『特別な夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
きれいな満月
まんまるな満月
雲ひとつかかってない満月
「みて!きれいだよ」
そう言って二人揃ってベランダに出る
「月が綺麗ですね」
そう言うと
「私とずっと月を見てくれますか?」
そう彼女はこたえる
もちろん。
特別な夜
やっぱそんなの書けないよ
ーーーー
特別な夜のお題で半日考えた結果
やはり良い意味での特別な日の方が
しっくりくる感じかした、
考えても考えても悪い日の事が浮かんできて、いくつか文章も考えたが
結局お題に添わない気がして、
でも、この書けないよと言うのは
別の意味で書けないという事ですよ
基本的に夜は嫌いだけど、金曜日の夜は好き。
1週間終わったぞ! 明日は休みだぞ! という解放感がある。
なんと言っても土曜日は、日中のいちばん調子のいい時間帯を仕事ではなく趣味(もっぱらコーヒーを飲みながら小説を書くこと)に使えるのだ。しかも翌日は日曜日。まだ余裕がある。
今日は日曜日。ありふれた最悪な夜が来る日。
はやく金曜日が来てほしい。
/特別な夜
“特別な夜”と聞いたら皆は何を思い浮かべるだろう。
一言で表したことには沢山の思い出が詰まっていることだろう。
一人ひとりの思い出は他人には読み解くことは出来ないのかもしれない。
でも,考えることで解ることもあるだろう。
考え,他人に想いを伝えることが許されているのが人間だ。
皆は沢山考え,伝えることを辞めないでほしい。
今日は彼とのデートなので気合を入れてメイクをする。
もちろん同棲してすっぴんを見られているから
メイクしても意味ないかもしれないけど
彼には少しでもドキドキして欲しいから
いつもより少しだけ時間がかかっていた。
彼はなんの文句も言わずに待っててくれた。
「おまたせ」
その声で彼は顔を上げる。
「めっちゃ可愛い。綺麗だね。
今日のデートは俺にエスコートさせて」
いつも彼はストレートに言ってくれるから
私もドキドキしちゃう。
考えてみればいつも彼にエスコートされてる気がすると
思いながら頷いた。
頷いたのを確認して
彼は水族館に着いた。
「ここ覚えてる?」
「うん,覚えてるよ。」
私は彼がここを覚えてくれたことに驚いた。
ここは彼が私に告白してくれた日に行った
水族館だった。
「もう5年経つんだね」
「うん,なんか言葉にすると長いように感じるけど
感覚としては短いようにも感じる」
「うん,そうだね。5年経った感じしないね。」
そう言いながら
彼と水槽の中でゆっくり泳ぐお魚を見てまわった。
小さいカラフルなお魚や
大きくて早く泳ぐお魚
ぷかぷか波に身を任せるクラゲを見て
とても癒された。
少し外が暗くなってきた頃
「あのさ,今日は店予約してあるから
そろそろ行かない?」
「えっ?予約したの?」
「うん。めっちゃ頑張った笑」
「ありがとう!」
もう予約した店に着く頃には外は暗くなっていた。
「えっ!?待ってここ!?」
「うん,ここ。」
私がこう驚くのは無理もないだって
一ヶ月前にテレビでやってた
2年先まで予約がうまってる店で紹介されていたから。
私は落ち着かないまま席に案内された。
「ねぇ,緊張しすぎ」
彼には笑われたがそれどころじゃなかった。
「ねぇ,服変じゃない?
マジでやばいんだけど。
ほんとにありがとう!」
どの料理も美味しくて幸せだった。
料理もこれで最後の頃
彼が急に落ち着きがないように見えた。
「ねぇ,大丈夫?」
「え?あぁ大丈夫」
「...あのさ5年付き合ってきて
お互いいいところも悪い所も見てきたと思うけど
俺はずっと君を好きだし愛し続けるよ。
だから結婚してください。」
「え?嬉しい。こちらこそよろしくお願いします。」
彼は潤んだ目で私を見てて
私はメイクを気にすることも忘れて泣いた。
彼といるから毎日幸せで溢れる日だったけど
今日はいつもと違う特別な夜
あなたに私の一生をあげるから
あなたも私に一生をちょうだい。
ずっとずっとあなたが好きよ
─────『特別な夜』
特別な夜にしたくて
服を買って
普段よりも丁寧に
化粧するの
髪をセットして
ネイルもして
一番綺麗な私になる
らしくないけど
好きだから
一年前、恋をした場所
木枯らしの公園で
今夜、あなたに告白します
#特別な夜 #木枯らし
「あぁ、、、楽しみだ!」
________________________
今日は私達の結婚記念日あなたは
記念日はしっかり覚えているもんね、、、?
私の機嫌を損ねないように
あなたが浮気していることは知ってるの
今まで耐えてたけどもう無理、、
だから今日で終わりにしましょう??
________________________
結婚記念日だから昔あなたに告白された個室で
お祝いすることになった
ディナーが運ばれてきてあなたと食べていると
しばらくしてあなたが血を吐いて倒れた。
ふふっ、、ようやく毒が効いたんだ
「あぁ今日は最高の夜n」ガダッ
あなたのポケットから何かが落ちた、?
落ちたのは指輪と手紙???
________________________
〜手紙〜
妻へ今まで君のことを
蔑ろにしていてすまなかった。
愛している。
________________________
「、、、今気づいても、もう遅いのよ、、、」
________________________
最後の言葉妻は夫に向けてか自分に向けて
いったいどちらにむかって
その言葉をかけたのでしょうか?
深夜0時まもなく、LINEに打ち込んだメッセージを送信した。内容はお決まりの「お誕生日おめでとう」
年に一度のこの日、ワタシは前のキミに失恋する。時計の秒針が進むごとに、一年間恋したキミと離れていく。そしてまた願う。新しいキミとまた恋ができますように。
お題:特別な夜
特別な夜だ。満月でもない、三日月でもない、新月でもない半月でも、名前の無い拙い月の日。
貴方を思い出して、ゆっくり寝る瞬間。思い出の箱をひっくり返して、探し求めるように貴方の記憶を重ねていく。人生の半分にも満たない記憶だが、私にとっては宝物。
そんな特別な夜を、1人寂しく私は過ごすのです。
貴方を奪い去って
夢から覚めたんだよな
初めての其の景色
泪が出る
引用 : NEE 『第一次世界』より
--《特別な夜》
夜を描くか、とあなたは言った
長いままの黒の色鉛筆を不憫に思って
まるで新品のそれを手にとり
白い画用紙を塗りつぶしてゆく
ときどき塗りきれていない穴があって
それは星たちなのだそうだ
忙しない黒鉛筆の作業の合間に生まれたせいか
星たちはけたたましくおしゃべりしているようだ
黒と、星と、星と、星と、星と、星と、星と、星
星と、黒と、星と、星と、星と、星と、星と、黒
それ以外何もいらないみたい
夜を描いているからね、とあなたは言う
星さえあればいいんだ
特別な夜だからね
星さえあればいいんだよ
私の特別な夜は冬の12時頃、お風呂から出て始まる。
小さな台を2つお湯を入れてすぐのカップラーメン、そしてキンキンに冷えた飲み物を用意し、暖かい格好に着替えてそれらを持ち外に出る。
お風呂から出たばかりのポカポカした体に冷気が触れる。
これがとても気持ちいい。
そのまま外に出て空を見上げる。
月がとても綺麗に輝いている。
この景色は何度見ても素敵だ。
数分後、体が少し冷えてきた頃、カップラーメンの出来上がりだ。
カップラーメンのとても暖かいスープが口の中からどんどん広がるように熱を広げていく。
美味い!
この一言に尽きる。
深夜にカップラーメン、これは本当に罪だ。大罪だ。
分かっている分かってはいるのだが、やめられない!
止まらない!誰に止められても辞めてやるものか!
そして、温まった体に最後キンキンに冷えた飲み物を
グイッ!と勢いよく飲む!
温まった体に急に冷たさが本格的に広がる。
水を欲していた喉にとても冷えた水が通る。
この時の私の気分は全てをやり遂げた
そのようなとても心地の良い気分だ。
24時すぎる頃、無数の光が微笑んでる
無数の光には名前があり、
10年前、100年前 人類が
一つ、また一つと名前つけた
僕は思う
今、僕が光に名前をつけたら
光達はどう思うだろうか
日本っぽい名前でもいいのかな
食べ物の名前もありだな
いっそのことキラキラネームにしてみるのはどうか
なーんて、ことを考えながら
家に帰るのが好きだ
恋する乙女
私には好きな人がいるの
ずっと大好きな人
1度告白だってしたのよ
でもね、振られてしまったの
好きな人がいるんですって
私は彼との時間が大好きだったわ
毎夜、8時ぐらいから9時にかけて
一緒に遊ぶのよ
電話をしながら
だから私は毎日、夜がとても楽しみだったの
でもね
いつだか私は罪を犯したわ
そのせいで両親に怒られてしまったの
そして呆れられたわ
遂に携帯も解約されてしまった
来年には受験も控えてるから
私は勉強しなきゃいけなかったの
でも私は怒り狂ったわ
彼との時間が無くなってしまった
私は私の友達と彼の為に罪を犯したのに
そんな事も知らないで
自分勝手だって知ってる
それでも私は喜んで貰いたかったの
私はその後しばらくして彼に告白したわ
でも振られてしまった
好きな人がいるからって
私は涙を流したわ
でもすぐに立ち直った
好きな人をこれぐらいで諦めるのなら
私は彼を本当に愛してた事にはならない
そう思ったの
だから私は諦めなかったわ
でも、私は臆病だった
彼に嫌われないか
執拗いのは誰でも嫌なはず
それならいっそ、彼の恋を応援して
私は身を引くべきじゃないかしら
これも1つの愛の形だと気づいたわ
それでも私は諦めなかった
彼以上に他の誰かを愛せないと思ったから
やっぱり私は駄目ね
彼なしじゃ生きていけないわ
それで今に至るのよ
私は今でも彼を愛しているわ
彼ね、1度振った相手でも
とっても優しく接してくれるの
委員会でもさり気なく助けてくれたし
連絡に対してもちゃんと返事をしてくれるわ
彼、興味の無い人には返事をしないから
でも、やっぱり彼から連絡は来ないわ
私、嫌われてるのかもね
彼は善人なだけだわ
お人好しなのよ
だから悪人の私にも優しくしてくれるの
きっと、善人の彼と悪人の私は
不釣り合いね
それでもやっぱり好きなのだけど
あら、もうこんな時間
今日はこの程度にしておくわ
それじゃあまたね
こんな私のお話を聞いてくれてありがとう
特別な夜なんて過ごしたことがないので一昨日の夜からの話
ガスの定期点検の案内が届いていたので家の掃除をしなきゃなと思った。前回(4年前)外のガスメーターと洗面台でお湯が出るかの確認だけされて、必死に部屋とガスコンロ周辺を片付けたのに無駄骨じゃんと思った記憶があったので、今回は『洗面台を念入りに・一応部屋とコンロ周辺を大雑把掃除』作戦にしようと決意。
前日の夜に洗面所の仕上げの掃除をしてよっしゃ!と業者さんをお迎えしたら「外のメーターと台所点検しますねー」と言われて自分の耳を疑った。もしかして今台所って言った?
業者さんが外のメーター点検してる時に出しっぱなしだった物を適当に収納に突っ込んでなんとか取り繕えたかと思っていたら『台所下も見ますね』とか業者さんが言いだして全て台無しになった。
元々台所下の収納は一切片付けてなかったし、慌ててさっきいろいろ突っ込んだのが一目瞭然な状態だしでもう惨敗だった。
今度は水道の業者さんが来ることになってるから、次こそは油断せず完璧な状態で迎え撃ちたい。
今日は特別な日、初めて煙草を吸った日。特別な日何処か違う感じだが。まっ特別な日にしといてくれ。
「午前3時過ぎか」
もう少ししたら朝か。。
コーヒーでもと立ち、コーヒーはインスタントコーヒーだが。
煙草は今は吸っていない、今テレビでフランスロワール川周辺の事を写している。大昔から煙草はあるらしいが・・・。どうだろう煙草を吸いたいと思うかい?
今日はきっと特別な夜になる、波瑠はそう呟きながら、ブレスレットを外し、イブニングドレスの袖をまくる。そして用意のビニール手袋を慎重にはめた。
これは欠かせない。
ちらっと壁の時計を見ると、もう12時半近くだった。小型の冷蔵庫を開け、中身を確認する。
男の一人暮らしらしく、中はミネラルウオーターとビール、それにおつまみのチーズが数種類、野菜室には玉ねぎと萎れかかったトマト、それにゴロッとレモンがひとつ隅に転がっているだけだ。
波瑠は手際よく玉ねぎとトマトをスライスして塩を振り、レモンを絞って、マリネを作った。
大皿にこんもりとマリネとチーズを盛り合わせる。
そして途中の高級スーパーで男に買わせたワインの栓を抜く。
ワイングラスはなかったので、仕方なく、ガラスのコップを磨き上げてふたつ並べた。
「手伝おうか」と、男がドアを開けて顔を覗かせた。テカテカと顔が脂ぎっている。
「あら、大丈夫よ。もう出来上がるわ」
波瑠がにっこり微笑むと、男は眩しそうに目を細めて、黒いドレス姿を上から下まで眺め回した。「座っていらして、すぐ行きますから」
男は素直に従った。
波瑠はバックから小さな紙包みを取り出し、コップのワインにその中身を素早く注いだ。そしてスプーンで念入りに掻き混ぜる。白い粉は赤ワインの中にすっと溶け込んだ。
これでよし、と波瑠はビニール手袋を外して、バッグに丁寧にしまう。
これでキッチンのドアノブさえ拭けば、指紋は残らない。完璧だ。
今夜は特別な夜になるだろう、と思わず笑いが込み上げてくる。特別な、特別な祝祭だ。
惜しい、あれもこれも惜しい
そんなもので溢れた世界
今日はその中の一つを堪能
明日はまた違う特別を
そうやって一つずつ特別にして
特別が日常になって
日常が特別になって
でもそれに気づくのはもっと後で
今は日常を堪能してる
そう気づけた特別な夜だった
#特別な夜
特別な夜
一生残り続けるのなら
傷が傷んだっていい
君をこの先忘れたくない。
君が「おやすみ」って
言ってくれたから
今日は特別な夜になる