泣かないで』の作文集

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泣かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/1/2024, 9:21:44 AM

お題《泣かないで》



きっかけは何だっただろう。


虚ろな瞳で日常を見ていた。あの子――お絵描きしている間も隣にいて、一緒に同じ世界を夢見たあの子。アクアマリンの海色の毛並みが美しい、私があの夏に拾った小さな子猫は――どこへ消えてしまったのだろう。



どこか遠い国へ旅立ったのだろうか。


――私の隣だけが“世界”じゃない。




それなら。この瞳から降る静かな雨はなんだろう――?

12/1/2024, 9:16:44 AM

→短編・手拍子屋

 長く付き合っていた彼氏と別れた友人を励ますため、手拍子屋に連れてきた。
「何? ここ? 居酒屋じゃないなら帰る」
 不機嫌そうな彼女は、泣きすぎでできた目のクマをそのままに、純和風の居酒屋のような店内を見回している。
「酒はまだ後で。ここは手拍子屋。絶対に笑えるから、ちょっと付き合ってよ、ね?」
「別に笑いたくないんだけど」
「まぁまぁ、ここは奢るからさ」
 ゴネる彼女をあしらいつつ、私は受付でメニューをチョイスし、店員に案内された部屋に彼女を引っ張っていった。
「ヒッ!!」
―ガタン! 
 友人が壁に背中を引っ付けて小さな悲鳴を上げた。驚いたときとかの漫画でよく見る表現のやつ。
 まぁ、わからんでもない。
 カラオケの個室程度の部屋で、ステージを前にふんどし姿の50代のおっちゃんたちが真面目な顔をして並んでいるだから。
「では、これから『泣かない手』始めます!」
 一人のおっさんが応援団のように声を張り上げた。
「ちょっ、何? 怖いんだけど!!」
 怯える彼女の背中を押して、一緒にステージに上がる。
「いよぉ〜!!!」
―パン!
「泣かないで!」
―パパン!
「泣かないで!」
―パパパン!
「泣かないで!」
―パパパパン!!
「「泣かないで!!!」」……――

 
 友人は温泉に入ったようなさっぱりした顔で、ビールジョッキをあおった。
「すっごい迫力だったね、おっちゃん手拍子!!」
「でしょ〜! あれだけ目前で応援してもらい続けることってないからねぇ」
 手拍子屋の奥は居酒屋になっている。賑わう店内を行き交う店員は、さっきまで手拍子を打ってくれていたおっちゃんたちだ。もちろん、着衣である。
「フラれて泣いてた自分がバカらしくなってきたわぁ」
「そうそう!! 出会いはまだまだいっぱいある!」
「ね、ね、ガンガン行こうぜ系のメニューもあるのかな?」
「あー、それなら『出し切っ手』かなぁ」
「なにそれ、めっちゃ気になる!」
 手拍子が始まった時には引き気味だった彼女だったが、場の雰囲気に乗せられてすっかり気分を良くしていた。これがハイテンションだとしても落ち込んでるよりはいい、と思う。
 人生、楽しんだもん勝ちさ。

テーマ; 泣かないで

12/1/2024, 9:10:43 AM

いとしい人、どうか泣かないで。

貴方は、人は1人だと言う。
どんな事があっても何をしていても、独りだと言う。

例え初めと終わりは1人きりだったとして。
貴方が言うように、本当に一生1人きりだとして。
それでも生きている間は、一刻でも、僅かだとしても
誰か一緒にいる。

例えそれが私でないとしても。

まだその時は来ないから。
だからどうか。

今はまだ、泣かないで。

12/1/2024, 9:10:22 AM

【泣かないで】

教会で一人、とある少年が泣いていた。
「ああ神様、私は懺悔することもできない。この罪を背負ってどうして生きていけましょう」

少年はその教会の神父に恋をして、その罪に誰もいない時間、一人で祈りを捧げて泣いているのだった。

「あら、貴方、毎日ここで祈りを捧げてえらいわね」

シスターが入ってくる。少年は耐えきれなくなってシスターにすがりついた。

「シスター様、僕は、僕はどうすればいいのですか。」
堪えきれなくなった涙と言葉が溢れでた。

シスターは静かにそれを聞いていた。
少年の慟哭が教会内に響いた。

時間が経ち、少年が落ち着くとシスターは言った。
「私もね、神父様が好きなの。」

目を丸くする少年にシスターはいたずらに笑う。
「禁忌の道も、光のない道も、二人で行けば怖くないでしょう?迷える子羊よ。神様だって疲れたら眠るわ。」

だから泣かないで。誰も私達の罪は分からない。

その言葉に少年は救われた気がした。

次の日からシスターと少年の下らない小競り合いが始まった。少年は実に楽しそうで、もう泣かなかった。

何も知らない神父は二人の節操のなさに呆れ説教しながらも、陰では微笑ましげに笑っていた。

12/1/2024, 9:01:13 AM

▶30.「泣かないで」人形の瞳

29.「冬のはじまり」
28.「終わらせないで」
:
:
1.「永遠に」近い時を生きる人形‪✕‬‪✕‬‪✕‬

---

人間の瞳に似せて作られた人形のそれ。

人形にとって正しく目であり、また肺であり、そして口である。
まるで剥き出しの球関節のように‪✕‬‪✕‬‪✕‬の眼窩に収まり、
接触型の視覚情報の収集器官であると共に光エネルギーの吸収器官でもある。
もし無くなってしまえば人形は2日と持たず機能を停止するだろう。

光を取り込みやすくするために黒目がちにデザインされており、
人間のように液体で覆われてはいない。
したがって泣くという行為は、‪✕‬‪✕‬‪✕‬にはできない。

しかし人形に感情の発露は無く、
異物排除も眼窩に専用の窪みがあるため人前では問題ない。

微弱な信号で動く瞳は、乾いたまま。
今日も人形に人間を見せ景色を見せ、
エネルギーを体内へと送り込んでいる。

12/1/2024, 8:55:01 AM

泣かないで

泣かないで
君が泣くと心が痛いんだ
心臓がキュッとなって
すごく居心地が悪いんだ

泣かないで
君の泣き声を聞くと
わたしまで泣きたくなるんだ

泣かないで
私は君の笑顔が好きなんだ
君の笑い声が
何よりも大好きなんだ

君が泣き止むなら
何でもしてあげるから
どうか泣かないで

12/1/2024, 8:54:05 AM

「泣かないで」
なんて言葉、もう何年も言われてないな。
昔だったら
「男んくせに!メソメソすんな!」
なんて言われてたのに。
最後に涙を流したの、いつだろう。
もう10年以上前なのは確かだ。
男だからメソメソしなくなったよ。
男だから。

12/1/2024, 8:40:02 AM

泣かないで



お願い。
もう、泣かないで。

君を一人きりにしてしまって、
本当に、御免ね。
でも、もう大丈夫。
これからは、
ずっと君の隣にいるから。
もう、離れたりしないから。

お願い。
もう、泣かないで。

小さな頃から、
君は泣き虫だったね。
俺がいない間、
一人で、たくさん泣いたんだろう?
その涙の、一つ一つが、
俺の胸を締め付けるんだ。

お願い。
もう、泣かないで。

やっとこうして、
君の元に帰ってきたから。
こんなにも愛しい君が、
涙に暮れる事が無い様に、
これからは、俺が君を支えるから。
だから、笑顔を見せて欲しいんだ。

お願い。
もう、泣かないで。

これからは、俺が君を護るよ。
君の流す涙の全てを、
俺が受け止めるから。
これからは、手を取り合って、
二人で笑顔になろうね。

だから――
もう、泣かないで、いいんだよ。
これからも、ずっとずっと。
君だけを…愛してるよ。

12/1/2024, 8:38:44 AM

「お願いっ…!死なないでっ…!私を残して逝かないでっ…!!」

顔から出る全ての体液を流しながら必死に僕に縋り付く彼女。

そんな顔は見たくなかったな。

「泣かないでよ…」

もう助からない。それは僕も、そして彼女自身も分かっていた。

「君は…幸せに、なるんだ…。だか、ら、僕のことで…泣かないで…」

重い腕を必死に持ち上げて彼女の頭を優しく撫でる。

「っっ!!そんなのっ!貴方がいなきゃっ!私は幸せになんて…!」

寒い。眠い。

「ごめん、ね」

そして全身から力が抜けた。

「うぁぁぁぁぁぁぁっっっっーーーーーー!!!!」

最後に聞いたのは、彼女の叫び声だった。

ーーーーーー

泣かないで

12/1/2024, 8:27:38 AM

泣かないで


人前で涙を見せることが苦手だ。

そこそこプライドが高く、負けず嫌いでもある私。

そんな私だが、かつて一度だけ人前で大泣きしてしまったことがある。

それもしゃくり上げるタイプのかなり激しいやつだ。

それは、もう三十年以上前、初めての恋人との別れの場面だった。

しかも、別れを切り出したのは私の方なのに。

当時、学生だった私は、仕事が忙しくて会えない彼との付き合いに身も心も疲弊してしまっていた。

当時の日本はバブル真っ盛り、彼は野心に燃え二十四時間休みなく働く企業戦士だったのだ。

今みたいにスマホやらLINEやらの文明の利器の恩恵が受けられなかった時代、連絡はもっぱら家電に掛かってくる彼からの電話が頼りだった。

悲しいことに、彼とは誕生日もクリスマスも、バレンタインですら一緒に過ごした記憶がない。

なので、クリスマスに渡すはずだった手作りクッションはバレンタインをだいぶ過ぎた頃、やっと会えた何でもない休日に渡したのではなかったっけ?

悲しい話だ。

別れを決めたのはその数ヶ月後。

たしか夏の始めの頃だったと思う。

私の誕生日が夏なので、その誕生日を一緒に過ごしたいという男の子が現れたためだ。


別れの当日。

私はユーミンのSWEET DREAMSが入ったカセットテープを用意して、彼の車で一緒に聞いた。

著作権の都合でここには書けないが、おそらくこの歌の歌詞が当時の自分の気持ちとリンクしていたのだろう。

これを聞いてもらうことで別れとしたかったのだ。

もうすでに私は車の中から号泣で、さらに気分を変えようと入ったAT&Tのカフェでは大号泣だった。

よくぞ人前でここまで泣けるなってくらい泣きに泣いた。

彼はただただ泣きじゃくる私に付き合ってくれ、泣かないでとは言わない代わりに引き止めてもくれなかった。

当時、私は十七歳、彼は二十三歳。

当時はすごくすごく大人に見えていた彼も、今思えばまだまだほんの大人の入口だったのだな。

きっと、あの日は相当恥ずかしい思いをさせてしまったな。

これを書くために久しぶりに思い出した彼は、やっぱり優しくて素敵な彼だった。

風の便りでどうやら出世の道からは離脱したらしいが、きっと彼らしいパワフルな人生を送ってきたことだろう。

この先も彼に幸あれと願いたい。




お題
泣かないで

12/1/2024, 8:27:33 AM

「私が闇オークションに出品されたら何円で落としてくれる?」
「闇オークションの通貨単位が円なことある?」
「日本円に換算して答えよ」
「政府機関並びにSNSで人身売買であることを訴えて協力を募る」
「かしこ~~~」
「自分に出来ることは全部するし、出せるものは全部出すよ」
「最高~~~」

12/1/2024, 8:18:52 AM

泣かないで
あの人には泣くことは似合わないから、もしも偶然会えたときに泣いていたら泣かないでって伝えたい

12/1/2024, 8:18:20 AM

泣かないでよ
私まで、悲しくなっちゃうじゃん
いなくなっちゃたんなら、しょうがないじゃん
泣かないでよ

泣かないで、、、、、、、泣かないで、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、泣かないで




泣かないで

12/1/2024, 8:17:32 AM

0÷2=2 分裂
1+1=2 自立
1+1+i=1 覚醒
1+1=1 統合
1+1+1+1+1+1…=1 悟り
1=∞=i 永遠の愛

だから、泣かないで

12/1/2024, 8:09:10 AM

泣かないで、はるちゃん
お願いだから、はるちゃん
キスしよ、はるちゃん
私が悪かったから、はるちゃん
君以外なにも要らないよ、はるちゃん
美味しいものでも食べに行こ、はるちゃん
だから…泣かないで

12/1/2024, 8:03:38 AM

お題『泣かないで』

 夏休みの始まりはどうしても思い出してしまう。
中学生の頃に抱いた淡く涙の味がした初恋の想い出を–––––。

兄、源星(りげる)の友達、白鳥(しらとり)に夏祭りに誘われた日、真珠星(すぴか)は白鳥に自分の想いを伝える為に気合いを入れたが、履き慣れない下駄の所為で怪我をしてしまい告白どころではなかった。
あれから数日、リビングでT Vを観ながらカップのバニラアイスを食べている真珠星のスプーンを奪い、源星はそのスプーンでアイスをひとすくいして食べる。

源星「うん。美味い!」

真珠星は手に持ったアイスを食べようとしたが、手に違和感を覚えた。

真珠星「あれ!?スプーンがない?」

源星「スプーンってこれか?」

真珠星「……ぁ!?お兄ぃ。食べてたでしょ!?スプーン返してよ」

源星「食べたさそのアイス美味いな!もう一口くれたら返してやる!」

真珠星はカップを兄に手渡した。

真珠星「……はい」

源星「なんだよ今日は素直じゃねぇか」

断れると思った源星はいつもと違う真珠星に拍子抜けしてしまった。夏祭りの後家に両親がいるところでは心配かけまいと気丈に振る舞っているのを源星は知っていた。だから源星も普段通り真珠星にちょっかいを出す。一口、二口食べた後カップとスプーンを真珠星に返し、源星は真珠星に明後日白鳥の家に行くことを告げた。それに反応した真珠星は、源星の顔を見て一言放った。

真珠星「私も行きたい!連れてけ!」

ー明後日の夜ー

真珠星は源星と一緒に白鳥家に訪れた。そして屋上へ上がる。話を聞くに大学の課題で星の観察日誌を提出する為らしい。望遠鏡を覗くと無数の星が輝いていた。

真珠星「すごい綺麗ですね」

白鳥「そうだよね。都会と思えないくらい綺麗に見えるよね(笑)」

真珠星「はいっ!」

真珠星は感動していた。その様子を見て微笑む白鳥。

白鳥「真珠星ちゃん。元気になって良かったね。お兄ちゃん」

源星「お前の兄貴じゃねぇ。白(しら)の名前出したら途端に元気になったんだよ。あいつ」

白鳥「そうなんだ。ねぇ、僕達の関係知ったら真珠星ちゃん驚くかな?」

源星「だろうな。あいつお前のこと……」

真珠星「白鳥さん!望遠鏡覗いて下さい!夏の大三角形が見えますよ」

白鳥「わぁ、本当だね。源星も覗いてみなよ」

源星は望遠鏡を覗き込もうとした瞬間ズボンのポケットから携帯電話が鳴った。画面を見るとバイト先の店長からだ。

源星「わりぃ、ちょっと電話に出るわ」

そう言って屋上から出て行った。白鳥は真剣な顔をして真珠星に聞いて欲しい事があると伝えると、真珠星も私もですと応えた。

真珠星「あの……私、白鳥さんが好きです」

白鳥「ありがとう。……でも真珠星の想いには応えられない」

真珠星「どうしてですか?歳の差ですか!?」

白鳥「違うよ。真珠星ちゃんは僕の事多分男の人だと思っているよね?」

真珠星「はい」

白鳥「ごめんね。違うんだ僕は……女なんだ」

真珠星の目からポタリポタリと涙が溢れた。

白鳥「ごめんね。泣かないで!?騙すつもりはなかったんだ。本当にごめんね」

真珠星は焦る白鳥の言葉が全く聞こえないほどショックだった。

End

12/1/2024, 8:00:11 AM

『泣かないで』というテーマについて…
寂しい時や悲しい時にふっと出てくる涙…
『泣かない』って心の中で言い聞かせてるけど、知らず知らず出てくるね…
我慢すればするほど涙が溢れてくる…
でも何があっても泣いてはいけないね…
頑張ったり我慢した分には泣いてもいいね…でも我慢しすぎるのもあまり良くないね…
泣きすぎると顔って腫れるんだね…
むくみっていうやつか…
泣く=感動…
泣くのも色々な理由があるから場面場面で泣いたらいいかな??
泣きたい時に泣いたらいいね…
自分が思う『泣かないで』っていうテーマになっていたかもね…

12/1/2024, 7:59:23 AM

夢を見ていたんだ
覚めたら何事も起きていない
だからもう泣かないでいいんだよ

12/1/2024, 7:53:19 AM

だったら泣かせないで


という言葉を言いたいとこだけど


泣いたとこで何も解決しないから

泣くのやめた

12/1/2024, 7:47:31 AM

泣かないで

私は言葉にするのが苦手だ
泣いている人にかける言葉なんて大丈夫?ぐらいしか
思いつかない

でも大丈夫?と聞くと大丈夫、大丈夫と返してくれる人が多い
大丈夫な訳ないのに

だから私はただ傍にいることを選んだ
傍に行き背中に手を当てる
落ち着くまでそばにいるからね、と伝わるように

こんな事で慰めることが出来るのかなと思うけど
私にはこれしか思いつかない

やっぱり言葉にできるように訓練した方がいいのかな

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