『理想のあなた』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
優しくしてくださらないかしら
連絡もまめに返してくださるかしら
私だけをみてくださるかしら
私を1番にしてくださらないかしら
全て叶わない絵空事の夢
お題:理想のあなた
たとえば生まれた時からそばにいて
同じ家で同じ部屋で過ごして
同じものを食べて同じ経験をして
同じように当たり前のように
二人成長して大人になって
なんだかんだ死の際まで隣にいれたら
なんて
別に嘘でもなかったけれど
あなたがそれで幸せになれないのなら
そんな約束投げてしまってほしかった
あなたに幸せになってほしかった
ただそれだけだったのに
<理想のあなた>
知ってるかい 知ってるかい
エレベーターで喧嘩しちゃいけないよ
知ってるさ 知ってるさ
狭いとこの喧嘩は大迷惑だ
知ってるかい 知ってるかい
相手を残して出ちゃいけないよ
知ってるさ 知ってるさ
捨て台詞で逃げられちゃうんだ
知ってるかい 知ってるかい
今はそうでもないそうだが
吊る紐が切れて 吊り紐が切れて
箱ごと真っ逆さま御陀仏と
知ってるさ 知ってるさ
だから此処から出られない
ごめんなさいも言えないのさ
<突然の別れ>
他人に理想を求めると、ろくなことにならない。ストレスばかり溜まる。
相手が自分の思う通り動かなくても仕方ない。諦めて受け入れたほうがいい。そのほうが幸せになれる。
「理想のあなた」
10代の終わり 夢の中に出て来た人を
密かに運命の相手だと思っていた
知らない人達と海に行って
お決まりのスイカ割りや花火をしながら
その人は私に何かを言いかけた
何故か運命の人だと思った
いつかはその人に巡り合う気がして
ノートに似顔絵を描き留めたりなんかして
なんて可愛かったのだ 乙女な私
その後すぐに
夢の人とは似ても似つかぬ薄情者を好きになり
嵐の海へ漕ぎ出すようなドツボな恋を
5年も続ける事になろうとは
あれから随分時が流れて
夢の人の顔も覚えていない
もう何処かで出会っているのかもしれない
これから出会うのかもしれない
とっくにノートは捨ててしまったので
理想のあなたに会えても もう私には分からない
見た目がいいとか運動神経がいいとか頭がいいとかたくさ
ん理想はあるけど、それはを叶えるためには努力しないと
なれないよね。心の中ではちゃんと分かってるのに、憧れ
て嫉妬して。
今の自分とちゃんと向き合ってひたむきに努力できる人
になりたい。
今の自分、現状に満足しないで。未来の自分に目一杯投資
してこ
私は同じクラスに理想の子がいます。
その子は頭が良く運動神経抜群で顔も可愛いです。
ですがけして自慢はせずに静かに笑顔で毎日います。
私はその子の存在を去年知りましたが初めてあった頃から憧れています。
でももうその子になろうとは思いません。
お母さんにその子の話を話すと完璧すぎても困るんじゃないと言われたからです。
お母さんにこの話をしてもらってから私達人間は
それぞれの個性が大切なんだな思いました。
金子みすゞのみんな違ってみんないいとは
このことでした。
…理想の子…
「理想のあなた」
あなたは昔から
要求が多かった
あなたは昔から
束縛が強かった
あなたは昔から
酷く過保護だった
私にとっての
理想のあなたは…
自分の価値観を押し付けてこない事
ただそれだけ
ずっと追い求めている、あの人の姿。
まっすぐで、自分を貫けて、強くてかっこよくて、みんなから尊敬される優しい人。
どんな逆境にも負けずに、ひたむきに努力して、周りからの評価すらも覆しちゃうすごい人。
そんなすごい人なのに、どこか抜けてるところもあって。
実は、ちょっとの失敗でも小さくなって落ち込んじゃうところもあったり。
本当は、強いふりをするのが上手なだけで、私と同じ弱さも持っている。
そんな素敵なあの人に負けないくらい、強くてまっすぐになること。
それが、遠い世界に住む私にできる、唯一のこと。
お題『理想のあなた』
「理想のあなた」…このお題を見た時正直頭を抱えた。この文章が自分の欲望に塗れたものになることは分かりきっていたからだ。それでも書く。
まず耳が聞こえない事が辛いと思うことが多いから、耳が聞こえるようになればいい。そして、もう少し精神的に強い人間になりたい。もっと言うなら、身長がもうちょっと欲しかった。10センチくらい。
けど、このままが良いときっと言うだろうなあ。
耳が聞こえなくて、上京して、あの学校に行ったから、今の幸せな私が居るんだろうなあって思った。
…これだけは言わせて。
「でも来世ではもうちょっと身長をください」
No.5
理想のあなた 詩
私は理想なんて求めてない
あなたはあなたのままで
そのままで良いよ
あなたらしく居れば
それでい良いよ
あなたの毎日が幸せなら
私はそれだけで十分だよ
理想のあなた
私は理想なんて求めない。
あなたはあなたのままで良い。
あなたのままが私は好きなの。
自分を愛して
理想のあなた
もっと綺麗になって、もっと気遣って。
もっと私好みになって。
そうしてわがままを続けていたら、
私の好きだったあなたは、
ただの優しい誰かになっちゃった。
「理想のあなた」
とりあえず、理想の私を先に思い浮かべ、変なのって笑う🤣
それから「理想のあなた」を思い浮かべ、もっと笑う🤣💦。
あ、前に、「奥さんを大事にするひと」は素晴らしいわって、心底思ったことがある。
私は奥さんになったことはないけど、お子さんだったので、優しく強いお父さんは良いよねって、これも心底思う。
ちょっとヒーローっぽいですね。
ヒーローが良いです☺🎉
…でも、スナフキンが好きかな、
「理想ぉ〜?そんなのの聞かないでくれる〜?
私は今は生きてるから〜。なんちゃってぇ〜」
目の前のパソコンに向う女は猫のように背伸びをした。昔から語尾を伸ばす癖がある。
七条四花。その女は優秀である。
洒落喰一族特殊部隊「空亡」の第八部隊オペレーター兼エンジニア総督として、優秀な成績を収め 第八部隊隊長の右腕としても優秀。
また、存在だけで泥沼関係を作り出すほどの美貌を持っていた。
第八部隊でのあだ名は「初恋キラー」「イケメンほいほい」と、彼女を褒め称えるものである。
八部隊の紅一点として務める四花は、完璧人間と言えるべき存在であった。
「隊長から、」
俺は四花に数枚が束になったプリントを手渡した。
「夜間における陣形の見直しおよび再編成、今週一週間の役割日程表、あと、昨日の任務の報告書の三点でーす。」
「隊長も急に来たなぁ〜」
「俺が貯めた」
「やめてよ〜まとめるの私なんだからぁ〜」
上からのプリントの説明を聞いた後、四花はいやいや受け取った。
「雑談でもしに来たと思ったんだけどな〜」
「えっなんで?」
キョトンとした俺の顔を見て四花は笑った。
「いきなり来て早々、好きなタイプを教えてくれなんて聞くから、あっこいつ暇なんだなと思うじゃなぁ〜い。」
四花はいたずらっ子のような目付きで、俺をからかって言った。
「別に気になっただけだよ。先月入ってきた新入りが、お前のタイプを気になっているようでな」
俺は苦笑した。
「やっぱ私、美人だからねぇ〜」
「自覚あったんかい。」
「ここまでくれば、嫌でもわかるさ〜。それに、私の血縁者は全員美人だ。親に感謝だねぇ〜」
四花は呆れたように乾いた笑みを見せた。
その表情から、美人、美人という言葉には聞き飽きてきたのだろうと察せた。
いっそのこと、ナルシストのように言ってしまった方が、案外人間関係築きやすいとでも思ったのだろうか。
ただただ嫉妬を招くだけだと言ってやりたい。
「あー、あと。」
四花は思い出したように呟いた。
「名前を聞く時は自分から名乗るように、タイプを聞く時は、自分から名乗った方がいいぞ」
「君の理想の人は何かねぇ〜?」
やり返したぞと言わんばかりに、プリント類から目を離し、俺の方に視線を向けた。
俺のような奴がどうして四花のような美人と冗談を言い合ったりする仲にになれるのか。
俺のような奴がどうして四花と幼なじみでいられるのか。
それはただの運であり、神様が与えてくれた感謝すべきプレゼント。
だが、この関係が運であったとしても
「お前かな」なんて、返すことはできなかった。
お題「理想のあなた」
辺りを見渡せば、凄い人ばかり
あぁこんな風になりたいが、尽きない毎日。
ダメな私は、羨むことしか出来なくて。
---二作目---
僕を救ってくれた、ヒーローみたいな人。
群れる事はせず、だけど色んな人を惹き付けてしまう。
僕はそんな人に、強く惹かれた、憧れた。
だから、貴方の背中を...ずっと追って行きたいと、本気で思った。
...思っていた、のに。
嗚呼、
僕じゃ...
貴方の背中を追うことすら、許されないのですね
#理想のあなた
305作目
一周年記念まで...あと60日
理想のあなた。
あなたは手を伸ばしても届かない。
1教科だけ満点を取っても、彼女は全教科満点をとる。歌で褒められても、彼女は歌いながら楽器も弾けてしまう。料理の腕を褒められたこともあるが、彼女が文化祭で作った料理を何故かお忍びで来ていた3つ星シェフが涙を流すほどだ。
ある日、デッサンの授業を受けながら僕は彼女に言った。
「僕は君にはかなわないな」
「何を言っているの?私の理想は貴方なのよ」
僕はその言葉を聞いて卒倒した。僕なんか彼女の足元にも及ばない。今だって、僕の横には僕よりも「僕」らしいデッサンがある。一体僕の何を見たらそういうのだろうか。
「いやいや、僕なんて君に比べたらただの凡人だよ」
「いいえ。貴方こそが私の理想なの。貴方は私と同じ、天才よ」
彼女は立ち上がり、僕の手をとって微笑んだ。その笑顔は絵画から飛び出してきたかのように美しく、僕の心に深く突き刺さった。
「天才って……」
僕は苦笑混じりに言った。しかし彼女の綺麗な眼差しに僕は黙ってしまう。彼女はキラキラと輝く瞳で続けて言った。
「私が天才なのは認めるわ。私は生まれた時から天才だった。ただそれだけよ。すぐに他の人に追いつかれるわ。でも貴方は違う。貴方には才能を磨く才能があるのよ。長い時間机に向かっていたり、歌の練習をしているのを見たわ。その年でここまで出来るのは、並大抵のことじゃないわ」
僕は驚いた。彼女が僕のことをそこまで見ているとは思っていなかったのだ。彼女はいつも一人で本を読んでいるイメージだったから。彼女は僕に微笑む。その笑顔はどんな美女よりも美しく、いつまでも脳裏に残るものだった。
「私は貴方を尊敬するわ。それにね」
「それに?」
「私がどうしても勝てないことがあるの」
「なに?」
彼女にあって僕にないもの。僕が彼女に勝るもの?考えても思いつかない。僕が悩んでいると彼女はポツリと呟いた。
「私には友達がいないのよ」
僕は驚いた。彼女は友達がいないから、一人で本を読んでいたのだ。それは逆に僕には出来ないことだ。僕は彼女に言った。
「じゃあ僕が友達になるよ」
「本当!?」
彼女は嬉しそうに笑った。そんな笑顔で喜ぶなんて意外だ。もっとクールで無口な子、それこそ高嶺の花のような、窓際の令嬢だと思っていたけど。でも、女の子らしく可愛らしい一面もあるんだな。そんなことを考えていると、彼女が言う。
「ありがとう!じゃあこれから私と貴方は友達ね」
「あ、ああ」
こうして僕は彼女と友達になったのだ。
理想のあなた。
あなたは手を伸ばしても届かない。
うたた寝しながら満点を取っても、誰も褒めてくれない。
あなたはたった一教科とっただけで先生からも友達からも褒められる。不公平とは思ったことは無い。だって貴方は放課後もずっと勉強していたから。
おもむろに弾いたギターで流行りの歌を口ずさんでもつまらない。
それよりも廊下で聞いたあなたの美しい歌声を聞いていたい。録音しておけば良かった。
文化祭で無理やり作らされた料理の数々。3つ星シェフが涙を流す?そりゃあそうでしょうね。塩と砂糖を間違えたんだもの。
本当はここから抜け出して貴方の美味しそうなケーキを食べたかったのに。それを聞いてくれる友達もいない。
あなたが羨ましい。
あなたが妬ましい。
理想が遠い。
理想のあなた
おばあちゃんってどんな人だったの?
写真に写っているこの人はすごい美しいんだけど
顔が似ても似つかないじゃん
というか誰とも似てないじゃん
なにか理想があったのかな?
自分の顔?うーんふふ
そうそう、顔に興味ないってのもあるけど
なによりあなたが可愛がってくれたからね
私がそうなれてるのもこの人が美しかった証なんだろうな
このスタンスでいると
愛されててムカつくって妬まれることもままあるんだけど
これだけ美しくても妬まれるんじゃないかな
大変だったろうな
どう過ごしても荒波って感じ
おばあちゃんは穏やかでいられたのかな
きっとそうだよ、今私が幸せなんだから
おわり
なおこれを書いた人間はちっとも幸せじゃないので書いてて狂いそうな気分になってるくそがよ
理想のあなた
理想はあくまで理想だ
君は君のままでいい
ずっと変わらずに隣にいてほしい
「私の理想のあなたしか、私は愛せない」
僕は心臓が早鐘を打つ中、その言葉を聞いた。
一世一代の告白。何年もの片思いを経て、やっと伝えた言葉。
君は目を伏せがちに、これで見捨ててくれるというような瞳をする。
上がりきった体温を感じながら、口を開いた。
「君の理想になってみせる」
僕が何年君を好きでいたと思っているんだ。
君の理想が高いのも、高いからこそ、大切な人が離れていってしまったことも知ってる。
だから僕は、君の為ならどんな人間にでもなれる。
君はパッと顔を上げ、呆けて僕の顔を見る。
「僕は、君が好きだ。理想の高い君が、好きだ。」
僕は言ってから、気付いた。
《理想の高い君》…これもきっと僕の、《理想のあなた》だ。
僕たちは案外、似た者同士なのかもしれない。
「………」
君は長い長い沈黙の末、口を開いた。
あなたはあなたらしく
いてくれたらいい
口ではそう言いながらも
ああして こうして と
いつの間にか
「私の理想のあなた」を押しつけてたね
あなたが思う理想のあなたを
聞いてみればよかった
48:理想のあなた