好きじゃないのに
なかよくする
嫌いなんだけど
おおごとにしたくないから
仲いい子と同じように接する
すると、こんなことを言われた
「杏那のこと苦手って言ってたよね?
なんで仲良くしてんの?」
あたしは言葉に詰まる。
あの子は続ける
「苦手って言ってたくせに仲良くしてんの
都合いいし気持ち悪いよ」
図星すぎて何も言えなかった。
都合いい。気持ち悪い。
そうあの子の口からちゃんと聞いた。
聞いたけど、ちゃんと改めてわかったけど
明日からも私は杏那に愛想よくしてくんだろう
だってこうしないとあたし生きていけないよ
優しくしないとみんなに優しくしないと
嫌われちゃうよ
あの場所で生きていけなくなっちゃうよ
「好きじゃないのに」
想像しただけでこわい
平等に接しろっていうくせに八方美人はだめって
どういうこと??じゃあどうすればいいの???
イヤホンを耳にさしているせいか
自分の心臓の音がよく聞こえる。
やけにうるさいんだ。
起き上がって脈拍を測る。
15秒間の拍動数が18回。
それを4倍して1分間の拍動数を算出する。
──72回。
人間の平均拍動数を調べ、比べてみる。
至って普通の拍動数だった。平均。
私、なんで脈拍なんて測ってんだろ
なんでそれを平均と比べてんだろ
もし私が他の人より病的だったら
私を私として見てくれるのかなって思って
無意識にやったんだろうな
平均って見て、
普通、健康なんだって知って
喜ぶべきなんだろうけどな
他の人とちょっとズレてるんだよ私
だから避けるでもなく認めるでもなく、
それを私だとして許してよ
「ところにより雨」
ほんとの病気と闘ってる人に失礼でした
本当にすみませんでした。
例えば、誰かを想うということを
リレーとして考える。
誰かが想い人にバトンを繋いで
想い人が、次はその想い人にバトンを繋いでいく。
後ろからバトンを受け取れば、
あとは自分の大好きな人の背中を目指すだけ。
リレーのときはいろんな気持ちが大渋滞しちゃうの
後ろからバトンを受け取ったとき、
私にバトンを渡したのは誰なんだろう、
私を好きなのは誰なんだろうって
後ろを振り向きたくなる。
けど、走って大好きなあの人のところへ、
バトンを繋がないと。
あの人が、自分が渡したバトンを受け取って
走り出してくれたとき、
ちゃんと受け取ってくれた。って嬉しくなる。
でもそれと同時に、あの人は自分の想い人のところへ
走っていくってことになんかちょっと虚しくなる。
そういうリレーをずっとしてるんだ
そういう関係で、世界みんな生きてんだ
「特別な存在」
こんなにお題からそれたの久しぶり笑笑
夢の中みたいにごちゃごちゃな構成
バカみたいだね
期待しちゃっていたの
もしかしたら、もしかしたら、って
気持ちが高ぶっていたの
昨日は目が腫れるくらい泣いた
君のメッセージを見て涙がとまらなかった。
こんなに泣いたのは久しぶりだった
しょうもないことで泣いてごめんな
ティッシュが無くなったのはこのせいだ
涙と鼻水がだらだら。せめてどっちかにしてよ
それに鼻は詰まって話せなかった。
自分に、心の中で
おやすみって言うしかできなかった。
浮かれて失敗する僕に同情して
たくさん励ましてくれるきみがいること
うまくやろうとも失敗ばっかりな僕のとなりで
こんなに優しいきみが笑ってくれること
他の人間より遥かにいかれてる僕の横に
なんできみが立ってくれるんだい?
にこにこでいてくれるんだい?
僕に、きみ?
悪い僕に、
悪いあのこじゃなくて
悪い僕に、
善いきみ
おかしいなあ
なんでだろうね
バグってるなこの世界
バグにラグが大量発生
スポンサーが現れないため、広告は出ない
理不尽なエラーが多い
いつ修正されるの?
クソゲーだよ
なんでほっといてんの
ほんとバカみたい
「バカみたい」
ありがとう
ほんとにありがとう
めっちゃ救われてるよ。
ひとりぼっちで寂しいとき
誰かと一緒にいたいと
ひとりだけでもいいから、味方がほしいと
彼女はよく言う。
そんな彼女に気づいた彼は彼女のそばにいてあげて、
話もきいてくれた。
すると彼女は、
「彼が自分のそばにいる」ということに
慣れてしまった。
彼の優しさも、隣にいることも
彼女にとっては特別じゃなくなっていく。
そして彼女はまた、寂しいと言った。
ふたりぼっちなんだだと。
寂しいんだと。
ひとりぼっちだったあのころ彼女は
ひとりだけでもいいから味方がほしいと言った。
なのに今では、ふたりぼっちで寂しいと言うんだ。
きっと彼女は、これからもずうっと
”今”が不幸だと言って、
”今”より上の幸せを求め続けていくんだ。
「ふたりぼっち」
このお題でいい印象の文章を
書ける気はしてなかった。