『物憂げな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
17.物憂げな空
上を向くと
いつでも空がある
青く青く奥深く
風が吹いた
雲が流れた
雨が降った
私は泣いた
空がなくなることはない
青くても灰色でも
私と宇宙をつなげている
私が笑っても
私が泣いても
空は動じはしない
穏やかに
ときに激しく
なにを考え
なにを映すか
……物憂げに私達を写す
『物憂げな空』
今日は物憂げな空だし、外出億劫だし、自宅警備に徹します!
物憂げな空。梅雨の季節って気にしたことないけど調べたら5月くらいか。それじゃ最近雨続きなのは梅雨とは関係ないわけだ。
今日はジャンプ読んだし感想書くか。今週は満足度高かった。
呪術が休みなのでまずはままゆう。いわゆる修行回だったけど一話で終わったし情報が明かされて面白かった。
あとは修行回だけど画面が楽しいから退屈しない。かくかくしがじかとか色々と遊び心があってお色気もあってと満足な回だった。
次は鵺。今回までためてきたのを解放したような面白さとかっこよさだった。最近微妙だったけど今週はよかった。
最後はワンピースかな。ジャンプで今一番好きなのはままゆうなんだけど一番面白いのはやっぱワンピースかな、と思わせる回だった。
最後のひきやばかったな。次の話が楽しみすぎる。
あとは読み切りが両方ともそこそこでそういえばアネモネとカグラバチとキルアオがあった。
アネモネはまだなんとも言えなくてカグラバチはセンスが光ってるな。キルアオはどうだろ。いまいち普通。
しかしままゆうはやっぱ面白い。絵柄と世界観が好きだけど最近は話もしっかり面白くなってきた。末長く続いてほしいね。
ため息は崩れて氷の粒が机上に溶ける瑪瑙
『物憂げな空』
大体が雨。ついで曇り。
晴れていても夜は鬱鬱しい。
ただ人もずっと明るく振る舞うと、反動でしんどくなる。
空もそうなのだろう。
物憂げな空、天候のせい、他人のせいにしないで。
運動して気分をあげようじゃないか。
曇りでも、セロトニンの分泌は促される。
外に出て、ウォーキングから始めよう。
気分の晴れない日だからこそ、自分で考え、工夫し、行動。
行動あるのみ。さぁやるぞ!○○なら出来る!
「自分に届け」
物語を書きたいと思うのに、拘りが強過ぎるあまりに何も書くことができない。
狭い間隔で同じ表現を繰り返したくない。接続詞の不自然な使い方を避けたい。文末が気持ち悪くならないようにしたい。
そうやって自分で雁字搦めにしているから、苦しさは増していく。
どうすれば、良いのだろう。
テーブルライトを点けて自室の勉強机に向かいながら、頭を抱えていた。
飛行機が大気を翔ける音がして、ふと顔を上げる。閉め切っていたカーテンを少しだけ捲り、窓の外を覗いた。
街を覆い尽くす、物憂げな空。
午後からはきっと、雨が降るのだろう。
「なんとなく憂鬱な、気がふさぐような、気分が晴れない、身心がすっきりしない。……ふーん」
直近では12月に「大空」、類似では1月に「冬晴れ」。「空」の字の付いたお題だけでもこれで10例目。空ネタは1ヶ月に1〜2度のペースと認識している某所在住物書きである。
今回は「物憂げな空」。6月14日の「あいまいな空」の類似であろう。……当時何を書いたか。
「疲労系の空なのな。片頭痛は今回違うのか」
つってもダルい空なんざ、「梅雨」だの「通り雨」だのの雨ネタでオーダー過多で、品切れ気味だが?
物書きは窓の外に目を向けた。東京は朝から晴れ、昼11時から降水確率すら0になる。
「……逆物憂げだが?」
人の心情を空模様に例えれば、ワンチャン……?
――――――
2月最後の週が始まった。
今週は、有給休暇の関係で、職場の先輩と私は明日までの勤務。水曜日から金曜の午前まで、お休み。
理由は雪国出身な先輩の、プチ里帰り。
3連休の混雑も終わって、年末でも年度末でもなくて、児童生徒の春休みからも離れてるから、
比較的空いた新幹線乗って、比較的空いた先輩の故郷を、特にそのグルメを、比較的、独り占めだ。
先輩は「比較的どころか完全貸し切り状態も可能」とか言ってた。なにそれスゴい。
で、その水曜日の出発に向けて、
今日は在宅申請して、先輩のアパートで、最後の荷物の確認を、一緒にする予定だったんだけど。
「せんぱーい。おはよー。あなたのカワイイ後輩がログインしましたー……なんつって。
先輩、せんぱーい?」
コロコロコロ、
当日持ってく予定のキャリーケース押してアパートに到着して、ドア開けて、先輩がいつも本読んだり在宅したりしてるリビングに顔を出すと、
コロコロコロ。
先輩当人、いわゆる粘着式テープクリーナー使って、ベッドで腕振り運動してた。
なんかたくさんゴミが取れてるみたい。何度もコロコロしては、何度もテープを剥がしてる。
表情は物憂げな空模様。ダルそう。
先輩は綺麗好きだ。朝の掃除が日課なくらいだ。
その先輩が、どうしたんだろう。物憂げな空模様の理由はすぐに、私の目と耳に飛び込んできた。
がつがつがつカチカチ、かりかりカンカンカン!
断続的に、陶器音と、咀嚼音が聞こえる。
すごく興奮した衝突音で、すごく幸福なクチャ音。
「……あぁ、おはよう」
物憂げな先輩がコロコロでコロコロしながら言った。
「すまない。今日だけ我慢してくれ」
なにも、「あいつら」に悪気は無いんだ。
先輩は陶器音と咀嚼音の発生源に目を向けた。
そこに居たのは、真っ白な器の中身に一心不乱にガっつく子狐と子イタチと子猫2匹だった。
子猫の片方は、猫又みたいに尻尾が2本。
鶏のササミとサラダとか、赤身と白身のお刺身とか、そのお隣にクリーム色したミルクとか。
先輩の物憂げに対して、逆物憂げな空模様と尻尾の振り具合で、がつがつ、カンカン。お食事してた。
すごく、晴れだ。まるで今日の東京だ。
「先輩、どしたの、コレ」
「諸事情。……昨日から泊まっている」
「なんで」
「稲荷神社近くの茶葉屋の店主に、帰省中の鉢植えの世話を依頼したら、こうなった。
嘘は言っていないが、信じるか疑うかは任せる」
「なんで……?」
にゃー、んにゃぁー。
一番乗りで赤身&白身定食を完食したらしい猫又モドキ、2本尻尾の子猫が、私に気付いて近寄って、足にスリスリしてきた。かわいい。
それを見た子狐が、多分猫又モドキを羨ましがったんだと思う、ごはんも途中で突撃してきて、足元にピッタリ。……よく見ればこの子狐、先輩のアパートの近所の、お茶っ葉屋さんの看板狐だ。かわいい。
先輩がコロコロをコロコロしてる理由が分かった。
抜け毛だ。この小さな命ぃズの、抜け毛。
物憂げな空模様の先輩は、それを掃除してたんだ。
コロコロの先輩と、ごはんにガっつく命ぃズと、
それから、物憂げとか逆物憂げとかじゃなく、どっちかというとポカンな空模様の私。
まぁまぁ、ひとまずお茶でもどうぞ。立ち尽くす私に視界の端っこから、ポテポテ。
子狸が漆塗りのお盆を器用に背負って、お茶とおまんじゅう載っけて、歩いてきた。
結局休みました!
答えてくださった方ありがとうございました!
✂ーー⚠ーー✂
夢を見たんです。
とっても幸せでした
夢の中で悪夢を見て
起きたら大好きな人がいて
上手く話しかけられないんだけど
大好きな人こっち来てくれて
最後は一緒に笑顔になるんです
なんでいるの?って聞いたら
あの子こう答えたの笑
「卵競争を見に来た」
ってね笑
物憂げな 空 ってあまり好きじゃないかもしれません 私空がすごく好きなんですが どんな空が好きかというと 青空で 光が強めで 夏の 積乱雲がパワフルに 空に並んでる そういう空が好きですね なので 物憂げな 空は 確かに自分が気持ちが落ちてる時は その感情に寄り添ってくれてるような感覚にもなれますけど 私は物憂げな 空はカメラに収めません こう考えると 人も同じだなって思います 明るい顔をしている人 素敵な笑顔の人 その人が話すオーラって つけると思います これは個人の感想ですけど でも 横で ずっとものじゃな顔されてたら もしくは 毎朝 物件な顔されてたら 普通に嫌ですよね だんだん 避けちゃうと思います この人といると気分がなんか といった感じで なので 空も人も できれば 気持ちいいなって思う そういう あり方ができたらいいんじゃないかなと思います
物憂げな空
今日も空は灰色だ。
寒くて雨が降っていて、静か。
ポン、と元同僚からLINEが送られてきた。
「庭の片隅にちっさなタンポポが一生懸命咲いてた!春と間違えたのかな?」
ちょこん、と咲くその黄色は希望みたいだった。
空が暗くても大丈夫だと思えた。
田舎の空は低くて、広い。
だから今日みたいにどんよりとした日は
ねずみ色の空に押しつぶされそう。
地面を濃い色に映し出して、
私の心にさえ重りをのせてくる。
すぐにでも涙が出そうだ。
私も、空も。
─────物憂げな空
物憂げな空、今にも降り出しそうでずっとそのまま。
もう辛そうなので、泣いてもいいんですよ。
今日は、大丈夫でしたか?
あなたのことだから、こんな物憂げな空の下で、もしかして、泣いてるんじゃないかなって、心配だったんです。
明日を信じて、、なんて「軽い言葉」では、あなたに届かない気がします、、でも、せめて、共に居ることだけは信じて欲しいのです。あなたにも、私にも、仲間が、この同じ空の下、居るのです。ただ、気がつかないだけで、、、。
明日のあなたに幸あれ、と願ってもいいですか?
物憂げに思える空も実際
物憂げなのはわたしの方で
大好きないちごを目の前にしても
なぜだか手を伸ばそうと思えない
わたしに絶望している
窓の外に、入道雲が立ち上っている。あの奥には雨雲があるのだと、そう私は決めつけてじっと空を睨んでいた。
体操着に着替える時もじっと空を睨み続けた。早く。早く、来てくれ。
「梓ちゃん、怖い顔してる」
友達の碧ちゃんがほっぺたをつまんでくる。
「ちょっと待って、集中してるから」
私はその手を払い除けた。
私の念などつゆほども知らず、空は青いままだった。碧ちゃんが邪魔したせいだとちょっと恨んだ。
諦めて、階下の昇降口を出たその瞬間、本能的に水気を感じた。
「きたきたーー!」
私は叫び声を上げて外に出た。
入道雲の背後から現れた黒い雨雲が大地を濡らした。私はフォーと叫びながらその雨を全身に浴びた。
だがその次の瞬間、雨雲は消え去った。晴れ間が差し、校庭は見る見るうちに乾いていった。
「私の方の祈りが強かったようね」
背後から碧ちゃんが現れて、タオルで私の頭をもみくちゃにした。
「祈り?」
「梓ちゃんと一緒に体育したいなっていう」
タオルの隙間から、碧ちゃんの、今の空のように澄み渡った笑顔が見えた。
「神様は、怨念よりも、祈りか」
聞き返す碧ちゃんに、私は首を振ってそのあとを追った。校庭のその向こう側に虹が見えた。
空は黒雲に覆われ今にも雨が降りだしそうだ
その空の上を見上げ自分の気持ちと重ね合わせる
沈んだ心がどんよりとして
いっそう雷雨のごとく爆発してしまいそうだ
そのうち時が来ればまた日が差してくるだろう
期待と不安と交互に訪れる
そうでもないよ
雨を待っている君が
同じように空を見上げて
わくわくしているのかと思うと
物憂い気分も晴れてくる
物憂げな空の間からのぞくギラギラし過ぎない太陽が中々好きである。
物憂げな空
今にも降りだしそうな空は
今の私の目のようだ
あんなこというあの人が悪い
でも
あんな風に反撃をするつもりはなかった
傷つけられて
傷つけてしまった
どうすればいいかは分かっている
今にも降りだしそうな空を見て
ため息をついた