『理想郷』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
理想郷
嘘でも良いから笑ってほしい。それを優しさとするくらい飢えてる。自分を愛するのは悪いことじゃないし、貴方は私でもあるからそのままで居て欲しい。でも、初めて理解して貰えた気がしたとき、私じゃない貴方がいて、虚ろな目が印象的だった。
理想郷
動物らしく、ただ生きたい。
人間はややこし過ぎる。
発展のため進化のため
複雑化した社会と環境は
人間を幸せに導いたのか。
もっとシンプルに生きたい。
《理想郷》
夢と共に歩き続け
夢と共にずぶ濡れになった
輝きは時間と共に風化していき
今の私は現実のなかで生きています
あの時思い描いた「理想郷」に
今度は辿り着くことはできるだろうか?
憧れは私の心を幾度となく揺さぶります
私の理想郷。
とりあえず、君は絶対に必要。
君がいない世界なんて捨ててやる。
あと、あの子もいればもっといい。
あの子も、私の大切な友達のはずだから。
あとはなんだろう。
美味しい食べ物。素敵な本。綺麗な景色。
そんな考えが頭に浮かんでは消えていく。
そうだ、なければいいものも考えようか。
辛いこと。
怒られること。責められること。見捨てられること。
そんなことがない世界。
ここで、私の中の理想郷はかき消された。
わかってるよ。そんな理想郷なんて絵空事なんでしょ。
クレヨンで塗り潰すように、私の心も塗り潰した。
ここでなら
どんなことでも叶う。
でも何が理想か
分からない。
自分の理想とは何か。
思い描く社会とは。
そんなものが見えていないから
ここはくすんで見えてしまう。
理想がないなら仕方ない。
大した強い望みもなく
のうのうと生きてるあなたへ。
薄汚れた現代社会へようこそ。
–理想郷–
ご飯を食べなくてもいい世界がほしい。勝手に清潔に保たれる身体であってほしい。気の済むまで眠って、誰にも起こされない朝が始まってほしい。私のユートピアを、あなたはディストピアと呼ぶだろう。
頭の中にいるもう一人の私はいつも幸せそうなんだ。
周りの人に大切にされて、どんなことも肯定され、欲しいものもやりたいことも全てを手に入れてやり遂げてしまう。ヒロインそのものだ。
「かわいそうに」
ヒロインが悲しげな表情で私の顔を覗き込む。同じ姿かたちをしているのに、なぜだかキラキラと輝いてみえた。
わらわらと集まってきた人たちはみんなヒロインに声をかけ同情し励ます。まるで私の存在などなかったかのようにヒロインにだけ群がった。
そのうちの一人が私の腕を引っ張ってヒロインから遠ざけた。困ったような苛立っているような表情で無言のまま遠くへ遠くへ、ヒロインが見えなくなってもずっと引っ張って離さない。
「…あそこは、あなたの場所じゃないでしょ」
無感情な目で、声で、態度で、私の心を抉った。色々と言いたいことはあったけれど何一つ言葉にならなかった。
私はヒロインのようになりたかったんだ。でもそれと同じくらいヒロインみたいな人間とそれに群がる人間が大嫌いなんだ。
ドンッと背を押されてたたらを踏む。前のめりになって覗き込んだのは澄んだ湖だった。水底はみえるのにその深さはまるでわからない。きれいなのにゾッとする。
「あなたはこんなふうになったらだめだよ」
――――理想は理想でしかないのだから、
【題:理想郷】
大きな理想は無いなぁ…
目の前の今を大切にできればいいかなぁ
寄り添い合う事が続き笑っていればいいよ
それがいい!!それが大切!!
大それた事は望まないよ!!
君とふたりそれがいいよ!!
テーマ「理想郷」
…理想郷ってなんだ?
テーマをみて初めに思ったことはこれだった。文字を見ても想像できそうでできない。
ということで調べてみると、『想像上の、理想的で完全な社会。ユートピア。』とのこと。余計分からない。
「理想的で完全な社会」が全く分からないから想像上の世界だと解釈することにしよう。
私は本が好きでよく読む。あとゲームはRPGが好きだ。どちらもストーリーがある。本は違うものもあるが。
ストーリーを進めていくとだんだんその世界に飲み込まれていく感じがする。本当に作者がつくった想像上の世界に入ったかのように。
これをするのは特にハマったゲームだけなのだが、その世界に元から自分がいるとしたらといった想像をよくする。ちなみに想像上の自分は絶対主人公とは関わらない。その世界で生活している想像をする。
「想像上の世界」が「理想郷」だとしたらこれがそうだと言えるのだろうか。
今回でこの言葉について興味が出てきたからもっとしっかり調べてみようと思う。
わたしはいつも優しいママとパパの3人ぐらし
いつもママは褒めてくれるしぎゅっ!ってしてくれる。
パパはお仕事忙しいけどそれでも帰ってきたら
一緒に遊んでくれる。
ずっーとこの幸せは続くといいなあ
うふ、うふふっえへへ…
Э「うわ、すごいですね…これな、彼女が求めていた幸せ…なんだか気持ち悪いですが、楽しそうですね。」
Д「そうだな…まぁ、そのまま逝ってもらうか。」
Э「そうですね。では、さようなら。犯罪者。ずっと自分の『理想郷』にでも居てください。」
理想郷。想像上の理想的な世界、ということらしい。
理想…痛みも苦しみも辛さもなく、ただただ穏やかで安らぎのある世界。戦争も病気もなく、それこそ「人類みな兄弟」が普通になっている世界。
そんなの、あるわけないか。プラスもあればマイナスもある、そんな世界で私達は生きている。
ついさっきも、立てこもり事件のニュースを見たばかりだ。当人にも動機はあるのだろうが、せめて事件なんか起こさない、そんな世界を願っている。
「理想郷」
少しボロけた、一冊のノート。
開いてみれば、そこには沢山の絵が、文章が溢れていた。
自分の思いを書き出し、具現化したノート。
さぁ、今日も夢の続きを描こうか。
---二作目---
理想郷なんて、ないと思っていた。
これから先も、ずっと比較されて、ずっと独りぼっちの
苦しい未来しか想像できなかった。
でも
「久しぶりにケーキを焼いてみたんだが、一緒に食べるか?」
あの時、俺をあの場所から引きあげてくれた。
俺を個人としてみてくれた、そんなあいつがいたから。
「...お前が焼いたケーキを食べない選択肢なんてねぇよ...!!という事で、俺飲み物用意するな♪」
「...そう言って貰えるのは嬉しいものだな。...あぁ、よろしく頼む」
今は、そんな日常が続く、幸せな未来を描きたいと思えるんだ。
#理想郷
106作目
お題「行かないで」「奇跡をもう一度だけ」
ハロウィンの奇跡というものがある。
死んだ者が、たった一夜だけ蘇る奇跡。
だからハロウィンの夜、大切な人を失った多くの人々は、とある墓場へと向かう。
その墓場は一見すると広々とした公園のように見えるけれど、中に入れば西洋墓地に似た光景が広がっている。
名前の刻まれていない墓標が並ぶその場所に、今年も多くの人が訪れる。
「また来ちゃったの?」
今、男性に肩を叩かれて振り返った彼女も、ある年から毎年のハロウィンにこの場所を訪れている一人だ。
最初の年こそ戸惑いながら中に入り、突然背後から肩を叩かれたことに驚いたが、今ではもう慣れてしまった。
一年に一回でも、毎年のこととなればそれなりに回数も重なる。
だから今年も、ずっと変わらない男性の姿を目にして、彼女は微笑んだ。
「一年に一回だけだよ」
「そりゃそうだよ。ハロウィンの奇跡なんだから」
対する男性は少しだけ困ったように笑いながらそう言って、墓地の外を指差した。
「今年はさ、ちょっと散歩でもしようよ」
「うん、いいよ」
二人は並んで歩き始める。
歩きながら、色々な話をした。昨日のこと、今日のこと。こういうことがあった。こう思った。良いこと、悪いこと。嬉しいこと、悲しいこと。変わったこと、変わらないこと。本当に、色々。
「最近はどう?楽しいこととかあった?」
「楽しいことかぁ……友達と旅行には行ったよ」
「いいね。どこ行ったの?」
「京都。紅茶のマルシェがあったから」
「紅茶好きなの、変わらないんだね」
「うん。そっちは?」
「変わりようがないよ、僕は」
何でもないことのように、男性は笑う。
もう生きてはいない彼の嗜好は、どうあっても変わるわけがない。
分かっている筈なのに、こうして隣を歩いているとつい、昔に戻った気になってしまう。
「……そうだよね」
けれど、そんなことはないのだと、彼の言葉で改めて実感する。
これはハロウィンの奇跡。死んだ者が、たった一夜だけ蘇る。だから今、こうして二人並んで話をすることができているのだ。
「好きな人はいるの?」
「ううん」
何となく上がってきた歩道橋。その途中で立ち止まって、見慣れ始めた町並みを眺める。
二人はこの町の出身ではない。
ハロウィンの奇跡という都市伝説の存在を知って、半信半疑ながらも引っ越しを決めた。
お骨も何も必要なく、ただ10月31日の夜に指定の公園を訪れるだけ。それだけで本当に、死んでしまった大切な人に会うことができる。
よく考えれば引っ越しまでする必要はなかったとも思うが、この町はハロウィンの奇跡を信じる人ばかりなので居心地もいい。
だからもう何年も、この町に留まっている。
「よっ!と」
「え、ちょっと……危ないよ」
しばらく黙って景色を眺めていた男性が、突然手摺を乗り越えて向こう側に立つ。
誰もがハロウィンの奇跡の為にあの公園を訪れている今夜、車道の車通りはほぼない。とは言っても、それなりに高さがあるので、手摺の向こうに立つのは危険な行動だった。
だから彼女は止めているのに、振り向いた本人は穏やかな笑顔を浮かべていた。
「覚えてる?最初のハロウィンの奇跡に僕が言ったこと。もう何年も前だけど」
「覚えてるよ、ちゃんと」
戸惑いながら、あの公園に足を踏み入れた夜。後ろから肩を叩かれて、会いたかった大切な人と再会した。その時に言われたことは、今でもしっかり覚えている。
――もし、ちゃんと忘れられそうな日が来たら、もうここへは来ちゃダメだよ。
「なのに、毎年来ちゃうんだから」
「だって、会いたいんだもの。あそこに行けば、会えるから……」
「そうだね。ハロウィンの奇跡が絶対だからいけない」
手摺の向こう側とこちら側。安全な場所と、そうでない場所に立ちながら、互いの表情は反対だった。
危険な場所に立っているのに、男性は笑顔を崩さない。状況にそぐわない穏やかさで、優しく女性を見守っている。
「君には、明日の命をずっと生きて欲しいから。僕はもう行くね」
そのまま、何でもないことのように男性は言って、手摺から手を離す。
「待って、行かないで!」
「来ないで」
ゆっくりと向こう側に倒れていく男性に伸ばした手は、あっさりと振り払われた。
最後まで笑顔を見せて、それすらも夜に呑まれていく。
すぐに手摺越し、精一杯に下を覗き込むけれど、もう姿は見えない。同時に、空が白み始めたことに気付く。
今年のハロウィンの奇跡が終わったのだ。
これからまた一年、次のハロウィンの奇跡まで、ただ毎日を消化していく。
けれど彼女の奇跡は、もう起きない。
夜明けまでに公園に帰るべき人が、あの日、歩道橋から夜に消えたから。
それでも、ハロウィンの奇跡をせめてもう一度だけでもと次の年も公園を訪れたが、どれだけ待っても肩を叩く人は現れなかった。
だからやっと、踏ん切りが着いた。
「本当に行くの?」
「はい」
「大丈夫?」
「もう大丈夫です」
奇跡が起こらなかったハロウィンから少しして、彼女はこの町を出ることを決めた。
近所の人たちは心配をしたが、本当にもう大丈夫だと思えていた。
彼女にはもうハロウィンの奇跡は起きないし、必要ない。だから、ハロウィンの奇跡を信じるこの人たちと一緒にはいられない。
「行ってきます」
――もう、戻ってきたらダメだよ。
追い風に混じって聞こえた声に背中を押されて、ようやく明日へ行ける気がした。
そう。ここは、時が止まった町。
大切な人がいた時間から動けない人の為の町。
動き出した人たちは彼女のように、自然と町を離れていく。
あれだけ彼女を心配した人たちも、去ってしまえば何事もなかったように日常に戻る。
そうしてまた一年、ただ日々を消化して。たった一夜だけの奇跡のために、今日を生きていく。
ーENDー
理想郷
端的に言えば、戦争のない、誰一人飢えた人がいない世界。
現実には、また大規模な戦闘が始まってたくさんの人が犠牲になってます。
理想郷は遥か彼方です。
人間の愚かさにウンザリします。
君と一緒に居れるなら、どんな場所でも僕の理想郷になる
なんて誰が聞いても、甘ったるいセリフになるだろう。
だけどそれは、君にだから言った言葉であって、他人にも当てはまるようにな訳では無い。
だからお願い。これからもずっと一緒にいて欲しい。
年老いてしわしわになっても、今と変わらず笑い合いながら穏やかに暮らせれば、それで僕は構わない。
それが..それが僕の、理想郷だから...
いつもとは逆の電車に乗ってみた
会社への通勤中なのだが…
まぁ、1日くらいいいだろう
毎日頑張ってる自分に対するご褒美
そう、ご褒美
一応、このままだと無断欠勤になるので会社に連絡をしようとスマホを見たが、急にげんなりしてしまったので、やめた
いいや、明日なんとかしよう
人が居ない、毎日ぎゅうぎゅうに人が詰められた駅や電車にいたお陰でとても静かに感じる
窓を見るといつもとは逆に景色が流れていく
ついに知らない景色が見えるようになった
コンクリートジャングルから
赤の紅葉が素晴らしい林が並び、間には湖がある
…きっと、この景色の先
電車の向かう先に、もっと素晴らしい景色があるはずだ
是非見てみたいものだ
僕がいるあの世界
誰もいない街で自由に歩き、雲ひとつない青空を見る
邪魔なものなんてひとつもなくて、僕は自由だった
僕がいるあの世界
大好きだったあの子を抱きしめる
一緒にただ時間を感じる、懐かしくも悲しい世界
僕がいるあの世界
友達と笑い合い、くだらない話を延々とするのだ
今では覚えていないけど、楽しかったあの思い出を
僕がいるあの世界
真っ暗で何も見えない、感じない
でも何も考えなくて済む気楽な世界
僕は自由で才能に溢れ、常に笑顔だった
そんな僕を追い求めながら目を覚ます
走ることが出来なくても幸せな僕はどこにもいない
不自由で才能のない僕はこの世界でただ走り続けるのだ
理想郷 🔶💧
⚠注意⚠(自分の好きなゲームの推しCPの小説です。下手くそです。小説初心者なので暖かい目で見ていただけると幸いです。キャラ崩壊も一応。)
💧「理想郷かぁ…沢山戦えるとこがいいな。」
🔶「……相変わらずだな。」
💧「仕方ないだろ?だって先生手合わせしてくれないんだもん。」
🔶「仕方ないことだ。俺が本気を出して💧殿に倒れられたら俺も困る。」
💧「はぁ?!俺を子供扱いしてんの?!」
🔶「まず子供手合わせしねぇだろ。」
💧「するやつもいるだろ。」
💧「はぁ……てか,本気出してくれたらいいのに随分舐められたもんだねぇ?」
🔶「事実を言ったまでだ。」
💧「今日からもう先生ん家行かん」
🔶「よし、手合わせしようか。」
💧「チョロw」
🔶「うっせ〇ッチ」
💧「さようなら🔶さん。」
🔶「すまん俺が悪かったから"さん"付けやめてくれ……心に刺さる。」
💧「お前のせいだよ。」
🔶「すまん。」
💧「まぁいいや。それより手合わせ早くしよ!」
🔶「あぁわかった。(愛しいな)」
2人は手合わせした後,夜まで運動したとか。
❦ℯꫛᎴ❧
……下手くそですね。ここまで見てくれてありがとうございました!小説書いたのはまぁ久しぶりと言うべきですかね。会話しかなくてすみません。間の文章何書けばいいのか分からなくて💦誰か教えてくれる神様いたら教えてください🙏
理想郷╱10月31日 火曜日
私は、よく理想郷を創り上げてしまう。
その世界は、私とあなたの二人きりで。
周りに邪魔してくる人もいない。
不安も嫉妬もなく、2人仲良くしてる。
幸せで楽しくて、現実になったらなって思う。
でも、もしその世界が現実になったとしたら、きっとお互いに飽きてしまう。
そう考えると、今のままでもいいなって思う。
理想郷は所詮想像上のものだから。
現実に向き合えるようになりたい。
理想郷。
私にとっての
理想郷は
大阪の近くに
住みたい。
理想郷みたいに
近くにも来てくれるのが
嬉しい。
でも本当は今日も
逢いたかった。