『海へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
海へ行こう
何も考えずにただぼーっと眺めよう
そんなことがすぐできる人生だったらいいのにな
海へ(𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠・*・:≡( ε:)
海は広く波の音もしてる
波の音は誰かに囁いている感じがする
海はいつも綺麗だよね
心が広そうでいいな
私もそいう人になりたかった
私が憧れている海
思い出のプールはもう跡地になっていた
子供の頃に好きだった砂浜色のコンクリートも取り壊されると聞いた
だからじゃないけど
お互いの思い出をかき集めるように
海へ行こうよ
浮き輪に乗って流れるままに
波打ち際で小さな波を味わおうよ
ふたりで海へ行こうよ
君はよく海に行く。
でも、海水浴客でいっぱいになる夏は嫌いだ。
どれだけ頼んでも断られてしまう。
それで聞いてみたんだ。
「……だって。寒い冬の海に二人で行って、手を握ってもらうのが好きなんだもん」
夏の制服がビリビリに破けた。
高校生の長男のズボンの話なんですが。
11キロの自転車通学で、洗濯も最低週イチしてたから
劣化が早いかなと思ったけれども
高3のここに来て…!
職場の電話にかけてきて、
「おかーさん、ズボン破れた。マジどうしたらいい」
と静かにパニックになっていた。
とりあえず指示を出しなんとか学校へ行けたそう。
学校の前に受診で病院に行ったのだけど、
病院ではすでに破れていたそう。
仕方ないのでふつうに受診してたら
若い看護師さんが、
「わかってるかもしれないけど、ズボン、びっくりするくらい破れてるよ…余計なお世話だったらゴメン」
と話しかけてくれたらしい。
「ウス、気づいてます!ありがとうございます!」
と返したとか。
超絶おバカな息子の夏が終わります。
12「海へ」
海へ行く。
ズブズブ沈む。
口が浸かる。
頭まで浸かる。
生まれ変わる。
魚として生きていく。
さようなら。
またこん
「海へ行こうよ!」
なんて突拍子も無いことを言い出す君
「なんで海?」
「だって、もうすぐ夏も終わっちゃうでしょ?」
たしかに、今年の夏休みもあっという間だったな
夏休みが終われば段々と夏の暑さも和らいで涼しくなってくる
そう考えるとなんだか淋しいな
「別にいいけど…泳ぎたくはないよ?」
「別に泳がなくてもいいの〜!」
「どういうこと…?」
「ただただ海を見たいだけ」
やっぱりよく分からない、海を見るだけで何か変わることでもあるのだろうか…
そして部活終わり、1時間もかけて電車に揺られて海を見に行った
「やっぱ綺麗だね〜!」
「うん…」
今の時間帯は丁度夕日が沈んでくる時間帯
海に夕焼けが映り、綺麗なグラデーションとなっている辺りはオレンジに染まっていた
「今年の夏も終わっちゃうのか〜」
「別に、ようやくこの暑さから開放されると思うとむしろ嬉しいけど」
「もー、夏だって良いこといっぱいあるじゃん!」
そんな他愛もない話を砂浜に座りながら君と話す時間は思ったよりも悪くは無かった
~海へ~
海の先に行ってみたい
海を渡って、どこか誰も知らない楽園に
こっちでの全てを投げ捨てたまま
そんな想像をするだけで、なんか少しほっとするから
雨がいよいよ激しくなり、それでもきみのことを待っていたのは、きみが見すえた未来に、わたしはいないような気がしたから。だからせめて、きみのなかの、一途なひとになりたかった。きみがわたしを手放したことを痛んでほしかった。きみに残りたかった。きみの人生にすこしだけでもわたしの体をかたむけたかった。
海へ
ただ青の音を聴きたかった
おかえりなさいを言いたかった
ただいまなんて聞こえていないのに
そこにいるわけがないのに
「待っているだけじゃ進めないよ」
そうだね、確かにそうだ。
じゃあ、会いに行くよ。
大丈夫、持ち物も忘れ物もないよ。
私は入道雲の壁を壊して
波をかき分けて歩き出した。
恥ずかしがり屋のあなたが
いつもの癖で隠れてしまう前に
ちゃんと見つけるよ。
この夏が終わってしまう前に。
海を見て美しいと思うのか。
海を見て怖いと思うのか。
怖さが先にくるのは命が大切だということ。
まだまだ生きたいと心から願っている証拠。
そして海の美しさを人生の最後に焼き付けたい。
おまえの遺骨と、海に来た。
「静かだな…………」
夏の終わりを感じる。
おまえが生きてるうちに、海に来れたらよかったのに。
俺が、おまえにしてやれることは、もうない。
ただ、「海に行きたい」と言っていたから、ここへ来た。
「…………愛してたなぁ」
浄化してほしくて
癒してほしくて
ちっぽけだ
って
言ってほしくて、
くだらないことだ
って
言ってほしくて
–海へ–
なんだろう。海って。
大きくて、でも繊細で、すごく綺麗で
かわいいのもかっこいいのも怖いのもいて。
大好きだけど
好きになればなるほど溺れるのも怖いんだよな。
あ、好きな人と同じだ。
「海へ」
「ところで何があった?」と頭の中で問う
「ウミへ」
「海?」
「ソウ、ウミへ、アノコタチヲウミヘ」声は聴こえないがワタシには言葉と感情が流れ込んでくる。
「ハヤク、ウミへ」
何か起ころうとしている事は、数年ぶりにワタシを呼び付けた時点でわかってはいた。
その時耳に直に声が飛び込んでくる。
「先輩!聞こえますか!」ナオヤが突然会話を遮る。
「どうした。」声に出して問う
「アルゴスが北と南の海域へ集中しだしました!」
「あぁ、」
「あぁって!早く戻って下さい!オレこんな事始めてで!」
「大丈夫だ、もうミテラ様は承知されてる」
「承知されてるって、先輩何処にいるんですか?なんでそんなことわかるんですか?とにかく早く戻ってくださいよ!」
声に出さずに解ったと答えたがナオヤには聞こえるはずもなく催促の言葉が煩く聞こえ続ける。
彼女に向き直り敢えて声に出して言う
「では失礼します。ミテラ様」一礼して足早に立去る。
背後では祈りのような感情がワタシの背中を押す。
アノコタチヲウミヘ
今日は1ヶ月ぶりくらいに先生に会えた
「がんばって♡」だって
先生が言うだけで私にとって魔法の言葉になっちゃうの
海へ入り、波に呑まれ、海底まで沈んでいたい
海底からの空は綺麗
日中は光が透き通って綺麗
夜は星が沢山あり、たった一つの月は2つ見える
海へ飛び込もう
深い深い海の底へ
隠したい思いを沈める。
そうでもしないと溢れ出してしまいそうで
だけど、その思いが消えるのが、少し寂しくて
自分で決めたことだ。この思いを捨てるのは。
そう考えても、後悔が少しずつ湧き上がっていく。
いっそのこと、この広い海に溺れてしまいたい。
どうせ怖くなって、泳いで戻るのだろうけど。
自分から沈んでいく勇気などない。
背中を押されても、直前で嫌になる。
だんだん全部が嫌になって
綺麗な空も、海も、嫌いになってしまうのだろうか。
そんなひねくれものにはなりたくないのだけど…
「好き」という感情も
「愛」という想いも
海に沈めてしまえば、きっと見つからない。
浮いてしまわないように、真空の箱に入れて
鍵もつけて。
こんな想いは、あってはいけない。
君に、君たちに、向けてはいけない。
暗い暗い海の底
そこに沈むは、純粋な恋心か。
それとも、嫉妬にまみれたどす黒い愛情か。
それを知るものは、誰もいない。
ー沈めた本人でさえ、覚えて無いのだから。
お題 : 海へ
あなたの涙を見ていられなくて
わたしは海へ出ました
反射する白波のまぶしさに
目を細めるふりをして
ひとりで涙を流しました
あなたのそばに寄り添い
あなたとともに泣くことこそが
やさしさだと
わかっていたのに
穏やかな波音は
心を波立たせるばかりで
後悔という波にわたしは
いたぶられるままに
抗いもせず
#海へ
海ヘ あなたといっしょに
行きたい
波の音聞きながら
幸せ感じていたい