狭い部屋』の作文集

Open App

狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/5/2024, 9:07:35 AM

世界中
回ってみても
一番は
変哲もない
夜光の棲家



【狭い部屋】

6/5/2024, 9:06:32 AM

ベッドと机しかない殺風景なこの部屋。
そして抜け殻のようなあたし。
今は、この部屋をとても広く感じる。
貴方といたときは、狭かったのになぁ、、。

6/5/2024, 8:49:34 AM

煌めく青い夏も越えて
黒い燕も巣立つのに
あなたはまだ憂いている
これでよいのかと

バカみたいね
他人を大事にして何になるっていうの
なんにもわからないのなら
自分のやりたいようにやればいい

それでもあなたが憂うなら
その涙を運んであげるわ
幸福な王子様

バカみたいね
自分を大事にして何になるっていうの
他人が生きるのを真剣に楽しんでいるのなら
大切にしてあげればいい

道徳なんてどうでもよくても
自分がそうしてあげたいならば
大切にしてあげればいい

それでもあなたが憂いても
冬がこようと 傍にいるわ
幸福な王子様



バカみたい(3/22お題)

6/5/2024, 8:44:24 AM

意識が起き、ぼんやりとしながらベッドから起き上がる。相も変わらずの少し手狭な部屋。小さい頃から、ずっとこの部屋にお世話になっている。最初は酷く広く感じたこの部屋も、成長するにつれて次第に狭くなっていった。使うものも少しずつ大きくなり、物も増えていく始末。最初に部屋に入った時の酷く広くてもの寂しい感じはどこへやら、今はもう人一人が生活できるギリギリぐらいにまで家具やらの物がこの部屋に鎮座している。決して汚いわけではないのだが。
それでも今はまだ片付きつつある方だ。中身がカラのダンボールを見ながら思う。もうすぐ自分はこの部屋から出ないといけない。今の所だと到底行けないような場所に引っ越さなければならない。これまで世話になった、この部屋を棄てて。今度の部屋はこれまでよりも幾分か広い。物も厳選して持っていくつもりなので部屋も広くできるだろう。そう思いながら今日も荷詰めをするのであった。

数ヶ月後、広かったはずの部屋はしっかりと狭くなっていた。ただ、これまでよりもほんの少し、広くなってる気がした。
『狭い部屋』

6/5/2024, 8:35:01 AM

ソフィアは彼の誘いに一も二もなく乗ったことを、若干後悔し始めていた。先導する彼の後ろについて、螺旋階段を降りているが、階段はいつまで経っても終わる気配を見せない。
 どんどん周囲の空気が湿っていく。ひんやりとしていて肌寒くなってきた。ソフィアは薄手のカーディガン越しに二の腕をさすった。
「ね、ねえ……ノエル。いつになったら着くの?」
 恐る恐る口を開いたソフィアに、彼は前を向いたまま答えた。
「あともう少しだよ」
 わかったと小さく返して、ソフィアは押し黙った。
(……本当に……こんなところで生活してたのかな?)
 仮にも一貴族の嫡子をこのようなところに軟禁するだろうか。いくら、彼が不思議な能力を持っていたからといって。
 彼の靴音が止まった。釣られてソフィアは立ち止まる。自分のあと数歩先に、物々しい錠前で施錠された鉄扉が鎮座していた。彼は懐から鍵を取り出すと、手慣れた動作で錠前に差し入れる。重たげな音を立てて、錠前が外れた。
「どうぞ」彼はそう言いながら鉄扉を押し開けると振り向いた。「狭い部屋だけど」
 彼が避けてくれたので、そろそろと中に入ったソフィアは思わず、息を呑んでしまった。
 申し訳ない程度の家具しかない、ひどく小さな部屋だった。粗末なベッドと、簡素な机が隅に置いてあるだけで、彼の私物らしきものは一つもない。
 ソフィアは隣に立つ彼を見上げた。彼は彼女の視線に気づいたのか、彼女を見つめ返すとにこりと微笑んだ。
「どうかしたかい?」
「……一日中、この部屋にいなくちゃいけないの?」
「いいや。屋敷の中は、まあ、それなりに出歩くことができたよ」彼はそう言うと小さく笑った。「よく書庫に篭っていたよ。うちの者は誰も来ないからね。食事が差し入れられる時間までに、戻っていなくてはいけなかったけど」
 懐かしげに目を細めて微笑む彼を、ソフィアは信じられない思いで凝視していたが、やがてふっと息をついた。
「早く……この家を出て行きましょうね」彼女は彼の手を取ると決意を込めてぎゅっと握り締めた。「わたしはただの村娘だから、あなたには苦労をかけることになると思うけれど」
「君と一緒なら何だって苦じゃないよ」彼はウインクした。「この部屋を見ればわかるだろう?」
 ソフィアは目をしばたいた。
「まさか、そのために連れてきたの?」
 いいや、と彼は朗らかに笑った。

6/5/2024, 8:32:22 AM

落ち着くなぁ
落ち着くなぁ

隅っこ端っこ落ち着くなぁ
小さい寝床落ち着くなぁ
クッションいっぱい落ち着くなぁ
低い天井落ち着くなぁ

落ち着くなぁ
落ち着くなぁ



『狭い部屋』

6/5/2024, 8:30:41 AM

_狭い部屋

たった一畳しか見えない床に一人座る僕。

二つの卵を使った贅沢卵かけご飯を不健康にも二食。

タンパク質と炭水化物と水と。

ネットだけがお友達。

6/5/2024, 8:21:13 AM

吾輩は猫である

名前はレオ

かっこいい名前であろう?

しかし一つだけ不満がある

吾輩の部屋だけ狭いのである

人間たちの部屋は広いというのに

吾輩の部屋は最低限しかないのだ

それも檻のような部屋であれば

不満になるのも当然である

6/5/2024, 8:17:00 AM

君と、君が拾ってきた死にかけの猫と僕、容赦ない西日
それだけで満杯になるこの部屋が、僕のすべて

6/5/2024, 8:16:37 AM

【狭い部屋】

 [5/19 恋物語
 [5/26 降り止まない雨
 [5/27 月に願いを
 [5/28 天国と地獄
 [5/30 ごめんね
           続編

登場人物
 鬼龍院 加寿磨
 (きりゅういん かずま)
 金城 小夜子
 (きんじょう さよこ)
    玲央 (れお)
    真央 (まお)
 園子 (そのこ)
 椎名 友子(しいな ともこ) 


「母さん、大丈夫ですか?」
今まで住んでいた家を後にして加寿磨は母の事が心配で仕方なかった。
母は片田舎の地主の末っ子長女として生まれた。
やっと授かった女の子、その為甘やかされわがままな娘に育った。
父との馴れ初めはわからないが、ほとんど勘当状態で結婚したらしい。
母はそれ以来、実家へは帰っていない。
結婚直後は6畳一間の狭い部屋で食べるのがやっとだったそうだ。
父は、母の為に必死になって働き10年かけて自分の会社を設立た。
ボクが生まれたのは、それから2年後だ。
会社は順調に業績を上げ、あの崖っぷちの家を購入した。
古い家ではあったが2階の部屋から見える景色を母が気に入って決断したようだ。
その後、事故で父を亡くし、ボクも記憶を無くし歩けなくなった。
それからのボクはわがままになり、よく母に当たっていた。
そう、あの子に会うまでは。
ボクが奇跡的に立つことができ、歩く為のリハビリをしだしてからは母も明るくなってきたと思う。
だが、今はまた俯くようになった。
これからはボクが母さんを支えていかなければ...。
でも、学校にも行っていない15才のボクに何が出来るのだろう。
そんな事を考えているうちに、会社の人が手配してくれた引っ越し先に着いた。
「母さん、着きましたよ」
「これからここに住むのですか?」
それは2K(6畳と3畳にキッチン)のアパートだった。

           つづく

6/5/2024, 8:15:48 AM

わたし嘘つきは嫌いなの
もう一度訊くわね?

わたしのこと、好き?


好きって言いなさいよ!!



“失恋”

6/5/2024, 8:13:44 AM

狭い部屋で僕は一人、外を眺める。
電灯一つ無いこの部屋を照らすのは、外の光だけだ。
何かしたいけれどすることもないから、
ただ、ずっと外の世界に憧れている。
誰かが訪ねてくるわけでもないのに、
ただ、ずっと誰かを待っている。
外の世界の裏側を知るのは怖くて、
自分から誰かに会いに行くのは恐くて、
閉じこもって。動けなくなって。
それでも、外の世界は、
この部屋を照らし続けるのだった。

テーマ 狭い部屋

6/5/2024, 8:12:46 AM

狭い部屋


その部屋は成長した私には少し狭かった

普段ならたくさんの子どもがわいわいと遊んでいるが
今は自分しかおらず
部屋の狭さがより際立つ

部屋の窓から直接見える外
キキィー!と締め付けられるブレーキ音がなる度に
ハッと見上げるが
門を通る人影は目当てのものではなく
まるで一攫千金をかけたビンゴ大会で
ずっとリーチから抜け出せないような
そんな一喜一憂を繰り返す

これだけ人で溢れているのに
どうして私に気付けないのか

こんなに小さな空間なのに
どうして私を見落とすのか

そんな悲しいとも恨めしいとも言える気持ちを涙しているのに
いざ見つかりそうになると恥じて隠れて

強がる私の殻を叩き割り
愛を注いで欲しかった

まるで当たり前かのように
私を見つけて欲しかった

そこから一歩踏み込んで
この部屋から掬いとって

6/5/2024, 8:12:35 AM

狭い部屋で私は夢をみる
今が夢で目が覚めると平和な世界が広がってる
これは夢で、今は長い夢を見ていて
目が覚めるときっと平和な世界になっている

水中で溺れてるような、空中を走ってるようなそんな待機室の中で

6/5/2024, 7:59:04 AM

狭い部屋

閉所恐怖症の私に狭い部屋は無理
自分の家のトイレや浴室も
出来るだけ長居したくない

そういう理由で
犯罪者にはなりたくなかったりしても
良くない?

6/5/2024, 7:52:38 AM

狭い部屋に取り残されてもそれはそれで身軽で自由にできる時間で心が落ち着く。

6/5/2024, 7:52:03 AM

このガラスの容器は、広いようで狭くて、けれどやはり広いような。
あまりよく分からないガラスの容器。
けれど、第三者から見ると、見ただけでは広いと思える。だってそれは、自分が100人分入れる大きな容器だから。
そんなもの見たら、広いと思える。じゃあ、なんでこの地球は狭く感じるのだろう。自分が何億人以上入れるほど広いのに。なんで狭く感じるの?――
定期テストがやっと終わった最終日、私は自転車を押して、家に帰る。
私、思うんだ。広い世界にいたいと思うのに、行く努力なんてしてないなあって。
広いガラスの容器の中にいるのと、その外側にいるのでは、外側にいる人が広い場所にいることになるけれど、私はその外に行く努力をしているのかな?
ていうか、そもそも広い世界ってどのことを言ってるの?面積的に、心的に、見た目的に、色々あると思うのだけれど、私はどの世界のことを言っているのだろうか。
「こんにちは〜」
「こんにちは」
道ですれ違う人に挨拶をした。とても心地よかった。だって、言葉が帰ってきたから。誰かの1番になれない辛さなんてもう無くなっちゃったもん。
道ですれ違う人に挨拶するだけで私は幸せになれる。そんな小さな幸せが大きく感じられるのは、狭い世界にいるから。
だから私は、狭い世界にいるのかな?だから私は、この居心地のいい狭い世界を愛してるのかな?

6/5/2024, 7:49:11 AM

【狭い部屋】
人にはそれぞれ"心の広さ"というものがあるだろう。
心の広さは、"部屋"とも言えるだろう。
部屋が広い人、部屋が狭い人。または時と場合によって部屋の広さが変わる人もいるだろう、

6/5/2024, 7:44:50 AM

私の心は狭い部屋


家具は置かずに、

小物で溢れている。

扉が閉まらずに溢れ出た小物は

何食わぬ顔で外の世界へと飛び出していく。

小物を全て追い出した狭い部屋は

後悔で溢れかえった。

6/5/2024, 7:34:26 AM

2024.06.05(水)【狭い部屋】

私はずっと狭い部屋で育てられた
それの影響なのか分からないけれど私の心も狭い部屋と一緒で孤独感を抱くようになった
人間が怖い、誰かと話すのも怖い、、もう何もかもが怖くなった

Next