『澄んだ瞳』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
澄んだ瞳
貴方の綺麗な横顔をみつめる。
貴方は澄んだ瞳で遠くをみつめている。
貴方の眺める未来に私はいるのでしょうか。
その瞳に私は写っているのでしょうか。
あなたのその星のように美しい瞳を
私は直視する事ができない
それはあなたが眩しすぎるせい
仕方ない仕方ない
だってあなたは煌めいているもの
仕方ない仕方ないなぁ
貴方からは私はどう見えてるのだろうか。
私は貴方の事を見ることができない。
私の奥底に隠れてる穢れや汚れ、濁ったどろっとしたものが
貴方にバレてしまいたくないから。
けど、貴方のその澄んだ瞳には私を写してほしいの。
こんなときばかり
そんなまるい
純粋をよそおった目で
見つめてきても
なにもやらんぞ
おまえの視線をかわし
ちらとみやると
おまえはまだ動かずに
こちらをじっと見ている
おまえのからだのためだ
おまえのためなんだ
そう言い聞かせるが
なかなかうまくはいかない
そんな目でうったえられては
もう耐えられない
我慢比べじゃ
おまえには勝てっこない
ちょっとだけだぞ
ひとくち ふたくち
結局いつもこうだ
わかってる
おまえには到底
かなわないってこと
#澄んだ瞳
ビー玉のように澄んだ瞳
好きなことを全力で取り組んでいる時のその瞳が好き
僕の瞳は悲哀で一杯だった時
君の瞳は後悔で一杯で
その瞳は僕を映す小さな鏡
映る自分を見て僕は進む
ルー・リードのいう淡青の瞳
君の澄んだ瞳
僕のいる場所を示す小さな鏡
進むべき場所を示す小さな光
君はたくさん泣いて
自分の辛い気持ち
悲しい過去
すべてさらけ出してくれたね
はりついた笑顔を捨てて
やっと見せた澄んだ瞳
君の偽りのない言葉
ひとつひとつ大事にするから
大丈夫だなんて
言葉で自分を縛らないで
僕に聞かせて欲しい
本当の君を
澄んだ瞳は綺麗な水だ。綺麗な目ほど世界はありのままに見れるだろう。しかし、どんな綺麗な水でも世界は少し歪んで見える。我々は色眼鏡を通じてしか、世界を確認することは出来ないのだろうか。
Clear eyes are clean water. The more clear your eyes are, the more you can see the world as it is.However no matter how clear water is,you end up seeing the world distorted.I wonder we can't see the world without prejudice.
Clear eyes are clean water. The cleaner the eyes, the more you can see the world as it is. However, even with the cleanest water, the world appears a little distorted. Can we only see the world through colored glasses?
澄んだ瞳は、きれいな水。目がきれいであればあるほど、世界をありのままに見ることができます。しかし、どんなにきれいな水でも、世界は少しゆがんで見える。私たちは、色眼鏡で世界を見るしかないのでしょうか。
“澄んだ瞳”
僕はいつから
君のことを真っ直ぐ見れなくなったのか
君の瞳に映る僕が嫌いだ
醒令夢
貴方か残した
傷跡が 私を
繋ぎ止めた・・・
忘れ様とした
記憶が 私の
時を換えた・・・
無の世界から
描き 進化しては
望まれた姿は
触れ 瞼閉じては
「積ミ重ネタ 傷二流レ・・・」
深い口付けを
交わし 微かに
脈が流れ始めて
想い息吹きを
注ぐは 愛しさ
何の夢を視てる
貴方と繋がれた
理想の為に
目覚める迄ずっと
口付けては
「瞼開ク迄 ズット私ハ
離レヌ様二 貴方ノ側デ…」
澄んだ瞳
遠い遠い場所を見ている貴方の瞳
私には見えない何かを見ている瞳
お願いだから
今だけは
この瞬間だけは
私の見えるものを一緒に
見ていてほしい。
あなたのその澄んだ瞳に映る世界が
しあわせなものでありますように。。
そしていつか
その瞳に私が映ることを夢みて。。。
君の瞳を見てると、怖くなる。
こうしてただ見つめられていると
いつか、私の全てを見透かされてしまいそうで。
#澄んだ瞳
お題《澄んだ瞳》
その瞳は、果ての果てまで見通す――。
この瞳は災いだ。
しりたくもない真実を識り、そして見せる。
それでもこの瞳は希望《のぞみ》だ。
「――この手がどれだけ血で濡れようと。俺はおまえのためなら、捨てられるんだ希望《のぞみ》を」
世界を識る者と世界を渡る者。
わたしたちが夢みた世界は、どこで違えてしまったんだろう。
《同じ瞳》を持つ者なのに。
あなたと話す時の私の瞳はどう映ってますか
あなたの瞳はどう表現したらいいのでしょう
澄んだ瞳
どんなに澄んだ瞳でも
どんなに濁った瞳でも
見えるものは同じ。
忘れないで。
澄んだ瞳のあの子も
あなたも
同じものを見ることができるんだよ。
意外だと思うかもしれないけど
そんな事は絶対ないと思うかもしれないけど
ちゃんと対峙してちゃんと相手の目を見ると
みんな そう みんな うん 全員
瞳は澄んでるんだよ
瞳は…ね
《 澄んだ瞳 》
なんか今夜は心が嵐で泣きそ……。
泣けば澄んた瞳になって明日は心が晴れるかな。
熱くないアスファルトの上を歩いている
自動販売機の横には空き缶が置いてあって
通る道にはスナックパンの空き袋が
誰かに踏まれたように、縮んでいる
そんな奴たちを風景として
僕は君の横に並び
信号の赤色が変わるのを待っている
君は花歌を歌い
僕はそれをただ聴いている
なんという歌だろうかと、問いかけてみる
君は僕に雪解けのような曲を伝えてくれる
僕は頷く。
君は花歌の続きを奏でる
ダークブラウンのその目はとても大きい
目玉がとび出そうなくらい
僕のポケットに入るくらい
君の結膜は夕焼けに照らされて、
白色が蜜柑に染っている
それを手に入れることが出来るのなら、
ぼくはその澄んだ瞳を、ずっと
眺めることが出来るんだと思う
あとどれくらいなんて
考えていない
考えるだけ、多分無駄だった
君の澄んだ瞳は、
僕のポケットには入りたくないと言う
僕は熱いアスファルトを踏んで、
自動販売機なんて無くて
スナックパンじゃなくて、矢筈豌豆が落ちている
でも、あの蜜柑だけは同じで
それだけが同じだけれど
蜜柑色の君の結膜は思い出せなくて
花歌は聞こえずに
君はどうやら枯れてしまったようだった
「澄んだ瞳」
孤独を抱えた君は
何故か澄んだ瞳をしてた
君の腕の中
安らかな寝息をたてている 孤独達
とても安心しきった顔だった
僕の顔は何故か歪みきっている
不意に君が手を伸ばす
迷う 僕
躊躇う 僕
幾度となく繰り返された問答
華奢な君の腕 か細い指先
その姿 凛として
恐る恐る はじめて触れる君に
何故か恥じらいを感じてしまう
はじめて僕を認めて受けとめてくれる
その準備はもう できたようだ
迷わず僕は君の腕の中に身を委ねる
僕を抱いた君は
澄んだ瞳をしていた