『狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ちいさくなって
まあるくねむる
キミのすがたは
ひだまりにいる
こねこみたいに
ボクのしあわせ
『狭い部屋』
部屋は狭い方がいいでしょ?
だって、
要らないものは入りきらないからずっと綺麗だもの。
ほら、
きっと心の部屋も狭いから嫌なことは入りきらない。
いつまでもマイナスなゴミ袋抱えてないで
プラスな宝物を入れよう。
わたし幸せ
ずっとこのまま わたしの世界はこれっぽっちの空間で、嫌なことも知らずに好きな人たちとだけ生きていくの
02 狭い部屋
狭い部屋だけが心の拠り所
誰からの声も聞こえない
視線も感じない
確実に自分一人だけと実感し
自分だけの場所として信用できる空間
だだっ広い世界なんていらない
全てがことごとく障害になったら
もう出られない
広くなくていい
私がわたしを滿たせなくなる
広くなくていい
思考するには最低限の文房具
それから無限の空想で事足りる
広くなくていい
わたしがわたしで在る為に
──狭い部屋
こんなに巨大な惑星の
こんなに小さな空間に
あなたが私といる奇跡
(狭い部屋)
【狭い部屋】
狭い部屋というよりは、狭い空間が好きだ。
どうしてあんなにも落ち着くのだろう。
押入れ。ものとものの間。
ついつい入ってしまう。
何故なんだろうか?
本能?心理?なんだろうか…。
『まだかな』
暖かい日差し、ふわふわな部屋。
ごろごろくつろぐには申し分ないとっても落ち着く部屋。
そして僕のお気に入りのこの四角い箱。
ぴったり入るちっちゃくて狭い部屋。
いつもそこで丸まって落ち着くのが僕。
僕に餌をくれたり遊んでくれるでかいやつが居ないときは、いつもここでくつろいで待っている。
たまーに窓に行って日向ぼっこをしている。
この前のなんかいい匂いするのが食べたいなぁ。
っていうかいつもあのでかいやつは暖かくて明るくなると居なくなる。
この僕を一人にしていったい何をしているんだ。
あーあ、早く帰ってこないかなぁ。
美味しいなんかと、左右に動く楽しいやつで遊びたいなぁ。
なんて思いながら、このせまーい部屋でまたくつろぐのだ。
にゃーん。
お題:《狭い部屋》
うー、、私の部屋ってこんなに狭かったっけ?汗
違うな、、、
私たちが大きくなったんだ。
もうずっと一緒にいる幼馴染。
でも私はいつからか、幼馴染じゃなくて、
1人の男の子として、好きで。
好きになってて、、
いやずっと好きだったけど
これが恋になるとは、、、
今日も普通に部屋に来て宿題やらゲームやら
くつろいでるけど
私ばかり緊張しててバカみたいだなぁ、、
きっと気持ちを言えば幼馴染にすらもどれるか、、、
関係壊れるくらいなら
このままそばにいる方が良い、、
『なぁ。聞いてる?』
「ん?ご、、ごめん!聞いてなかった。なに?」
『いや、だから
もう幼馴染つーか、友達やめない?』
「え、」
ショックというかびっくりというか、え、どういうこと?
『彼女になってよ、俺の。
好きなんだ、ずっと。もう、ずっとこのままは限界。』
夢か私の都合の良いように聞こえてるだけなのか思いがわーっとなって溢れる涙に
びっくりしている彼。
「、、、私も好き」
ずっと好きだったのと袖をギュッと掴んだら
全身で抱きしめてきたから
心臓に悪い。
泣くほど嫌だったのかと思って焦ったと言ったあと
絶対離さねぇ
っていうから心臓に悪い。
1人ではちょっと広いなと思う部屋も、
2人でいたらちょっと狭くなる。
でも、それがまた嬉しい。
狭い部屋
私が生まれた当時、まだ十代だった両親は、町外れの四畳半のアパートぐらしだったらしい。その後いくつか引っ越しして自宅を持ったらしい。三人兄弟の私は、以来自室なんて持った事はなかった。今でも狭くてもいいから、部屋が欲しいと思う。
狭い部屋
狭い部屋が怖い。
痛みはいつも弱いものに牙をむくから。
私は弱かったから、いつも私ばかりに痛みは振るわれるから。
狭い部屋で母はいつも叩いたから。
狭い部屋、そこには痛みが鮮明に残っていたから。
僕の中には狭い部屋がある。
僕がその部屋にいる時は、
僕じゃない僕が動いているらしい。
僕はその部屋にいる時の記憶が無い。
その部屋から出てくると
学校では授業が終わっており、
喧嘩したあの子とは仲直りしていた。
何が何だか分からなかったし、
同じような事が沢山あったからすごく苦労した。
でも、ある日、親に精神科に連れていかれた。
なぜ精神科に連れてかれたか後で僕は知った。
診察室の中で色々質問され、
テストみたいなものを受けさせられた。
僕は淡々とそれをこなした。
全てが終わり、また診察室へ呼ばれて
先生にこう言われた。
『君は解離性同一性障害だね。
いわゆる多重人格と言うやつだ』
僕は思い当たる節があり、納得した。
親もびっくりはしていたものの、納得していた。
その日から僕は自分では無い自分と向き合うことになった。
向き合うようになってからは記憶を共有し、
苦労することはなくなった。
【狭い部屋】
#40
どっちかが嘘ついてるやろー。
ブロックされてるって言ったら、私してないとか
ブロック枠にないとか、や、だから、ブロックして忘れてるんだってば、
学べよ
「狭い部屋」
僕には祖母がいました。
祖母は医者から手術をすれば助かる可能性がありますと言われていたが頑なに断った。管を繋げてベットで生活するのは死んでるのと変わらないと言っていた。祖母は狭い部屋で皆に見守られながる息を引き取った。
あなたには大切にしているものがありますか?
それは一体なんですか?
家族や友人、恋人などの存在ですか?
誰かからの贈り物ですか?
僕には大切にしている言葉が有ります 。
祖母から言われ一度も忘れたことの無い言葉
「貴方はもう少し自分に自信を持ちなさい。大丈夫、貴方は強い子よ。自分を信じて道を歩けばきっとたどり着く。私はあなたの味方だからね。」
この言葉を最後に聞いたのは祖母が亡くなる3日前、
僕は人生相談をした。
祖母は真剣に聞いてくれた。
「将来が不安なんだ。色々と思うことがあって、最近はぐっすりと眠れなくて。」
祖母は何が不安なのか聞いてきた
「来年からは奨学金を借りて高校に通うんだ。それが終わったら、今度は大学。借りたお金を返せるのか、そもそも学校を入学し卒業できるのか。数え始めたらキリがないよ。」
祖母は僕の気持ちを理解してくれた。
「貴方は不安を感じていて、それがなにによるものなのか分かっているのね。なら大丈夫。学校に通うのは将来を不安にするためじゃないよね。将来を楽しくするため。奨学金を借りたのは将来への投資とでも考えなさい。もちろんそんなことで不安が消えるとは思っていないわよ。貴方が不安に思っていることを私に相談したのはなぜ?私を信頼しているからでしょ?貴方には不安を打ち明けられるひとがいる。それはとても大きなこと。あなたは自分で思っているほど小さい人じゃない。」
僕は泣きそうになった。こんなに自分のことを信じてくれる人がいる。とても大きな力になった。
僕が気持ちの入れ替え、立ち直ろうとした時
祖母があの言葉を言ってくれたんだ。
「貴方はもう少し自分に自信を持ちなさい。大丈夫、貴方は強い子よ。自分を信じて道を歩けばきっとたどり着く。私はあなたの味方だからね。」
僕は気持ちの入れ替えが出来た。不安が無くなったわけじゃない。不安になった時に立ち直れる術を見つけたんだ。あの言葉を思い出すとおばあちゃんが見守っている気がするんだ。1人では無い、その考えが僕の心を大きく成長させた。
あの言葉を忘れないよ。
僕は1人では不安なことが多いから、おばあちゃんの言葉を思い出して強く生きてる。今は僕の味方はおばあちゃんだけじゃない、友人達や家族がボクを支えてくれてる。もう不安に閉じこもっている僕じゃないから安心してよね
また、会いましょう
今度は広い草原で思い出話をみんなとしましょうね
コロナに罹った。
しばらくこの部屋から出られない。
テレビをつけたら
悲しいニュースが流れてきそうだから
ドラマと映画だけ観ることにした。
あのゲーム機
あの漫画
やっぱり買っとけば良かったな。
明日
いや今日
このあとすぐにだって
わたしも悲しいニュースとなるかもしれない。
この部屋で
独りで。
カーテンを開けてみた。
外は今日も穏やかに晴れてる。
わたしがこの部屋に閉じ込められてることなんて
誰も知らないみたいに。
#狭い部屋
私にこの世界は広すぎたのかもしれない。
私の人生において、こんなに綺麗で残酷で儚い世界なんて必要なかったんだ。
それこそ狭い部屋だけで十分だったのに。
どうしてこんな感情、知ってしまったんだろう。
冷酷でいられる人が羨ましい。
それと同時にこんな自分が妬ましい。
どうしようもないこの感情をぶつけて良い場所なんてどこにもなかった。
私はどこにもいない。
だったら私の世界もどこにもない。
私はどこにいるの?
狭い部屋
右手を伸ばすと音楽プレイヤー。
左手を伸ばすと古い雑誌。
右足の先にゴミ箱。
左足の下に毛布。
卓袱台にはペットボトルとコンビニ弁当の容器。
本棚には読み飽きた漫画と小説。
全て手の届くところにある。
ガチャリと鍵の回る音がした。ハッとして身を起こす。ドアノブが動く。外の光が影に遮られる。
「ただいま。いい子にしてた?」
優しい声に、柔らかな絶望が湧き上がる。
手を伸ばすと彼は私を抱きしめて、首輪とリードを確かめた。
狭い部屋
6畳と3畳、1K、バストイレ別の狭い部屋。
シングルベッドで身を寄せ合って、あったかかったクリスマス。
あの夜にあなたにもらったネックレス、どこに行ってしまったの?
こんなに狭い部屋なのに、あなたの愛が、もう探しても見つからない。
彼女の部屋はワンルームだ。備え付けのベッドが部屋の半分を占めているし、キッチンのコンロは一つで、洗い場の隣はまな板すら満足に置けやしない。おまけに、換気扇の隣に設置された扉付きの棚はやけに高く彼女では到底届かないため、貴重な収納スペースだというのに完全に忘れ去られていた。
そんな部屋は俺には窮屈で仕方がないが、小柄な彼女にとってはそこまで不自由というわけでもないらしい。むしろあちらこちらへ物が散っていなくて助かるとまで言っていた。そんな風だから無理に連れ出すわけにもいかず、俺の方から時たまこの部屋に出向いているわけだ。
何度も訪れているうちに換気扇へ頭をぶつけることもなくなったし、ただ歩くだけでゴミ箱を蹴飛ばしてしまうこともなくなった。とはいえ、狭い浴室で壁に肘をぶつける頻度はなかなか減らない。縦も狭けりゃ横も狭く、こればかりは彼女も少し気に食わないとは思うらしい。掃除は楽なんだけどね、とのオマケ付きで。
またぶつけてたでしょうと微笑む彼女に甲斐甲斐しく髪を乾かされた後、ベッドになだれ込む。部屋の半分を占めているというのに、実際に乗ってみるとこれまた小さい。足がはみ出す。ふたり並ぶと寝返りも打てない始末だ。しかしまぁ、それを口実に彼女を抱きながら眠れるのは悪くない。
『狭い部屋』