『理想郷』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#25『理想郷』
夏に古典の先生が話してたっけ、桃源郷。川を上ったその先に、美しい景色に桃の香りが漂い、争いのない平和な世界が待っていたら、どれだけ素敵だろう。
現代といえば、目まぐるしい社会の変化に抗いようのない自然の猛威。個人の日常1つとっても、中毒みたいにスマホが手放せず、膨大な情報を脳が受け取り続けている。
忙しいって心が亡くなるってことなんでしょ?そんな日々、少しぐらい抜け出してもいいんじゃないかな。ゆっくり本読んだり、ぼーっとしたり、何にもしないのって究極の贅沢だから。
待ってるだけで望んだ世界が現れるわけがない。自分から何かしなくっちゃ。だから皆のために動く前に、まずは自分から救わなきゃね。
【95,お題:理想郷】
理想郷、理想的で完全な社会。
しかしこれには、省いた説明がある
「ライア~!これ見てよ!新作のゲーム、無料で配られるって!」
「んぇ...、...!えっマジ!やった~」
均一な青い空の下、スキップしながら駆けてくる友達
明るい太陽に照らされ、うつらうつらと船を漕いでいるところだった僕の意識は
その言葉に急速に覚醒した
「いやぁ、にしても今日はホントに天気が良いね」
「わかる、太陽も眩しすぎないし、ほどよく暖かくて涼しいし丁度良いわ」
今日の天気は晴れ、気持ちが良いほどの快晴だ
暑すぎず寒すぎず、薄着でもなんなく外でで過ごせる程の心地よさ
それに加え
「てか、学校がなくなったのマジ神だと思う!」
「それなぁぁぁ!?」
「義務教育とか意味わからんよ、金かかるしさ!勉強なん家で出来るだろ」
つい最近、学校が義務教育ではなくなった
理由は知らないが、学校に行く行かないの選択権が子供に委ねられることとなったのだ
その他にも、改正されたものはたくさん存在する
「子供権限とかさ、神機能だよな」
「わかるわぁ、子供なら菓子もゲームも無料って、考えた奴褒めちぎるわ」
この国はだいぶ変わった、”ここ数週間の間に”
「なあ、なんか変だと思わないか」
「なにがだよ」
「俺さ、毎日日記書いてんだ、それで...変なんだよ」
「”日付が動いてねえんだ”」
ぐにゃり、と空が歪んだ
ビキキッ、不快な音を立てて背景にヒビが入る
「”あの日”から、なあ...お前なんか知ってんだろ」
「ぁあ、...あ”あぁあ...!」
理想郷、”想像上の”理想的で完全な社会。
なにもいらない。
あなたしかいらない。
あなたがいれば、そこが私の理想郷。
【理想郷】
#理想郷
くらい…ここはどこ、?
_____ココはアナタのリソウキョウだよ
と聞こえた気がした
#あとがき
こんばんワンこそバラモンキング(?
最近、徹夜気味で情緒がおかしい人です(??
眠いです((
理想郷って何なんだろう…?って思ったら
私もよく分からないものが出来てしまった!(笑)
では、おつ!、!!!
~ 108 もっと読みたい! ありがとうございます ~
(2023/10/31 20:48:46)
「ユートピアがあったらなあ」
彼女はそうつぶやいた。
彼女は不登校の劣等生。
少しだけ宿題をしていたところ、ふと
ユートピアのことが頭にうかんだ。
(ユートピアだったら...
幸せな学校生活も送れるのかな……)
彼女は涙目になりながら思った。
1人友達がいて、学校が終わり、
メッセージが届いた。
「今日数学少し進んだよ〜
教える?分かんなかったら言ってね」
その子は明るくてしっかり者。そして優等生だ。
「あ…り…が…とうっと。送信っ」
彼女は言った。
休日のこと。
彼女はユートピアのことを知りたくて優等生の友達
なら分かるかなと思い、聞いてみた。
「ねえ。ユートピアってあるの?」
「うーん…分かんないけど、どうしてそんなこと
考えてるの?」
彼女は驚いたような顔をした。
「なんか悩み、あるんじゃないの?
ユートピアはね、理想の世界って感じでね、
幸せなんだよ。ユートピアに行くことは出来ない。
でもね、ユートピアみたいに
幸せになることはできるよ!」
その子の声は明るくてまるで輝いているようだった。
いつの間にか彼女の目から涙がこぼれ落ちていた。
「理想郷」
今日はハロウィンですね!
まあすることないケド
アプリ開いてなんかするとか(?)
理想郷=ユートピア=ドラえもんの映画
だと思いました。
ドラえもん大好きです笑
仲間いないかな〜..
「理想郷」
300字小説
俺の理想郷
そこは我々にとっての理想郷だと言う。夏は涼しく、冬は暖かく、適度に遊べるおもちゃがあり、美味い飯がある。それらを従順な下僕が全て用意してくれるという。
「……まあ、そんな理想郷で暮らせるのは血統の良い美猫だけだろうけど……」
寒風の中、うずくまる。ああ……これはもう目覚めないだろうな……と思いつつも俺は目を閉じた。
「へ~。これがその道端で拾った猫なんだ」
「そう。拾ったときはボロボロだったけど、すっかり毛並みも良くなって安心した」
「にゃあ」
「ダメ。ご飯は後で」
柔らかな手が俺の頭を撫でて、抱き上げる。
「にゃあ」
あの寒風の夜から三ヶ月。飯は望みどおりにはならないが、どうやら、ここが俺の理想郷らしい。
お題「理想郷」
"理想郷"
《理想郷》?
俺にはそんなもん無い。はい以上。
……けど、強いて言うんなら……お化けとか幽霊とかがいないところ。あと《ホラー》って概念が無いところ。
『こんな歳になってまだホラーが怖いとか、ガキかよ』って思うけど、けど怖いもんは怖いんだから、しょうがねぇだろ。
『非科学的だ』って勿論分かってる。頭では分かってる。けど、実際に科学で証明できない《何か》のせいとしか思えない事柄が幾つかあるし、非科学的だからって《信じない》理由にはならない。
ホラー番組は効果音やカメラワークとかで恐怖心を煽ってるけども、話自体が怖いから余計怖くて無理。
お化け屋敷だって、外観がもう怖いし中も十分すぎるくらい怖いのに光や音で怖がらせに来るから余計に無理。
『何も知らずにテレビつけたりチャンネル変えたりしたらホラー番組だった』って事が何度もある。その度に『心臓が幾つあっても足りない』ってくらいに驚いてテレビを消したりチャンネルを変えたりして、小一時間バクバクと煩い心臓を落ち着かせるのに費やしてる。
勿論、番組表をチェックして気を付けてる。夏は特に。けどたまに、気を付けようとしていた時間帯とかチャンネルが頭から抜け落ちてしまって、盛大にやらかす。
だから、そういうのが好きな人には悪いけど、幽霊とかお化けとか《ホラー》とか、消えて欲しい……。
なんて読むか分かりません。
なのでここでの秘密の話をしたいと思います。
実はTikTokとYouTubeやってます。
それはきっと、別次元。
あったかもしれない、もしもの世界。
何かがズレていたら、何かが噛み合っていたら。
もしかしたらあり得たかもしれない世界。
”理想郷”はきっと、紙一重の世界。
それでも、こちらの世界でよかったと思う自分は、どこまで行っても凡人なんだろう。
理想郷
理想郷-(10/31)
まず理想郷の意味がわからなくて、即検索
便利になったもんだ⟵オジサンくさい(笑)
「想像上の、理想的で完全な社会」の事らしい
想像してみて?
あなたが思う理想的な社会とは?
こんな問題がもしテストに出たら、きっと空白
何度考えても、理想郷なんて分からない
私にはそんなもの想像つかない
まぁ
感情の無い機械だけの世の中になったら、この世界は全て終わると思ってはいる
今日で10月も終わり
一ヶ月間
わたしも
わたし以外のあなたも
生きることを頑張った
お疲れさまでした
また来月に。
はぁー…
好きだ惚れた愛してるで付き合った
"愛しい彼氏"くん
口喧嘩しないでいられる世界が
すぐそこに転がってたらいいのにな〜
#理想郷
理想郷…ユートピア…
人それぞれ理想とする世界は違う。
果たしてその世界は誰基準の理想郷なのだろうか。
万人が満足する世界?
理想郷を理想郷として感じるように作られた
ある一定の思考しかしない
人形のような生き物がいるだけの世界では?
では、理想郷を作った創造主が
阿鼻叫喚こそ理想としたならどうなるだろう。
果たしてそれは理想郷と言えるだろうか。
理想郷と言う耳障りの良い言葉を突き詰めると
なんとも言葉と裏腹な暗黒世界が広がっていく。
理想郷を人間が作ると思うから
ディストピアになってしまうのかもしれない。
現に今だって、多種多様な考えが許されて許されない
カオスな世界になっている。
理想郷を人間のもとで作るのは難しいようだ。
理想郷 )
「ユートピア、ってなんだと思う?」
委員会活動の時、友人がそう問いかけてきた。
「…知らない。調べたら?」
ユートピアなんか、本を漁ったらでてくるだろう。と、思いそこらへんの本を手に取る。
「違う、夏美が思うユートピア。」
私が思うユートピア?考えれば考えるほどよくわからない。
図書第二室には、エアコンが無く、じわりと汗が浮き出てくる。
「なにも考えないで、楽して生きれる社会、とか?」
そんな社会、あったらいいのに。
「俺はー、俺はね、なんなんだろうなユートピアって。」
浮き出てきた汗を手の甲で、拭き取り本を片付ける。
「ユートピアとかどうでもいいから、早く片付けてよ。」
ユートピア、ね。ユートピア、か。
ユートピアって、なんなんだろう
「エルドラド」「それは黄金郷」
「房のある瞼を持つ王の意故に」「哀れここはドリームランド」
「1984」「ディストピア」
「探せそこに全てを置いてきた」「ラフテル」
「スウィフトが!」「行ったかのように見せたのはジパング!」
パシーン!ベルトを机に叩きつける音がしてソフトサディストの家庭教師、恵さんがキレ散らかした。
「アンタは!いつになったら理想郷の別名が脳から出てくるの!」
「令和の学生に理想郷という概念はありませんよ…」
「架空の概念でいいのよあんたら放課後いつも話してるでしょ一回死んで生まれ変わった先が別天地ですみたいなアニメの話!」
「あれは学校とヒエラルキーがないだけで理想郷じゃないですし縛りも大きいんですよ生まれとか特殊能力とかクラスが決められてるとか…」
「放課後までクラスの話してんじゃねえよ!ファンタジーくらい夢に遊べや!」
イライラと恵先生は話題を畳みだした。メタ発言をすると文章小窓が狭くて限界があるからだ。
「ね、誠くん。最後に聞くけど理想郷の別の言い方は?」
うーんと考え込んで誠は答えた。
「アキバですかね」
パシーン!恵先生が机を人叩きして叫んだ。
「内容が無いようで!」
「あ、先生それ僕が言いたかったなあ…」
了
#理想郷 -50-
理想郷であるイデアは人の欲望の形をしていると思う
現実を説明し尽くしたいという人の欲望がイデアを創った
そして現実の否定である非現実に真理があるとした
人の欲望の原理として否定性は常に潜んでいる
望むということは現状のままではいられないことを指す
そのように欲望の裏返しとして現実の否定性がある
では現実を肯定する為の完全なる理論はどこにあるのか?
そのような欲望が無自覚にイデアを創り出していった
理想郷を絵空事と嗤うのに
理想と違う現実を否定する
そうして否定した現実が
誰かの理想だったとしたら
あなたの理想を肯定する理由が
一つ潰えるというのに
/お題「理想郷」より
理想郷
時間に追われることなんてなく。
試験や仕事なんてなく。
「勉強しなさい」 「仕事しなさい」とうるさく言われず。
自分の好きなものだけたくさんあって。
好きな時に食べて、寝て、好きなことを堪能する。
そして、自分の他に誰もいない。
そんな理想郷があったらいいのに。
ーあなたの理想郷は、どんなところですか?
お題『理想郷』
主様から……その、愛の告白を告げられて、俺は悩んでいる。
主様は13歳という微妙なお年頃、お断りするにしても慎重にならなくてはならない。受け入れてはいけないと思っているのには理由がある。俺は執事として、主様を赤ちゃんの頃からお世話してきた。つまりはオムツ交換を日常的にしてきたし、トイレトレーニングにもお付き合いしてきた。そのようなデリケートな面を多々知っているだけに、主様の想いを受け入れてはいけないと思っている。
しかし一方で、前の主様、つまりは主様のお母様に外見のみならず立ち居振る舞いまで似てきているのを見るにつけ、他の男に渡したくないという独占欲が沸いてくる。
俺のこの胸の内の落とし所はどこなのか……理想郷は今夜も見つかりそうにない……。
〚理想郷〛
理想の世界に行けたとして、必ずしも幸せになるとは限らない
推しに出会えたとして、自分の思い描いていた理想像と全く同じであるとは限らない
こうなりたい、ああなりたい、誰しもが様々な理想を抱いているのではないか
でもその理想は無知ゆえに生まれるものだと思う
理想を想像する時、都合の良いことばかりに酔いしれて、辛さや苦しさからは無意識に目を背けている
だから、理想が叶ったとき人は絶望する