『狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『狭い部屋』
中学校の時に使っていた別室。
普通の教室の半分のない大きさしかないけどそこには通うことができた。大好きな先生とお話したり、絵を描いたりして過ごした。勉強は別室ではしなかったけどここがあったから次のステップに進むことができた。ありがとう。スモールスペースさん。
この心を変えたのはアナタなのに、アナタは私を置いて、その人と何処かに行ってしまうのね。これはやきもち、いいえ嫉妬ね。私、今、失恋したのね。何故、何処で間違ったのかしら、あの狭い部屋に閉じ籠っていれば、アナタ達に出会わなければ、こんなに心が汚れることもなく、幸せだったのかもしれないわね。
扇風機 風音響く 四畳半
寄り添いあたり 恋熱を知る
逃げ込んで 簡易鍵かけ むせび泣く
トイレの神よ 見逃してくれ
【狭い部屋】
"狭い部屋"
居室はまぁまぁ広い方だと思う。
けど最近、ハナを遊ばせるには少し狭く感じる。
俺の身長では立って動かせばそれなりの高さになる。腕の長さもあるから、うんと伸ばせば相当な可動域になる。
けれど居室以外はスペースが足りないし、遊んでる最中棚にぶつかって消毒液や鋏などが落ちてきたら危険。
猫じゃらしの扱い方に規制を設けるしかない。
必ず座った状態で、肘を常に曲げて使う。
ハナにとっては物足りなくてつまらないだろうけど、ハナが怪我しないようにする為。
その分、散歩の時に思いっ切り身体を動かさせてやろう。
『狭い部屋』
「見た目は大きい家なのに、意外と部屋は狭いんだね」
普通、本人の前で言わない。
もうこの子は家に呼べないって思った。
#12
【狭い部屋】
狭小住宅が好きだ
部屋自体が自分を包む膜のようで安心する
手に届く所に何でもあるこの安心感
これが中途半端に狭いといけない
あれが置けない、ここが足りない、そこがぶつかる等と不都合ばかりが目につく
カタツムリやヤドカリの如く
常に家とともに生きていく様に憧憬をいだく
そんなことを考えながら、1LDKの我が家へと帰る
狭い部屋にただ1人。
君を愛した、君に愛されなかった私が座っていた
「そんなんで泣くなよ」
「どうせ分かってたことだろ?」
「君を振るやつなんか見る目ないんだから」
そうやっていつも''自分に聞かしていた声''が聞こえた
偽物の私が、本物の私を抱き締めていた
「私が好きなのは君なんだから」と言って泣いていた
狭い部屋
物事は何事も捉え方次第だ。
コップに入った半分ほどの水をまだこれだけあるのかと考えるか、もうこれしかないのかと考えるかは人それぞれだ。
僕は前者でありたい。
僕の部屋は他人が見ればきっと狭いと言うだろう。
だが、これが僕の城だ。
この城の中で一体何を生み出そう。
常にクリエイティブでありたい。
狭い部屋
ちょうど今日ショート動画で
ナイジェリアの船が高波により沈没し
奇跡の生還をした料理人を見た。
恐らく見た方も多くいるのではないかと
ほかの乗組員達は皆亡くなってしまったけれど
この料理人さんは船の脱出用のハッチに向かい
そこにも海水が侵入してきたがいつ尽きるか分からない
僅かに確保できる空気のある空間と食料でしのいだよう。
沈没から60時間後に救助されたが
その間明かりもない暗闇の中で1人で諦めず
耐えたこの方は本当に凄いことだと思う。
その後はその出来事がトラウマになり色々葛藤もしたと思うが
頑張って克服しダイバーになったようです。
心の中ではスタンディングオベーションでした。
海洋恐怖症
暗所恐怖症
閉所恐怖症
船恐怖症
乗り物恐怖症
くらいの恐怖症は私なら余裕で背負ってしまいそう。
真っ白な空間。壁も床も天井も、触れば存在するけれど、触らなかったら何処まで続いているのかすら分からないような、真っ白い部屋。
立って手を伸ばせば天井に手がつくし、床だって、地面に立っている感覚がある。両手を広げれば左右に手がついてしまう程の、狭い空間。
「 」
声を出したつもりだったが、音という概念が抜け落ちているかの様に自分の声が聞こえなかった。
暗転。
真っ黒な空間。影が存在して、立体的な空間がはっきりと分かる。黒いのに、何故か視界は良好。光がないはずなのに、世界が見える。
…少し、息苦しい。呼吸をすればするほど酸素が徐々に無くなっていく。何時間ここにいるのだろう。苦しくて、体温が分からなくなって、目の前がフェードアウトする。
……そういえば。
自分のいる真っ白い部屋の正体を思い出す。
生と死の狭間。三途の川なんておしゃれなもんじゃない。何も無い空間。
体が透け始めて、記憶が抜け落ちていく。
最期に、普通の部屋に居る自分を想像して少し微笑んだ。
『狭い部屋』
ここは何処だろう?
暗い空間に意識があった
周りには何も無い
あるのは正面にあるモニターのようなもの
いつもと変わらない情景が写っている
友人と話し笑っている
いつもの道を歩いている
「私」は「日常」を過ごしていた
ならここに居る私は・・・
はっきりしない意識のまま
「日常」を眺めている
ふと鏡に映る私と目が合う
「私」はフッと笑い鏡の前から身を移した
ああ そうか
私は放棄したんだった
暗い空間で身を縮め
手放してしまった事を後悔する
「狭い部屋」
狭い部屋/
それがなんだ。
空間が欲しいのは欲だ。
死んだら体が入るだけの棺桶に入れられるだけじゃないか。
それで充分ということだ。
愛する者と入れるふたり分の大きさの棺桶は無いのだろうか。
そんなことは心中を助長してしまうだろうか。
わたしのそれも欲だな。
「狭い部屋」
狭いと窮屈だと思う人がいる
せまいと居心地が良いという人がいる
狭いと暑苦しいと思う人がいる
せまいと温かいと思う人がいる
狭いと情報量が多くなると思う人がいる
せまいと新しい発見をしやすいと思う人がいる
狭いと…せまいと…狭いと…せまいと…………
人それぞれ感じ方は変わってくる。他人の部屋の壁を壊して広く立て直すと、お金も時間も労力もかかる。それに人間関係も悪くなる。だから、自分が変わることが大切。
最悪、部屋の扉から外に出るのも良し。それが良い方向へ進むかもしれないからね。でも、一つ気をつけてほしいのは、距離を取るときには背中を向けて急いで逃げてはだめ。熊から逃げるのと同じ感じで、目を見て安心させながらゆっくりと後ずさりする。そうすればいい距離を保ちながら、自分を守れる。
題【狭い部屋】
ここは、とても暗くて狭くて怖い。
「どこだろう?」
「どうしよう?」
「このまま一生閉じ込められるのかな?」
一気に不安が溢れてくる。
足になにかが触れた!
でも暗くてよく見えないよ。身動きも上手く取れない。
「はぁ はぁ はぁ」
もう、今にも泣き出しそうだ。
そして諦めかけていたそのとき、私に向かってさしのべられた手が!
「あれ?」
「明るい?」
気がつくと私は一人、下校時刻がとっくにすぎた夕方の教室の机に座っていた。
私たちの家は小さく、部屋も二人で住むには少し狭い。それでも、私たちは何も不自由なく暮らしている。
「あなたは、いつか二人で大きい家に住みたいと思う?」
「確かに、夢のマイホームを建てるのもいいとは思いますが、今のままでも俺は充分ですよ」
そんな話をしているこの家は、ほぼワンルームの広さなのだ。だからリビングの他には、二人で共有している寝室しかない。それでも、彼は充分と言ってくれたのだ。
「何で?私はともかく、あなたにとっては窮屈だと思うけど」
「こうして、二人で居られる時間が増えるじゃないですか。一緒にご飯を食べて、一緒に寝て…」
「ふふ、確かに家にいたら私たちずっとそばに居るよね」
「そういう事です。貴方と抱き合って眠るのはとても幸せですから…」
流石に寝室のベッドはダブルベッドで広く使えるのだが、心配性な彼は私をベッドから落ちないようにぎゅっと抱き寄せるので、ほぼ真ん中に寄っていて端っこがかなり余るのだ。狭い部屋に対して広いベッドなのに、これだけくっついているのだから、無理に大きい家を買う必要はなさそうだな、と改めて思った。
テーマ「狭い部屋」
閉鎖された、真っ暗な世界
一番安心できる、唯一の居場所で
頬を濡らして、けれど声は殺して
膝を抱えて、俯いて
「死にたい」気持ちに、想いを馳せる。
---二作目---
「それじゃあ、おやすみ」
「......」
「?どうしたの?」
「いや...狭いよな...って。...すまん」
「...ふふ、謝る事ないよ。寧ろ、僕はこっちの方が良いから」
「は?なんで?身体はみ出すし寝心地悪いだろ」
「んー、だってさ?」
ギュッ
「!?!?///」
「こうやって抱き締められる口実になるでしょ♪」
「えぁ、だっだが...///」
「あ、もしかして...嫌だった?」
「うぐ、...い、嫌じゃ...ねぇけど///」
「ふふ、ならよかったよ♪それじゃあ、改めておやすみ、いい夢を」
「ん、やすみ///」
#狭い部屋
319作目
一周年記念まで...あと45日
#狭い部屋
膝を抱えていた
うつむいたままで
広すぎる世界の中に
身動きも出来ないほどの部屋を
つくってしまった
自分を愛せず自分を許せないままに
それを世間のせいにして
扉のあることを忘れて
空が広がっていることに
気づこうともしないで
狭い部屋…
誰かが扉を叩いてる
見上げてみて
雲は空を流れ光りは色を変えていた
ほんの少しだけの勇気が
世界を広げたあの日
「狭い部屋」※フィクション
窮屈だって思うかもしれない。
だけど、この狭い部屋が一番落ち着く。
自分だけの世界が広がった部屋
世界一好きな私だけの部屋
「狭い部屋」
「狭い部屋」に閉じ籠もっている…ように見えるだけ。
そこからどこへアクセスしてるかは、知らないでしょ?
目を、心を、塞がれるように感じるのは、「狭い部屋」のせいじゃない。
目を、心を、塞がれたまま自動的に外へ繰り出す奴だって、いるからね。
…知らないのか?鎖にジャラジャラ巻きつかれて身動き出来ない人ほど、心は旅をするってこと…。
ほら、旅に病んで夢は枯野をかけ廻る…って歌った奴がいるだろう。…誰だったけかな?そんな感じでさ…
…鎖を断ち切ってもやれないのに、「狭い部屋」なんて言うのは、ちょっと残酷かなって思う。
残酷でもいいなら……そうだね、
君のその「狭い部屋」のなかに、いつまでも閉じ籠もっていればいいんじゃないかなw
(狭い部屋。)🦜
あのね。
僕の家は・・ね。
近くの、おじさんが
作って、くれた
巣箱、なんだよ。🦜
(猫や蛇の来ない、
北向きの
涼しい、
とても、いいお家なんだ。)🦜
でもね。
「お部屋が狭くて
僕が入るのが
精いっぱいで
娘雀しゃん、と
一緒に入れ
無いんだよ。」🦜