『特別な夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『特別な夜』
誕生日の夜だけは特別な夜だった。
俺の家は家系的に全員医者になるのが定められていて、兄の二人の出来がいまいちだとわかれば、必然的に俺も医者になって将来病院を継ぐものだと勝手に決めつけられて、勉強、勉強、勉強の毎日。
でも俺の頭は家族が期待する以上には良くなくて、結局兄よりも出来ないとわかれば期待は一気に逆転した。
期待されなくなれば何もしては貰えなくて、家政婦の人が定期的に勉強をしているか見に来るのに耐えながらただひたすらに何かを詰め込むだけ。
楽しそうにあそこに行ったんだ、あんな物を見たんだ。そう語る兄達は自慢話を毎回のように話にきて、買ったばかりのおもちゃを見せに来る以外は誰も俺には話しかけて来ないのに、話して欲しいなんて思ってた俺は必死に足掻いて頑張って結局なんにも与えられなかった。
ただ唯一誕生日の夜だけは見かねた姉がこっそりとケーキを買ってくれて「ナイショだよ!」って部屋の机の上に置いていってくれたんだ。
見つかれば姉さんだって怒られるのに、わざわざ俺のためにお金を溜めてくれて買ってくれたショートケーキは、どんなご馳走よりも美味しくて泣きながら一人でいつもこっそりと食べてた。
今でもケーキ屋のショーケースにショートケーキが並んでると泣きそうになる。
結局医者になれたものの、心がついてけなくて休むはめになってしまったけれど、あんな風に救えるものがあるならまた元に戻りたいって思うんだ。
今日は普通の日だけど、ショートケーキ買って食べよう。
ショートケーキは特別な食べ物。
あの夜確かに俺は救われたんだから
【特別な夜】
特別な夜。
あなたといるだけで特別な夜。
特別な夜を楽しみたいの。
延長はできない
たった1回の特別。
いつもの
ブカブカとした服じゃなくて
きっちりとした
スーツを着て
香水をつけ
カバンをとって
家をでる
『今日は大好きな、あの人とのディナー』
今日は特別な夜だから
うんと
おしゃれしなきゃね
特別な夜
私は、今思い出している…今の心から愛する彼氏と同棲を始めた“特別な夜“の事を…私は、今まで、誰かを愛していても、この“特別な夜“は、誰とも過ごせなかった…けど、今の彼とは、ようやく望んでいた“特別な夜“を迎えられた事が何よりも嬉しかった。そして、改めて、私の人生初の“特別な夜“を一緒に迎えられたのが、貴方で良かった。きっと、貴方じゃなかったら、人生初の“特別な夜“さえ、“特別“には、思えなかったし、今みたいに、キュンキュンしたりもしなかった。今も私は、貴方と一日を過ごすだけでさえも、貴方が私の弱点をつくから、未だに毎日キュン死にしそうな勢いだ…私は、これからも貴方と過ごしてきた“初心の気持ち“を忘れずに日々を噛み締めながら貴方の隣でずっと生きていきたい。二人で何処か行った時に、貴方の戻りを、車で待っていて、戻って来た時、貴方は、よく「君の好きな物買って来たんだ🎶絶対、君が喜ぶやつ!」と子供みたいに無邪気に喜んではしゃぐ貴方。そんな貴方が何時までも好きよ。あー。今日も一日が終わる…そして、今宵も、“特別な夜“が訪れる…そう、私にとっては、貴方と過ごす毎日が“特別な夜“だから…
〖特別な夜〗
空いっぱいに星が浮かんでいて、その空を白いクジラが泳いでいる。
ぐるりと宙返りするみたいに回って見せて、得意げにひと声鳴いた。
「あれが先日お話した、一万年に一度だけ見ることのできるクジラです」
隣で一緒に空を見上げていた師匠は、いつもの崩れることのない笑みを浮かべて言った。
飽きた。
特別な夜
普段と違う 特別な日である
誰かのためにと自分に言い聞かせた 嘘自体は
ついていない 身勝手な自己犠牲でもない
自分もある程度の痛みを負えばある程度
助かると思っている(いた)からだ
ただ、その心の奥で本当は欲しいな…
羨ましい 悪いことは何もしてないのにと
じわじわと何かが霞む 濁る 曇る
しかし、それは自分らしくない
やはり楽しく生きるのがモットーなのさと進んでみると
クリスマスの夜にサンタクロースが届けるのを
忘れてしまったかのように今日はとてもたくさんの
素敵なものが届いた 驚いたこともたくさんあった
こんな素敵な夜はあなたと乾杯したい
うんとおしゃれして
いつもはしない服を着て
会いに行くの 君に
きっと とびきりの夜になるよ
『特別な夜』は、君といた少しの時間だけで良い。
今日は、荒れた肌を整える化粧水を買って。100均で整頓用の小物を買って。父親が食べたがった天ぷらと焼き肉を買って。売り場の友達と話して、大好きなバドワイザーを瓶で買って。出しすぎたオリーブオイルで肉を焼く前に目玉焼き焼いて。
猫とビール飲みながら、王さまランキングを観る。これも、私にとっての特別な夜。
特別な夜
内視鏡検査受けてきました。大腸の。
検査の前日はソワソワ。検査食を食べて、指定されたお薬飲んで直ぐ寝ました。特別な夜でした‥。
終わって異常無し。ホットしてます。検査苦手です。これからもあるんだろうなと思う。
検査受けなくて良いように気をつけて暮らそうと思います!
特別な夜
隠していたわけじゃないけれど
なかなか言えずにいた言葉を
隣に座って交わしあう
静かな夜
あたたかな夜
#特別な夜
夜ってそんなに好きじゃなかった。
明日来るんだって怖くなるし、ずっと続きそうなフリして朝がやってくるから。
夜の静けさが初めは落ち着いて、自分1人の世界で生きていけるって思えるのに、深夜になると私だけしか起きてないんじゃないかって本当にひとりなのかなって思ってしまう。
けど最近嫌いじゃない。
明日が来るのも怖けど、ずっと夜ならいいのにって思うけど、1人になるのも多分怖いけど
この静けさも夜の長さも君に会えると思ったら、緞帳が上がる前のステージのように思えるから。静かに待っていようって思えるようになった。
題『特別な夜』
同じ夜は二度来ない。旅の身ともなれば殊更そう感じることが多い。
同室の仲間が仄かな月あかりを頼りにカリカリと走らせる羽根ペンの音だけは、どの土地でも変わらぬ音だった。
そのお陰で耳にこびり付く剣戟はかき消され、退屈な座学をやり過ごすように目を瞑れば過去の亡霊を見ることもなく、眠りに落ちるのはあっという間だ。
#特別な夜
言葉なんて要らなかった
繋がれた手から
伝わることってあるんだと
初めて知った
少しだけ前を歩く背中が
いつもより大きくみえた
星が白い花になって
舞い降りる夜に…
静けさが音楽を奏でた時
この世界にはキミだけでいいと
思えた夜だった
薬を飲み
布団に潜る
今日もいつものように
眠りについた
午前0時
私はトイレで目が覚めた
じっと見ている夫がいる
「何?まだ寝ないの?」
「お誕生日おめでとう」
夜夜中。珍しく、恋人が覚醒した。
「どうしたんだ?」
「いつも、同じ夢を見るんだ」と、彼女は言う。
暗黒の学生時代のことを夢に見ることが多いらしい。
「起きると、もう学生じゃない事実に安心する。それに、今は、君が隣にいるし」
俺の腕を抱き締めて、もう一度眠りについた。
その様子に満足しながら、恋人の長い黒髪をすく。
特別な夜と聞くと思い浮かぶことは、小学生だった頃のクリスマスイブである。
毎年、希望のプレゼントが届き、とても待ち遠しかった。
今は、プレゼントは届かないが、朝起きて枕元にプレゼントがあったらないいなあと、ふと、思うことがある。
いつまでたっても、クリスマスイブは、自分の中でも特別な日である。
特別な夜
君の声を聞いて、毎日寝ている。
君が寝かしつけてくれるから、君が好きって言ってくれるから、私は生きれる。
そんな今日は君とバイバイをする特別な夜
【特別な夜】
恋人(きみ)と居る夜はどんな夜よりも楽しい。
特別な夜
あなたとの
毎月1度の
記念日に
会う約束をして
ディナーを囲んで
特別な夜
過ごしてた
なな🐶
2024年1月21日273
凍るような寒さだけど
ドアを開けて
夜空を眺める。
いつもは平日の準備で忙しいからこんな日は無い。
でもこんな日曜日も悪くない。
「特別な夜」
こんな早く文章書き終わったの
初めてかもしれません笑(4分)
明日から1週間START!
皆さん頑張りましょう!