『理想郷』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『理想郷』
手を繋いで理想郷に行こう。僕と、あなた。
花が咲き川は流れ、土も柔らかい。そこで昼寝や食事をして、ずっとはしゃぎ回ろう。ふかふかの芝生に、大木の根の枕。そこから落ちてくる大きな果実をかじって笑い合う。それから、目を閉じると遠くから、森のざわめきが聞こえてきて……
え?大昔に森で迷子になったことがトラウマで、
森が怖い?
……あなたの理想郷も聞きたいなあ。うんうん、そこは小さな小屋が沢山立ち並ぶ草原、いいね。走り回る子供たち。犬や猫、キツネやうさぎもみんなで楽しく遊ぶ。最高だね。冬は小屋の暖炉に集まって、夏は海に。
海、え、あ。海ですか。海かぁ〜〜〜〜そっか、うんうんうん、いいよね海、うんうん。泳げない訳じゃないよ、別にうん、平気平気〜
やっぱ、手は繋がなくてもいいかな、あは……
※理想郷
それは流石に嘘だよ。無理だよ。
だって個性ある人間が沢山いるんだもの。
みんな理想郷なんて違うじゃん。
というのが持論です。
そういえばVOCALOID初音ミクで
「こちら、幸福安心委員会です。」という曲があるの。
最後にドーンと理想郷(ディストピア)って。
漫画だったか小説だったかも読んだけれど
やはり理想郷というのは
心の中で完了しといたほうがイイよね。
自分を成長させるでなく
他人を自分に合わさせるというのが基本概念だし。
「理想郷」
私はあなたと付き合いたい、触れたい、仲良くしたい
そんな願いを持っている。
それが叶ったら、現実なんか必要ない
でも、そんなこと、きっと、起こらない
あなたは、モテるし、サッカー部だし、彼女もいるし
でも、それでも、私はあなたと付き合いたい
無理なことは分かっていても、考えてしまう、理想郷
理想郷
シャングリラ、パラダイス、桃源郷に竜宮城。
楽園と天国も追加しておくか。
共通するのは「どこにもない」。
あったら全人類が押しかけて、やっぱり理想郷とは言えなくなるんだろうよ。
そんで自分たちこそが正当な権利者だと声高に叫び、他者を迫害するんだ。
争い絶えぬ地の何が理想郷。
醜いことこの上ない。
しかしそれを醜い無様だ惨憺たる有り様だと言えるのは、
他人事で自分がそれなり恵まれていることに気がつかない人間だけだ。自分たちの生活だって誰かの血と汗に塗れた屍の上に成り立っている。
だから俺たちはまだまだ上をめざそう。
本当の理想郷を作るために、本当に誰もが幸せを得るために、
血と汗に塗れながら道を作るのだ。
真面目ぶった音楽に嫌気が差してんだ
入り浸った理想郷に弾き語ったあの日
akasaki 弾きこもり
人によって理想郷の形はあると思いますが...私は何も不安に思うことも無く、好きな人とただのんびり暮らすことが理想郷ですかね
人類は宇宙へ理想郷を求めた。
「人類の存在、文化、語源、食」を記した金属板を載せた衛星を幾つも宇宙へ飛ばし、他の星に存在するかもしれない生命に届けと賭けた。
だがそれが間違いだった。
他の星の生命体は、人類の住む星に理想郷を求め迫ってきた。
ある生命体は月に拠点を構え、また、ある生命体は海の底に拠点を構えた。人類が知らない間に、既に侵略されていたのだ。
だが、他の星の生命体は間違っていた。
人類の住む星に理想郷は存在しなかった。
誰かにとっての理想郷は、他大多数には理想では無いのだ。
そして、また人類も理想郷を求めたとて、理想には辿り着かないのだった。
(理想郷)
他の星からの侵略生命体が、かぐや姫の月の民と浦島太郎の竜宮城の民だったという話
理想郷
10月の新潟駅。
夜行バスで、到着した早朝は寒かった。
朝早くから経営している地元の岩盤浴に行き、シャワーを浴びた。
彼の実家に挨拶に行くまでに、
あなたが見せてくれたあなたの地元について知れるのがとても嬉しかった。
あなたの高校と、あなたが通った登校路、平日の昼間で誰も居ない河川敷。
川がとても広く、穏やかで、晴れた陽射しが心地よく、いつまでもそこに居たいと思った。
縁結びで有名な神社へ行き、ベタな、ハート型の絵馬に願い事を書いた。
そこから数ヶ月してあなたと別れることになったけど、
あの日わたしが過ごした一日は、夢のような場所だった。
日本には47都道府県、色んな場所があるけれど
あの時のあなたと私で行った、あなたの地元に私はいまだに恋焦がれている。思い出の中で、二度と出会えぬ理想郷。
24.10.31 エッセイ-理想郷
「好きな物を好きなだけ食べて」
「好きな時に好きなだけ寝て遊んで」
「好きな人と好きなだけ一緒に居られる」
「そんな夢みたいな世界が有ったとして」
「それでも『好き』が一致しない時」
「あるいは『嫌い』が一致しない時」
「そこは容易く天国から」
「無限の地獄に変化する」
「例えばお菓子しか無い世界の甘味嫌いみたいに」
「例えば性交が自由な世界での性嫌悪みたいに」
「例えば皆で騒ぐ世界で一人でありたい人みたいに」
「例えば誰も死なない世界の殺人愛好家みたいに」
「例えば個性重視の世界でお揃いしたい人みたいに」
「例えばこのどうにもならない世界での君みたいに」
「すべては善悪じゃなく」
「ただ好悪だけで決まっていく」
「だから」
「万人にとっての必ずの幸福は叶わない」
「『幸福』の形は誰もが一致はしないから」
‹理想郷›
何処までも続く
氷の上を
裸足で歩く様に
私は
あの人の心の中で
さまよってる
あの人の心が
見えない
何時になったら
私に見せてくれるの
何時になったら
私に触れてくれるの
何処までも続く
あの人の心の闇
私は
暗い氷の道を
さまようだけ
#8 「理想郷」
理想郷、、難しいテーマだなと思った。
出来れば毎日投稿したいし、ノンフィクションを書きたいので頭をフル回転させて考える。
私にとっての理想郷。昨日書いた大好きな先輩とずっと一緒にいられる世界、かな。こんなの、だいぶ気持ち悪いか笑
でも、本当にずっと先輩といられたら幸せだろうな。
今日はバイトに先輩が来ない日だから憂鬱だなと思っていたら、後ろから突然「わぁ!」と現れた。とってもとっても嬉しかった。「なんでいるんですか?!」と聞いたら「ハロウィンだからお菓子配りに来た〜」と言っていた。可愛すぎる。
憂鬱だった気分が一気にハッピーになった。ほかのスタッフが持ってきた猫耳のカチューシャを先輩が着けていた。写真を撮った。初めて自分のスマホで先輩の写真を撮れた。バイトがない日や寂しくなった時は今日撮った写真を見返すことだろう。そしてきっとまた無意識に口角が上がってしまうのだろう。
私の理想郷は何処だろう
探しても探しても見つからない
こっちだと思っても、こっちじゃない
あっちだと思っても、あっちじゃない
そして、今日も見つからなかったと文句を言って
いつもの場所に戻る
あれ?
もしかすると
この場所が私の--
常にヒトは次代のためのモルモット
いつか築けるのかユートピア
#理想郷
理想郷
世界の殆どの人は
いや
すべての人はその場所を持っているはずだ
戦争も悲しみも涙もない
時間も重力も相対性理論もそこでは意味を成さない
そこではすべてが叶う
そこでは害を及ぼすものがなにもない
どこにもない善き場所
もう会えない死んだ友がいて
もう会ってくれないかつての友がそこで笑っていて
わたしはこの使い物にならない脚を何でもないかのように翔けさせて彼らの方へ走っていく
この手に抱きしめた温もり
頬に触れる息
耳を劈くような電子音にわたしは目を開ける
頭の中から薄れ始めた今朝のユートピアを完全に消し去る
「あの中で生き残れたんだから、本当に感謝しなくっちゃね」
ああそうだそのとおり、
このすべてがあるディストピアを生きられることを今日も感謝しようじゃないか。
「理想郷」
今まで何回、自分の理想を描いてきたことか…
移動が一瞬でできるどこでもドアが当たり前に存在すればいいのに。好きなことを好きな時にできるようになればいいのに。学校がこうだったら…社会人がこうだったら…言い出したらキリがないぐらい、たくさんの理想を考えてきた。
いつか叶えられたらいいのにと思いつつ、現実と理想が違いすぎるあまりいつまで経っても無理なんだろうなと半ば諦めている。
『理想郷』
理想郷にたどり着いたら、私は今以上に怠惰な人間になるだろう。
少し足りないくらいが、ちょうどよく思える。
それらを追いかけながら、生きることも楽しい。
最期に「楽しかった」と思えたのなら、私の人生そのものが理想郷だった証になる。
理想郷春には桜が咲き、
夏には神社の祭りと夜空に咲く大輪の花。
秋には稲穂が風に揺れ、冬は雪の中で除夜の鐘が響く。
菜の花も隣の小川、涼しげな波の音も虫の声も、
雪が音を消した道にざくざくとなる足音も
今は幻、あの景色
理想郷
そんなこと、毎日のように思ってるよ。
人の目が怖い
今相手はどんな顔をしている?どんなことを思っているの?
私今、笑えてるかな?
今、絶対ひどいことをいってしまった
どうしよう、今笑われてる
冷たい視線で見ないでよ
私を勝手に消さないでよ
私に期待しないで
攻めてこないで
私にさりげなく愚痴を言わないで
傷ついてるよ
私の個性を否定しないでよ
あぁ、もう疲れた
こんなこと一生思わない世界がほしい。
人の目なんて全て消せて、一人だけだったらどんなに落ち着けるだろう。
でも、結局人が恋しくなるなんて言えない。
だから私は、今日も我儘な理想世界を作ってる。
私はみんな大っ嫌い。ママもパパも友達も先生も。みんなみんな大っ嫌い。気づけば私はナイフを持っていた。 あのね、大っ嫌いなものはみんなわたしのお人形になっちゃえばいいの。そしたら私は幸せでいられるもん。ずっと、ずーっと永遠にね。
少女は血まみれの顔で笑った。年相応のあどけなさをもって。
これでよかったんだ。だってこれこそが私の理想郷だから。
少女の目から涙が一粒、零れ落ちた。
zene
今日も調子が良くって嬉しい
2024/10/31㈭日記
人にあげるもの(柿)だからと
やっぱり皮の汚れが病気だったら……と気になって、朝から調べた心配症。
結果、病気だった。
でも人には無害で、ちゃんと洗ったら食べられるんだって。
お隣さんに教えた方が良いかなあ。
とりあえず、柿を洗う事にして
渡すのは、明日にした。
あげる人に、病気の話しをしても
「大丈夫」と言ってくれそうだから
話すけど、こういう話しは難しいなあと思う。
知らぬが仏って言葉もあるじゃない?
「どうして教えるのよ、知らないままが良かった」って言う人もいるもんね。
人によるから、見極めが難しいなあ。
お隣さんは「あげて悪かったね」って言いそう。
でね、その汚れの素が何なのかと
真実を知ったら、また更に「知らないままが良かった!」ってなる人もいると思う。
そこまで話すつもりはないけど。
とにかく柿と手をちゃんと洗って
僕も食べるつもり。
夕方、通り掛かった美容室で
椅子に座った2人のお客さんの間に
マントを付けたジャック・オー・ランタンが立っていた。
びっくりして二度見した。
美容師さんの仮装だった。
今日がハロウィンだと忘れていたら怖かったヤツだ、これ……と思って
通り過ぎた。
今日のハロウィン楽しみましたか?
おやすみね。