『現実逃避』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
何もかも嫌になった。なので逃げることにした。
机に積まれた大量の書類に『A君』『Bさん』『Cさん』『D君』と担当できそうな人の名前を書いたメモを貼り付ける。明日の予定も、まぁ、なんとかなるだろう。
そうしてスーツを脱ぐとパスポートとサイフだけを持って逃げ出した。
「なぁ新人。お前んとこの国の王様、まだ見つかってないんだっけ?」
「あぁ、そうみたいですねぇ」
「大変だったらしいなぁ」
「まぁ、国で一番えらい人ですからねぇ」
「けど、1ヶ月も経てば普通に国が回り出すって言うんだから、国の王様っていったって所詮は俺たちとおんなじ代わりのいる人間なんだなぁって、なんだか虚しくなったわ」
「それはそれは。他人事ではありますが。大変だったのでしょうねぇ」
『現実逃避』
「現実逃避してたって、意味ないでしょ。」
疲れからか顔色が悪い彼女に気分転換を申し出た。
「そんなことないと思うけどな。」
「どうして?」
心底不思議そうな顔をしていた。どうやらほんとうに思いもよらなかったらしい。
「一旦心を休めたら、頭を切り替えられる気がしない?私はいつもどうしようもなくなったら、そうしてる。」
「わたしとあなたは違うわ。」
確かに、彼女には意味はないかもしれない。しかしその表情は寂しそうに見えた。
「……そうだね。」
「でも、ただ同じことを考え続けるよりは、一旦止めたほうが効率はいいかもね。」
意外だった。頑なな彼女だから私の提案には乗らないだろうと思っていた。それでも気に掛けていたいのだけれど。
「うん、じゃあ電車に乗って少し遠くへ行かない?」
きっと、ひとりより誰かといたほうが嫌なことは忘れられるだろうと思う。
「そうね、たまにはそういうのも悪くないかもしれないわ。」
一緒に、少しだけ非日常へ向かう。帰ってくるために。
しんどい時は逃げたらいい
そんなの他人事だから言えること
逃げた先は一時の快楽。
麻薬と一緒。
覚めたらもっと耐えられなくなるだけ。
現実逃避は責任を負えるもののみに許される。
借金と一緒。
(あくまで個人の考え)
今日はもう寝ていたい
何もしたくない
またそうやって
現実逃避ばかりして
ダメだなぁ…
もう叱ってくれる人もいない
慰めてくれるあなたも…
もういないんだから
みなさーん独り言は多いですかーー?
俺はどちらかと言えば多いと思います。
別にしなくてもいいんですけど、ずっと声を出してなかったりしてたら、声が出るか不安になりません?
なりますよね?そうですよね。
よかったーー俺1人だけかと思ったよーーー
(えぇ、そうです。これが...典型的な独り言です。)
俺、異性が苦手なんだよね。
なんか何考えとんのかわからんから怖いわ。
思ってた以上に女性の方って色々考えてらっしゃるじゃないですか?だからねぇー、、怖いんすよ。
あと話が逸れるんですけど、
あんまり女性のことを"女"っていう人好きじゃないんですよねー、、まぁ俺もごくごく稀に言う時はあるかもしれないんですけど、なんか、、嫌なんですよねぇ。
嫌いにはなりませんよ?別に言う人がいても。
ただ、「あぁー"女"っていうタイプか。了解した」
ぐらいで、勝手に頭の中にインストールされるんで
嫌いにはならないです!!えぇ!ならないです!!
あぁでも男性とは言いませんけどね。男だよ男。
皆さん突然なんですけど、スキンケアとかでクソおすすめなのってないんですかね? 全然いいのに出会えなくて...。自己投資っていいっすよね。俺は自己投資のためなら結構軽く考えてしまうかもしれないです。
大学生になったらまずバイトして、1年ぐらいかけて働いて、そのバイト代を全部歯列矯正代につぎ込もうと思ってます。オトンに頼んだんですけど、
「さすがにそこまで金が有り余ってるわけじゃないから自分でしてくれ...」
と言われたんで、まぁ、
「しゃあねぇな」ってことで
自分で頑張って貯めて歯列矯正しようと思ってます。
皆さん!
俺が思うことをここで1つ言いましょう。
それはですね。「人はこき使いましょう!」
頼めることは頼んでみるのが吉です!
軽く頼んでみるのもいいと思いますよ!
断られた時は断られた時で考えましょうよ!
なので、俺は最初にオトンに頼みました!
けど断られたんで、なら、自分でしてやるわ!
ってことで自分でしようと決意しました!!
物事は軽く考えていきましょう!!
人生においてそんなに切羽詰まることなんて基本的にないんですよ。そうおもいこんでしまってるだけです!
軽ーーく考えましょ!!
by 自称ポジティブのクソ陰キャ
今日もお疲れ様。
#現実逃避
現実逃避。
私は何に対しても現実逃避してる。
今だってそうだ。
現実逃避してないと私はあの人と笑顔で話せない。
現実見てしまうと涙しか出てこない。
将来への不安とか、差し迫った課題とか、明日の人間関係とか。
生きるって言葉を目にすることも苦しいくらい、現実は生きるのに向かない。どこかに隠れて忘れようにも、それって結局生きてることに変わりなくて、頭の破裂しそうな思考の塊がそこにあるだけで。生活し続けることに限界を感じる日々で、意識の先は生ではなく死であり、有ではなく無である。
自らの存在は他人によって産み出されたもののくせに、自らの始末の仕方は産んだ張本人ですら知らないのなら、こうして現実という騒音に必死に耳を塞ぐ人間活動など、自分で蹴りをつけなければ誰も救ってくれやしない。苦しみから救済するのも救済されるのも、結局自分自身しかいないのだ。
逃避なんて、消えることのほかにないだろう。
ボクはひどく疲れていた。
仕事もプライベートもうまくいかず、この世界から逃げ出してしまいそうな衝動を抱え、限界を迎えていた。
……きっと、ボクが居なくなっても誰も困らないだろうな。
そう呟いて、ため息をつきながら下を向いて歩く。もう、どうでもいいや。
ふとしたときに、足元に紙のようなモノがまとわりついた。
誰かの落とし物だろうか。思わず拾うと、それは映画の半券チケットだった。
思わず顔を上げると、目の前には映画館があり、たくさんのポスターが張り巡らされている。
……そういえば、最近は忙しくて映画を見てなかったな。
たまにはこういうのも悪くないな。
ボクはチケットを握りしめ、映画館の入り口へと歩き出した。
あーあ
今月も終わっちゃう
いつもより寂しい
だって
もう名前の無い日々が始まる
あいつの名前が載ってない紙切れを見ながら
必死に探すの
大好きな名前を
何度見ても、載ってない
現実逃避、、書いちゃえッ
私の下に
あいつの名前
現実逃避。
私は今日も
現実逃避を
してる。
現実逃避をしないと
逢えないのが
寂しくて。
本当は
今日も
明日も明後日も
逢いたい。
現実逃避って
逃げたところで追いつかれて
思い出したらより倍の
重荷を感じるものだから
こっちから追いかけてやるの
思い出したら良い気持ちになるまで
【現実逃避】
現実逃避、
こんな嫌な生活もうしたくない
だから頑張って
現実から逃げてた
でもそしたら
現実をみろ
ちゃんと考えろ、
大変だよ
現実逃避なんて出来ないのかな、
『現実逃避』
嫌なこと、悲しいことがあると現実逃避したくなる。
この現実の苦しさが耐えられなくなるからだ。
きっと誰もが生きやすい世界なんてないだろうけど、
せめて現実逃避の世界が実世界よりも大きくならない人生になればいいなぁ
げん-じつ【現実】目の前にあり、今向き合わなければならないこと。―とうひ【逃避】今現在向き合わなければならないことから逃げ、気を紛らわせるためにやらなくてもよいことをして時間を浪費すること。現実の問題は「やっていない」という事実だけが残ることが特徴。
音楽ってすごいなって
雨の音だって
外のザワザワ音だって
大人の悪口も
嫌いな先生の声も
嫌な音を全部消してしまう
自分と好きなアーティストだけの世界に入れるんだもん
現実から目を背けることは出来ないけど
その時だけ、少しでも現実逃避できる
少しでも自分だけの時間を作ることも大切なんだ
(現実逃避)
脳髄へ逃げ込み
穢い塵から目を背ける
塵溜めへ帰り
明媚を望む雫が垂れる
日々を嘔吐して…
情報にまみれた世界
ねじれて絡み合って
多すぎる、複雑すぎる
巻き込まれないように遠ざけても
生きづらさの波が私を苦しめる
欲望が満たされる心地よさを知った今
他人の承認欲求による知恵を借りながら
流行、マウント、遅れという言葉に
押し潰されないように
自分が望むものを削りだしていく
やっと今見えてきた小さな希望が
実はまだほんの一部だと気づいた時
私はまだここで耐える理由を見いだせるか
きっと今なのかも
全てを投げ捨ててしまうという勇気も
時には必要じゃないか
#現実逃避
私は何年現実から逃げてるのだろか…。
父親が死んでからずっとずっと殻に閉じこもって前に進もうしないで…。
そう父親の最後の言葉忘れる事できない
『お前はなかなか理解して貰えない分自分が相手を理解して器を大きくしてしまうから
一生お父さんがお前を守る』と言って空に行ってしまった……。
確かに恋愛も仕事も理解して貰えない自分が理解して我慢してしうか不安で不安で不安定になるかどっちかでもういない父親を夢に見て現実逃避をする自分…。
「ごめん、暇だったからきちゃった」
今日は、他の女の人はいなかった。
彼は、そう暗く笑む私につられて笑い返した。唐突に訪れた私を追い返すことなく、彼はどうぞ、と背を向けた。
今日で五回目の彼の家は、今日もなぜだか安心感のような、しかし、妖しげな煙がふわふわと漂っているような、そんな不思議さがあった。
ここにくると、いつも変な気持ちになる。
「なっちゃん」
「…ん?」
「珈琲飲む? それか紅茶?」
「……」
「うそうそ、カフェラテだよね。苦い飲み物嫌いだもんね、なっちゃん」
黒髪マッシュヘアの整った顔立ちをした彼は、女神のような柔らかな笑みを浮かべている。憐れむような、慈しむような。ドジな子供を見るような目で私を見ている。この前も、今日もだ。
私より、有利な目。
「今日はどうしたの」
「…え?」
「なっちゃん、かわいい服着てるね。デートだったの?」
「…どうだろうね」
「えー、そうなの? デートだったら、嫌だなぁ。悲しいな」
笑んだ時の三日月の目。時折見えるかわいらしい八重歯。私な大好きな顔が適当なことを言ってくる。それはいつものことだが、いつもいつも聞く度に辛くなるのだ。嬉しいと共に悲しくて、悔しくて、気持ち悪くて、イライラして、憎たらしい気持ちが。ずんずんと、腹の中を巡っている。
自分らしく生きろと説く現代社会において、必要のない、後ろ向きな気持ちばかりが、彼と顔を合わせる度に湧き出てきてしまう。
何が悲しいだ。何でそんなこと言うんだ。どうして私を辛くさせるんだ、悪者にさせるんだ。どうして、どうして、優しいことばっかり、かっこいいことばっかり、言ってくるの。
どうしてあなたは、いつもいつも、悪い男なのに、
魅力的な人なの。
「なっちゃん、彼氏作っちゃダメだよ」
ゆっくりと伸びた彼の手は、私の背中にふんわりと触れた。そのままぎゅっと抱きしめられ、彼の甘い匂いが私の鼻腔をくすぐった。私を、みんなを虜にさせる、悪魔の匂い。悪魔の言葉。そのどれもが、大好きで、大嫌いで堪らない。
「俺のもんだからね」
「…何が」
「なっちゃん。俺の大切なもの。誰にもあげない」
「…」
「なっちゃん、大好き」
DV男宛らの飴に私は思わず笑みを浮かべた。うん、私も。なんて汚いことを返す私は、誰よりも汚い人間なんだろうな。部屋の中にある数々の女の私物の現実に向き合わなきゃいけないのに、彼に反抗することなく、快楽に身を溺れさせるこの私は。
「なお」
「ん?」
「私も、大好き」
ずっと一緒にいてね。
なんて言葉は告げたところで、遊び人の彼には伝わらない。
彼の唇に口付けをすると、私は涙を堪えながら微笑んだ。
堅実逃避/遊び人の彼(悪い沼男)を好きになっちゃった私の話
「現実逃避」
逃げたい逃げたい
関わりたくない
でも、ちゃんと向き合わなきゃ