『狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ずっときみにエールを送ってる
毎日頑張ってる君が
ほんの一息つけたらいいな なんて
こっそりおもうけど
先週 ちょっと眉をしかめたから
嫌がれたかな
もしも僕が
きみの好きな動物だったらなぁ
きみを見た瞬間 嬉しくて
絶対すりすり すり寄っちゃう
またたびのようなきみ
離れらんない
やっぱり今日も応援したいな
11
おはようみんな
春の部屋はピンク色
窓にも張り付いたピンク色
窓を開けてたから床もピンク色
春の狭い部屋はとっても綺麗
夏の狭い部屋は暑い
とっても暑い
じめじめした
だけど
時々だけど
夏の狭い部屋は寂しいなって思う
秋の部屋はちょっとだけ涼しい
ちょっとだけだよ
赤い葉っぱと黄色い葉っぱ
ひらひらと落ちてく
どんどん枯れてく
秋の狭い部屋は孤独がいっぱい
冬の狭い部屋は寒い
とっても寒い
口から白い息が出る
とっても白い息が
窓はとっても白かった
また繰り返す四季
冬の狭い部屋はなんだか冷たい
みんなおやすみ
【狭い部屋】
あなたは、狭くて何もない部屋に連れてこられて
一週間ここで過ごしなさい。と言われたら何をしま
すか?
もちろん食事もついてきますしトイレも行くことが
できます。
脱出を考えますか?
それとも何もしないで過ごしますか?
脱出を考える人→お気に入り
何もしない人→はーと
ちなみに私は何もしないです。
駅から徒歩五分。二階建て、オートロックなし。一階にコインランドリーはない。ペット不可。壁が薄い。スーパーやコンビニとか、生活に必要な店は一通り揃っている。バストイレ別のエアコン完備。あいえいちではない。線路沿いにあるから電車が通る度煩い。
一人暮らしするには些か不安もあるが、まあいい。
家賃もそれなりに安いし何より部屋が狭いから落ち着く。
こう、ぎゅっと凝縮された感じの畳の部屋。
まんなかに炬燵を設置。スイッチを入れる。暖かい。
猫がいるかもと思い炬燵布団を捲ってみる。猫はいなかった。
布団はおいおい買おうと思う。どうせ炬燵で寝るだろう。
誰も呼ぶ予定のない自分だけの空間。
ようやく寛げてにっこり。
電車が通るとやっぱり煩くて、耳を塞ぐ。
#29 狭い部屋
『狭い部屋』
私はいつもとても狭い部屋にいる。私の名前はユイ。名前をつけてくれたのはマイだ。
私達は一つの体を二人で共有している。私は実体のない意識だけの存在。
でもマイがこの世に生を受けた時から一緒に私も誕生した。
マイは明るくて学校でも学級委員長をやるくらい、はきはきしていてみんなからの人望も厚い。成績だっていい。
私はマイの中のこの狭い部屋の中で
マイと一緒に十七年間生きてきた。
なのでちゃんと十七才としての知識や感情もある。
お誕生日、友達もみんなマイに「はい、これお誕生日のプレゼント」とプレゼントを渡してくれる。
うちに帰っても夕食はマイの好きな物ばかり並び、最後はケーキも出てきて家族で「マイ、お誕生日おめでとう」と祝ってくれる。
私は夜、部屋に戻ったマイが「ユイ、ユイもお誕生日おめでとう」と小声で言ってくれる。ありがとう、と直接マイの頭の中に思考として伝える。
私に変化が訪れたのはマイに彼氏ができた時から。
同じ美術部の池谷くんだ。マイは初めて見た時から好きだったようだった。一緒に活動するようになり、池谷くんから告白されて頬を赤らめて交際する事になった時からだった。
いいな、マイは。今までもいつも狭い部屋でそう思っていたけれど私は意識だけの存在。諦めていた。
もとは一人の人間なのでマイの好きな物は私も好きな物だ。
だから池谷くんと付き合いだした時不満が一気にジェラシーになった。
本当は体の所有者は私、ユイだったかもしれないのだ。そうしたらこの狭い部屋にずっといるのはマイだったかもしれない。
外に出てみたい、とその時初めて思った。
だからマイが疲れて早く寝た夜に意識を入れ替わったのだ。
私、ユイは生まれて十七年間で今夜初めて肉体を得た。
不思議な感じだった。
いつも肉体の中に居るだけだったのに、今はこうして自由に動ける肉体をついに手に入れたのだ。
マイのパジャマを脱ぎ捨てクローゼットからマイの服を出して着てみた。
マイが以前買ってそっと引き出しにしまってある、口紅も塗ってみた。
マイは肩甲骨まである長い髪をいつもは必ずポニーテールにしている。
子供っぽくて私は嫌だったのでヘアアイロンで巻いてみたら、とても大人びた感じになった。
マイの持っているアクセサリーケースを開けてみるとどれも変な物ばかりでその中で、唯一好みのイヤリングがありそれを着けた。
バッグを持ちそっと玄関に行き、マイの靴を履き静かに外に出た。
夜の町はマイも知らないので私も初めてだった。
夜だというのに町は明るくて驚いた。
お店もやっているし昼間とは全然雰囲気が違って見える。
ファッションビルがあったので入ってみる。いろいろなお店が入っていて夜でも営業しているのでびっくりする事ばかりだった。
気がついてバッグの中のお財布を開けてみるとお小遣いとバイト代でけっこうお金が入っていた。
まずはこの趣味じゃない服装をなんとかしないと。
おしゃれなお店に入り私らしい服を選ぶ。気に入ったのでディスプレイのサンダルも買って、全身真新しい物を身に着けお店の中を見て歩く。
男の人の視線を感じる。心地よかった。
私は、ユイとして生まれて初めて自分の意志で好きな事をしている。
それがとても嬉しかった。
喉が渇いたので一軒のお店に入り、飲み物を注文し待っている間にマイのバッグからスマホを出す。
マイがいつもやっているように池谷くんに電話してみる。
しばらくすると池谷くんが入ってきた。見回しながら視線が何度も私を通りすぎるので、仕方なく手で合図するとやっと目が合い、なんだか妙にぎこちなく恐る恐るといった感じで近づいてくると私に「マイ?だよね?」と言うので、わからなかった?と言うと、「だっていつもの休みの日のデートの時と全然雰囲気が違うから」と少し戸惑った様に言う。
私は昼間でもマイの中で寝ている事が多いので、昼間休みの日に何度も池谷くんとマイがデートしてた事に気づかなかった。嫉妬を覚えた。
マイから池谷くんを奪いたい、とはっきり思った。
「マイ、夜にいつもこんな事してるの?」とおずおずと池谷くんが言う。私はとんでもない、といった表情であっけらかんと池谷くんに言った。
「まさか、初めてなの。クラスの子がマイは夜の町も知らないのって言うから、今夜は思い切ってちょっと大人っぽくして来てみたの。でも私にはやっぱり似合わないみたいだし、ドキドキしてるの」と少し自信なさげな様子を装って胸に手を当てる。
「そうなんだ、友達にそそのかされたのか。僕も少しドキドキしてるよ」と言うので「夜、出かけた事に?」と、池谷くんを覗き込むように言うと
「いや、マイがなんだか別人みたいにきれいで」
そういった池谷くんの顔がほんのり赤くなる。
「えぇ?!私が?そんな」と言って頬を両手で押さえて、目を見開き大袈裟に驚いてみせる。
池谷くんはもう私のものよ、マイ。
心の中で狭い部屋で何も知らず眠るマイに私は言う。
これからは私がマイよ。大丈夫。今まで一緒に生きてきたから全部わかるわ。
今度は、あなたがその狭い部屋で過ごすのよ。
『狭い部屋』
私ね、ワンルームに住んでるんです。
でも、ロフトが付いてるんです。
最初はオシャレだし、荷物も置けるし良いやなんて思ってたんですけど、いやぁ上がらないわぁ。
ハシゴが付いてて、立てかけて登るんですよ。
天井が低くて、ちょっと中腰になる感じ。
着物箪笥とか置いてあるけど、上がらなくても生きていけるんですよ。
そう思うと、ロフト要らなかったなぁ、なんて。
掃除嫌いなんですよね、ぶっちゃけ。
そろそろロフトに上がって掃除しなきゃな、なんて思うだけでも、結構プレッシャーになるし。
お風呂とトイレも、よくセパレートタイプが良いって条件の人、いるじゃないですか。
何度も言いますけど、ホント掃除嫌いなんですよ。
だから1回で済むように、絶対にユニットバスって条件でしたもん、私は。
本当はガンガン物捨てて、狭い部屋に何にも無いっていうのが理想なんですけど、ホラ、私、掃除嫌いじゃないですか。
いや、しつこく言ってますけど。
てか、もう良いだろって感じですけど。
とにかく、ガンガン捨てる人が、居ない。
私しか居ないから、ガンガン捨てられない。
でも今年の運勢は、とにかく大掃除を何度もするように、って書いてあったんですよ。
もう読んだだけで正直、面倒臭せーな、マジで、って感じです。
でも今月はちょっと頑張ろうかな、なんて断捨離ノートも作ったんですけどね。
1日1つ何か捨てよう!なんて、志は高かったんですけど、もう6月4日なのに何も捨ててない。
ダメだこりゃ!な私です。
暗くて狭い部屋。
そんなところに誰も近づきたくない。
だから、誰も助けてくれない。
一人でいれば、狭い部屋も広く感じる。
友達といれば、広い部屋は狭く感じる。
広い部屋は、私を孤独にさせる。
狭い部屋は、私を窮屈にさせる。
でも、狭い部屋には、
部屋に入りきらないほどの愛が
溢れてやまないほどの笑顔が
私を幸せにする。
ボーントゥーシュークリーム
密度が高い方が良いものもある
その方が濃厚で、丈夫だ
時間とともに外枠は内側へ
その時中の充実さを決めるのは
はっきりとした気持ちだ
※狭い部屋
『狭い部屋』6/4
目が覚めると、
アナタは五メートル四方の
真っ白な部屋にいました。
『フィリピン爆竹を点火!』ドーンッ
アナタは、見慣れた部屋で目覚めます。
しかし、体が爆散する夢を見ました。
SANチェックです。1/1D6
あとシナリオクリアなので、
SAN値1D3回復
『全快した』
部屋が狭いと
心も狭い
部屋の荒さは
精神の荒れ
理想の部屋は、
自分の好きで荒らしたい
今日はストロベリームーンとやらだと聞きました
私のところは雨なんですが、
恋愛するなと言われているようです。
_ ₆₇
『狭い部屋』
生まれる時も、死ぬ時も
狭い部屋で十分
一畳あれば、大抵収まる
狭い部屋から始まって
狭い部屋で終わるんだ
狭い部屋と狭い部屋の間には、
その人それぞれの
海や山、川や谷、田園、花などの
自然、それから街が、
物語が、大きな世界が溢れていく
大きく、せかいに広がった風呂敷は
また、最後にはきちんと、端を揃えて折りたたんで
こころのポッケに仕舞い込み
このほしに、一礼するんだ
青白い光が僕の網膜を湿らせる。五年前、大学の合格に際して新調した薄型の電子機器から発せられる短波光は、その人体への悪影響を科学が暴露した後も図太く生き延びていた。「必要不可欠な存在なのだろう?俺は」と問いたげなその光は僕の脳に直接殴り書きの如く情報を浴びせてくる。僕はその四半分も理解せぬまま一喜一憂する。軈て、二割、一割と思考の捉える情報は減っていき、遂にはその一分にも感情が振れなくなった時、ふと溜息をつく。
伽藍堂は溜息で賑わった。賃貸の白壁は溜息を吸い込み、何処からか、しくしくと啜り泣く声が聴こえる。
情報の海を漂流する放浪者なのだろう、僕は。未だに現実と仮想との区別もつかない儘、のうのうと生きている。故き人は言った、人だから堕落するのだと。僕はその言葉の本旨も解せぬまま、言い訳の種類を増やし続けている。僕は堕落した。人は堕落する。僕は人だ。だから堕落した。仮に、仮定せずとも僕が人でないとしたら、きっと僕は堕落するタイプの化け物なのだろう。李徴か、いや、傲慢さは同じくとも、優秀さが乖離する。せめて、袁傪と呼べる故人が欲しかった。もし私が虎になっても会いに行きたい人は居ない。人間の身体でさえどんな接触も望んではいない。ああ、。
今日も一日が終わる。僕はこんな一日を何度繰り返しただろう。何度繰り返すのだろう。厭だとも思えないし、有意義だとも思わない。僕に、生きている価値はあるのか、価値なんて大層なものは要らない。生きている、その事実さえ確認させうるような何かさえあればいい。僕の命、それを視覚化する何かがいる、四半世紀生きてきてそれを見つけられずにいる。それさえあればいいのに。
目尻を小人が走った。それは足跡の様な水溜まりを残し、空へと消えた。「なんで、泣いて、」小人に続いて滔々と涙が流れた。胸がいっぱいになり溢れ出る涙のような暖かさは微塵もなく、唯、冷たい水がとめどなく瞳から湧き出た。ああ、何となく悲しい、もはや悲しみしか自分を肯定する感情が存在しないのか、自分の存在を確実にするかのように涙だけが流れた。
いつからだろう、一人、泣くようになったのは。いつからだろう、一人になったのは。一年の夏、家族の訃報を聞いた時か、葬式で一人、家族席に座った時か、二年の冬、人間関係に悩みサークルを辞めた時か、三年の秋、留年が確定し、友人達との交流を避けるようになった時か。少なくとも今は、確かに、間違いなく、僕は一人だ。嗚咽、呻き声、先程とは打って変わって、伽藍堂は伽藍堂。白璧は冷たく聳え立っていた。
部屋は暗黒に包まれる、部屋の隅から。軈て明かりは消え、陰翳だけが充満する。視界も、思考も闇に包まれた。意識を掴む手の力は自然と弱まった。
目を覚ますとそこにあったはずの陰翳も、夜さえも何処かへ去ってしまったようだった。辺りには明かりが広がり、カーテンを開けるとより顕著になった。昨晩の続きを考えた。これは必然ではなく、朝御飯の支度をしながら片手間に考えたのであって偶然に過ぎない。たまの朝ごはんだ、自然と心は弾んだ。
そもそも僕が留年するに至ったのは文学部、三年生、弱冠二十一歳の僕には宮沢賢治は難解過ぎたからだ。様々な文献、資料を読み漁った。けれども、賢治への理解は一向に深まらず、成人の肉を食べるとクールー病になる、食べるなら生後間もない赤子の肉が良いなどといったつまらない豆知識ばかり増えていった。
賢治の詩には名状しがたい力強さと繊細さそして独自の哲学が散りばめられている。これは間違えようのない事実だ。然し、僕にはそれを言語化する力はなく、また、あらゆる文献も何処か作者の恣意的な、こじつけのような解釈がなされているように感じて受け付けなかった。賢治の詩は素晴らしい。僕が詩へ興味を持ったのは賢治がきっかけだった。受験期、過去問を解いた時に読んだ評論がとても好みだったので、塾が図書館に近かったこと、まだ春だったことも手伝って、その原本を読んだ。そこで賢治の詩に出会った。賢治の詩の解釈、そこから理解する賢治の哲学、そして現代を生きる私達というような内容の本だったと記憶している。そこから詩を書くようになり文学部を志した。しかし、大学生になり、賢治の作品に触れれば触れるほど得体の知れない、勘違い程の大きさの違和感を感じるようになった。賢治の言わんとしていることは本当にこんな事なのか、本当はもっと。喉まで出かかっていた。けれどもそれを書き上げることが出来ず留年した。一年あれば流石に結論の一つや二つ降りてくるだろうと考えていたが、入れども入れども、藪の中だった。
今は、学校に行くことも無く、せめて趣味の創作を週に三日ほど続けながら無味な生活を続けている訳だ。けど、とうとうネタも尽きた。そもそも、大したことの無い人生だ膨らませに膨らませたものの書く内容は突拍子もなく欠陥だらけの、自分でさえ駄作だと気づいてしまうような粗末なものを書いては、作家の真似事をしていた。最も調子が良かった時に出版の声がかかったが、こんなものを世に広めるなら死んだ方がマシだと本気で思い、断ってしまった。今はその軽薄な行動のせいで本当にくたばってしまいそうだ。
俗な言い方をすると金がなかった。それも切実に。バイトをしようと思った。思わずには居られなかった。
#狭い部屋
僕の知らない遠くの街の匂い。
駅から徒歩40分の1DK
ほんの少しだけ広く感じた。
この街に3度目の春風。
沢山のダンボールと
並べたお揃いのキーケースに
笑い声がもう1つ。
幸せで満ちてく
狭くなったこの部屋。
一緒に過ごす3度目の…。
金木犀と足早に暮れてく空に
告げられたサヨナラ。
2つに束ねた鍵に
色も音も何もかもがなくなった
やっぱり少しだけ…
ほんの少しだけ広く感じるこの部屋。
- happy little room -
狭い部屋
目を開けると飛び込んでくるのは白い天井。
狭い部屋にあるのは自分が身を預けているベッドと
自分と繋がっているいくつかの計器。
吊るされた薬剤のパック。
安静を命じられた身体は、
拘束されている訳でもないのに
繋げられたチューブ達に縛り付けられているよう。
静寂の中、機械の音だけが規則的に響く。
世の中から切り取られたこの狭い空間。
いつまでもこんなところにいると、
悪いことばかり考えてしまう。
自分はいつ、この部屋から出られるのだろう。
暗い部屋の中
狭くて
闇のような
部屋
ここはどこ?
何でこんなところに?
そんな中
窓から光が差し込んだ
その光は君だった
お題︰狭い部屋
ソファでは決まって寝たふりをする。とろんとした微睡を彷徨っていたいから。あなたの気配がするから。狭い部屋、二人分の呼吸が聞こえる。あなたは僕に毛布をかけて近づいて、缶ビール片手左右に揺らしながら、そっと慈しむのでしょう。囁くような鼻歌が木霊するこの部屋は、きっとまだ淡いカーテンを透かした光が揺らめいていて、僕の頭の上で3拍子を刻むあなたは眩しそうに目を細めている。その温もりはたいそう幸せそうで、けれど確かな寂しさばかりが重なり響き合う。互いに気づかないふりをするから、ぶつかり合うのが怖いから、不器用な優しさとやらがつっかかっている。それはきっと、いつでも物分りのいい人として目を覚ましているから。分かっている。それでも尚気づかないふりをしている。
「おはようございます」
「ああ、おはよう」
何もなかった。さも当然のように離れていく。知っているのに。狭い部屋で二人、確かに息をしている。狭く薄明るい部屋が心みたいだと思った。
狭い部屋
好きな写真、好きなぬいぐるみ、好きな音楽、好きな香り。
一般的なアパートの一室。
愛想良く笑う、人と平和に生きるための着ぐるみを脱げる場所。
ここだけは私らしく振る舞える。
この狭い部屋が、私の王国。
『狭い部屋』
狭い部屋 そこから見える ごみの山
きみもわたしも 世界から消ゆ
わたしたち の狭い部屋が 好きだった
手が届くから 白いベッドの
大学の頃、寮生活をしており6畳の部屋で友人と相部屋だった。風呂やトイレは共用のものがあったが、とても狭い部屋であった。
部屋には2段ベッドと机が備え付けられており、自分たちではテレビを買い、それを部屋に置いていた。他にも電子レンジゃ冷蔵庫など置きたいものはたくさんあったが、スペースがなく断念した。
私と狭い部屋の思い出でした。