応、金庫を壊す選択肢もあるけどそれは取りたくない
中のものに傷がついたら、価値が無くなってしまうかもしれないからだ。
破壊は最後の手段である。
なにはともあれ、正攻法を試してみよう。
話はそれからだ。
私の誕生日――違う。
電話番号下4桁――開かない。
上4桁か?――だめ。
違う、違う、違う。
思いつく限り4桁の番号を入力してみるが、開く気配はない。
うーむ。
やりたくはなかったが、こうなったら……
番号総当たり!
時間はかかるけど、これが確実。
くそめんどくさいけど仕方ない。
あとは飽きるまでに当たればいいだけだ。
じゃあ、最初の番号0000。
カチッ。
「あっ開いた」
初期設定のままだったか……
せっかくやる気出したのに急に梯子を外されたようで、なんだか恥ずかしい気持ちだ
ま、いいさ。
これを開けたという事は、お宝が手に入るという事。
では御開帳!
小さい頃のお宝はとはいったい……
「へっ?」
私は思わず変な声を出す。
誰かが見ていれば、さぞ笑える顔だったに違いない。
私は金庫の中から宝物と取り出す
金庫から出てきたの――それは丸くてフワフワのタンポポの綿毛だった。
金庫にしまってあったから湿度がいい具合だったのか、それともただの奇跡なのか?
まるで、さっきまで地面に生えていたような瑞々しさ。
私は目の前のタンポポに目が釘付けになる
これが宝物?
たしかにタンポポの綿毛は、この歳になってもそそるものはある。
けれど、小さいとはいえこれを宝物と呼ぶには無理がないか……
どちらにせよ、金になるものではない。
がっかりだ。
そうして私が落ち込んでいると、急に強い風が吹いた。
するとどうだろう。
待ってましたと言わんばかりに、タンポポの綿毛が風に乗って飛んでいく。
私の視界を白く埋め尽くす綿毛たち。
その光景を見て、私は思い出す。
そうだった。
小さい頃、私はタンポポの綿毛がを吹くのが好きだった。
まるで意思を持っているかのように、新天地へと向かう姿はとても幻想的だ。
命を繋ぐ尊い光景。
それこそが私の宝物
「綺麗だな」
私はすぐに見えなくなった綿毛を思いを馳せながら、あの頃を懐かしく思い出すのであった
「我こそは…」
そう名乗りをあげようとする敵将の背後に回り込み、一刀のもとに首を落とす。物言わぬ骸となった彼はその場に崩れ落ちていく。これまでに何千何万と繰り返してきた所作に同じ数だけ目の前で起こった光景だ。何の感慨もなく刃についた血を僅かでも落とせるように振って再び構える。
傍から見れば私の存在は死神というやつなのだろう。そのことについてはあながち間違ってもいないし否定するつもりもない。
ただ私にも私なりの信念があり、それに基づいて行動しているだけだ。
私の夢は誰もが自由に暮らすことができる理想郷をこの世界に作ること。そしてそれを叶えてくださるのが私が主と慕うあの方だ。
この夢を叶えるためには障害があまりにも多すぎる。その代わり同士たちは頼もしい者たちばかりだ。だからこそ私も他の人達に負けじと今日も戦場を渡り歩きその刃を振り下ろす。いつか私たちの理想郷ができるその日まで歩みを止めることは決してない。
誰もが憧れる理想郷。それは人によって違ってくるだろう。めいっぱいお菓子を食べたい?好きなだけ眠っていたい?分かるよ。そんな天国のような世界があれば喜んで行きますとも。私の理想郷、それはやっぱり「全ての問題が解決した世界」ではなかろうか、Twitterで一時期回ってきたあの画像、あれこそが究極の理想郷なのではないかと考える。……しかしこれは現実には到底ならなそうだ。あちこちで起きている戦争が終わってくれれば、万々歳かな。
An utopia for someone is a dystopia for someone else.
つまり政治っちゅうことすね
みんな選挙行った?
#理想郷
理想郷を創りましょうか。
貴女のために。
愛していますから、
そこで二人だけの楽園を築き上げましょうよ。
お願いだから、拒絶しないでおくれよ。
なんで分かってくれないんだハニー。
貴女のためになんでもするのにさ、
自由?
あげないよ?
待っていてよ、そこで。
迎えに行くから。
あ、期待してね。
終:謎エンド恋の行方は如何なる方へ
何もない
怖くてできないな
ひとりが嫌い
明日が嫌
ずっと、拗れたまま過ぎればいいのに
分かり合えないぼくら、
どこで息をするんだろう
愛したいも
恋い慕いも
ぜんぶ、硝子のハートが閉じ込める
今日は年に一度のハロウィン。この日くらい、仮装している人々に紛れて君に逢いたい、触れたい。彼が住んでいる号室の前に、ずっといる。だって、未練タラタラで捨てきれないんだもん。ベランダから街を見下ろす。たくさんの灯りがギラついていて、あまり好きじゃない。
(……あ、帰ってきた)
向こうから伸びをしながら歩いてくるのは、僕の好きな人。愛して愛してやまない人。前まで幸せに暮らしていたのに。血が出そうなほど下唇を強く噛む。徐々に近づく距離。僕は耐えきれなくなったように、そこから歩き出し、手を伸ばしてしまった。
「おかえり、待ってた――」
よ、と言い切る前に彼は完全に無視して、僕のことを素通りしてしまう。泣きたくなったけれど、何とか我慢して一緒に歩き出す。彼だって、楽しそうな笑顔が好きって僕に言ってくれた。鍵を開け、ドアが開いた瞬間を見計らって、即座に中へ入る。
「ねぇねぇ、今日はハロウィンなんだってね。すごく街が賑やかそうでさ。でも僕は君がいればどんな日だって……」
「んん……なんかやけに今日は寒いな。あれ、俺ちゃんと部屋の窓閉めたよな」
やっぱり、聞こえてない。うん、そうだよね。仕方ないよね、知ってるよ。会話することが出来ない、手を繋ぐことも出来ない、抱き締めてもらうことなんて尚更。彼と逢えて嬉しいはずなのに。勝手に涙がこぼれ落ちて、地面を濡らす。そんな中で彼は電気をつけてリビングへ入り、ソファにスーツとバッグを放り投げるように置き、とある場所で足を止めた。それは――僕たちが一緒に撮った写真の数々が置いている所。遊園地、動物園、水族館。お互いの誕生日をお祝いした時。一つ一つが小さな額縁に入っていたり、アルバムに閉じていたりした。僕がそっと彼の前に回り込んだ時。君は一枚の写真を手に取り、いつもみたいに軽く笑って言った。
「ハッピーハロウィン!お菓子をくれなきゃイタズラするぞー!……って、何言ってんだろうな、俺。もうお前いないのにさ」
写真を持っている手がふるふると震え出す。眉間に皺を寄せて、目には大粒の涙が浮かんでいる。いつもなら僕の前でこんな顔しないのに。でも、君も僕と一緒の気持ちなんだよね。
「もっと色んな場所行って、姿も見たかったのに……あわよくば今日の仮装だって……。早く、またお前に逢いたいよ……戻ってこいよ……」
「僕はここにいるよ。ずっと、ずっと君のことが大好きなんだから。身体が弱いからって、ネガティブだらけな僕と一緒に笑ってくれたの、大切な思い出なんだから……!」
思わず僕は彼のことを後ろから抱き締めた。今ここにいる君の身体と、きっと今しかいられない透けている僕の身体。温度なんて分かんない。彼が感じているのかも。こんなにも近いのに遠く感じる。でも絶対に胸に秘めている気持ちは一緒。それだけでも心が満たされていくのを感じる。
今日の仮装は『お化け』ってことで許してよ。まぁでも、来年も再来年も一緒かなぁ。でもまた逢いに行くから。絶対にね。
〜別題〜
淀んだ空気が舞う中層を歩む
最下層に比べれば安全だと謳われる場も死屍累々
弱肉強食を視界に写したような光景が広がっている
中途半端にヒビ割れた手入れの行き届いていない建物
昔は浮浪者と呼ばれ忌み嫌われてた存在がそこらじゅうを闊歩し
今日の食事を得る為に群れを成してギラギラと目を光らせていた
まるでハイエナの群れのよう
『高層では皆様の安全を第一に考え…』
そこに響くのは荒れた映像に映し出された高層の魅力を語るコマーシャルの音声
視界に広がる光景とは別次元と思わせる綺麗な最高層のビル
そして一般的な服を着れた人間達
『美しい緑に美味な食事…』
今では雑草すら珍しいこの世で花々を愛でる主婦が映され
ひもじい思いをする人間を差し置いてジャンクなフードが映され
貼り付けてような笑顔を浮かべる子供達が映される
『目指すのはこの世の全てを50年前と同じように…』
そう、50年
たった50年の歳月が世界を退廃的なものに変えたのだ
その原因が元の世界を手に入れると豪語している
「おい、お前高層出身か?」
小汚い浮浪者が垂れ下がるテレビ画面を眺める男に声をかけた
此処を牛耳る群れの下っ端か…背の高い男はチラリと一目向けてから再度テレビに目を向ける
「中層ではちったぁ名の知れたグループなのになぁ…兄ちゃんも聞いた事あるだろ?“ランプティール”ってやつだ」
捕食者を意味するドイツ語…
そのままにも程があるなと感じるグループ名だが男も人の事は言えないだろう
「奇遇だな、俺らもグループに属してる」
その言葉を合図に1人の少女…いや、美麗な子供が浮浪者の前にふわりと降り立った
華奢な体躯を柔軟にしならせ、細い御御足を顎に喰らわせる
映像に映る草原のイメージ画を思わせる青緑の髪を靡かせながら長身の男の前に立ち塞がった
「“ユズリスティシー”出身だ、ちったぁ聞いた事あるだろ?」
正義を意味するその名前を口に出した瞬間周りに群れるハイエナが散っていく
こんな世界にしたのも
こんな余裕のない人々を産んでるのも
「大丈夫ですか?マディスさん」
生命と呼ぶに相応しくない機械が目の前に在るのも
『我々“ボークスドリーム”は皆様の理想郷を実現さs…』
全て全てテレビで理想を謳うコイツらのせい
「マディスさん、情報源の破壊は控えてください」
マディスと呼ばれた黒髪高身長の男はガスマスクの下の目をギラつかせながら銀色のアメーバのようなものを操りテレビを破壊していた
ボークスドリーム程では無いが…ユズリスティシーにも超越した科学力があり、この銀色のアメーバのよつな武器もその一つだ
武器の名前は“マイラ”
今は亡き妹の名を付けたもの
「なにが“理想郷”だ、ふざけやがって…」
ただでさえ鋭い目付きがこれでもかと殺気立つ
毒霧が蔓延する中層で、マディスは顔すら思い出せない娼婦から産まれた
妹とは半分しか血が繋がらなかったがそれでも支え会えていた
唯一の肉親とも呼べる存在が消えてからは薬で感情を誤魔化す時もあった
だからこそドラッグが蔓延する中層では冷静で居られない
早く拠点に戻って…いや…
妹を殺したボークスドリームを根元から破壊して全てを終わらせたい
「…怒りを覚えるのは理解出来ます。ですが、独占的な破壊行為は仲間に悪影響を及ぼしますとボクは思考します。」
「機械のお前には分からねぇだろうな、大切な奴を殺された人間の恨みは」
「はい、ボクには分かりません。お悔やみ申し上げます。」
淡々と事実を発する“フェル”に舌打ちだけを返す
一見少女のように見える低い身長に整った顔立ち、華奢な体躯にはきちんと男性ベースのモノが存在している
薄いワンピース1枚を着て危険区域から歩いてきたと無表情で伝えられた際に隅々まで調べた結果が造り手の趣味に頭を悩ませる高性能ロボットとは思いもしなかった
技術だけ真似ようとて簡単にいかない程の科学技術の塊が人間と同じ言語を喋りコミュニケーションをとっている
「フェル、お前は“理想郷”ってのを信じるか?」
「“理想郷”というのは思想の奥底に眠る希望に明確な形を与えたものです。つまり、思想が乏しいボクは『信じていない』としか答えられません。」
「…お前には飯も寝床も要らねぇもんな」
「ボクには必要ありません。」
「こういう場所ではお前みたいなやつの方が使える」
「…ソレは“褒め言葉”でしょうか?」
皮肉すら通じないフェルはコテンと首を傾げた
ひもじい思いも厳しい寒さも感じない、安心して眠る場所を探す必要もない理想の身体が心底羨ましく感じる
「さぁな」
短い一言で会話を殺してから“理想郷”とは反対方面に向かう
ユズリスティシーの拠点は下層の至る所に点在している
中層と高層を隔てる壁から離れなければまともにクーデター1つ起こせやしない
それが今の現状だ
理想郷とは程遠い
〜あとがき〜
眠い中書いたから書き直すかとしれません
フェルくんとマディスさんはこう見えて結構仲良いです
マディスさんの皮肉とか口の悪さとか通じないから
理想郷に行きたいとは思うけれど
そこで過ごしたいとは思わない
理想が全て揃ってる世界
全てが順調に進む世界
ずっといい事が続くなんてつまらない
人生は山あり谷あり
いい事ばかりが起こる世の中じゃないから
自分でチャンスを掴んだり
挫けそうになった所を友達に助けて貰ったり
ずっと同じ良い状態が続く理想郷より
今いる世界の方を楽しみたい
戦争も無い
憎しみあいも無い
貧困も差別も無い
犯罪も無い
悲しみも無い
病気も無い
理想郷
理想郷?いや地球だろw
って言える日が来ますように
#理想郷
食べても食べても太らなくて
理不尽なことな〜んにもなくて
欲しいものがないくらい充実してて
大好きな人しかいない
悩みがすぐに悩みじゃなくなる
そんな場所 かなぁ...