『無色の世界』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【無色の世界】
全部許してほしかった。
今までにしたこと
これからするかもしれないこと
何もかも許されて、そこから始められたら
全部丸く収まったのに。
許してほしいと言っても、
何か心当たりがある訳じゃない。
でも何もしてないとは言いきれないから。
自分では正しいと思っていても、
誰かにとっては間違っているかもしれない。
考え出したら終わらないけど
無意識に誰かを傷つけていると思うと
怖くて仕方がない。
怖いから逃げて、
逃げれなかったら嘘をついて、
嘘がバレたら、違う嘘で上塗りする。
本当に最低な生き方だ。
傷つけたくないといいながら、
自分を守ることしか考えていない
ただの自己中だ。
ちゃんと向き合えないところ、嘘つきなところ
逃げてばかりなところ、弱虫なところ
どうか許してほしい。
そう癖づいてしまっている。
真っ白な紙に、真っ黒なインクを垂らしたら、
もう元には戻れないように。
嬉しいこと、楽しいこと、
悲しいこと、苦しいこと、
全部溜め込んで誰にも言わずに
嘘で塗り替えてしまうのは、
私自身がもう戻れないからなんだ。
それも含めて全部、許してくれたら、
また無色に戻れるのかな。
嘘をつかずに本音で、、
いや、
実は自分が一番戻りたくないのかも。
本当は誰よりも傷ついてなくて、
みんなより苦しくないのに、
こうやって辛そうにしてるって思われたら
何が正しいのか分からなくなってしまうから。
せめて間違いだって思わせて。
今まで無色透明だった世界に、
少しずつ、かつ鮮明に
美しい色が加わって来てしまった。
貴方という存在だ。
贅沢を覚えると抜け出せないと言うけれど、
美しい色を知ってしまったら
元の無色透明の世界は寂しく感じてしまうかも知れない。
無色の世界
白と黒。赤と青。赤と白。緑や黄。
この世には様々な色が溢れている。
貴女が見ている世界には何色があるの?
貴女に私は何色で見えていますか?
私は貴女にとって悪人ですか?善人ですか?
恋人になれる人ですか?敵になる人ですか?
私は貴女の瞳を濡らしたかった訳ではないのです。
貴女の瞳を濡らしたその雫が悲しいものか嬉しいものかは
私には判りかねます。
でも、私が思うにその雫は喜ばしいものだと思いました。
貴女の無色だった世界を私がカラフルなものに変えてしまいましたから。
その代わり、私は貴女を失った悲しみで目の前が真っ白に
塗り替えられてしまいました。
しかし、貴女に怒りはありません。だって、この世界は色に溢れすぎていて私の目には明るすぎましたから。
特に、貴女が一番輝いていた。
気になる女の子は色素が薄くて透明感を感じるんだ。
瞳が大きくて屈託なく笑う姿が可愛いのに、ふと憂いな表情を見た時はキレイだな……って思ってしまった。
色のついてない彼女と仲良くなったのは、クリームソーダと青色だった。
ちょっとだけ、ちょっとだけ彼女を青色に染めたいなって思っちゃった。
おわり
七〇二、無色の世界
無色の世界
昔の私は、昔のモノクロの写真を見たときにこう思いました。
「昔の人って白黒の世界を生きてたんだ」
って。真面目に思ってました
だからそう思ったときは、今見てる風景が白黒になったら
どう映るかイメージしてみたり、、、、
ある日とあるテレビ番組でモノクロ写真を最新の技術で動かす、
みたいなコーナーがあって。
そこで見た映像はちゃんと色がありました。
もとの写真はモノクロだったのに、、、、ってしばらく考えて。
そしてやっと気付きました。
写真ではモノクロに写っても実際には
その時代を生きた人の瞳には色んな色の綺麗な景色が
映っていたんだと。
それを機にモノクロの世界をイメージしてみても
何も楽しく無かったです。
色鮮やかにこれからも映って行く世界をまだ壊したくないなって、
今思えば思っていた気が、、、💭💭💭
【無色の世界】
無色も、ひとつの色ではあるから。
何色にも染まらず、自由な色。
何色にもなれない、孤独な色。
*無色の世界*
【無色の世界】
サーッと霧が晴れるように
色のない世界から抜け出した
あの瞬間
冬の世界に
春が来たかのように
今でも忘れない
闇の世界に
光がさしたかのように
すくい上げてくれた
今も忘れない
君がいなくなってから
何も綺麗だと思えなくなった
僕の世界に
色を与えてくれたのは君なのに
僕も、そっちに連れて行ってよ
『無色の世界』
無色の世界
手が届かない空を映し出すのは、両手じゃ掬えない無色の世界。
日々家
太陽に照らされる鮮やかな世界は三日でお開き。
全てがあるべき形に戻った色の無い景色は、
あまりにも退屈でした。
パキッパキッと、踏み砕く音にやや面倒になってペンを投げる。
「うお、あぶねぇ!?」
「当たればよかったのに…」
ここは私の、アトリエ。
ガラスで描く、無色の世界───。
「累計何億$かしら…いい加減学んでくれる?」
「わりぃわりぃ…力加減は苦手でなぁ」
「それで?」
ガラスに沿わせた刃を止めて、耳だけ後ろに傾ける。
入ってきたのは、極彩色の鱗を持つ竜人。
人の世に降りては、宝をせびる俗物だ。
どうせ今日も、奪ってきた宝を見せびらかしに来たのだろう。
わざわざ見てやる理由はないが、話くらいなら聞いてもいい。
「いや、何。俺様の信者どもがな?」
「ええ。」
「コレ見せたら、それ以上の宝なんてございません!とか言い出したんだよ」
思わずぴくりと耳が反応する。
なんだかんだで、この男の信者は目利きだ。
それが絶賛する宝…。
少し…、いや、かなり気になる。
「それは、私の作品よりも?」
「おう?ダントツだと思うぜ?」
その上でコイツも高評価か…。
少しぐらいみる価値はあるかも知れない。
「見るわ」
スッと指先に魔力を込めて、ガラスの台座を撫でる。
くるりと景色が変わり。
はたしてそこにあったのは───。
「ィッ……いいと思うわ…」
「だろ!?ウチのポストに入ってたんだわ!」
気の迷いで作った、竜人の彫像だった。
しかも、ご丁寧にクリスタル製。
馬鹿力に対応した特注品だった。
無言で作品制作に戻る。
隣では、馬鹿が自慢げに像を讃え、それに反応して、彫像から極彩色が広がってくる。
とんでもなく、邪魔である。
私の魔力が揺らぐのも仕方ない。
…そもそも、なんで気づかないのよ?
なんともモヤモヤした気持ちで、向けた視線。
彫像の中心部には、竜の逆鱗…
極彩色を放つ三日月が堂々埋め込まれていた。
「無色の世界」 #341
私の世界で色を持つのはあなただけ
無色の世界。
無色の世界は
今日も?
やっと会えた。
無色の世界
僕は意識を持つことを心がけて生きている。
どういうことかと言うと、意識しないで生きているとと世界がすごくつまらなくなる。ただただ流れる映像を見ているような、なんの面白みもない。まさに無色の世界。
僕が僕じゃないような自分を俯瞰してみているような大嫌いな感覚。気づいたら死んでしまいそう。
だから僕は意識を持って生きている。世界に彩りをつけるために。
希望に似た暖色に誘われるようにしてここへやってきたんだけど、やっぱりそれは自分が見せていた幻想だったみたいで、気づけば無色の世界に佇んでいた。
僕という存在がこの世界に取り込まれ、無色つまり透明になったとき、あの人の記憶に残る僕も透明になって、その記憶自体がなかったことになってしまうのだろうか。
いや、そもそも思い出されることのない記憶であれば元より無色であるのと同じなんだけど。
僕はきっとあれだ、アホだ。アホに分類されるんだと思う。その理由は言うまでもなく、この期に及んでも自分自身が透明になる云々の心配より、あの人が僕を思い出すのかどうかとかそんな不毛を孕んでいるから。
ところでそこに隠れて僕の心情を盗み聞きしている君はどう思う? よければ君の見解を聞かせてほしいな。
赤い紙に赤いインクを垂らしても
何も見ることはできない
同じ境遇にいた私とあなたは
愛し合っても何も生まれなかった
一緒にただ目を閉じるだけ
もし支えが必要になったら連絡してください
大切な友人として力になります
それ、今なんだよ
あなたと友人以上の関係になれないことが明らかになって、後悔と苦しさと寂しさでつぶれそうな私に力を貸してよ
いや、力なんていらない
あなたがいればそれでいいの
どこにもいかないでほしいの
ずっと特別だって言って
ずっと特別だって言わせて
ああ、また自律できてなくてごめん
ずっとあなたに甘えてごめん
どんどんだめな私ばっかになっちゃって、ごめん
あなたがいない世界は無色透明なんて綺麗なもんじゃない
たくさんの絵の具がぐちゃぐちゃにかき混ぜられた結果の自己嫌悪色で埋め尽くされつつある
どうしたらよかったんだろう
ビー玉を眼窩に嵌めて世の中を見れば溶けてく美醜への語彙
題-無色の世界
無色の世界
色がない
色がないとは
白も黒もないのだろうか?
だとしたら
無色の世界とは
透明な何もない世界になるだろう
透明で何もないならば
遠くのはてには何が見えるのだろう