『現実逃避』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
現実逃避
本を開く
文字の中の君に会うために
現実逃避
そう思われても
触れもしない君は
私の心を知り、時には叱り、愛し、支えてくれている
現実以上に現実に
私の中で強く息づいている
この現実から遠く逃げ出したい。
この〇〇会社に務めて早5年目。毎日毎日残業、上司に文句を言われまくっている。いわゆるパワハラを受けている。子供の頃は凄く大人が羨ましかったけど今は、学生の頃に戻りたい。遊んでゲームして寝て学校に行っていたあの頃に...。正直毎日残業やらパワハラやらで、精神的にも身体的にも限界だった。
この会社辞めて職場変えて、ホワイトな会社に務めて定時に帰って、酒飲んだりする生活を送りたい。そんなこと考えたって現実はそう甘くは無い。毎日そんな風に考えて現実逃避している。でも、もう限界だ。家族に向けての手紙も書いた。
『思いのこすことはない!さようならクソみたいな社会。』そう呟いて会社の屋上から飛び降りた。
【現実逃避】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】
2/26 PM 3:00
「現実逃避したいねぇ~」
「……してるじゃない。今まさに」
「え~? 違うよ、宵ちゃん。
わたしにとって、ゲームは
現実逃避じゃなくて、習慣」
「じゃあ、暁にとっての現実逃避って?」
「みんなでディ○ニー○ンドに
遊びに行きたいねぇ、ってこと」
「はぁ?」
「え? だってあそこは夢の国でしょ?
現実から逃れた場所でしょ?」
「……あのテーマパークに遊びに行く
ことを、現実逃避って……アンタの
言語感覚はどうなってるのよ……」
「天明(てんめい)くんは絶叫系大丈夫かな。
部活の予定と一緒に聞いてみよー」
「(誘うのは決定なのね……)」
今日、飼っている犬の様子がおかしくて、明日病院につれていくことになった。きっと手術案件になるだろう。でも、今は父は4度目の離職(1度目の解雇)でお無一文。母は身体が弱くて動けず、私も精神病で動けず、布団からあまり出られない。でも、お金は消える。私達は布団の横に転がるペットボトルの水で生きている。
2年前は東京で必死に働いていた。男ばかりの職場で、シンナーを素手で扱う技術職。手や作業着がボロボロだった。「作業着が汚いのは作業が下手だから」
そんなことを上司は笑いながら言っていた。でも、私は生きていた。通勤片道1時間。なんやかんやで、自分は息を出来ていると思った。他の人は出来ない作業を出来る自分が誇りだった。
でも、いつしか身体は動かなくなった。今と同じ。
まるでゴミだった。ゴミになれるだけマシだ。きちんと使われたからこそゴミになれる。でも、今の私は?笑える?話せる?生きてる?植物?ゴミですら無いのなら、何?
人は生きるために働く。
生きていたいと思わない人間の選択肢をください。
せめて、今だけでも泣かせてください。神様。
助けてなんて言わないから。
ひんやりと冷たい水の底
ゆっくりと対流する水の流れが
服をゆらゆらと揺り動かす
濁った水の中を泳ぐ小魚
水の中で絡み合う流木
静と動のオブジェクト
そのどちらでもない私
そろそろあそこに戻らないと
思い立ってみたところで
身体が全く動かない
溶けた眼球で腕を見ると
そこに揺蕩う白い骨
白い指から除く隙間に
鈍く広がる薄暗い水面
あそこにはもう戻らない
あそこにはもう戻れない
すぐそこにある筈の境界線は
私にとってあまりにも遠い
もう逃げられない私には
「−現実逃避−」
現実から目を背けるのはいい事でもあるが、やりすぎると物事が対処しきれなくなり深く後悔する事になる。
かと言って、ずっと背けないのも良くない。
自分自身では無くなってしまう。
逃げるのは容易だ、だがその間の遅れを取り返す事は何時間、何日もかかる。
大人でも現実逃避のコントロールが分からない。
でも、自分がまだ出来ると思うのなら頑張りなさい。
それから、ゆっくりゆっくり休んで成長していきなさい。
焦る必要は無い。
現実逃避
それは鏡を見ない事だったが、
先日、仕事に没頭していた時、ふと洗面台の鏡に自分の顔が映った
その日はとても天気が良く、2階の陽がよく入る場所にその洗面台はあった
思わず え?ひどい顔! 仕事に没頭していたせいもあるが、髪はボサボサ
肌もシワシワでタルタル
もう諦めて、気にしない様にしているが、さすがに、年相応に見られたい、私くらいの年齢になると、健康や、美容に気を遣って生活する人と、そうじゃない人の違いがハッキリ出る、
今更とも思うが、ライブのためにまた少し頑張ろうかな!
現実逃避しても意味はない。だって、現実は変わらないんだもの。
そんなことないいう人は、本当の苦しみ、辛さ、挫折感を味わったことがないのだろう。
現実から逃げても意味ないなんてことはないんだよ。現実にそのまま居続けると、精神が持たないで、耐えられなくなる人もいるんだよ。現実から逃げることは、メンタル面ではとても価値のある行動なんだよ。
■ 現実逃避
しっかり寝る
しっかり食べる
しっかり働く
しっかりセックスする
しっかり遊ぶ
しっかり現実逃避する
そんな しっかりした生き方
揺れる電車の中で
まわりの音から、
まわりの世界から、
切り離されたくて
イヤホンで耳を塞ぐ
聴こえない、聴きたくない
現実に到着するまでもうすこし
__現実逃避
ちょうど来月で、私の全財産は一万円を切る。すぐにでもバイトを探さないといけないことは分かっている。しかし、来月末に応募したい新人賞がある。それに向けて原稿を書いているのだ。なんて、傍から聞けばただの現実逃避である。
『現実逃避』
「逃げるな」
「弱い者が逃げるんだ」
「逃げるのは卑怯者だ」
違う。
違う、違う、違う!
僕は逃げなきゃならないんだ。
でないと、死んでしまう───────
現実逃避をする
自分の世界を侵すものから
自分の世界を守る為に
億劫になるよう日々に
自ら足を進め
精神を傷つけ
それでも自分の幸せの為に
現実に目を向ける
だから小さな自分の幸せを
自分の世界を
守る為に侵されない為に
現実から目を背け
自らの世界に逃避する
そしてまた矛盾した現実に
戻ってゆく
そんな日々を繰り返して
今日もまた現実逃避をする
君は、明るい私が好きだと言った。
彼は、人生楽しそうでいいねと言った。
母は、遊んでないでしっかりしなさいと言った。
だから、私は逃げた。
現実逃避、そう、これはただの現実逃避かもしれない、ここで文を書き、投稿し、誰かに届ける、誰かの為と思い続けてきたこれも実際はただ現実が辛いからネットに逃げてるだけなのかもしれない。けど良いじゃないか、逃げ場のない人生なんてろくなものじゃない、のんびり行こうか
僕は絵を描くのが好きだ
真白なキャンバスから線を引き色を乗せ
一つの絵が出来ればそれなりに満足する
しかしそれも束の間
上手くならなければという焦燥感が
常に頭を埋めてしまって
練習しなければ、とまた慌てて筆をとる
向上心があると言えば聞こえはいいが
がむしゃらに到達点もないまま描き続けるのは
ひどく不安で仕方がない
そして最近ふと思う
この焦りは一体何なのだろうと
自分のしているこれは
ただの現実逃避なのだろうかと
それともこれが現実になったら
どれほど充足できるのだろうかと
僕はまた妄想に耽り
現実逃避をしてしまう
眦に光る雫は誰のせい?
「なんでもない」そんなはずない。
「そんなことより」逃げ場を探して震えた瞳。
逸らした先で見つめる幻影。
その逃避行に、オレはいらない?
現実逃避。
よくある…のかな。
よくあるかもしれない。
やらなければいけないことや、やったほうがいいことを、よく理由をつけて避けることがあるように感じる。
人間、そんなこともあるのだろうけど、
何にでもそんな甘いことばかり言ってられないとも思う。
自分に甘くなりすぎないようにしないと。
現実逃避。
そろそろ、アレが終わる。次は、コレが始まる。今日も、このまま続く。明日は、遂に結果が出る。
こんな毎日を送っていると、とぎどき逃げたくなる時がある。でもそれは、いくら順調に進むプロジェクトでも、目を開けられないような事実の前でも、同じように起こる衝動だ。だからといって、どれだけ上手く逃げても、身体の奥底の端の隅に、胸を締めつける塊が残る。
今、私の前には、カエルの置物がある。でもそれは、何故か歪んでいるし、光っている。指し示す未来は現実かもしない。
今、あなたの前には、スマホの画面が広がっている。それによって何か心を動かしたいとでも思っている。でも本物の応えなど得られないと、奥底では分かっている。
逃げてもいいなんて綺麗事は必要じゃない。帰ってくる場所が欲しいんだ。
ひとつ深呼吸を。
今日は、やるべきことはやったよね?
本当に?
やりたくない仕事もやったし頑張ったよ?
本当に?
嫌なことばっかりだし、不安ばっかりなんだ。
そうだね。
特に今日は気持ちが沈んで辛いんだもん。
じゃあ、今日ぐらいはサボっちゃう?
うんうん、そうしようそうしよう。
じゃあ寝ちゃう?
寝たら明日になっちゃう。
寝なくても明日になるよ。
まぁ、そうだよね。
寝たら綺麗さっぱり、なんて切り替えられたら楽なのに。
そういう人もいるよね、君には無理だ。
ね~
じゃあ、気が済むまで自堕落に生きようか?
それで後々苦しいのは自分だよ?
楽しいことがすぐに嫌なことで上書きされるんだもん。
上書きなんかされてないよ。
そうかな、そうかも・・・・・・
時間が解決してくれることもあるよ。
じゃあ、もう寝るしかないな。
寝るしかないな。
そもそも寝たくないだけで眠いし
じゃあ、寝るか
寝よう寝よう
あぁ寝よう
『現実逃避』