『泣かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ねえ、泣かないで
泣いて赤くなる彼女の頬に手を添える。
「リヒト君どこにいるの。帰ってきてよ。まだ話したいことたくさんあるのに」
涙をさらにボロボロ流しながら彼女は言った。
「リヒト君好きだよ」
僕も好きだよ。直接言えなくてごめんね。
僕も君ともっと話したかった。旅行にも行きたかった
君を幸せにしたかった。
ああ…実体はないのに涙が溢れてくる。
僕の涙は光の粒となって落ちる。
ねえ、さようなら時間が来たみたいだ。
僕は君の笑顔が1番好きだよ。
彼女はこちらを少し驚いたようにみてほのかに微笑んだ。
「泣かないで」
泣かないで。涙なんて久しく流してないな。欠伸したら出るようなのは除いて悲しかったり感動して出る涙ね。
もう何度も書いてて自分でも嫌になるけど加齢の話になる。
年を取ると涙腺もろくなって別に感動してないのに涙が出る時あるけどあれはなんだろうな。
頭では感動してなくても実は心に響いていてそれが涙となって出てくるのかな。まぁ最近はそんな涙すら流していないけどね。
でも最近はそんな涙すら流していないけど。これまた年を取るとアニメや小説、ドラマに映画といったものを見る気力がなくなる。
もちろん人によるけど俺はもう新しいなにかを楽しもうという気力がかなりなくなっている。年を取るって悲しいね。
それはそれとして最近ブラックフライデーということで色々と欲しい物を買った。
その中でも一番高い買い物がキーボード。今は適当な安物を使ってるけど今回買ったのは二万越えてる。お高い!
PCで小説を書いてると腕が痛くなってくる。これを解消するために色々と調べてキーボードを変えるという発想になった。
正直効果はわからないけどこれで少しは楽になるといいな。それに今回買ったのはテンキーレスだから机の上が少し快適になる。
キーボードは明日届くみたいで久しぶりにわくわくしてる。楽しみ。
輝きに満ちた世界で、私はずっと遠くにいる彼を見ていた。泣いて泣いて、笑顔なんてものとは程遠い程の様子。
「泣かないで。貴方が泣いてたら、私も泣いちゃう」
会いたい。でもそれは、もう2度と叶わぬものとなってしまった。
泣かないでだぁ?何様じゃ貴様
泣きたいときだってあるんだよ、ほっとけ馬鹿
やっぱほっとくな、悪かったなめんどくさくて
そうだよ俺はダメなんだよクソだよクソ!
泣かせろよ
「泣かないで」
ベンチに座って、何時間経ったかわからない。
自分の人生、思い返すとあまりにもひどいものだ。
「何者かになりたかった。」
それは、なんでもよくて。
「今何してるの?」という問いに、誇れる回答が無い。
すべてが中途半端である。
こうなりたくなくて、必死でしがみついていたことも一度手放せば大したこと無かった。
それからは自由に生きた。
自由っていいな、やりたいことぜーんぶ、叶えた。
叶えたら、急に生きる意味は何?と自問自答。
私にはなにもない。
時間があっても、お金があっても、やりたいこと、ないのだ。
それは私の中身が空っぽなのだと突きつけられているようで。
胸の奥がキュッとする。
自分で自分を攻撃してしまう始末。
部屋でそんなことを悶々と考えていたらいよいよ終わりだ、と家から出て今ここにいる。
近所の公園のベンチ。
まだ昼間で賑わっている。
見渡せる程度の、ちいさな公園。
端っこのほうで、遊具で遊ぶ子どもたちを眺め、その子供らを見守る母を眺め、自分を眺める。
─だめだ、何を見ても比べてしまう。
比べ始めたらそれはそれは深い沼に落ちていく。
周りは私のことを羨ましいと言う。
隣の芝生は青いってやつなのに。
恋愛のときめきは欲しいくせに
愛ってよくわからない。
嫌われることが怖すぎて、はじめから好きになんてならなければよかったと後悔する恋愛ばかり。
それならばと、適当な相手と適当に付き合う。
ただ時間と精神をすり減らしただけだった。
あの時出会ったあの人と、もしも…なんて妄想が止まらなくなる。
はあ…いつまでやれば気が済むの?
この涙が3リットル溜まったら、過去に戻れたりしないかなとか馬鹿みたいな願い。
誰かに必要とされたいけれど
期待をしてほしくない。
誰も私を見ないでと、矛盾する心。
あーあ、もう帰ろ。
いつの間にか空が暗い。
「泣かないで」
ふいにどこからか、頭に手を乗せられた。
──誰?
そこにはとてつもなく懐かしい顔が、あった。
#117 泣かないで
最後に涙を流して泣いたのは、いつだろう。
自分が泣く方か泣かない方かと言えば、
若干答えになっていないが、
私は泣かないでやり過ごす方が多い。
御涙頂戴な場面はもちろん、そうでなくとも何が琴線に触れるのか勝手に涙が出てこようとするし、
シャワーを頭から浴びてる時も泣きたくなるし、
時たま自転車漕いでいても泣きたくなる。
何なら、これを書いている今も何だか泣きたい気分だ。
と言っても実際は、寝ようとすればするほど寝付けないのと同じように、
いざ泣こうとしても泣けない。
それは泣いて状況が良くなったことも、気分がスッキリしたこともないせいかもしれない。
だから私は物理的な涙で泣かないで、
言葉に書き出して心で泣くことにしている。
「泣きたい」「悲しい」
「寂しい」「つらい」「泣けない」
自分の気持ちに正直な言葉を見ている方が、誰にも拭われない涙で風呂の塩分濃度を上げるより、
よっぽど慰められる気がして。
あなたを想う度に
今日も恋しさで
涙が零れます
わたしが
泣き虫なのは
あなたが
一度も
泣かないで と
言わなかったからだと
あなたの
その優しさや温かさが
わたしをこんなに
泣き虫にしたのだと
あなたのせいにしては
いけませんか
# 泣かないで ( 336)
「泣かないでよ」
慰めるつもりで言ったその言葉は、いざ口から出てみると、思いがけない強制力と冷たさをもって二人の間に放り出された。
涙に潤んだ目が驚きに見開かれる。
ああ、失敗したな、とぼんやり思った。
けれどそれを取り繕うことすら面倒で、その瞳に溜まった涙が零れ落ちないなら、もうそれでよかった。
だって困るのだ。
優しく相槌を打って、悩みを聞くことはできる。相手の気持ちを聞いて、相談に乗ることも。折を見て客観的な視点や反対側の考えなどを提示することだって得意だ。
けれど泣かれてしまうと、なんだか、これら全てが一気に生産性のない無駄な行為のように感じられるし、相手の自己満足に付き合わされているかのような気持ちになってくる。
そもそも、他人の脆い部分に触れるのは好きではなかった。
そんな重たいものを背負うほど、自分に余裕がある訳でもない。
「…そうだよね、迷惑だよね、ごめん」
震えるその声に、終ぞ否定の言葉はかけてやれなかった。
痛々しく微笑むのが、恨めしい。
自分が楽になるために私を消耗しようとしていたくせに、傷ついたように振る舞われると、私の悪い部分が余すことなく曝け出されたようだった。
そうして私は、そんな自分に辟易とするのだろう。
(他人の涙が嫌いな、私へ)
泣かないで
そう言って君の体に腕を回した
君は泣き止まない
泣かないで…
僕の頬に涙が伝う
君は泣き止まない
大きな手が、恐々と触れてくる。
彼は私の肩を触れて腰を撫で、温かい腕に閉じ込める。けれど泡を潰さぬように遠慮がちに囲むのだ。
(もどかしい…)
と、思うのも仕方ないではないか。
この人は今まで誰とも触れ合わなかったのかと心配になるほどに。
裸の肌がさらりとなじんで髪が落ちてくる。なんて静かな世界なんだろう。
背中に手を回すと大きな身体がびくりと揺れた。
「あったかいな、お前」
生きていますからね。そう言うと顔を背けて喉を嚥下するような音が聞こえた。
今回のテーマ「泣かないで」
無垢でまっしろであたたかい君がだいすき。
だいじな半身、やわらかい陽だまり。
うまれた時から一緒なのに、どうしてこうも違うのだろう。でも君が悲しむ様なら、わたしはこのままでもいい。不安やもどかしさで苦しくても、顔を上げた君が、またにこって笑いかけてくれるから。
潤んだ瞳を覗き込む。
自分と同じ小さな体をぎゅっとした。
「せんぶ大丈夫だから、 泣かないで」
12.泣かないで
僕には小さい頃、大人に見えない友達がいた。
その子の名前は分からない。
女の子で僕と同い年ってことしか…
大人が帰ってくると君はすぐ消えてしまう。
僕はひとりぼっち。とても悲しかった。
寂しくて見られないように泣いていた。
そうすると君が耳元で『泣かないで』っと後ろから
抱きしめてくれた。泣いてるのを見破るように。
僕の好きな時間だった。その時間が暖かくて切ない。
僕が大人になったら消えてしまうのだろう。
いつからか僕はそう思っていた。
大人になって思っていたことが現実になった。
君が見えなくなったんだ。というか見なくなった。
今考えると空想の友達だったのかもしれない。
君に会いたくて寂しくて
家で泣いていたこともあった。
すると君が耳元で『泣かないで』
って言ってくれるような気がしたからだ。
「君に会いたいよ。泣かないでって抱きしめてよ。」
そう君を思い出しながら眠りについた。
泣かないで。
泣いている君より、
笑っている君が好きだから。
たがら、笑って。
君らしく微笑んだ笑顔で見送ってほしい。
泣かないで
あなたがこれを読んでいる時、私はもうこの世にいないでしょう。なんだか不自然だね。でも、これが読まれている頃には、私はもう死んじゃってるのかな。そうでなければこんな恥ずかしい手紙は見られたくないし。
まずは、ありがとう。君には感謝しきれないほど感謝してる。一緒にいてくれてありがとう。やつあたりしたり、怒ったりしても、変わらず優しく接してくれてありがとう。私のことを好きになってくれてありがとう。
そして、ごめん。死んじゃってごめん。君の気持ちに向き合えなくてごめん。私は君とずっと一緒には居られないから、向き合うことが怖かった。本当は一緒に出かけたり勉強したりしたかった。今更こんなのずるいよね。だから、ごめん。
もうすぐお別れかな。もっとたくさん言いたいことがあるのに、上手く書けないや。ごめんね。
最後に、さようなら。君と出会えて良かった。私はずっと幸せでした。
打ち拉がれたなら
盾となり
喜びに震えるならば
受け止めよう
―「泣かないで」―
彩りの時は終わり
過ぎる風が 頬を刺す
僅かな温もりを求め
思わぬ傷みが
古を 浮かばせる
―「冬のはじまり」―
ああもう泣きそうだ
泣かないでといますぐ誰か言ってくれ
彼が私を悩ませる 限界がそこまで来ている
不快なネバつきを冷たい水道水で流す
かじかんだ手が洗い終わったものを弾いて床へ飛ばした
転がる二本の棒にため息 私の情緒はかき混ぜられる
水道水より貴重な涙 もったいないのに流れそう
なのにどうしてこうなるの
朝の食卓に再びネバつきの彼 選んでしまう私は苦しい
ああもう泣きそうだ
ナットウキナーゼには中毒性があると誰か言ってくれ
すべてはそれのせいだと私を慰めてくれ 限界だ
ストレス感じる朝なんて嫌 彼をどうにか忘れたい
誰でもいいからすぐにいますぐ
私がただの情緒不安定な食いしん坊ではないと
彼への愛とともに強く否定してくれ
泣かないで
もっと笑顔を見せてよ
嬉し涙でも笑顔のほうがいい
「なんで君が泣くの」
少し笑いながら僕は言う。
「...そっちこそなんで笑ってるの!」
泣きながら怒る君が言う。
僕はもう長く生きられないみたい。
今はここを走り回れるくらいには元気なのに。
僕はきっと現実感がないから泣かなかったんだと思う。
「あなた長く生きられませんよ」
なんて言われてもピンと来ないし
「あぁそうですか」ぐらいで受け流した。
君は違うみたいだね。
でも人は皆死んでしまう生き物だから泣かないで。
僕は君と今を楽しみたいよ。
─────『泣かないで』
「泣かないで」も「泣いていいよ」も、私には勇気のいる言葉だ。
よほど距離の近い者にしか、なかなか言えないと思う。涙なんて自分でコントロール出来るものではないし、泣くという行為はひどく体力を消耗する。
それでも溢れる感情を止められなかったり、どうにも出来ない心や体の痛みを紛らせるために人は泣く。
だからそれを止めたり、逆に許可したりなんて、私にはなかなか出来ないとてもハードルの高い言葉なのだ。
ただ一人それを安易に言ってしまってもいい存在があるとするならば、それは自分自身だろう。
END
「泣かないで」
今の自分感情ぐちゃぐちゃで心に余裕がない。
泣かないでいられる余裕がない
怒らないでいられる余裕もない
感情ぐるぐる(๑><๑)で涙を堪えるのに
精一杯。。