『流れ星に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
流れ星はいつも私の心を照らしてくれる。
流れ星に願いを。
心の中で唱える魔法の呪文。
いつか、星に感謝を伝えられるだろうか。
きっと、無理なのは知っている。
けれど、もしも、伝えられたらな。
流れ星を見たよ、と旅先から帰ってきた5歳の男の子がお話にきてくれました。お願いごとした?と聞いたら、うん、と言うので、それは内緒なのかな?と更に聞いてみたら、いいよ、教えてあげる、と言うんです。彼の大好きなリンゴジュースを出しながら、話を聞くことにしました。
きっとかわいいことをお願いしているのだろうと思ってワクワクしていると、「らーめんって言ったら終わっちゃったよ」と元気に教えてくれました。
期待とは違ったけどほっこりした気持ちでラーメンについて聞いていたら、突然真顔になって私の正面にすっと体育座りするんです。意を決したように一つため息をついて話しだしました。
「流れ星はビュンて早いから間に合わなかったんだけど、終わったあとでもいいって言われたから、ママとお兄ちゃんが仲良くできますようにってお願いしたんだよ。」と。
歳の離れたお兄ちゃんの反抗期が始まっていて、ママと喧嘩することが増えたと聞いていたのでした。小さな心がとても心配していることを知り、胸がギュッとなりました。自分のお願い事ではなく、お兄ちゃんとママを想ったことがどれだけ素敵なことか、私は精一杯伝えたつもりです。
翌週、流れ星のお願いが届いた!と向日葵のような笑顔で走って報告に来た彼には、ママとお兄ちゃんとこっそりお話したことは内緒です。
パッと傘が咲く。
ぼんやり水気を帯びた闇を
乾いたビニールが切り裂く
上空に綺麗な色を探すけど
空との間に分厚い水のかたまりがあって
めがねをかけてないときみたいに
ピントが合わない
ああもういいや
まとわりつく靴下と
重たいリュックを脱ぎ捨てると
傘の取っ手に力いっぱい掴まりながら
どうか助けてくださいと
どこかでともる灯りに祈る
途端に
傘が、雨を弾きながら上へ上へと昇っていく
遠ざかる地面を尻目にぼんやりしているうちに
雲を抜けて
傘が奏でる音が止んだ
「流れ星に願いを」
テーマ:流れ星に願いを #164
明日から学校か……。
この春高校3年になった私は、
ベランダで息をはぁっと吐いた。
まだ4月で新しいクラスにも慣れていないのに、
ウイルスに感染し、
一週間という長い時間を休んでしまった。
授業は当然進んでいるだろうし、
急に休んだから変に思われているだろうな。
そう思うと憂鬱な気持ちになった。
その時、
視界の隅に何かが落ちていくのが見えた。
なんだろうと上を見ると、
たくさんの星が流れていた。
流星群なんて、
こんな季節珍しいな。
なんて思いながら、
流れ星といえば願いごとよね、
と勝手に思う。
高校3年にもなって、
子供っぽいかもしれない。
一応手を合わせて
うまく明日やれますように。
そう願った。
願い事という思考は子供っぽいが、
願ったことは現実味を帯びてしまったことに、
少し寂しい気持ちになった。
私もいつか、
もっと大人っぽくなって
社会という渦に飲まれていくのかと思うと
悲しくなる。
でもこんな私でも大人になるのだ。
そうふと思う。
失敗したっていい。
明日うまく行かなくたって、
人生を左右されるわけじゃないんだから。
流れ星に願いを。
明日には明日の風が吹く。
「「流れ星に願いを」」
「流れ星さん、流れ星さん、」
「私のお願い叶えてください。」
「委員会で、委員長になれますように」
「人を傷つけないような人になれますように」
「みんなが、私を、頼ってくれますように」
「次の日には、幸せでありますように」
「願い事全て叶えてくれますように、」
〜流れ星に願いを〜
誰にも言えない願いを
夜空に向かって唱える
心の中でつよくつよく唱える
そうしないときえていってしまいそうだから
願いがただしい自信なんてない
でも、信じて願い続けている
いつか叶う日を夢見て
今日も夜空に探している
夢のかけらを
明日への希望を。
流れ星に願いを
なんかピノキオの感じがする笑
あっ、あれは星に願いをか。
聞いたことあると思ったんだよ笑
流れ星に願いを
私は流れ星を見たことない。
普通はあるのかな?
私は自由くんの流れ星が大好きだ。
神谷さんのも好き。
俺は流れ星にこう願った、、、明日も生きられるようにと
流れ星に願い事叶うはずない
そんな事は分かってる
自分じゃ出来ないからお願い事
怖いからとても
『この薄汚れた命を摘んでほしい』
子供が無邪気にたんぽぽの茎を千切るように
たんぽぽに息を吹きかけ空に舞う
種はまた風に乗って遠くの土へ堕ちて
発芽してまた綺麗なたんぽぽになる
私もそんな風になれたらって
この種違いの汚い私父の顔も知らない
生まれたら誰とも血の繋がってないクソオヤジ
半分しか繋がってない兄弟
次は綺麗に母と兄弟と他人を愛せたらなって
そんなお願い事、、叶うはずはない次なんてないのに
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きみからの誕生日おめでとうがほしかった。
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Theme:流れ星に願いを
もっと読みたい1500越え ありがとう
【流れ星に願いを】
濃藍の空から、白銀の星が次々に降り注ぐ。まるで絵物語にでも描かれたかのような幻想的な光景を眺める君の横顔は、流星群の瞬きにチカチカと照らされていた。
「願いことでもするの?」
あまりにも熱心に星々を見つめているものだから、思わずそう尋ねていた。と、そこでようやく君の瞳が俺を映し出す。振り向いた君の動きに合わせて揺れた艶やかな黒髪が、星の光に染まって青みがかった銀色に輝いて見えた。
「まさか! だいたい、星が流れるこの短い時間で三回も願いごとを唱えろって、それもう叶えるつもりの全くないひとの要求の仕方じゃない」
「まあそのくらい制限をかけないと、世界中からの願いでパンクしちゃうんじゃないの」
「だって神社の神様は、同じ環境でも頑張ってるよね? それをできないって言うなら、流れ星の怠慢だよ」
フォローは一応してみたけれど、ばっさりと切り捨てられた。相変わらず遠慮も容赦もない子だ。
一歩、君の足が俺へと踏み出される。少しだけ近くなった距離。すぐ下にある君の顔が、真っ直ぐに俺を見上げる。星々の光を反射する大きな瞳が、まるで夜空そのもののようだった。
「それに、本当に叶えたい願いは。誰かに頼ったりせず、自分の手で叶えるものでしょう?」
――ああ、やっぱり君は誇り高く美しい。その在り方に、どうしようもなく惹きつけられる。君の辿る物語の終着点を見届けたいと、そう望んでしまう。
神の末席に名を連ねるこの俺が、たった一人の特定の人間に心を動かされるなんて、仲間たちに知られればどれほど笑われることか。
「俺の前でそれを言う度胸は、素直に褒めておくよ」
君の頭に手を置いて、くしゃりとその髪を混ぜ返した。そうすれば君は、髪が乱れるんだけどと不機嫌そうに唇を尖らせる。
出会った時からずっと、俺の正体を知りながらも決して俺に縋らない君の強さが、俺には眩しくて仕方がないんだ。捧げられる願いを叶えて、叶えて、叶え続けて、心も身体も疲弊しきった俺の前に突如として現れた、星のように美しい人の子の額へと、友愛のキスをそっと落とした。
悲しみは終わりがくるように
倒れたままの自分を
前へと
遠い空を見上げる
ひとつ、光って燃え尽きる
その間に
私のひとつを
託す
いつか私がある世界で
いつか私と光ってね
昔、こんな話を聞いた。
『流れ星に願い事をすると、願いが叶う』
どこから出た噂かは知らない。
半信半疑……いや、零信十疑といったところか。
そもそも、流れ星なんて見たことない。
……そんな自分が見ていた空にいきなり現れたあの堕ちていく物は、まさか……
流れ星?
…………願い事をすれば叶う、ね。結局は自分の行動次第。
まあ、一応……願おうかな?
____御願い。自分のこの想い、どうにかして。
『流れ星に願いを』
流れ星に願いを
生まれたときは、健康を願う
成長すると、普通を願う
普通の日常が壊れると、
また健康を願う
健康が叶うと、欲が出る
そんな勝手な欲を、流れる星にも願う
2023/4/25
流れ星に願いを唱えました。すると頭の中に声が聞こえたのです。「その願いは私には荷が重いです。」申し訳なさそうではあるがはっきりとした拒絶です。(それもそうか。)と納得しました。落ちるだけの星に願いを託すなど無謀だった。
「流れ星に願いを」
次の土曜..も仕事なので
日曜日に執筆致します。
どうか、お待ちいただいて
是非、お目通し頂けましたら幸いです。
#流れ星に願いを
「今日の夜は、流れ星が流れると推測されます。」
私は、昼に流れたニュースをふと思い出した。
"もう夜だけど、流れるのかな…"
そう考え、窓を覗いた。
すると___。
ピカーーーーーーン
何やらどこか煌めいている。
それは、空。
私はすぐ、空へと目線を向けた。
ピカーーーーーーン。
流れ星が流れている。
とても美しい色をしている。
私はすぐさま、
"家族が幸せに 家族が幸せに 家族が幸せに。"
と、流れ星に願いをした。
今日は流れ星が今までと違って、一段と多い気がした。
私は願いをした後、ゆっくりとベットへ潜り込む。
潜り込んだ後、ゆっくりと目を閉じる。
キラキラ煌めく、綺麗な流れ星が流れている中、
私は夢へと入り込んだのだった─────。
ベランダに毛布を敷いて
4人で見上げた空
わたしたちきょうだいはまだ幼くて
わぁわぁいいながら
空を見上げてた
寒い冷たい空気の中
一筋の青いひかり
降るように、とはいかないけれど
時折スーッと降ってきて
静かな歓声をあげた
それぞれが思うことは別々だけれど
あれから何年もたって
それぞれが違う場所で暮らしている
時々思い出す、冷たくて輝く思い出
みんなは思い出すだろうか
流星群の夜
♯流れ星に願いを
流れ星に願いを
ずっと健康でいることを
願う
最後の日は
ピンピンコロリで
死にたい