『物憂げな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
物憂げな空の偽善
実際の憂いは知らず
その証拠に土の道は乾ききっている
お前が涙すら流さなかった証拠
自分の死体をひきずって歩く
足跡が砂に消えるより先に血が染み込む
ああ こんなの
死んだ方がマシじゃないか
働く余力がどこにある
生命維持すら儘ならぬ
生きるために働くのか
働くために生きるのか
お前たちとは出来がちがったんだ
いくらでも蔑んでくれて構わない
早く聖女ギヨティーヌの元に行き
膝まづいて潔く罪を告白しよう
「わたくしは日々懸命に生きている
善良なる市民の裏切り者です!」
けれど彼女はわたくしに触れようともせず
なぶるように見下げるばかり
善良なる見物客は声を揃えて
「働かざるもの食うべからず!」
銀色の薄い歯を見せながら
氷よりも冷たく聖女は微笑む
血の道を折り返してありもしない我が家に帰る
空は相変わらず涙の一滴をも与えず
わたくしに降り注ぐは石礫のみ
死体はもはや血も流さぬ
ああ こんなの
死んだ方がマシじゃないか
ふたつめのプリンを食べ終わると一緒に、すべて放り出したくなった
あたしは咥えたスプーンを歯でがちがちと噛み、そうして得られる痛みがあることを知り
次の恋に向かうにはまだ、あたしは脆すぎると、大きなティラミスの皿を半分残す
『物憂げな空』
空を見て「物憂げな」と、思ったことがないから、書けない。
その代わり、灰色の空について書いたポエムを残す。
『ロバ色』
ロバは誠実で賢い動物だそうだ
そんなロバ色の空から落ちてくる雨は
空が泣いているかのようだ
もちろん自分のためじゃない
優しいロバの色をした空は
泣けない誰かのために
我慢強い誰かのために
代わりに泣いてくれるのさ
空に虹がかかる頃には
誰かさんにも笑顔が戻る
優しいロバの色をした空は
みんなの笑顔が大好きなのさ
『物憂げな空』
今日、大切な人に謝った
初めて謝った
私の気持ちであなたを傷つけ
無理して間を埋めた白色の時間
「16日と11時間23分」
そして今、22時54分
星一つ見えない物憂げな空
仰ぎ仰いでベランダにうなだれる
でも、謝りたくて謝りたくて
スマホの画面に指を滑らせる
全て吐き出した
凍えた外の空気に私の熱い想いが
心も空も少し晴れた気がした
その隙間から返事は来るかな
暖かくも寒くもない
あぁ、嫌になっちゃう
落ちてきそうで落ちてこなくて
なくなりそうでなくならなくて
指を動かし、ぴえんの顔
つまんないつまんない
頭の蓋は邪魔けったい
#物憂げな空
物憂げな空を見ながらいつも思う、自分はなんで生きているのかって、確かに周りが言うようにそんなものどこにもないのかもしれない、しかしここまできて無かったで終わらせて良い訳がない、だから僕は今日も探すんだ
- 物憂げな空 -
生きている
ただそれだけで幸せなはずなのに
なぜ生きている?
なぜ生きなきゃいけない?
今日も飽きずに考えている
僕の心に寄り添い
色滲ませている
空、見上げながら…
物憂げな空
雲ひとつない空
なのに淀んで見える空
仕事、学校、それぞれ色々な場所で落ち込むことがある
落ち込むことは必ず悪いことじゃなくて
落ち込んだことを引きずってしまったりしなければ
落ち込んだことをこれからに活かすことができれば
私も実際落ち込んだことを
引きずってしまう性だけれど笑
でも時がたって明るく青い空が見えたらそれでいい
私自身空を見上げることがある
明るく晴れた空に笑顔をもらうことが何度もある
ふとした時に空を見上げてみるのも悪くない
空は、人の感情を表すのだろうか。
同じ空でも、感情の感じ方は人それぞれだろう。
僕の場合は、晴天のときは気怠い。目も開けられないし、物陰に入るしか陰に入れない。太陽が鬱陶しい。
曇天は、好きだ。眩しくないし、雲を眺めると雨が降るかも知れないし、晴れるかも知れない。気分が高揚する。
夕日は好きだ。太陽ほど眩しくなく、どこか懐かしい不思議な、心地いい寂しさになれるから。
物憂げな空は、それが全て入っているのだろか。
その時の感情は、やっぱり人それぞれだろう。
僕の場合は、何を想っているだろうか。
考えたが、浮かばない。
きっとそれも、感情なのだろう。
物憂げ。私にはその言葉が分からなかったので意味を調べてた。物憂げは何となく憂鬱で何となく気がふさぐようなという意味らしい。何となく。
私が物憂げに感じる瞬間。それは金曜日だ。多くの人は月曜日が物憂げなのかもしれない。しかし私は幸せな事に学校で会える友達がすごく好きだ。だから2日間も会えなくなる金曜日が物憂げである。
私にとって物憂げな空は金曜日の帰り道友達と話しながら乗るバスからちらりと見えるうっすら暗い空である。
物鬱げな空のもと、
君の長い長いまつ毛が、
頬に影を落として眠っている。
「雨が降るよ」
それを言い訳にして
僕は君の頬に触れた。
ぽつり、ぽつりと降り出した雨。
それでも起きない君。
永遠に起きない君。
顔に落ちた雨が頬を伝う。
頬を伝う雫は
雨だけでは無かったことを
僕は知る由もない。
「物鬱げな空」
「物憂げな空」
『物憂げな空は青色』か?
ある夏の日、めずらしく寄った図書館で
一目惚れをした。
来る日も来る日も僕は図書館に通った。
僕に話しかけられたときは少し嫌な顔をするのに絵本を読んでるときは顔が綻ぶ。青いヘアゴムをつけた。
そんな女の子。
来る日も来る日も話しかけた。
君の好きなものを少しでも知りたかったから。
君の言ったことを忘れないように。
いつしか図書館に行くと手招きをしてくれるぐらいには
仲良くなった。
だからこそ、僕と君との間の感情はちがうのだと
思ったら泣けてきた。
しかしながら気づいた頃に別れはやってくる。
君に会える最後の日。
「今日でさよならだね…僕との日々もいつも変わらない景色でいつもの本を読んでいる君にとってはいつもと同じ物憂げな空だったんだろうね。」
「そんなことないわよ。いつもよりも青いわ。
いつもと違うのはそれだけだけど。」
きみの目は涙で赤かったっけ。
彼女の好きな色は青。
僕との日々が君の好きな色で染められたのなら
とても光栄だ。
まあさよならなんて僕のついた嘘だけど。
朝一のため息は運気を下げるから
グッと堪えて コーヒーを淹れる
なんだか優れない体調をごまかすように
勢いをつけてカーテンをあける
灰色の空を見上げ
そうだよね そんな日も多々あるんだよ
そう心で呟く
―物憂げな空―
分厚い灰色の雲に覆われた空の日
せっかくの休日なんだから気を利かせて
晴天にしてくれればいいのに
『…まぁ、でも』
もしかしたら、私が曇り空を望まないように、
気が浮かない、晴れの気分じゃない
っていう人たちもどこかにいるのかもしれない
そう思うと…
この物憂げな空も、
案外、人の意に沿ったものなのかもしれない
…なんて
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第七十五話」
志那は、牢屋の中で正気を失った様にしょんぼりしていました。
「誰も助けに来ない…いつまで、こんな生活が続くんだろう…?」
志那は、牢屋の中の生活で疲労困憊状態でした。
「毎日、殴られるし、電流浴びせられるし、体の何処かが怪我するし…」
「お前、大丈夫か?」
突然、志那の前に薄いベージュの肌、伏せた黒い目、黒に近い紫色でボブに近いショートヘア、痩せ型、白のパーカー、スポーティーな服で無口で冷めた感じの少女が現れました。
「…誰?」
「僕は空白。お前は?」
「斎藤志那だけど…」
「志那、このままだとこの世界で生き残れない。僕に付いて来い」
「…分かった!」
志那は、このまま牢屋から出られないのは嫌なので、空白に従う事にしました。
「…って、何処へ?」
「極地世界」
「…え?!待って、待って!極地って危ない所じゃ…」
「このまま、ココに居るか?」
「それは…嫌!」
「じゃあ、行こう」
空白は、
「バクレマンジェー」
と、唱えると極地の入り口が開きました。空白は、志那を連れて極地の中に入って行きました。
「極地って…暗いし、気味悪いし、アリスの世界みたいによく分かんない所だね…」
「気をつけろ。極地に飲まれると、甚大な呪いを受けるぞ」
空白は、ステンドグラスみたいな木の幹に手を付けると、自分の過去の一場面が映し出されました。
「…2.5次元国から追放されたんだ…」
「男のグループのファンから、訳の分からない理由で攻撃されている。元の国では住めなくなった」
「わ、訳の分からない…?!」
「グループのメンバーの一人と結婚するんじゃないかとか言う馬鹿げた理由でだ。僕、その人とは会った事が一度も無い」
「…は?何それー?!そのファン、マナーってヤツ成って無いんじゃない?!」
志那は、空白を攻撃している男性グループのファンに怒りました。
「…志那は敵では無さそうだ」
空白は、少し考えました。
「志那、赤いリンゴ好きか?」
「リンゴって…食べる方?…まさか、あのかなり失礼なヤツの事?」
「志那、どっちだ?」
「…分かんない」
「そうか」
二人は、黙ってしまいました。
「志那、この世界は志那の空想の世界で、志那がそのマスター。主だったら、好きにその世界を変えられる。闇覚醒だって使える筈だ」
「あ…そうだった。この世界、私の空想の世界じゃん…」
志那は、自分の世界がこんなに酷い状態になっている事を悔やみました。
「極地に長く居ては、人の心が消えてしまう。サッサと出るぞ」
志那と空白は、外に出ました。
「あ…牢屋の中に戻ってる…」
志那は、思いついた様にメイデンソードを振りかざすと、いくつもの拷問器具が現れました。
「…トーチャフィールド…?何コレ?今までに無い技か術?」
志那は、この時に闇覚醒の技だと悟りました。
「この技、闇覚醒なんだ!」
「オイ!侵入者だ!」
「捕えろ!」
牢屋の外が騒がしくなっていました。
「くっ…」
「空白!」
空白は、大勢の信者達と一人で戦ってました。
「(空白って、味方っぽいけど…何かイマイチよく分かんない子だな。年齢も分かんないし、男なのか女なのかも分かんないし、何の目的で来たのかも分からない。謎多し…)」
志那は、空白と言う人物の謎が多すぎて頭の整理が追い付かない状態でした。
「でも、私も戦わなきゃ!」
物憂げなのは空を見つめる自分だけじゃないといけない。
私は空が、どうしたって落ちてこなくて、どんな遠くの人とも共有できる景色であって、常に空のペースであってくれるだろうと全信頼を寄せているので、物を憂うほどに頼りなくそこにあられちゃ困る。
しっかり好き勝手に雨を降らして雷鳴らして太陽晒して時に曇っていてください、救われるので
〜物憂げな空〜
明るい未来なんか
なんにも思い描けない
涙がこぼれそうだ
助けてくれ。こんなとき
どうすればいいの?
「そのうち晴れるさ。なるようになる」
そっか。
酒飲んで牛丼食べよ。
現実の空は、情景なんてものではない。
空はちっとも私の心を思ってはくれない。
確かに、灰色の空は心を暗くするし
青色の空は心を明るくするかもしれない。
でも、だからと言って
心が暗い時に空が曇り、
心が明るい時には空が晴れる
なんてことはない。
いつだって空は勝手なのだ。
人の心は簡単に、空の勝手に振り回される。
現代文では、暗い空はネガティブな心情を表す
と習うかもしれないが、実際はそうではない。
不安な時、空は共に曇ってはくれない。
悲しい時、空は共に泣いてはくれない。
ネガティブな時ほど、空というものは
見ていて苦しくなるほど、美しい。
陰鬱な私と晴れ渡る空。
何よりも皮肉な対比。
何よりも酷い裏切り。
いつだって空は勝手なのだ。
―物憂げな空
物憂げな空
あ〜もう、この空何度見上げてきたことか、
何か言いたそうで何も言ってくれない
ぴぃ
テーマ:物憂げな空 #105
物憂げな空の日。
僕はあのホラーハウスにまた、顔を出していた。何度来てもこの家は不気味だ。今日の空のようだった。
今日はドタバタしていてただでさえ忙しいのに、ララキに呼び出された。
『なんだろうな』
僕の背後にはシャドウがいる。
「さぁ?」
僕がそう言うとララキの声が聞こえてきた。
『よくぞ来てくれた!!』
そう言うと僕よりも先にシャドウにくっつく。
『や、やめろ…。引っ付くなっ!!』
シャドウがそう言ってララキを引き剥がそうとするがうまく行かない。
「ララキ。要件は?」
僕がそう言うと、ララキはムッとしていたがシャドウから離れ、少し奥にある壊れかけた机から何かを持ってくる。
『これ、ラックから』
「ラックから…?」
僕はそれを受け取る。上で包まれているそれは、少し重かった。そして、そこには一通の手紙が挟まっていた。
【友達の真へ
例の本を送ります。また、ゆっくりできるときに読んでください。また、会える日を楽しみにしています。
ラックより】
包を開けると一冊の分厚い本が入っていた。
これが、狼星さんの本…。あの国のことが書いてある…。
僕はその本と手紙をそっと抱きしめた。
「ありがとう。ララキ。また、ラックと会いたくなったよ」
『あぁ。いつでも言うといいさ』
『ん…? ラックって誰だ?』
シャドウだけ、話についていけていなかった。
僕は近いうち、この本を読もうと思った。そして、ラックとこの本について話すんだ。そんな未来のことを考えていると、物憂げな空が少しだけ明るくなった気がした。
☆★☆★
〔そろそろ届いたかな…〕
僕は真のことを思う。届いたらいいな。
また会って、話をしたいな。
「ラクラ〜。こっち来て〜」
「はーい」
返事をしてミデルの方へと向かう。
また、会えるよね。真。早く会いたいよ。
心のなかでそう呟いた。声は届いていますか…?
※
今回でラック&真のリレー小説は終わりです!
♡1000達成、本当にありがとうございましたm(_ _)m
これからもよろしくお願いいたします。