『流れ星に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「流れ星に願いを」
デートの帰り道は、足取りが少し重くなる。
あなたと交わした言葉や、食べたもの、
見たものを思い返してしまうから。
そして、もう、あなたに会いたくなる。
あなたの体温が恋しくなる。
あなたも、同じだといいな。
「流れ星に願い事を」
空を見た、瞬きも忘れて、
俯けば、泣いてしまうから。
夢の為ただ迷子になった僕を見つけてくれた温もりだけが真実で、
この声は届いているかな。
ねえ聞いて、僕の全ては君なんだよ。
果てしないこの旅路の真ん中で君に出会えた事がどれほど幸せか、
この思い届いているかな。
ねえ聞いて僕の全ては君なんだよ。
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注意‼️
Starlight Polaris(すたぽら)様のオリジナルソング「君がくれた音」の一部歌詞を使用させて頂きました。
メンバーの「Relu」様が作詞作曲していて、他にも「Starlight」「SOARA」「僕らと歩む季節」などがとてもオススメです。
特にこの曲は、メロディーも歌詞も凄く心に響く曲です。
心が辛くなったとき、頑張りたいときに必ず助けになり、力になってくれる曲です。
最近は毎日YouTubeでの配信をしていますので見てみてはいかがでしょうか?
普段はツイキャスで配信してます。
是非、聞いてみてください。
母が天国に行ってから心が燃え尽きてしまい、自分が何をしたいのか?わからなくなってしまった。51歳を過ぎ、自分が何をしたいのかが分からないから、わたしの進むべき道を導いて欲しい。
【272,お題:流れ星に願いを】
流れ星じたいが、いつ流れてるかも分かんないのに
あの速さの光の帯が消えるまでに、「願い事を3回」なんて結構な無茶ではないだろうか
まあそれだからこそ、特別感があるというものか?
流れ星に願いをかけるなら、
何度も言ってることかもなんだけど、
色恋は好きではないんだけど
彼に会えますように、
一筋だな。
流れ星に願いを
月に思いを
空に高く高く、どこまでも舞い上がって
いつの日かいなくなって仕舞えばいいのに。
思いも、願いも、記憶でさえも
多くのものたちがこの空の下で願う
一生の願いや、
願望に沿った思いを…
果たして私は願いを預ければいいのか?
それとも感謝すればいいのか。
遠い遠い、
気が遠くなるほどの時間をかけて私たちに届く光は
やさしく私たちを包み込んで、
優しい眠りに誘う
道標
大抵の望みや願いなんてものは
叶わない様にできている。
星に願って望みが叶うなら
世の中はアイドルや野球選手、億万長者だらけだ。
わずかな希望を含ませて
流れ星を待っていたあの頃の私。
今はもう、星に願うことはない。
その分寝る間を惜しんで努力をする。
流れ星に願いを
子供の頃、流れ星に、3回願い事をすると、叶うって聞いて、庭に出て、流れ星を探していた…
それから、どれだけ、星空を見上げただろう…季節毎に現れる、〇〇流星群とか、そう云う天体ショーも何と無く、気にする様になった…
段々、歳を重ねる度に、その願い事の内容も、変わってきた…同時に、星を見上げ乍ら、神話を読んだり、星座を探したり…いつの間にか、星を見て、自分を振り返る様にもなり…
何時か、あの星の様に…色々な想いを重ねてみたりし始めた…
「忘れてもいいから」
生まれて間もない頃から数年。
自分の子供ではないけれど、自分の子供のように育ててきた。
明日でお別れだ。
まだ幼いから、きっと私のことなど忘れてしまうだろう。
私とは本当の親子ではないことを、この子は知っている。
そして、本当のお父さんとお母さんを求めていることも。
正直言って、本当の親に返したくはない。
あの人たちなんかより、私の方がこの子を愛してると思う。
だけど、この子が血の繋がりのある親を望むのなら……
どうかこの子が自分らしく幸せに生きていけますように。
どうか、どうか、あの人たちがちゃんと親としての愛を注いでくれますように。
どうか、どうか幸せになって。
私のことを忘れてもいいから。
────流れ星に願いを
人々を照らす月
全てを見透かす星々
ああ、願うならば
その光を私にも恵んで欲しい
「流れ星なんて早すぎて、3回言う前に消えちゃうよ」
そう、口を尖らせたあの子が言った。
「日頃から強く思ってることを言うといいんだよ。」
僕は訂正した。日頃から強く思っていることを言えば、たった一回だけでも強く願いが届く、そう誰かから聞いた。
「ちなみに、何を願ったの?」
「ないしょー!言ったら叶わなくなるかもしれないじゃん。」
「たしかに」
僕は納得した。願い事を言ったら叶わない。よく、神社の参拝時に言われることだ。
しかし、この世には言霊という言葉もある。言った内容通りになるという昔ながらの言葉。
「言霊って知ってる?」
「えっと…言った言葉がその通りになるっていうやつだっけ…?」
「そう。言ってみたら案外叶うかもしれないよ?」
「え、それを理由に、君に私の願い事教えるの!?だったら、君の願い事も教えてよ。互いに教え合えば恨みっこなしだよ。」
あの子は、はにかんだ。僕は「わかった。」と承諾をした。
【流れ星よ。僕の願い叶えてくれるかい。】
「じゃあ、君から教えてよ。」
「え、僕から?」
【流れ星よ。君の速さでは僕の願い事は一回しか言えない。】
「しょうがないな、じゃあ、僕から言うね。」
【流れ星よ。それでも、強く強く願っているから、一回だけでも届かないだろうか。】
「君に初めてあった時から、君の仕草や表情に惹かれ…」
「待って待って、長い長い!流れ星にその量は届かないでしょ!もっと短く!」
【流れ星よ。この短さなら届くかな。】
「君が好きだ。」
No.2 _流れ星に願いを_
流れ星に願いを
口に出せるほどに、願いを強く刻むんだ
流れ星に願いを
底なしに暗い闇
仲間からはずれた異端者
迫害されて地上に墜ちてくる
わたしには価値がないのだろうか
煌々と輝く星
こころに焔を灯す英雄
きらめきながら地上に落ちてくる
わたしの願いが届きますように
流れ星に願いを。
願わないよ。だって叶わないもん。
星も流れない。だって私には見えない。
見えないものに願えなんて、そんなの無理でしょ。
「…ねぇ、君もそう思うでしょ」
願わないけど、願えないけど、
願いが無いわけじゃない。
見えないなら、じゃあ触れたら良い?
そう言って君がくれた星の玩具。
私にとっての流れ星。
あの日手のひらに落ちてきた星。
私にとっての星に、叶うはずもない願いを懸けるの。
もう一度だけ、君に会いたいと。
『流れ星に願いを』
流れ星って綺麗だよね
見た事ないけどきっと綺麗だろうね
流れ星は願いを叶えてくれるらしい
でもあれってさ
1つ流れ終わる前に言わないと駄目らしいよ?
願いが叶うならとっくに叶ってるよ...
推しに会わせろ!!
#4
あの頃の私へ
割れた窓ガラスに貼られた
つぎはぎ段ボールの隙間から
見える星空に あなたは
毎日願ってくれました
そのおかげで
今 私はあなたの願った
私になっています
あなたが願い
信じて歩んできた道が
間違いじゃなかったこと
もう1人じゃないよ
暖かい場所に来れたよ
ありがとう
星に乗せて
今 あなたに伝えたい
『流れ星に願いを』
「三回繰り返せたら叶うかも」って言い伝えがあるでしょ?
あたしが毎日こつこつ早口言葉の練習を積み重ねてきたのって、実はこの時のためだったりしたらさ、……キミってどう思う?
なんて少し冗談めかして隣の彼へ笑いかけてみると、ぽかんと間の抜けた表情と目が合った。
ちょっぴり子供みたいなイタズラかもと思いながら話したことだけど、その反応を見る限り、きちんと成功してくれたらしい。
ふふ、なんだか呆れているキミも結構面白いね。
からかうのはよせって?
……ごめんね、怒らないでくれると嬉しいな。
それにね、あたし、それが“ウソ”だとは言ってないじゃない。
だって「いつか叶える」ってこと、ずっと信じ続けてるし、絶対本当にやってみせる予定なんだから!
【流れ星に願いを】
今日は流れ星が見える。
そう知った時の君の横顔は、弾けるような笑顔だった。
その日の夜は、当たり前のように近くの裏山に連れていかれた。
そこには、消して多くは無いものの数組の人たちがいた。
嬉しそうな、でも少しなにかに怯えるような。
そんな君を横目に僕は周りの人を見た。
あの家族はきっと、初めて流れ星を見に来たのだろう。
僕たちと同じくらいの年齢の女子数人組は、イケメン彼氏ができますようにとでも願ったのだろう。
1番ギャーギャー騒いでいて、正直うるさい。
あそこのカップルは、一生一緒にいられますようにって感じかな。
そんな中、君だけはまるで別世界にいるような雰囲気を出している。
流れる流れ星にはしゃぐのかと思っていたが、君は両手をきつく繋ぎ、胸の前に合わせていた。
長くてきれいな髪が風になびいている。
あぁ、そんなことしないでくれよ。
信じたくない未来が現実になりそうな気がしてしまい、
僕まで少し怖くなる。
恐怖に怯える僕は、柄にもなく君の横に行き、同じように手を合わせ願ってみる。
どうか、もう少し、もう少しだけ、
彼女の心臓が正常に動いてくれますように。
流れ星に願いを
(本稿を下書きとして保管)
2024.4.25 藍
「あぁ、また·····」
軌道を外れていく姿を見つけ、呟いた。
青い星の大気に引かれて、同胞の命が燃え尽きようとしている。
自らの体に火をつけて、宇宙で一番美しい星を少しでも近くで見ようとぐんぐんスピードを上げて、彼は堕ちていく。ワタシはその様をただ見ていることしか出来ない。
大気圏に突入した彼は、少しずつその身を削っている頃だろう。間近に見る青い星は、彼の目にどう映るのか。ボロボロになりながら、それでも青い星に根付く命に瞳を輝かせているのだろうか。
ワタシには分からない。
同胞達が美しいという青い星が、ワタシの目にはちっとも美しく見えないからだ。
みんな何故、あんなにもあの星に惹かれるのだろう?
水と生命に満ちている、それがそんなに尊いものなのだろうか?
あの青い星の、最も知能が高いという生命体は燃え尽きようとしている同胞の姿に願い事をするという。
お金が欲しいとか、恋人が出来ますようにとか、ワタシには何のことだかさっぱり分からないけれど。消えていくものに願ったところで叶うはずがないのに。
青い星に惹かれて、体中に炎をまといながら堕ちていく同胞達。
その姿を見送りながら、青い星を横目に見ながら、ワタシは軌道を外れることなく旅を続ける。
「さようなら」
もう跡形もなく消えてしまったであろう彼。
次に見るのはまた何十年か後になるであろう青い星。
ワタシは絶対、あの星に惹かれて堕ちたりなんかしない。
END
「流れ星に願いを」