『澄んだ瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
澄んだ瞳。
君のその澄んだ瞳に
僕はちゃんと、映れていますか。
いつまでもいつまでも
君の瞳を一番近くで見られる人で
僕はありたいのです。
あなたの瞳に救われた
水のように透き通ったあなたの瞳
美しいあなたの瞳
瞳と心は表裏一体
その瞳があまりにも綺麗だったから
咄嗟に目を逸らしてしまったんだ
私の何もかもを見透かしてくるような眼差しが
苛立ちを覚えるほど怖かったんだ
隠したいものを隠しきれない恐怖が
触れられたくないものに触れられる憎しみが
振り払いたいのに逃れられない残酷さが
言葉ではない何かが胸を抉る苦しみが
その苦しみを言葉で伝えられない焦りが
私の瞳に滲んでいるのを
あなたは見逃すはずがないの
分かっていて私を見つめるのでしょう
私の拙い言葉を何か期待しているのでしょう
脳内を駆け巡る思想が垂れ流されたままの
濁り、曇り、淀んだ私の瞳を覗きこんで
自分のように澄んだ一部分を探しているのでしょう
見つかるはずがないわ
あなたの澄んだ瞳は
私の安心を揺るがす呪いのようで
あなたのような瞳にはなれないことを突き付けてきて
涙の膜の分厚い壁を築いていくのだから
零れ落としはしないこの涙
分厚い壁は私の鎧だ
#澄んだ瞳
『あの日のプール』
光差し込む室内プール 泳ぎ疲れて瞳は珊瑚 澄んだ気持ちのまま歩いてく スズメバチが巣づくりしてる
去年とまんまおんなじ場所に
どろどろに溶けた独占欲を隠しながら
名前を呼んで 笑顔で走っていくから
○○ちゃんのとなりに誰かがいても
特別でありたい
子供のように穢れを知らない澄んだ瞳が、同じように澄んだ空を見つめる。
それを見た瞬間に「ああ、遠いな」と思った。
どこまでも純粋で、真っ直ぐで、澄んでいて。
自分とは、真反対の人。
「甲子園!行こうな!一緒に!」
「……うん、行こうね、一緒に」
行きたい、行けない、行きたくない。
彼はマウントに立つ英雄で。
自分はスタンドで応援するただの外野で。
ああ、あほらしい。バカになりそうだ。
「怪我、早く治せよ」
「……治んないよ」
「治る!大丈夫!」
澄んだ瞳が自分を見て、にこりと笑う。
澄んだ空を背に笑う彼は、とても眩しくて自分は目を細めて「そっか」としか言えなかった。
「澄んだ瞳/20240730」
透明な眼差しがひとつ瞬いて
ふぁとやわらかくたわむ
伸ばした手を確かに追って尚
へたりと座り込む四肢は動かない
「……ごめんね。やっぱり、嘘ついた」
両の手で握り込む首筋
気道が歪み血管が高らかに
それでも尚それでも尚
ぶら下がる掌が打つことも
投げ出された脚が蹴り上げることも
歯をむき出して放つ悪辣も
解かれて程涸れて
全て認識しない瞳ばかりが美しい
「生きてるだけ、じゃぁなんにもならないね」
平和に揺れるうたかたに
心ばかり平穏と程遠く
‹澄んだ瞳›
風が奪い取り
雨が撃ち付け
雷が焼き貫き
闇が駆り立て
荒れ狂う自然を
容赦無い破壊を
僅か明るいだけの窓から覗く時
青く晴れ渡る空と同じ程
白く吹き荒ぶ雪と同じ程
染まり欠ける月と同じ程
私の胸は高鳴り
鼻歌も出るほどの歓びを覚えている
‹嵐が来ようとも›
『澄んだ瞳』
水泳の授業があるたび、憂鬱だった。
泳げないわけではない。泳ぎは得意な方だ。長距離を泳ぐのは気持ちがいいし、陸の上では思うように動かない手足が水の中では自由に動く気がする。私の前世は魚だったのではないかと思うほどだ。
それならなぜ、憂鬱なのか。
私は自分の太腿を見下ろす。朝顔のような形をした大きな痣が、太腿の上の方に紫色の染みを作っている。誰かから暴力を受けているわけではない。これは、この世に生まれ落ちた十三年前から私の体にあるものだ。
水着になれば、この痣を大勢の前で晒すことになる。私はそれが嫌だった。いつも皆の視線が私の醜い痣に集中している気がして、どうにも落ち着かないのだ。
プールサイドで授業を見学している永井さんに、そっと視線を向ける。永井さんはストップウォッチを片手に、澄んだ瞳で私たちを見守っている。いつもいつも、私は彼女が羨ましかった。
いいなぁ。水泳、やらなくていいんだもんなぁ。
永井さんは生まれつき心臓が弱く、体育の授業に参加できない。同性であっても思わず見惚れてしまうような、整った顔と白い肌の持ち主で、しかしいつも一人でいる。
きっと永井さんは別世界の住人なのだ。私はそう思うことにしていた。そんなふうに考えなければ、嫉妬に狂ってしまいそうだったからだ。
授業は中盤に差しかかっていた。体育教師が鳴らす笛の音とともに、次々と同級生たちがプールに飛び込んでいく。クロールは得意だった。私は痣を気にしながら、ゆっくりと飛び込み台に向かった。
笛が鳴り、勢いよく水中に飛び込んで泳ぎ出す。視界の隅で、永井さんがストップウォッチを大きく掲げるのが見えた。
その時。
突然、水圧を感じなくなった。両隣を見ると、そこを泳いでいるはずの同級生たちの姿が消えていた。
私は水中に一人、取り残されていた。誰もいない。物音さえも聞こえない。まるで私だけが異空間へ飛ばされてしまったかのように、不気味な静寂が辺りを包んでいた。水面へ顔を出そうとしたが、水面は遥か上方に揺らめいている。溺れる。私は動揺した。
不意に、紺色の半袖Tシャツと同色のハーフパンツを身に着けた女子生徒が、私の前に割り込んできた。同時に私の頭の中で、鈴の鳴るような声が響いた。
「光本さん。落ち着いて、私の言う通りに動いてね」
目の前にいる女子生徒が喋ったのだとわかり、さらに相手の顔を見た私は文字通り、心臓が止まりそうになった。
二つの澄んだ瞳が私を見つめていた。永井さんは、私の手をそっと取ると、細く美しい声で言った。
「このまま、上へ向かって泳いで。あなたの意識は今、水の奥深くにいるの。水面まで上がれば、きっとみんなが気づいてくれる」
言われるままに、私は上へ向かって泳いだ。永井さんの声には妙な圧力があり、従わざるを得ない気がした。
気がつくと、私はプールサイドで体育教師に見下ろされていた。夢から醒めた後のように、意識は朦朧とし、私はしばらく言葉を発することができずにいた。
「永井さんは……?」
ようやく一言だけ喋ることができた私を、体育教師は苦々しげに見て言った。
「永井は保健室にいる。お前が溺れた直後に発作が起きて、その拍子にストップウォッチを止めて倒れたんだ。お前と言い、永井と言い。今時の女子は失神する時まで二人一緒なのか?」
永井さんと話をしなければならない。私は直感的にそう思った。私たちの身に何が起きたのか。なぜ水の中に永井さんが現れたのか。
永井さんの整った顔と澄んだ瞳を脳裏に浮かべる。永井さんが止めたストップウォッチの丸いフォルムも。
失神している間の不思議な体験に過ぎない。しかし、永井さんは全てを知っているのではないか、という疑念が私の中にずっと居座っていた。
貴方のその澄んだ瞳の中にいるときだけ、濁った私は透明になれる。
澄んだ瞳
できることなら、青空や広々とした花畑や、どこまでも広がる海と波濤や、満天の星空を見ていたい。
生きているだけで美しい動物たちを眺めて過ごしたい。
自然は時に牙を剥くけれど、人々の欲望や争いごとの醜さに比べたらどうってことはない。
しかしおそらく、人々の間で暮らす限り諍いは絶えないだろう。
心穏やかに過ごせる時間は少ないだろう。
それでも、人の中にいなければ人の優しさや温かさには気がつかない。
人々の醜さと優しさを知ってなお、澄んだ瞳を持っていたい。
君の瞳は最も心情を映す鏡
嬉しい時は輝きを放って眩しく光り
怒れる時は鈍い光を集めて閉じ込める
悲しい時は黒みを帯びた瞳を潤ませ
楽しい時は明るく弾んだ瞳を綻ばせる
活き活きと今この時を生きている君
私は愛おしくてたまらない
*澄んだ瞳**
澄んだ瞳
僕は恋をした。一目惚れだった
完璧な彼女に恋をしたその日から、僕の日々は輝きだした
彼女は少し警戒心が強くて、特定の場所でしか会ってくれない
個室のような場所なんてもっての外
それでも、会ってくれるから僕は嬉しい
彼女は恥ずかしがり屋で、あまり話しかけてくれない
僕が気付けないだけで実は話しかけてくれているのかもしれないけど、何か言ったか尋ねても返事はない
耳が少し不自由なのかもしれない
まっすぐに前だけを見つめる彼女が僕は何より大好きで
その澄んだ瞳に僕が映るだけでも光栄で
額縁に囚われた彼女に今日もまた、会いに行く
一度でいいから、微笑みかけてほしいな
ねぇ…
瞳の奥に旅に出かけてもいいですか?
たしか…
SEEDコンタクトレンズのコマーシャルにロゴに…
君が…
恋しすぎるから…
stay my blue
たまらないんだよ
ねぇ…
明日から
ねぇ君が…
溢す涙は
すべて僕の海になれ…
SEEDのコマーシャル
Stardust Revueの歌です…
(少し勝ってなアレンジしました…🙇)
(スタレビ根本さんごめんなさい🙇)
SEEDコンタクトレンズのコマーシャルでの
浅野温子さん…綺麗な瞳で…
南佳孝さんの歌う
スローなブギにしてくれ
ウォンチューアイ ウォンチュー
俺の心に火をつけてくれ
マッチ1つ擦って
顔を見せてくれ…
映画のスローなブギの中の
浅野温子さんも瞳が綺麗で
SEEDコンタクトレンズCMソングの中の歌詞で
stay my blue…たまらないだよ…
そう根本要さんが歌うと…
なんか胸が…
何となく…
なんかね…♪
これが…「ざわつく」って事かなぁ(笑)🍀
ざわざわざわめきます…
みーちゃん会いたい!よ!
そうすると気持ちバグります…
あなたの部屋の前
座り込んだら
なんて静かなの…
恋の入口みたい…
⬆️の歌詞はざわざわしませんか?
続き
↓
私に生まれたこと感謝できれば
あなたは…
何時だって…
抱きしめてくれるのね…
どんな風に扉は開くのだろう
どんな風に夜は終わっていくのだろう
ただ泣きたくなるの
好きだから好きだけど…
何時も胸が…
恋よりも暖かいもの温もりをあげたい
忙しい…
あなたへ…
「ただ泣きたくなるの」中山美穂
最近ざわざわざわめきが多いのは…
夏の暑さで熱中症陽射しにやられて…?
それとも加齢?
みーちゃんに会いたくてあえなくて…
切なくてかなぁ…
真冬でもさ…
冷夏でもさ…
みーちゃんに首ったけです…
熱帯夜に…
みーちゃん会いたいと…
気持ちざわざわして…
みーちゃんに今夜も熱中症なのです🍀(笑)🍀
やめて。
そんな澄んだ瞳で僕を見つめないで。
きみは僕の唯一の眩しい太陽。
だけど、きっとそれは眩しすぎたんだ。
目を細めないと視界にも入れることができない。
きっと僕はきみの隣にいていい人間じゃない。
ほら。またそうやって。
澄みきった瞳に僕を写すから。
また僕の汚い部分が浮き彫りになる。
─澄んだ瞳─ #18
夢宝
10ヶ月10日
みんなに守られながら小さいものが形となり誕生し私たちの『夢愛』になりました。
澄んだ瞳
今日はトゲトゲしてます。
ご注意を笑
すぐ泣く人が嫌いです。
「この子は昔からすぐ泣くのよ、心優しいから」
「か弱いから守ってあげなきゃ」
ほんとですか?
泣けない、泣かない女は可愛げがない。
そう思いますか?
私は、誰かの前で泣く人を信用していません。当然、身内の不幸があった時などは別ですが。
何かあったらすぐ泣く人は「見て見て、私泣いてるのよ、悲しんでる私を見て。可哀想でしょ。」と心の声が聞こえてしまうのです。
久しぶりに見た甲子園。
勝った選手も負けた選手も泣いてました。
彼らの澄んだ瞳から流れる涙が眩しく映りました。
そんな涙を一生に一度の青春時代に、仲間と共に流せることがとても眩しくそして羨ましいと思ったりして。
そのような経験もなく、気づけば1人で泣くのに慣れてしまった私。この濁った瞳から、そんな美しい涙はこの先もずっと流れることはないでしょうから。
end
彼女の瞳は澄んでいた。
全てを包み込む青。どこまでも昇っていける青。昔一度だけ行った南の海と同じ色をしていた。
艶のあるセミロングの金髪も、日焼けを経験したことがなさそうな白い肌も、ぷるんとした発色のいい真っ赤な唇も、彼女のどれをとっても美しいけれど、瞳の青を際立たせるパーツでしかない。
そんな彼女と私が出会ったのは廃れた市営プールで、確かその日は観測史上最高気温を更新した日だった。
テントで仮設された案内所のパイプ椅子に座りながら、こんな暑い日に誰が来るんだ。プールの監視員の仕事なんて引き受けるんじゃなかった、なんて文句を思い浮かべて氷の溶けたポカリを流し込んだ。
プールサイドは肉でも焼けそうなほど温度が上がり、涼しくしようと水を撒いてみてもすぐに空に還ってしまう。
「はぁ……」
隣の家に住むプールの管理人さんから頼まれた仕事だが、誰も来ない上に、このままでは私の健康状態に関わる。まだ午前中なのになんでこんなに暑いんだ。
「勝手に閉めたら怒られるかな」
ため息をついて立ち上がった瞬間、目の前に現れた一人の女の子と目が合った。そして私は呑み込まれた。あまりにも澄んだ青の瞳に。
「ここ、開いてる?」
リスが鳴くような可愛らしい声。
「あ、開いてます……」
「良かった。どこも開いてなくて。せっかく中に水着を着てきたのに台無しになっちゃうところだった」
そう言って彼女は、着ていたブラウスのボタンを2つ外して、水着の白い紐を見せてきた。
「だ、誰もいないので、ご自由にどうぞ。暑いので熱中症対策はきちんとお願いします」
「ねぇ、貴女は入らないの?」
「え、えっと、着替えしか持ってなくて」
「それじゃあ、少しくらい濡れても大丈夫ね」
彼女は微笑んだ。そして私の手を掴んで乾ききった灼熱のプールサイドを走った。早く水に入りたいからと、木と私を壁にして服を脱いだ。
今会ったばかりなのに、彼女の衣擦れの音に緊張してしまう。
「脱いだよ」
綺麗だったことは覚えている。けれど、直視できなかったせいか、その姿はあまり覚えていない。
彼女は膝くらいまでの深さの幼児用プールに入った。ここなら貴女も遊べるでしょう? そう言いたげな顔をしながら、手のひらに掬った水をかけてきた。
「うわっ!」
正直言ってぬるかった。むしろ、上から降り注ぐ太陽の熱が痛かった。
それでも彼女は嬉しそうに水をかけてきた。時には私もかけ返して。疲れたら自販機のジュースを飲みながら喋って。笑って。
「最初見たとき、お人形さんかと思ったよ」
「嬉しい」
「ねぇ、どこから来た……」
言い切る前に彼女は私の口に手を当てた。
「もう少しだけ遊ばない?」
空になったペットボトルを捨てて、私たちは深いプールに沈んだ。水を吸って重たくなっていく服が、私にいっそうの非日常を味わせた。
「ずっとこのままなら良いのに」
ただ浮かんでいた。海月になっていた。
「私たち、また会えるかな」
彼女に言ったつもりの言葉に返事はなかった。
急いで身体を起こすと、そこにはもう誰もいない。
「え?」
ぐわんとなる脳の揺れに目を瞑り、海に深く沈むような感覚に目を開くと、そこは元いた仮設テントだった。
「え?」
さっきまでプールにいたはずなのに服は湿り気を知らず、時計は午前中のまま。彼女といた記憶は確かにあるのに、全てがなかったことにされている。
「嘘……」
プールのどこを探しても彼女の姿はなく、私の胸には消えない一夏の痛みだけが残った。
#澄んだ瞳
その澄んだ瞳で私を見つめないで
君に照れているのが丸分かりになってしまう。
そう思いながらも君を目で追ってしまう自分がいる。
お題「澄んだ瞳」
澄んだ瞳
私なんてが口癖だけどさ
貴方を選んだ私のどこがダメなのか行ってみ
なんて言われたってさ
その澄んだ瞳でいった背中を押す言葉を
悪態だと捻くれ崖の土壇場で背中を押されたって思うくらい
私が堕ちてることを前提にしてほしい
澄んだ瞳とはだいぶかけ離れてる僕だけど、、
馬鹿正直でひねくれてる私だけど、、
日々感謝のこころを忘れずにいたら、
少しはいい事あるのかな、、?
なんて思った、
酷暑きつい、
夏の夜の独り言でした。
(´Д`)