狭い部屋』の作文集

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狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/4/2023, 10:53:38 AM

実家は借家だったので、子供部屋は姉と一緒だった。勉強机を二つ置けば、ほとんどスペースはなかった。私はあまり感じなかったが、思春期の姉は嫌だったに違いない。しかし姉は不満を言わなかった。部活で夜遅く帰ってくるからという理由もあったろう。だが、お陰で私は姉の聴く音楽を聴かされたし、テレビも居間に一台だったので姉の見るトレンディドラマなるものも見させられた。姉が県外就職で家を出ると、私一人の部屋になった。私はラジオが好きで、伊集院光氏のラジオリスナーとなった。深夜ラジオはテープに録音して、何度も聞いた。就職すると、次第にラジオは聴かなくなり、部屋に入るのは寝る時ぐらいになった。
 思えば、あの実家の狭い部屋でラジオを一人で聞いていたあの頃がいまだに楽しかった気がする。新しい音楽を聴けた時の感動は、今のように動画などで見つけた時とは、一味違った。
そう考えると、あの狭い部屋も悪くなかったよだろう。

6/4/2023, 10:53:32 AM

狭い部屋だけど
わたしと
わたしの猫の部屋だった
いつでも猫が出入りできるように
ドアストッパーで少し開けてある
先に寝ていると
トイレやなんかをすませた猫が走ってきて
本棚の上の寝床や
寒ければわたしの枕元に
寝に来るの
いつものこと
それが日常だった
あの日までは


狭い部屋だけど
わたしはひとり
でもわたしの猫の部屋でもある
あの足音はもう聞こえないけれど
いつでも来られるように
ドアは今日も少し開けてある

6/4/2023, 10:53:21 AM

馬鹿な人。
私は馬鹿だからいつまでも窮屈な生活をしている
誰も知らない秘密を抱えて生きている
誰も知らない 知らない 知る由もない
貴女は知らない。私の秘密
暗くてジメジメした影で暮らしている
狭いの、助けて、ねえ
もう無理だから耳を塞いだ。
壊れてゆく私の、私の、私の心

6/4/2023, 10:52:24 AM

お題
『狭い部屋』

「寒い…寒い、寒いよぉ…っ」

「開けてっ…開けて、お母さんっ」


【反省するまでそこに入ってなさい。】


「やだっ…開けてっ」




静まり返る和室に私は閉じ込められた。

薄暗く狭い。今にもなにか出てきそうだ。


そんな時


『大丈夫…?』


「あ、おにいちゃ…」


【何やってるのっ!】


『お母さんっ……』


【あんたもここに入っておきなさい!】


ばたんっ


「おにいちゃんっ…!」


『えへへ…怒られちゃった。』
『でももう、おにいちゃんがいるから』
『安心しな……』




狭い部屋

薄暗くても

あたたかい

6/4/2023, 10:52:10 AM

狭い部屋

畳の床

薄暗い蛍光灯

ふかふかの布団

綺麗な虫たちの合唱

こんな田舎みたいな暮らしっていいよね

次の休み実家帰ろうかなー


〈狭い部屋〉

6/4/2023, 10:52:10 AM

狭い部屋

私は狭い部屋が好きだ。これといって理由は無いが、しいて言うなら落ち着く。ただそれだけ。

6/4/2023, 10:51:24 AM

【狭い部屋】

 思えば古くて狭い安アパートの一室で身を寄せ合っていた頃が、一番幸せだったような気がする。シンガーソングライター志望の僕と、画家志望の君。高校卒業と同時に田舎くさい故郷を飛び出して、縁もゆかりもない大都会の片隅でアルバイトと創作活動に無我夢中で打ち込んだ。
 運が良いことに僕も君もそれなりに世間で評価されて、今では高層マンションの広い部屋をそれぞれに持てている。バイトなんてしなくても、本業の生活だけで普通に生きていけるようになった。だけど。
 ソファにだらしなく身を預けて、小さく溜息をこぼした。だだっ広いリビングが妙に寂しい。産み出した歌が目まぐるしく消費されていく世界に、いまだに慣れなかった。むしゃくしゃした気持ちのままにワイングラスを勢いよく煽れば、遊びに来ていた君がさすがに目を丸くした。
「飲み過ぎじゃない?」
「なんか、無性に飲みたくて」
「……まあ、気持ちはわかるけど」
 はあ、と君も大きく息を吐く。画家というのは以外とコミュニケーションも大切らしい。初対面の相手との会話が苦手な君が四苦八苦していることは、僕も以前聞いて知っていた。
 肺の奥深くまで息を吸い込んだ。これから言おうとしていることを思うと、妙に緊張する。早鐘を打つ心臓を、無理矢理に抑えつけた。
「あのさ。また、一緒に住まない?」
 少しだけ声がうわずってしまった。ぱちりと君の目が一度瞬く。そうして君はくすりと、安心したように微笑んだ。
「最初の時みたいな、狭い部屋が良いな」
「同じこと言おうと思ってた!」
 真ん中にパーテーションを置いただけの、二人暮らしには明らかに狭い部屋。互いの寝息も聴こえてくる、プライバシーも何もあったもんじゃない環境。……僕は一人じゃないんだって、そう実感できた幸福な日々。君も同じように感じてくれていたんだと思うと、その事実が何よりも嬉しかった。
 どちらからともなく、そっと手を握り合う。伝わってくる君の温度に、ひどく安心した。

6/4/2023, 10:49:28 AM

幼い頃、机の下に入ることが好きだった。自分1人だけの狭い空間。そこで自分に話しかけたり、自分だけの友達と遊んだりしていた。机の下という狭い空間は、私と空気だけの世界なのだ。

6/4/2023, 10:49:10 AM

「クライシス」  作詞作曲 私

途端に聞こえるトタンの音 あぁ今 始まりの合図

キラキラ光る君に出会って
思わず数えた 畳の数を (1!2!1!2!)
2畳だったね何度見たって(縦横両方イチキューイチ)

パッと見て 君に聞いたね (なんか狭いね)
はぁ? 文句があるならはっきり言え

(キツイキツイ コワイコワイ辛辣)
だってこんなのじゃ寝られないじゃん
(キツイ配置 アチィ硬いルーム)
犬小屋のが整ってる
(サインコサインタンジェントシータ)
対角線は求められるのに
君の気持ちわからないの クライシスルーム  

オリコン 圏外

6/4/2023, 10:46:49 AM

お題『狭い部屋』

 狭い部屋は苦手だ。
 心拍数が上がって呼吸も苦しくなる。
 その話を世間話のついでで主様にお話したことがある。

 ある日の午後、書庫で本を読み解いていると背後から「わっ!」と声が上がった。驚いて振り返ろうとすれば、声の主はそのまま背中にぴとっとくっついてきて俺の頭を撫で始めた。
「主様? これは……?」
「ノックしたけどへんじがなかったから、フェネスどうしたのかなー? って」
 そう言いながら主様はわしわし俺の頭を撫で続ける。
「すみません、集中していて気づきませんでした」
「ううん。フェネスが元気ならいいの」
 ぱっと俺の前に回り込むと顔を覗き込んでこうおっしゃった。
「せまいところがにがてって言ってたでしょ。だから私がたすけにきたの」
 そしてそのままぐいぐいと俺の腕を引っ張る。
「フェネスとお茶、飲んであげる。おいしいクッキーをもらってきたから紅茶はフェネスが淹れてね」
「……分かりました。それではお部屋に戻りましょう」
 俺は主様の小さな手を引きながら、手狭な書庫であっても本の世界の広さに救われていることに気づいたのだった。

6/4/2023, 10:45:36 AM

お題 狭い部屋

狭い部屋にこぼれた

小さな想い出たちが

愛し合った事想い出させる

愛を確かめ合って

辿り着くのは遠い別れだから

この身を任せて行ける人に

着いて行きたいな

6/4/2023, 10:44:24 AM

大きい部屋より

狭い部屋の方が安心しない?笑


それはさあ、多分

いつも大きい部屋で頑張ってるから
狭い部屋の方が安心出来るんだよ。

6/4/2023, 10:42:26 AM

狭い。

狭すぎない?

あなたが見てる世界。

今あなたは、狭い狭い部屋に閉じこもってる。

でも、自分から出てこないと、何も始まらない。

ほら、まずは、カーテンを開けるとこから始めてみよう。

6/4/2023, 10:41:50 AM

狭い部屋と広い部屋

どちらが落ち着く?

私は狭い部屋かな。

だって、広い部屋だと寂しいし怖い

狭い部屋だと、包まれてる感じがして落ち着く

6/4/2023, 10:41:11 AM

《狭い部屋》

一人暮らしはワンルームか1kぐらいで丁度良い。


あまりにも広すぎると落ち着かない。

大きな部屋にいてもすみっこの角に背中を合わせて気配を消す。

まるですみっコぐらしなんつって

広い部屋だとものが増えてごちゃごちゃになりそう。

今流行っているよね荷物を持たない人たち
なんて言うっけ、忘れたからもういいや。

家賃費も浮くし狭い方が部屋は良いのかも、

なんか今日は現実的なお題だな。

もっとネットの世界なんだから気楽に行こうぜ。

6/4/2023, 10:39:01 AM

君がいない部屋
君といた部屋、今は独り。
あんなに狭いって言ってたくせに
やけに広く感じる。

君だけがいない何気ない日常
狭い世界
広い部屋

#狭かったのに
#君がいない
#世界が変わった

6/4/2023, 10:38:18 AM

書く習慣/61日目。

「 狭い部屋 」…


部屋の移動、物や家具などが移動し…
その部屋は、

友「何か…アニメとか、小さい机が置けるくらいにさぁ…何か、わかるだろう?」

私「現実を見よ…これが部屋だ。」

私「それより、床の掃除してるのか?」

友「してるぞ、たまに」

私「そうなのか…」
『靴下履いてるけどベタベタ感あるのだが…』
そう思う私である。

友「見よ、寝ながら作業できるぞ」

私「食べる時は起き上がっとけ」

・・・部屋か…

新しい部屋は広くて綺麗だったのだろう

だが、今は…

ずっと使っていた部屋は、
とても狭くて、
もうちょと広ければなと思っていた。

ある日、その部屋の家具や物を
全て移動させたら…

 案外…広かった、

その部屋に溢れていた物はもう無い
残ったのは、汚れやホコリに小さな虫だ。

どうして、狭く感じるのだろう。

考えると、部屋には
物が溢れ、使わない物が置かれ、
しまう事なく出しっぱなし、
ゴミは溜まるばかりで…

その部屋は狭い狭い…物置部屋だ。

それが、今!現在進行形で、
私の部屋になっている。

結局、狭い部屋の元通りだが
別に困っていない

なぜなら、

休みの日は動画など見ながら
ダラダラできるベッド環境に

リモートやテレワークができる
Wi-Fiが2つある(2階の為 弱いけど)

約2〜3畳で完結した机のスペースは
小説本に資料や作業道具などがあり
壁には飲料水や食料とお菓子も、

大体、部屋で過ごす時は
机のスペースだけで完結してしまうが、

友達を部屋に呼べる様な部屋ではないが

1人で過ごすのには丁度いい
狭い部屋になった。


でも、どうせなら…

仲の良い…
姉弟か兄妹や友達や恋人と、
一緒の部屋で、

  狭い部屋だね…と笑い合えるなら

とても良い部屋なんだろう。

狭くだって、広すぎたって
住みにくい部屋じゃアレだからね…

…物やゴミが溢れる狭い部屋じゃなく

…思い出や充実とした狭い部屋にしたいよね。

・・・やっぱ、狭い部屋だと
いっぱいに物置けないから広い方がいいや。


では、また明日…

 狭い部屋でも住んで都にするしかないさ

6/4/2023, 10:38:11 AM

私の部屋はとても狭い、だけど、とても居心地が良い。朝は小鳥の鳴き声と、心地良い風と太陽の日射しで目が覚める。

6/4/2023, 10:37:32 AM

ぽつんと1人で座ってる。
今日も今日とて寝転んでる
スマホを見ている。ポテチを食べている。だらけている。そんな毎日、、

楽しいような
寂しいような

狭い部屋で
ただ1人
ぽつんと、、

皆はそんな狭い部屋で
どう過ごす?

6/4/2023, 10:36:48 AM

狭い部屋


今年になってルームシェアを始めた。
実は中学生の時から計画していた事で、
当時仲が良かった奴らとシェアしようって話だった。
ルームシェアのお相手は高校の同級生だ。
何故なら、中学の友達とは喧嘩別れしてあいつもあいつ自身の高校の友達と仲良くしているから。
当時はずっと仲良くできると思ってたけど、
実際は違う。結局は三年間だけの付き合いだったということ。でも高校時代の友達は違う。
大人になりかけているから。一番大人に近い子供だから。たった三年間という出口の小さい箱の中よりも、未来に繋がる大きい出口がある箱の方が、明るい世界を見れるという事。そういう訳で、高校の友達とシェアをした。
シェアから三週間、お互いバイトをして、月5万の家賃を折半し払う。自由は無い。
月6万円の給料、約3万強は家の事、食費は頑張って抑えて15000、あとのお金はその時必要な家具又は将来の為の貯金。贅沢は敵をモットーに今日も生きる。
相方にも強要した。もちろん、言う事を聞いてくれるのだが、三週間前よりも暗い顔になっていた。
高校時代はよく笑っていて、明るかったのに。
僕は現状が最適だとは思いたくは無かった。

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