『泣かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
足を滑らせて、転落した。
私の死因はどうやらそのように説明されているらしい。
神様のいたずらか、屋上から落っこちて即死した後、私はあの世へ行かず、宙を浮かぶ幽霊となった。
自身の死体から離れられないため、私が棺桶に入れられるまでの工程を上から見守ってきたのだが、それがまぁ苦痛だった。
「なぜ死んだの」と泣く私の家族、親戚、友達。
馬鹿じゃないの、自分の胸に聞けよ。
もし声が届くならそう喚いてやりたかった。
お前らに追い詰められた。
お前らが私に“そう”させた。
お前らが!お前らのせいで!!
しかしされど幽霊。声は届かず浮かんでいるばかり。これを苦痛と言わずとしてなんと言う?
何やかんやあってようやくお葬式まで来たのだが、神様はいつまで私を現世に留まらせるつもりだろう?
もう自死した罰は充分与えたはずなのに。
ぼんやりとお経を聞いていると、突如場を裂くような悲鳴が上がった。
……あれ。
知った顔だった。幼少期の親友である沙智だ。確か外国へと引っ越したはずだが、まさか、わざわざ戻ってきたのだろうか。
目を真っ赤に腫らして、過呼吸に近い息をあげて、よたよたと私の棺桶に駆け寄る。立ち尽くしたかと思うと、そのまま棺桶に縋りついて大声で泣き出した。
「ごめんなさい…ごめんなさい…!」
謝っている。
何も悪くない、私の親友が泣いて謝っている。
誰一人言わなかった言葉を、涙声で繰り返している。
どうしてか私はむやみやたらに悲しくなって、沙智の側まで行って肩をさすろうとした。
しかしされど幽霊。手は沙智を貫通してしまう。
沙智は静寂の中、泣き続けている。
この瞬間、神様を呪った。
そうかそうか、お前はこれを見せたかったのか。
なんてタチの悪い。
せっかく未練を絶てたのに、
今更、死んだことを後悔しそうだ。
この世で一番大好きな人を亡くした人に
この世で一番大嫌いな人を亡くしたわたしが
かけられた言葉
「泣かないで」
歯を食いしばって
拳を握りしめて
血を滲ませながら
上を向いて
無理矢理口角を上げて
声を震わせながら
泣き出さずに
その場を耐えたあなたが
どうか報われる世の中に
『泣かないで』
泣かないで
怒って、喧嘩して
何で泣くんだよ
悲しい訳じゃ
ないだろう
悔しいわけでも
ないんだろう?
なぜ泣くんだよ
僕の瞳は
「泣かないで」
泣かないでよ。
君に涙は似合わないよ。
分かっていたことでしょ?
別れが来るなんて。
僕はそう彼女に言った。
僕は余命一年と宣告された。
それを偶然知ってしまった彼女と僕は恋に落ちた。
限りある時間でも君といたかった。
悲しい別れが来るとわかっていても。
君には申し訳なかったけど。
君を好きだったから。
自分勝手でごめんね。
君は僕のことなんて早く忘れて幸せになって欲しい。
これが最後の僕の願い。
だから、もう泣かないで。
僕は願ってるから君の幸せを。
君にだけは幸せになって欲しい。
僕からの最後のお願いを聞いて。
今度は泣かない恋愛をして。
最後にこれだけは覚えておいて。
君を誰よりも愛してる。
泣かないで。泣いているあなたの顔を見ると辛くなる。ごめんね、今まで気づかなくて。ずっと頑張ってたんだね。頑張って、頑張って、全部疲れちゃったんだね。お疲れ様。えらかったね。
泣かないでと言ってくるあなたこそ泣きそうだ。
私の涙を奪ってまで泣きたいなんて、よほど悲しみに溺れたいのだろう。
その涙が塩になって乾くまで、その泣き顔をずっと眺めましょう。北海と南海の潮流渦巻く私の血潮を濾過して流した涙の味をその身でとくと味わえ。
(241130 泣かないで)
──泣かないでというのなら。
自分の嗚咽が酷く不快だった。どれだけ呑み込もうとしても噛み殺そうとしても口の端からこぼれてやまなかった。ぼやけた視界では愛しい橙色も柔らかな焦茶色も見えなくて、それがさらに喉の奥から悲しみをあふれさせていた。
「もう泣くなって。なあ、……」
まともな返事もできやしない。肩や頬や背中に触れたあたたかさに安堵するとまた嗚咽が大きくなって、止めようとして不格好に肩が跳ねる。
「お前の眼は綺麗な水色なんだから、そのうち涙に混じって溶けちまいそうだ」
そんなわけがあるか。バカを言うなと叩こうとして、寸前で相手がひどい怪我をしていることを思い出す。
加筆します
泣かないで
そんな言葉をかけられたのは、いつなのだろう
あの日心が泣くという経験をした
涙は出ないんだけど、心で泣いた
泣いて泣いて、そして自分が壊れたのを昨日の事のように思い出す
あぁ、ずっとあの時のことは頭の片隅から永遠に無くならないのだろう
あの時、自他ともに認めるぐらい、社内(同僚や後輩、まして上司)のピンチや尻拭いを幾度となく救ってきた
なのに、こちらが逆の立場になると誰も助けてくれなかった
他の社員の前でのパワハラ暴言等々、その時は訴えるとか、助けてって言う思考がないくらい、自分が自分でなく
ほんと思考が働かないってこう言う事なんだと思った
他にもたくさんありすぎて、追い込まれすぎて、記憶が曖昧なところがあるんだ
だからかな、今の自分はそんな事絶対相手にはさせないし、なって欲しくない
そう、あの苦しみだけは誰にも味わって欲しくない。
たまにその会社の前を通る時あるけど、たまに思うよね
あの時の事絶対に忘れないし〇〇〇〇〇と、
でも、関わることがないだけで、幸せなんだよね
『泣かないで』
ずっと君のとなりには誰も居なくて君の周りにいる人はいつも君の少し後ろにいた。だから誰かに助けを求めることを知らなくて、ずっとひとりで君は抱え込んでいた。でも今は違うよ君のとなりには私たちが居るんだから。だから独りで泣かないで。困った時はいくらでも頼ってくれていいんだから。
泣かないで
あなたはとても強い人
だからこそ自分に素直になってもいいのよ
今が頑張りどき
それもわかっているよ
私があなたを褒め倒すから
あなたは好きなように想うままに突き進んでね
私が消えても、きっと誰も泣かない。
いや、どこかで泣いてほしい自分もいる。
でも、必要とされてないほうが、
安心するときもある。
私が消えても、誰も泣きませんように
「泣かないで」
泣かないで
「泣かないで」って言われるより
「泣いていいよ」って言われる方が
私は好き
違うな
何も言わず、
私が泣いてたら
ただただ寄り添って欲しい
泣かないで
ごめんね
さよなら、だなんて
こんな言葉をあなたに
かけるつもり
なかったの
ただ、あなたが大切で
幸せでいて欲しくて
笑っていて欲しかった
だけなの
これからも、一緒に
居られるんだって
私も思ってたよ
私の呼吸が消えゆくのを
あなたが見守ってくれる
だから、
最後にあなたへの
言葉を
贈り物をさせて
ご主人様
大好きだよ
私あなたの猫として
家族として
とても幸せだったよ
また、どこかで会おうね
泣きたくなる時は誰にだってある
泣きたくないって思っていても気づいたら涙を流してる
他の人のためになんて“泣かないで”。
いつだって私のためだけに泣いて、
朝焼けには私のせいで怒って、
夕暮れに私を思って寂しんで、
真夜中には私だけと笑い合って、
君の喜怒哀楽は全部私で埋め尽くして
わたしの感情も全部君でいっぱいにして
今日もわたしは君を想ってひとりで泣いてる
友人なのに愛が重たくて気持ち悪いね、愛してるよ
先日、蒼さんの配信に遊びに行ったの。
私は、その日は、左眼の涙袋を手術をした日だったんです。『蒼さん、こんばんは。今で、左眼を手術してから丸4年が経ちました。』と、言った。
そうかい、今は、元気なのかい~??と、蒼さんが言って下さいました。
私。『今日、耳鼻科に行って、医師が眼の形状キレイになってよかったネ☺️』と、言って下さいました。元気にしていますから。と伝えました。
『それはよかった。あんずさんは、ちゃんとメンテナンス(🙏(^_^;))しているから、大丈夫だヨ。と、蒼さんは、言って下さいました。
それから、皮膚科にも、行ってハローウィン🎃メイク💄で肌荒れしたの。とも私は、言ったの。皮膚科の医師にハローウィン🎃👻と、相性悪いね(^_^;)とも、言われたの。と、私は、言った。
蒼さんは、『あんずさんは、気に入っているなら。いいじゃん。ちゃんと手入れしているなら。』と、言われた。
追コメで、私は、『(^_^;)お化け👻にちょっと、憧れてね(^_^;)』と、言った。
『あんずさん、それなら、お化けになれるいい場所を教えてあげるよ。そ、れ、は、。お化け👻屋敷と言う所だよ〰️。』と、蒼さんは言われた。
何となく、蒼さん、らしい発言だぁ〰️。😌
お化けにアコガレるあんずも、いとをかしと、想って下されば幸いです💛
蒼さんは、心が熱くなる言葉をいっぱいかけて下さいました(´;ω;`)あんずさんは、このことがあるから乗り越えたんでしょう、だから、強い❢(´;ω;`)ウッ…と、励まして下さいましな。
(手術のことね。)涙が溢れた。
最後の方に、『蒼さん、私がもしお化け👻になって会いに来たら、ホラゲーの時のように声をかけて下さいネ☺️』と私は、言ったら。
『こわいよ〰️。あんずさんとして、配信に会いに来てほしいなぁ〰️☺️』と、蒼さんは、冗談めかして言われた。
私が、お化け👻になって。蒼さんのホラゲーに遊びに行って。蒼さんは、普通に、『あんずさん、こんにちは🎵』と、会話してほしいです💛✨️
蒼さんは、それが出来る方だと、想うの🌟✨️何時もイラストのあんずだけれども、私は、こんなだヨ🎵
蒼さんの仲よしの私のお気に入りのお姉さんにも、私のののののことを紹介をして下さりとうれしいです🌟✨️
おじゃまは、しませんから、時々、お化けの私が蒼さんに挨拶してもイイかな??
まるで、まやかし村の桜かすみさんみたいだネ🎵
もう一人の推しのホラゲーの苦手な方に、会いに行ったら『ギャー😱!!』と悲鳴上げられそうです。(^_^;)遠慮しますネ(^_^;)すみません。
アッ、夢気分に浸ってないでちゃんと百物語🕯️を考えないと……。リハトとお師匠さんが、私のことを試そうとされているとかリハトから聞いた。
私は、最強!!と、想って頑張ります。私には、頼もしい仲間がいるんだから、ネ❢
終わりーー続く。
瞳からこぼれ落ちた身体の中の水分が蒸発してこの空気と空へ還っていくことを思うと、生命という存在と水という化合物の神秘を身に沁みるように感じられます。しかし、それが行われる実態をいざ目の前にしてしまうと、不思議と自分まで悲しくなって、その神秘的な水の循環を止めようとせずにはいられなくなるのでした。
(泣かないで)
「泣かないで」
今日は彼女との結婚式だ
4年という長い間待っていてくれた。
病気になっても信じて俺を待ってくれた
良い彼女だ。
式は良いと言ってくれたが
俺がどうしてもと伝え写真だけだが
承諾してくれた
お互いの準備も終わり
初めての対面だ
カーテンを開けると純白のドレスを
身に纏った彼女がでてきた
その姿にこらえていたものが溢れ出る
止めようと思っても溢れる涙は止まってくれない
その姿を見て彼女から
『泣かないで」と云われた
「最後の幸せな写真なんだから、私白血病になっちゃった。末期なんだよ。だからさいごの写真くらい笑ってよ」
頑張って笑顔を作ったが
告げられた事実に今までの涙とは違う涙が止まらない
俺が治ったばっかりなのに神様はなんと残酷なんだろう
彼女は俺の頬を撫でながら
「ごめん、ごめん、泣かないで、お願い、私も頑張るから、信頼して」
と彼女もないていた
そりゃそうか泣きたいくらい不安だろう
俺だってそうだったんだから
クイっと涙を袖口で拭き
彼女に告げた
「泣かないで…」と
なかないで/豆豆腐
母は来春で93歳になる
5年前から足を悪くし施設の
お世話になっている
毎日の体調確認と認知予防の為の
電話や毎週の面会も
同じ時間だけ続いている…
だから、薄皮をめくるように老化していく
母親にずっと寄り添ってきた5年間でも
ある…
明日何かあっても悔いがないように
「泣かないで」笑って「お疲れ様」と
送ってあげられるように、1日1日…
いや……一瞬一瞬を大切に思いながら
母娘の大事な時間を積み重ねている