『無色の世界』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
無色の世界
形はあれども正しく色彩を認識できない私の世界で貴方一人だけが鮮やかに光り輝いていたの。
無色の世界
もともと色なんて無いんですよ
無色の世界
私、いつか前記した通り、数ヶ月前から野良猫(無職)生活を送らせてもらっているのですが。
野良の世界においては、野良独自の悩みがありまして。
やはり、社会から断絶されてしまったような、高齢者の仲間入りを果たしたような、家族からの視線が厳しいような。(これは確実)
「居た堪れない」「肩身が狭い」を体現している日々でございます。
先立つものにも困るので、なんとか働き猫に戻らねば、とは思うものの、私なんぞを雇用してくれる奇特な事業主がおられるのか否か。(私なら、私を雇いたくない)
野良猫から働き猫への華麗なる転身を成し遂げたいと願いつつ、縄張りである、おんぼろソファに横たわる私です。(生粋の野良)
あら、お題って、思ってたのと漢字が違うではないか。
どーしましょ。
いっか、こんなに書いたしね。直すのがめんど、、
お許しを。
血統書付きの野良end
もし…この世界が
無色の世界だったら
僕は君と恋をして
世界中を幸せな色に
染めてみたい
見つめ合う瞳にも
絡み合わせた指にも
重ねた濡れた唇にも
確かめ合う躰の温もりにも
すべてに色を纏わせて
無色の世界を恋色に
染めるんだ
僕と君と…ふたりで
無色の世界
あなたの世界は
何色に見えますか?
私は
分かりません
普通に答えたら
色んな色があって
世界は
素敵だと答えるでしょう
でも
私の中の世界は
どんな色なのか
自分でも分からない
これから
色んな人と出会って
その出会った人達の中で
私の世界の色を
変えてくれる
人と出会えたらいいな
無色の世界
無色なのはまだそこでは、感じとれる力が無いからだろうか。
それとも、あんまり色と意味にあふれたこの世界から避難するため?
無色なのは、無限につながる空間の、一瞬の瞬き。
次の瞬間は誰か決めるのか知らない。
何にもない
何にもわからない
空っぽな世界
濁りきった僕の世界
無色の世界
君がいない世界は
色のない世界
彷徨う僕もモノクロになる
君がいてくれるだけで
風も色づく
冬から春にかわるように
無色の世界
だいたい人は色を付けたがる
僕はそのままでいい
皆がそのままでいい
皆見えなくて同じでいい
窓の外はとても暑そうだ……
見ているこっちまで暑く感じる……
夏休みが終わるまであと3時間半だ……
あと3時間半で、僕は何ができるだろうか………
宿題?それとも…テスト勉強?
あぁ……どれもこれも嫌なことばかりだ…
だからといってこのままでは
単位がやばいぃ!!!…から絵だけでも描かなきゃ……
面倒だな……どうしよう……何にしよう……
〜学校〜
「ちょっといいかな?…逆田くぅ〜ん〜?…」
今日の先生はなんだかとてもご機嫌がお悪いようだぁ〜…
先生の笑みがとても怖い………
「お久しぶりです!!どうなさいましたか?」
先生の顔を伺う…………先生は呆れたように………
「えっと〜この紙は……なにか聞きたいんだど……………これは何かなぁ〜」
先生の笑みがさっきよりも強烈なものになっている………
あぁ怖い…
「う〜ん……そうですね~これは無色な世界という作品です〜…………ハハッ……(*ノω・*)テヘ……」
二人の間に風が吹いた…
その後………彼は生徒指導室行きとなったトサ…………
#無色の世界
色が無いと感じる時は、頭の中が、真っ白になって、真っ白な空間に、ポツンと一人でいる。感情が、生み出せない状態。
感情が、色をくれる。
色のある世界に連れて行ってくれる。
感情を出せないのは、何故。
『しなければならない』
に、縛られてはいないかい。
「無色な世界」
昔教えてもらった <赤、黄色、青、緑> だけじゃない。
この世には数えきれないほどの色が存在する。
でもたまに世界、人生が無色に感じる。悲しい、辛い、苦しい時。
楽しみが楽しみと感じれない時。綺麗なものを綺麗だと思えないとき。
全てが白黒に見えてしまう。そういうとき、限界がきて、目を一旦閉じる。そして開けると周りは、、
誰かが、何かが 筆で塗ってくれたように、彩りがあった。
いつか私が筆を手に持って、誰かの無色な世界を彩れるようになりたい。
無色ってさ何色にも染まらないとも言えるし
何色でも染まれるとも言えると思うんだよね
何色にでも染まれるって事は
カラフルとも言える訳だ
だったら無色もアリだよね
と言うか無色最強
お題: 無色の世界
『無色の世界』
これは、赤?
それとも、緑?
それは、僕にはわからないから。
どうか君が教えて。
モノクロな世界に、色をつけて───────
《無色の世界》
これはどこにでもいる女の子のお話。
今日も学校。だけど今日が終われば休みだ!
楽しみ。とにかく睡眠不足なのをどうにかしたい。
明日は昼間で寝てようかな
親:今日は雨だって。傘忘れないようにね?
私:は~い。
折り畳みがあるし、多分大丈夫でしょ。
ってもうこんな時間……やっば…今日は一時間目テストだから遅れないようにしないと。
私:行ってきまーす
親:遅れないようにね
どうしよ…資料忘れちゃった、でも昨日徹夜で勉強したし、
多分大丈夫…最悪友達に見せてもらえばいいか
忘れ物癖どうにかしないとなぁ、
〈放課後〉
ふぅ、やっと終わった、テストもまぁまぁだったし、
今日は順調だ。このまま終わればいいなぁ~…
友達:ねぇ!今日のテストどうだった?
私全然だめだったわぁ~てか何でもっと前に告知してくれないかなぁ?
まじノー勉だったわ、
私:私は順調かな、てか、告知が早くてもあんたは勉強しないでしょ?どうせ
私にはわかる
友達:そ~だけどさぁ、ちょっとは変わったかもしれないじゃん?
私:ないわ~
友達:理系はいいねぇ?
私:あんたそれでも自称理系やってるんでしょ?
友達:それは前の話!今は文系!
私:コロコロ変わりすぎ
友達:変わって悪い!?
私:wwまぁまぁ、後は休むだけだからテストの話やめよ?
友達:だね、てか休日何する~?私スタバ行きたい!!
私:私は寝る~睡眠不足だから、てかスタバいって何するの?
友達:勉強!
私:絶対しないでしょ。この前だってスタバ行って何してた?
友達:ヴ……自撮りしてました……
私:絶対今回も自撮りしだすでしょ。どんだけ自分のことすきなの?
友達:いや、別にナルシストじゃないし……、
私:てかこの前彼氏とのツーショットツイッターにあげてたよね?彼氏どうしたの?
友達:……別れた…
私:そ。じゃ、バイバイ~
友達:いやそこは励ますとこでしょ!!何帰ろうとしてるのよ!
私:いや、私眠いから早くかえって寝ようかなって
友達:マイペース過ぎるんだよ…
私:これ以上話してるとカラオケにでも誘わないといけなくなりそうだったから帰ろうかと、
友達:こっちは失恋してんの…!
私:3日しか付き合ってないのにね。
友達:3日も!も!だよ!
私:せめて一ヶ月付き合ってからいってよ
ま、元気だしな?今度焼き肉一緒に行ってあげるから
友達:アザマース!
私:はいはい、じゃまた来週
友達:オッケー!また来週~~!アデュー!
英語覚えたての小学生かよ笑
はぁー疲れた…
お風呂入って寝るか…
今日も特に何もなかった、
特に何も、
勉強して友達と話して
休日は寝るだけ
今日も色のない普通の日だったなぁ
私が今見て過ごしているこの世界は
《無色の世界》だ─────
気がつけば床も壁も真っ白な部屋に居た。
窓も電灯もないのにぼんやりと明るくて、家具ひとつ置かれていないまっさらな部屋。そんな不思議な空間の中に唯一あったのは、穏やかな顔で眠る少女の姿だった。
からすの羽みたいに黒い髪の毛と、ライムグリーンの洋服、仄かに染まる頬の朱色は、色の無い部屋の中で一層映えて見えた。
彼女が何者なのか、ここは何処なのか、ボクには何も分からない。けれども彼女を見つけた瞬間確信したのだ。眠り続ける君が目覚める時まで、見守り続けるのがボクの役目なのだと。
空間も思考も何もかもが空白な世界で、それだけは確かだった。
最初のうちは膝を抱えて座り込み、寝顔を眺めるだけだった。ここには君とボク、それ以外に何もない。そうする事しか出来なかった。
冷たく固い床の感触に臀部が痛む。こんなところに寝転んでいては君の身体に良くないだろう。せめて何か毛布のようなものがあったなら。そう願い目を閉じれば、ふわり、と膝に柔らかな布の感触。
驚いて目を開けば、そこにはクリーム色のブランケットが掛けられていた。もしやと思い枕を想像すれば、どこからともなく雲のように柔かい枕が現れる。どうやら思い浮かべたものが実体化するらしい。
どうして、と思う気持ちはあるけども、考えたところで僕には分かりっこないのだろう。そんな些細な疑問は体中を駆けめぐる熱のような喜びですぐにかき消された。
――ああよかった、これで君のお世話ができる。 薄い霧の向こうにあった自身の存在意義が見えた気がしたのだ。
空白の部屋を埋めるために色々なものを思い浮かべた。ベッドにテーブル、ソファに本棚。寝床から落ちても君が傷つかない様に、床にはふかふかのカーペットをひいた。薄暗い部屋では君の目が覚めた時に困ってしまうだろうと天井に照明をぶら下げて、白い壁にはいくつもの絵と、薄いカーテンの付いた窓を取り付けた。ふと気になって扉を作ってみたけれど、残念ながら鍵穴もないのに開かなかった。やっぱり、ボクの世界はこの部屋だけみたいだ。たとえ開くとしても、君を置いて行くことはできないから、意味はないのだけれども。
食事はどうしようか。この部屋の中では不思議とお腹が空かない。飢えることが無さそうなのはありがたいけど、なにも食事は生存の為だけのものではない。瞼を重く閉じていても味覚や嗅覚は働いて、素敵な夢へと還元される。眠りを彩るものはどれだけあっても良いだろう。
眠り続ける君に届けられるのは精々スープや飲み物、ゼリー、それに焼きたてのパンの香り。それくらいだ。けど、それでいい。君のためにできることが増えた事実それだけで、ボクの心は満たされるのだから。
そう、出来ることならなんでもした。
君の身体が冷えないようにこまめに寝床を整えた。
その眠りが安らかであるように子守唄を歌った。
魘されていれば頭を撫でて「大丈夫」と何度でも呟いた。
君が寂しくないよう花壇を作って種をまき、色も形も様々な花を咲かせた。
丸く柔らかいぬいぐるみを寄り添わせて、僕が知っている素敵な話をいくつも語りかけた。
何度も、何回も、何日も、ボクにできることを繰り返した。それでも何も変わらなかった。
色鮮やかな部屋の中で、眠り姫は夢を見続けていた。
百年の眠りについたお姫様、これがおとぎ話だったなら王子様の口づけで目覚めるのだろう。
もちろん想像してみた。部屋いっぱいに咲いた花々のように優しく笑う君と、隣に立つ〝王子様〟の姿を。けれど想像できなかった。したくなかったのかもしれない。
長い時間君の傍にいて、君のことを考えているうちに、ボクは、ボクと言う存在意義以上の思いを抱くようになってしまったのだから。
君の額に口元を寄せる。皮膚が触れあい、じんわりと君の熱がボクに伝わる。けれど、それだけ。唇を避けたからじゃない。そうだとしても君は目覚めない。当たり前だ、ボクは〝王子様〟にはなれない。そして、君が目覚めたとき、そこにボクは居ないのだから。
ここは君の夢の中、安息の場所。誰も君を傷つけないやさしい世界。からっぽの部屋が満たされて、君の心が癒されるまでのつかの間の世界。そしてボクは、その手助けをする治療プログラムに過ぎないのだ。仮初の世界、空白の部屋、ここでしか存在できないボクには君を救うことはできない。ボクの役目は見守ること。進む術を持たないボクは、目覚めをもたらす〝王子様〟にはなれないのだ。絶対に。
いつか夢が覚めた時、君はこの夢を忘れるだろう。そうしたらこの部屋もまた、殺風景なものに戻ってしまう。寂しいけれど、でも良いのだ。君が笑って生きられるのなら、きっと、それでいいのだ。そう自分に言い聞かせた。
部屋の隅に咲いたポピーの花が、風もないのにゆらりと揺れた。
【無色の世界】
貴方がいなくなったその瞬間から
この世界は無色になった
(無色の世界)
最初変換ミスで仕事失ったのは
ないしょやで笑
「それって、無色の世界ってこと?」
同級生が僕に問いかける
「えーとね、色が無いわけじゃなくて、なんて言うか…見え方が違う?らしい」
「らしい?」
同級生は僕が曖昧に濁した語尾に問いかけてきた
「うん、生まれた時からこれだからあんまよくわかんないんだけどね」
「そっかそっか、どんな感じに見えてるの?」
「うーん、形の見え方は変わらないんだけど、基本的には色の濃さが同じものは同じに見える」
「例えば?」
「例えば…信号機の赤と緑とかはほとんど同じかな」
まあ、実際自分は赤や緑の本来の色を見た事がないのではっきりと答えることは出来ないが、親や医者が言うにはそうらしい
「そーなんだ!じゃあ渡るの大変だね」
「まぁ、信号のポーズとかあと、上とか下とかで判別は着くよ」
「へー、信号がひとつの表示だけじゃなくってよかったね」
「そうだね、たしかに」
日常生活に溶け込みすぎてそんな考え方したこともなかった、と同級生の考えに感心する
何となく話が一段落した頃に、気になっていたことを聞いてみる
「君は?どんなふうに見えてるの?」
「えっ?わたし?」
聞かれると思ってなかったのか手に持っていた白杖がかすかに震えた
「うん」
少し考える振りをしてから彼女が答える
「うーんと、わたしはねー、ちっちゃい頃は見えてたんだけど、今はもうほとんど見えない!」
「そっか」
「うん、3歳の頃にはもうほとんど見えてなかったから、見えてた時の記憶、ほぼないんだけどね」
そう、自傷気味に彼女は笑った
「…じゃあ、おそろいだ」
「おそろい?」
「うん、見え方はそれぞれ違うけど、色が分からない同士、おそろい」
僕はさっきよりもトーンを上げてそう言った
彼女は僕の言葉の意味を把握したのか
「おそろい、か、いいね」
と微笑んだ
「でしょ?」
僕らの“シカイ”は無色でつまらないものかもしれない
でも、僕らの“セカイ”はカラフルで最高に楽しい
お題:『無色の世界』
あぁ、君はいなくなってしまったんだね
どうして何も教えてくれなかったんだ
最期の別れだってしていないのに
今まで鮮やかだったこの家も学校も全て消えた
言ってくれたら一緒にその時を待ったのに
音が止まり冷えきったこの部屋で僕は突っ立ってるだけ
泣けもしないや
ねぇ、君がいないと僕は生きていけないよ
"無色の世界"
目が覚めると知らない場所にいた。
いや、正確にはとても馴染みがあるようで、だが色がなかった。
色がないというのも、白、とかではなく認識できないような何色もない世界である。
ここはどこだろう。
しばらく歩いてみることにした。
すると、無色の世界の中に、1色だけ色を見つけた。
ただ、それがなんという色なのかは表せなくて、青でも赤でも黄色でもない、ただただ綺麗な色だった。
無色の世界には人もいなかった。僕一人だけ。
でも、寂しさ等は感じない。
ただ、そこにある1色を見つめるだけで永遠にときを過ごせそうだと思った。
その時、急に後ろから声が聞こえた。「ねぇ、」
振り返った瞬間、僕の視界は色で染まっていった。
ああ、待ってくれ、まだあの色を眺めていたいのに。
─無色の世界─