花純

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「ユートピアがあったらなあ」

彼女はそうつぶやいた。

彼女は不登校の劣等生。


少しだけ宿題をしていたところ、ふと

ユートピアのことが頭にうかんだ。

(ユートピアだったら...
幸せな学校生活も送れるのかな……)

彼女は涙目になりながら思った。


1人友達がいて、学校が終わり、

メッセージが届いた。

「今日数学少し進んだよ〜
教える?分かんなかったら言ってね」

その子は明るくてしっかり者。そして優等生だ。

「あ…り…が…とうっと。送信っ」

彼女は言った。


休日のこと。

彼女はユートピアのことを知りたくて優等生の友達

なら分かるかなと思い、聞いてみた。

「ねえ。ユートピアってあるの?」

「うーん…分かんないけど、どうしてそんなこと

考えてるの?」

彼女は驚いたような顔をした。

「なんか悩み、あるんじゃないの?

ユートピアはね、理想の世界って感じでね、

幸せなんだよ。ユートピアに行くことは出来ない。

でもね、ユートピアみたいに

幸せになることはできるよ!」

その子の声は明るくてまるで輝いているようだった。


いつの間にか彼女の目から涙がこぼれ落ちていた。

「理想郷」



今日はハロウィンですね!
まあすることないケド
アプリ開いてなんかするとか(?)
理想郷=ユートピア=ドラえもんの映画
だと思いました。
ドラえもん大好きです笑
仲間いないかな〜..






「理想郷」





10/31/2023, 11:45:12 AM