理想のあなた』の作文集

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理想のあなた』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/20/2024, 1:28:11 PM

『突然の別れ』

 こんばんは。
 私、須藤霧子。
 どこにでもいる、一期一会な女子高生!
 そんな私には秘密がある。

 それは私は転生者であると言う事。
 とある事がきっかけで、ここがゲームの世界だと気づいたの。
 オタクの夢であるゲーム転生をして、私大勝利――
 という訳にもいかなかったりする……

 だってこのゲーム、バグゲーとしても有名で、ゲーマーの間では知らない人間はいないわ。
 今朝だって遅刻しそうだったから、壁すり抜けバグを利用してなんとか間に合わせたりね。
 意味が分からない?
 そうね、私もよく分からないわ。

 けど、このゲーム。
 バグさえ乗り越えれば、千年に一つの名作と言われるほど面白いの(私調べ)
 それで生前の私のは何度もプレイしたから、なんでも知っている。
 イベントも起こるバグも全部。
 攻略サイトも隅から隅まで見た。

 このゲームで知らないことは無い――
 と思っていたんだけど、今日事件が起きて…

 ◆

「えー、突然だが、鈴木が転校することになった。
 みんなと勉強するのは、今日で最後になる」
 
 朝のホームルームで、突然の知らせクラスメイトがざわめく。
 鈴木が転校するだって!?
 あまりに突然すぎてクラスメイトにとって青天の霹靂。
 ゲームを知り尽くした私にとっても同様だ。

 だってそうでしょう。
 その鈴木とやら、誰も知らないのである。
 私も、知らない。
 鈴木が不登校とかそういうわけではない。
 このクラスに鈴木なんて奴はいなんだから。

 どうやら新手のバグみたいだ。
 バグ報告掲示板でも、そんなの聞いたことない。
 まだ誰も知らないバグがあるとは、このゲームは奥が深いな。

「鈴木、別れの挨拶しろ。
 前に出てこい」
 呼ばれたが、誰も反応しない。
 そりゃそうだ。
 だって鈴木なんて生徒、いないんだもの。
 だから誰も出てくるはずがないんだけど、誰も名乗り出ない状況に教師はいらだち始めた。

「鈴木、何をボケっとしている。
 早く出てこい」
 教師は眉間にしわを寄せながら一点を見つめる。
 その目線の先にいるのは――

 私?

「えっと、私?」
「そうだ。お前意外に誰がいる?」
「私、須藤です」
「そうだな。 早く出てこい」
「はあ……」
 めんどくさいと思いつつ、私は教室の前に出る。
 クラスメイト達が、私を見ながら「あいつ、鈴木だったのか」とひそひそしている。
 だから私は鈴木じゃねえ、須藤だ。

「ほら鈴木、別れの挨拶をしろ」
「私、須藤です」
「いいからお前、挨拶しろ。
 お前転校するんだろ」
「しませんけど」
 おかしい。
 転校する予定なんてないのに、なんで転校するのか。
 流石の私も、クラスメイトとの突然の別れに、動揺を隠せない。

「えーっと、クラスメイトの皆。
 なんか今日転校するらしい「鈴木」です――先生、かぶせないでください」
 この教師、どうあっても私を鈴木に仕立て上げたいらしい。
「えっと、皆とは入学してから一か月しか、一緒にいませんでしたが、たくさんの楽しい思い出が……あったかな?
 もう少しみんなと仲良くしていれば良かったと思いました
 皆との突然の別れには驚きましたが、これからも――」
「じゃあ、挨拶すんだな。 教室出ていいぞ」
「終わってません」
 お別れの挨拶すらさせないのかよ、この教師。
 というか、今日の授業受けさせない気か。

「ほら皆も、今日でお別れのすど――鈴木に別れの拍手」
「ちょっと待ってください。
 今、須藤って言いましたよね」
「いいや?」
 ムカつく顔でとぼける教師。
 殴りてえ。
 クラスメイトも何が何やら分からない様子で、拍手し始める。
 やめろ、拍手しなくていい。

 それにしても、この教師、なんでここまで私を転校させたいのか……
 私の抗議の目に気づいたのか、教師が一言。
「校長には逆らえなくてな。悪く思うなよ」
 校長が諸悪の根源かよ。
 ここの校長、質の悪いバグを連発するんだよね……
 しかも設定でも、自分の気分次第でバンバン生徒を停学や退学させる、教師の風上にも置けないやつだ。
 つまり今回は、私もあいつの気分で転校させられると、そういうことか!

 私がいろいろ考えている間に、教師に背中を押され、追い出されるように教室を出る。
 なし崩しだったが、これでこのクラスとはさよならか。
 一か月という短い間とはいえ、お別れとなると感慨深いものがあるな。
 こんなことになるなら、もっとクラスメイトと仲良くすれば良かったよ。
 後悔ばかり押し寄せる。

 でも別れがあれば出会いもある。
 私は教室を出た足で、そのまま踵を返し、何食わぬ顔で教室に入る。
「転校してきた須藤です。よろしくお願いします」
 私は、さくっと挨拶し、自分の席に座る。
「そろったな、じゃあ授業を始める」
 担任の教師はも、何事も無かったかのように授業を始める。
 この世界では、このくらいの事は、日常茶飯事なのだ。

 だから、どんなトラブルに巻き込まれようと、自分の場所は自分で作らなければいけない。
 この世界では、ふてぶてしくなければやっていけないのだ。


 PS
 翌日、学校の校長が行方不明になった。
 それを受けて、先生方は大騒ぎをしている――ふりをしていた。
 校長は、教師陣からも嫌われていたらしい。
 おそらく、形だけ捜索をして打ち切るだろう

 どこに行ったかというと、私がバグを駆使し、校庭のそばにある悪趣味な銅像になったのだ。
 これからは、教師らしく生徒たちを見守ってくれるだろう。

 これで変なバグとはさようなら――できることを願うばかりである。

5/20/2024, 1:27:47 PM

「理想のあなた」

理想のあなたに出逢うことなど何年待ち続けても現れませんね
いつになったら「理想のあなた」に逢えるのでしょうか?
もう諦めました
理想なあなたの存在など夢のまた夢のことだと

5/20/2024, 1:25:33 PM

理想のあなた

どんな人?

それぞれだろうけど

きっと、どんな事も出来てしまうような人

でも、現実は違う

きっと、出来ないことの方が多い人

理想と現実はとても遠い

苦しいよね

でも現実を受け入れなくてはいけない

だって、それは貴方じゃないから

それは、貴方ではない「誰か」だから

「誰か」ではない「自分」を

たった一人の貴方を愛してあげて

5/20/2024, 1:24:14 PM

理想の自分は言葉にできない
"ああなりたい"とか"こうなりたい"とか
無いわけではないけど
上手く言葉にできない

明るい、ポジティブ、
そうやって生きていきたいし
生きようと思ってる
でも
そういうふうに生きたいのは
過去の自分から逃げ出したいだけ

過去の自分が過去の失敗が脳裏にこびりついたまま
逃げ出すために
明るく、ポジティブに振る舞っているだけ

でも周りから見たら
いつでも脳天気で周りと歩調の合わせられない
そんな人に思われてしまっているだけなんだろう

5/20/2024, 1:18:50 PM

#19『理想のあなた』

いつも笑顔で朗らかに
けっして怒らず穏やかで
人にやさしく、思いやりに溢れ
誰に対しても公平で
みんなに愛される

そんなあなたが、大嫌い。

他人のための優しさで
自分の心を痛め付けるくらいなら
私の前だけでも
身勝手にわがままに 心の赴くままに
泣き喚いてしまえばいいのに。

私は素顔のあなたが、何よりも誰よりも愛しいのだから。

5/20/2024, 1:18:22 PM

きっと、
理想のきみを見つけてしまったら
手に入れたいという飢餓感に
強く求めずにはいられないだろう

きっと、
理想のあなたを見てしまったら
あなたのようになりたかったと
嫉妬の炎に身を焦がすだろう

きっと、
理想の子を手元に置いてしまったら
その未来に思いを馳せて
支配欲を抑えることなどできないだろう

理想
理想
理想

その存在の強度に
時に目を焼き、
時に心を支配する

しかし同時にそれらは
自らの指針になりえるもの

面白い
面白い

いつかおのれの
理想の化身に会ってみたいものだ


「理想のあなた」

5/20/2024, 1:18:16 PM

理想のあなた


理想のあなたは、すぐ怒ったりせず柔和で優しい人、仕事が出来て金銭に細かくない、そんな人です。


現実のあなたは、すぐ怒るしカリカリしてて厳しくしてくる人、仕事は出来て、家計には興味なくわたしに丸投げ、そんな人でした。今は、少しマシになったけど。
連合いの話しです。


待て待て、相手からみる理想のわたしは?ワハハ、現実の私とはかけ離れてますね。


これからのふたりは、理想のあなたやわたしではなく、現実でそう出来る人を目指すことにします。人生長いようで短いからね。

5/20/2024, 1:17:49 PM

『理想のあなた』

イケメンが泣いてる。

団体行動が苦手な私のお昼はいつも裏庭にあるベンチで。屋根があるところは人がいるから、あっちは雨の日限定だ。
裏庭の、大きな木を少し過ぎたところにイケメンは独りで立っていた。
面倒臭そうな空気を感じて一瞬戸惑ったのがいけなかった。手にしたビニール袋が揺れて、涙をこぼす彼と目が合ってしまった。

「一緒に食べる?」

漫画だったらパアアと効果音がつきそうな笑顔で返された。ついでにティッシュを貸したら、汚い鼻声でお礼を言われた。

「思ってたのと違うって言われて」
「あー、いるよね。理想ばっか高くなる人」
「それが五人くらい続いてるんだ」

色んな意味で早く逃げたい感じの昼になった。
彼の後ろでなんかめっちゃ眉間にしわ寄せたり口元ひん曲がったりしてる女子たちがいるんですけど。
撒いてこいよ。

「もー押しつける前に理想のあんたになってから出直してこいって言っちゃいなよ」

私はわりと初日に似たようなこと言って、やらかしてぼっちを極めたわけですけども。

イケメン君に視線を戻すとなぜか目を輝かせていた。
おもむろに両手を取られる。

「師匠とお呼びしても?」
「お断りします!」

断固拒否したにも関わらず、ぐっと力が入ったまま離れない手に静かな日常に別れを告げる。
さようなら理想的な学校生活。
こんにちは波乱の日々。

5/20/2024, 1:17:32 PM

あなたに 理想を求めるならば

あなたの 理想に叶う自分にならなければならない

そんなの 出来ないし
しても 意味無い

自然体で 時間をかけて ちょっとずつ

互いを 高め合える 

そんな間柄が


        理想の二人かな

  うん、今のままでいい。

5/20/2024, 1:17:25 PM

理想…

ごめんなさい

既に理想の私でいます🙋‍♀️

5/20/2024, 1:17:11 PM

私が思うタイプは「優しくて真面目で身長が高くて努力家な人」

私は彼に無理強いをしていたのかもしれない。

私の理想の人になろうと。

でも、間違いだったかもね。

そんな理由で貴方が壊れていいはずないんだよ。

《理想のあなた》

5/20/2024, 1:16:47 PM

理想のあなた




みんなから好かれるような存在になりたい。
嫌われない人間になりたい。
だけどそれは難しい
私にあった人をすっごく大切にできるように

5/20/2024, 1:16:22 PM

“理想のあなた”

回転寿司で
 “食べたいネタ” を探すように
カタログショッピングで
 “欲しいモノ” を探すように
不動産屋で
 “住みたい物件” を探すように

 婚活パーティーで
 マッチングアプリで
 結婚相談所で

    “理想のあなた”
      に出逢うため

「くるくる」「パラパラ」「うろうろ」

 “理想の結婚”
 “理想の生活”
 “理想の住居”

 全てを叶えてくれる
  “理想のあなた”

 そんな
  “理想のだれか”
     を追い求め…
  “理想のわたし”
     は何をする?

5/20/2024, 1:15:14 PM

私の理想の姿
思い描くほどに
遠くなる
あちらこちら
考えてたら
うまくいかない

理想のあなたは
手に入れられるのかな

5/20/2024, 1:14:55 PM

『理想のあなた』


あの子のあんな所が素敵
この子ってここが良いよね

そんな集大成が自分でありたいと思っても
でもそれを叶えた自分は誰なのかなんて思って

理想は理想であるから美しいけれど
理想は目指してこそ理想と名乗れる気がして

自分の顔面が嫌いで可愛くなりたいからこそ
心までも醜く乱したくないから

今日も鏡で私と微笑み合い、笑顔の練習を重ねてる


鏡の自分はどこか他人事のように微笑んでいた気がする

5/20/2024, 1:13:35 PM

「理想のあなた」



    
     自分の次に私を大切にしてくれる



     私もあなたを大切にします...

5/20/2024, 1:12:11 PM

休みでも
お腹すいたと
早起きし
昼寝したがる
理想のあなた

お題☆理想のあなた

5/20/2024, 1:10:27 PM

普通に寝て
普通に起きて
普通に登下校して
普通に勉強して
普通の生活を送りたい。

そんなことを思いながら

朝の6時に寝て
昼の3時に起きて
当然学校には行かず
今日も堕落した生活を送っている。

5/20/2024, 1:10:22 PM

君の目に 映る自分を 見返して 笑顔の角度 微調整する

お題「理想のあなた」

5/20/2024, 1:10:02 PM

理想のあなた…(゜゜)不思議な言葉

あなたの理想でもなく、理想像でもなく、
理想のあなた。

貴方(あなた)をヒトと読み変えれば
理想の人となるので、物語なり雑談なり作りやすい。

しかし、「あなた」という言葉に拘ると途端に難しい。

「あなた」という言葉を辞書で調べてみると

[代]〔二人称〕軽い敬語として、対等以下の相手を指し示す言葉。妻が夫を親しんでいう場合や名前・身分などの分からない相手に使うことも多い。また、公用文で「貴下・貴殿」に代わる言葉として使う。

本来対等または目上の相手への敬語だったが、今は目上に使うのは失礼だとされる。よそよそしい語感もあり、対等の相手にも使われない傾向がある。

物語中、妻から夫への呼びかけとして使おうかと思ったのだが、今度は「理想」という言葉が邪魔をする。

理想=人が考えることのできる最も素晴らしい状態。
   実現を目指す最高目標。

難易度高っ!
妻から夫への期待重っ!
なんだか、物語を作る前から夫が可哀想だ…。

だからといって、身分も知らない人を物語に据えると、一目惚れ的なシチュエーションじゃないと成り立たない気がする。

これは…、一目惚れの物語を求められている、のか?
ちょっと、辞書で一目惚れを調べてみよう。

一目惚れ=一目見ただけで心を惹かれること

うーん…。
…最も素晴らしいという状態まで行きそうで行かないような、どっぷりというよりすぐに引き返せてしまいそうな…。

そもそも理想というのは、自分に使うのが健全であって、他人に使うものではない気がする。

理想のあなたと浮かれて、自分の理想を他人に押し付けると待っているのは幻滅かもしれない。
自分と他人との程良い線引こそ、理想の距離感などと思うのだが、どうだろうか。

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