『澄んだ瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
君たまに 猫のようだな
宙を見て 止まったままだ 考え中かい
#短歌 #書く習慣 20230730「澄んだ瞳」
「澄んだ瞳」
昔は白目のところが青みがかってて
みんなに綺麗な目だね、なんて言われてた。
今じゃあ疲れて充血してます。
もう綺麗な盛りは過ぎた
この場所から見える街の光のように
君の瞳は輝いてたよね。
キラキラしてて
何色にも染まってなくて
全て見透かしてしまうようで。
羨ましくなる。
僕の瞳は、もう、濁ってしまってるから。
欲しくなる。
君と同じものを同じように見たいから。
食べてしまおうか。
君が僕の一部に、僕が君の一部になるのだから。
#澄んだ瞳
澄んだ瞳
君の顔を見ると澄んだ瞳をしていた。
カラーコンタクトも全くしてないきれいな瞳だ。
彼女は「なに?人の顔じろじろ見てなんかついてるの?」と言った。
僕は「ううん、澄んだ瞳をしているなって思っただけ。君の瞳が美しくてきれいだなって」と言うと。
彼女「!?、もう、っ…バカ…」
僕「え?、どうしたの?」
彼女「恥ずかしいからやめて!君のバカ!」
僕「え?、あ、うん、ごめん…」
どうやら言われたことがなかったのか彼女はすごく顔を真っ赤にして照れていた。
なんだかかわいい。僕はそんな彼女が大好きだ。
終わり
7/30「澄んだ瞳」
「僕の目を覗くと、未来が見えるんだよ」
たまたま二人きりになった放課後、そんな冗談みたいな話を転校生はした。私は小首を傾げる。
「未来?」
「見てみなよ。ほら」
彼は身を乗り出す。一点の曇りのない瞳。それをじっと見つめていると―――
ちゅっ
唇に柔らかな感触。えっ?と思う間もなく、彼は至近距離でにっこりと笑った。
「じゃあ、また明日ね!」
手を振って去って行く。呆然と、その背中を見送った。
僕は、少し未来から来た。
この学校のとある男に、彼女を渡したくなくて。
素直すぎる彼女が、男の暴力に晒されるのを止めたくて。
大丈夫、今度の未来は上手く行く。
僕を見つめた彼女のどこまでも澄み切った瞳を思い出しながら、僕は確信した。
(所要時間:8分)※構想除く
澄んだ瞳か
見透かされているようで
ちょっと怖い?
ズルイよなぁ
澄んだ瞳
その瞳に映るものは
無償の愛であってほしい
当たり前に与えられ
安心できるもの
幼い子にとって親は
そうであってほしい
ニュースでは、かなしい親子が映る
澄んだ瞳
僕をみる澄んだ瞳。
誰にも取られたくない。
そんなことを思ってしまう。
#澄んだ瞳
君の澄んだ瞳を見る度に僕は惨めになる。
だから決めたんだ。
君のその瞳を濁らせようって。
僕は君のその細い首に手をやって徐々に力を込めていく。
そして君の息は止まった。
水面のように澄んだキミの瞳が、瞬きもせずに僕を見つめている。
キミは何も言わないが、僕らの間に言葉はいらない。
見つめ合うだけで、僕は満たされる。
この時間が永遠に続いてくれればいいのに。
いや、この時間は永遠に続くんだ。
濁ることのないガラスの瞳。ずっとに僕だけを見つめてくれる。
ああ、ようやくキミの全てを手に入れたよ。
世界が終わるまで、ずっとずっと一緒にいようね。
#澄んだ瞳
澄んだ瞳で思うことは
赤ちゃんや子供
希望に満ち溢れていて
これから何が起こるのか
ワクワクとドキドキと
でも
楽しいことばかりではない
嬉しいことばかりではない
見たくないことや
つらい体験が
澄んだ瞳を曇らせてしまうかもしれない
ひとりでも多く
澄んだ瞳をもつ大人になるように
ひとりひとりができること
あるんじゃないかな
「澄んだ瞳」
君の瞳は
いつでも僕をドキッとさせる。
僕の本当の姿が映っているようで
どんなに上手く取り繕っても
全て見透かされてる。
君の瞳を見てると想うんだ
なんで僕は自分に嘘をついてまで
良いカッコしようとしているんだろうって
今度逢う時には
少しでも
君の瞳に映る僕に近づけたら良いなぁ
心に悲しい傷を負った人の瞳は、不思議なほど澄んでいる。君がそうだ。アイスグレー色のそれはまるで小さな水晶玉のように、人の苦悩をしずやかに
浄化していく力があるんじゃないかと時々思う。
君の瞳は太陽の光に耐えられないから、いつもサングラスの奥にある。はじめて見たのは大学から駅までの帰り道、薄い月明かりの下で、僕は心を奪われた。ぱっと映える美人というわけでない。むしろ
いつも表情は暗くて、息を潜め、深海生物のように生きている君だった。
バイトが終わり、君とは夜に会う。君は閉館時間まで大学の図書館にいるから、僕はそれを迎えにいく。ぽつりぽつりと冷たい雨みたいな会話を重ねて、僕たちは同じ帰路をたどる。
もともと口数の少ない君だが、その日は特段に雰囲気が暗かった。サングラスを外してあらわになった瞳が微かに滲んでいる。
「愛するってどういうことだろう。」
突然そう呟いて、また沈黙を紡ぐ。
君の口からふいに飛び出た「愛」という言葉に、
僕は息が止まりそうになった。
「心に負った傷口が重なりあうことだ。多分。
1度でも深く傷ついた経験があるなら……人を愛することができるんじゃないか。」
うまく言葉にできなくて、再び押し寄せる沈黙に僕はうつむきかける。一世一代の告白をしてしまった気分だ。
でも、君は僕を見ていた。アイスグレーの瞳を丸くして、哀しげな光を揺らめかせている。
その不思議なほど澄んだ瞳に、僕はそっと手を伸ばした。
"澄んだ瞳"で世界を見ていた頃が懐かしい
今でもそんな風に純粋でいられたら良かったのに
社会に揉まれて人の怖さを知って
同時に温かさも知って。
そう考えると今も悪くない、かも?
【澄んだ瞳】
ずっと忘れられない瞳がある。これから首を落とされるというのに、怯えた様子ひとつなく。堂々と背筋を伸ばし、刑場へと歩んでいく人の。
腰の刀に手をかける。罪人の首を斬り落とすのには慣れていた。物心ついた頃からずっと、そのためだけに剣の腕を磨いてきた。ああ、それなのにどうして。
かたかたと指先が震える。君を殺したくないなんて、馬鹿げた思考が頭の中を明滅して仕方がない。罪とはいったい何なのだろう。幕臣を非難するような文章を書いたこと、それは本当に首を落とされるほどの罪悪なのだろうか。
僕の迷いを見透かしたように、君はちらりと僕へと視線を向けた。美しく鮮やかで、澄み渡った瞳だった。
「さようなら、よろしくね」
小さく囁いた君の瞳。僕がこの手で閉ざしたその色を、今でも僕は思い出す。大切に大切に、胸に抱き続けている。
(大好きだったよ、ずっと)
届けることのできなかった君への慕情を、じくじくと膿んだ胸の中へとたゆたわせた。
「ねぇ、パパ。あの雲をじっと見てると、どんどん形が変わってくの」
「ねぇ、ママ。海って青いのに、バケツに入れると透明になるんだよ」
すごいねぇ。不思議ねぇ。
そう言って笑う、小さな娘の澄んだ瞳に映る世界は、きっと宝物のようなキラキラしたもので溢れている。
【澄んだ瞳】
『澄んだ瞳』
君の瞳は空のように澄んだ瞳だった。
悲しい時も、楽しい時もその瞳の美しさは変わらない
私もそんなヒトミになりたかった。
~澄んだ瞳~
澄んだ瞳。
それはとても綺麗だった
美しかった
多分心が綺麗だからだと思う。
人を助け合い、笑い合い……人を嫌うようなことを思っていない。
そんな美しい瞳。
でも私は違う。
いつも人に八つ当たりしちゃったり。
友達にも親にも思ってもいないことが口からスルスル出てくる。
だから私はあの人みたいになれない。
あぁ いつか私もあんな風になりたい……
#悲しい感情
7月31日 親から言われたこと人から言われた救いのこと
考えただけで涙が止まらない。止まりたくもない
ただひたすら涙。
「澄んだ瞳」
僕は時々思う。君のその澄んだ瞳が僕を見るとき、どうしようもない罪悪感に見舞われる。
君が僕を見るたび、僕は君の目を見ないように目を逸らす。