『沈む夕日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「沈む夕日」の用に私も下に落ちていく
いつか夕日のようにおちるときも美しく
おちれるように私も努力するから
夕日に手をかざしてみる。
オレンジの光が、やけに暖かく見えてとても綺麗に映る。
いつも帰りは夜になってからだから、この休日の夕焼けがやけに特別に見えて。
その優しい光に包まれる感覚に懐旧の思いを抱えた。
ーーゆうやけこやけでまた明日。
明日も、また会えるといいね。
【沈む夕日】
一日の終わりに空がオレンジに染まる
仕事や学校で疲れててもなんか心が
温まるオレンジ色が視界に広がってく
一日お疲れ様。
そんな言葉が聞こえる聞こえる
太陽も仕事が夕日になって終わる
今日もありがとう。明日もよろしくね
海岸に座り、海をオレンジに染めながら沈む夕日をキミと眺める。
「キレイ」
「キレイだね」
打ち寄せる波の音を聞きながら、夕日が見えなくなるまで、ただ静かに見つめる。
「沈んじゃったね」
沈む夕日を見送ると、辺りを闇が包み始める。
「なんだか、寂しいなぁ」
膝に顔を埋め、キミはつぶやく。
「そうだね。でも」
俺はキミの肩を抱き寄せ
「沈んだ夕日は、また明日、元気な姿を見せてくれる。俺もそばにいるし、そんなに寂しがらないで」
頭を撫でると
「ありがと。夕日が沈むと今日の終わりが近づくでしょ。そうすると、あなたと一緒にいられるのも、もうちょっとになっちゃう」
顔を上げたキミにかわいいことを言われる。
「なら、少し砂浜を散歩しよう。俺もまだ一緒にいたいから」
腰を上げキミに手を差し出すと、その手を取りキミも立ち上がる。
「行こう」
手をつなぎ歩き出した俺たちを、夜空を照らし出した星たちが見守っていたのだった。
沈む夕日を見ながら
・地球が太陽の周りを回っている。
朝日と夕日は1日のうち数十分しかない。地球は丸いため、太陽の光を満遍なく浴びるために回らないといけない。
・夕日に手をかざしてみた。太陽は大きな火の玉であるため、きっと熱いだろう。そう考えながら、夕日の美しさに改めて感激した。
仕事帰りで悩んでたり、疲れてたりする時に夕日を眺めると心が洗われる。そして、朝日を眺めては今日も頑張るかと、やる気が漲っていけるのだ。
そういう風に過ごせるのは、とても幸せなことだと思う。
ほっぺたをばら色に塗る以外にできることなんて何もない
きらきら星さえもう歌いたくない
地球はまるいなんて誰が信じるだろう
何も知らないのはあなたもわたしもまるで同じ
わたしはもう騙されない
あなたの心臓に刺を食い込ませてやる
沈む夕日とどちらが綺麗かしらね
一番星チカリ、空の隅っこで輝いて
【沈む夕日】
夕焼けこやけの茜空は、朝や昼に見る青空とは違う。
あらゆる人々や建物が逆光で暗くなり、バックには、赤々と揺らめく太陽がそびえ立つ。
やがて、夕日が沈み、空はピンクから紺色へと変わる。
だんだんと夜闇に溶け込んでいく空のグラデーション。
太陽からバトンを渡された月が淡く輝き出す。
この一連の流れを見ることが、私は好きだ。
休憩時間も忘れるくらい
がむしゃらに頑張る日々が
毎日毎日続いていた
ようやく抱えていたものが一段落ついた
ある日の帰り道
ふと視線を上げれば
地平線へと沈んでいく
オレンジ色の夕日が目に止まる
きっと昨日も変わらずに
沈む夕日はそこにあったんだろうけど
いま自分の目に映った夕日が
見たこともないくらいに眩しく思えて
ああ僕はもう休んでいいんだと
自分に優しくしていいんだと
安心したら視界が滲んだ
【沈む夕日】
海外でも日本でも、西の海辺で見る日の入りは格別だった。
海に呑み込まれるその時まで、ずうっと眺め続けたって全く飽きない。思ったよりも速く進む太陽に、引き摺られるように変わっていく空の色が面白くて、一時間も二時間も見続けることなんてざらにある。
「……寒くない?それ」
「防寒対策してくもん」
「そこまでするのか……」
僕は無理かも、と苦い顔をする君は出不精で寒がりで、どう考えても日の入りウォッチ向きじゃない。知ってるよそんなの。だから一緒に、なんて誘い方は絶対しないから安心してほしいと笑えば、あからさまにほっとされて思わず吹き出しそうになる。
「ふふ、ふ。可愛いね」
「うるせー」
付き合えなくて悪いと思ってるんだよこれでも。ぼそぼそと喋る彼は、旅好きの私をインドアに留めるのが心苦しいのだと小さく呟く。気にしなくてもいいのに。私は好きで一緒に部屋の中にいるのだからと教えても、納得いかないと顔を顰めるところが本当に優しくて、融通がきかなくて、可愛いなと思う。
「いいんだよ、ホントに」
その代わり、私の旅の話を聞いてよ。息を呑む程美しい日没を見たこととか、暮れゆく濃紫の空が吸い込まれそうで素敵だったこととか。一緒に行けない代わりに沢山喋るからと微笑めば、面食らったように瞬く君がええ……、と零して。
「そんなんでいいの」
「いいよ。でも詰まんなくても聞いてね」
「いいけど……いっつも面白いから僕は困んないし」
「そうなの?」
「そうなの」
じゃあWIN WINってやつだね、とちょっと緩んだ頬のまま彼の手を握れば、何その顔と呆れたように溜息を吐かれる。
「可愛い顔してるの分かってる?」
「ええー……」
趣味悪いよと呟いた声は、多分思ったよりずっと困った色を含んでたんだろう。それをちょっと嬉しそうに見ている君は意地悪で、でも子供みたいで可愛かったから、頬をぎゅっと抓るだけで取り敢えず手打ちにしてあげた。
お題:沈む夕日
静かな屋根の上
ふっと空を見上げると
沈む夕日
あぁ一日が終わってしまう
空は紅くなり徐々に黒になっていく
きれいだなと思いながら
私の心は空みたいに
黒くなり始めていた
終業の時間が迫る。
今日の仕事はどうだっただろう。
充実していたか。もっと上手く時間を使えなかったか。
後悔が多い。
ベランダで子どもを抱っこしながら
だんだんと青に溶けていく橙色の空を眺める
“もうすぐおひさまの時間はおしまいだよ”
夕日を見ながら子どもにそう言うと
“ちゅぎはおほちさまのじかんだねえ”
オレンジ色したお顔の君がお返事してくれる
“もうすぐおひさまの時間はおしまいだよ”
“次はお星様の時間だね”
時間に余裕がある時だけ
赤ちゃんの時から繰り返してきた言葉
仕事に家事に育児に追われて
夕方なんて忙しいのピークだけども
こうやって一緒に見る夕日はなかなか悪くない
お題 【沈む夕日】
今日は一人で沈む夕日を見に、出掛けた。
家は、海の近くで週に2回ほど見に行く。
このまま一日が終わるのが嫌な日に来る事が多い。
夕日を見てると嫌な事を忘れる事なんてない。
むしろ時間が遅くなって余計に考えてしまう。
(赤色)
感想を聞かれてもこれ位しか答えない。
でも、夕日は好きだ。
今日は、夕日を見ながらビールでも呑もうかな。
灰色の一日を赤色に変えるために。
先週、1年闘病した夫が亡くなりこの1週間夢のように過ぎた。天気のよい日には、どこか行こうと、日帰りでよくドライブしてた。ふたりで、出来ることがだんだんなくなり淋しく思った。しばらく夕日を見てない。沈む夕日をみて、また1日減ってしまうようでつらかった。今日の夕日はどうだろう。余裕のなかった毎日。そろそろ見て見ようか。
紅に染まる空に
癒やす時が始まる
明るさに
すべてを賭けて闘い
宵闇に
すべてを鎮めて眠るために
紅に染まる空に
闘う時が始まる
闇夜に
静かな世界を守り
光に
世界を委ねて眠るために
―「沈む夕日」―
カエルの歌が
空に向かって流れると
君が続けて
歌い出す
帰り道
あなたと私の
お別れ
合図。
【沈む夕日】
水平線へ沈む夕日は儚く美しい。
露天風呂を思い出す…
綺麗な夕日が見える温泉。
露天風呂にはテレビがあった。
大海原が広がる目の前と
地上波ニュースが流れる
なんとも趣きのないギャップ。
そこで見たニュースが忘れられない。
高校を卒業して間もない頃だった。
卒業アルバムと同じ顔の同級生が
殺人事件の被害者として映っていた。
理不尽に突然に、
夢と希望を断たれた彼の死を
沈む夕日とテレビで知った。
テーマ「沈む夕日」
あの日、私は見た
私の名前はみずき、16才花のJ Kだ‼︎
私はあの日見てしまった
真っ赤に光輝く炎の様に熱い真っ赤な満月を
沈む夕日
ザバン…ザバン…____波が防波堤に当たる音。
あははは、きゃはは、…____小さな子供連れが遊ぶ声。
ブォー…ブォー…____遠くでなる貨物船の汽笛。
サラサラサラ…____と、静かに靡く海岸近くの草。
静かに、耳をすませ、自分の鼓動と同じように、沈んでいく夕日。僕はこの時間が好きだ。
夕日が僕の鼓動と連動しているように、沈んでいく。
夕日が沈みきっても、僕は動かない。なぜなら…
沈んだ後、真っ赤な空がだんだんと、ピンクになっていき、青と黒を混ぜた、美しいグラデーション。それが好き。空が全て暗闇に落ちた後。数々の星々が、キラキラと"自分はここにいるよ"と言わんばかりの美しさで、自己主張をする。それを見た後は、_
静かに満点な星空を後にした。
沈む夕日
僕には双子のお姉ちゃんがいる
今日はお姉ちゃんと海に行った
「沈む夕日って綺麗だよね。暗くなっちゃうけど」
「お姉ちゃんが沈まないから明るいよ」
「月夜ったら……」