『沈む夕日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
沈んでいく夕日、それはまるで夢の景色のように
美しい眺めだった‥
夕日を背景に君は
僕の方を振り向いて
そのまま夕日に落ちていく
それが僕の最後の記憶だった
____夕方、未成年の二人が_________________
沈む夕日
沈む夕日
一人、海に向かう。
夕日が、そろそろ沈む頃だ。
カモメか? なにかが鳴いている。
妻は、海が好きだった。
私も妻の元へいこう。
それしか考えず、歩いて、歩いて。
ちょうど半分海に飲まれたあたり。
「──パパ!!」
溺れそうになりながら、小さな体が張り付いてきた。
ふと、我にかえる。
それは娘だった。
カモメではなく、娘の叫び声だった。
泣いているのは、私と妻の、たったひとりの娘だった。
小さな手で、一生懸命私にしがみついている。
ぶるぶると震えながら、私を死の海から取り戻さんと叫び、泣いていた。
──ああ、私は馬鹿だ。大馬鹿だ。
妻の遺した。いや。
私は、この子を遺して、妻のもとへ逝こうなんて。
なんてことをしようとしていたんだろう。
「──悪かった。家に帰って、風呂に入って。それからご飯にしよう」
娘の手を、握った。
ずぶ濡れの娘と、同じくずぶ濡れの自分の手を繋ぎ、家路へと道を歩いた。
──もう、大丈夫だ。
――沈む夕陽――
沈む夕陽が窓越しにいた
毎日毎日
目を灼き尽くす景色を観ては
余生が確実に削がれていくのを感じる
嗚呼
今日もまた
何も出来なかった
どう生きるのが正解か
生きているうちに何をしたいか
将来どんな人になりたいか
将来など
未来など
不確定なものは
あるか分からないのに
次の瞬間があるか分からないのに
沈む夕日
この時間のマジックアワーが非常に美しい。
ほんの数分しかない間に、頭の中の深い部分をいったりきたりする。
人生の終わりもこんな感じなんだろう。
人類が誕生してから、沈む夕日を何度見てきた事だろか。
そしてこれから人類が何度見れるだろか。
どれだけ時代か進んでも
この光景を未来に伝えていきたい。
お前の横顔をじっくり照らしている。
海に近い片田舎の、ボロボロのアパートにとってつけたようなベランダの、そのガラスの向こうにお前がいる。
私が反対側からお前の居るアパートを見つける頃、窓から覗いたって姿はない。早起きをして顔を見せてくれよ。
私がお前が住む町の頭上を通る頃、家屋の屋根や影に紛れて姿は見えない。どこで仕事をしているんだ。
私がお前の横顔を照らす頃、私たちはようやく一筋の光で結ばれる。ひとときの間だけ。
私が星の反対側を通る頃、お前は何をしているの。誰と眠っているの。夢の中で私を待ち望んでくれないか。
星の自転がお前を遠ざけてゆく。
徐々に頬が暖かくなっているのが見て取れる。それだけが嬉しく、そして重要な使命に感じられた。
お前に会いにいきたい。横顔だけじゃなくてたくさん見せてほしい。
地球とかいう歴史の浅い星なんかじゃなくて私の元で生きてくれないか。お前が生きている間に人間がそういう技術を得てくれ。残念なことだがこちらに空気はないから。
明日のキミへ
やあ
調子はどうだい?
ご飯は美味しいだろうか?
天気は?
体調は?
ボクは今、身動きの取れない状況だ
笑えないよ
まったくもって、笑えないよ
だけど
何故だろう?
不思議と、絶望感は無いんだ
落ちるところまで落ちたからなのか
それとも
ボクが楽天的にすぎるのか…
今、こんな状態だから
きっと、夢を見るのだろうね
大丈夫だと
明日はマシだと
そう思いたいのだろう
あの 沈む夕日に
苛立ちと不安を溶かしてもらって
今日も眠ろう
眠れるうちは大丈夫
明日はきっと良い日だと思えるうちは……
#沈む夕日
照らされて、赤。
その頬が、少しずつ藍に沈んでゆく。
見えていたはずのことがわからなくなっていく。
夜明け、再びそれが明らかになるとしても、陽の光のもとで見たものだけが本当だろうか。
ここで、落日に隠されていく何かは?
君の中にある、夜の帳の内側は?
#沈む夕日
『 沈む夕焼け』
私は沈む夕焼けを見ながら彼のことを考える
♯沈む夕日
沈む夕日とのぼる月
_沈むボクとのぼる君
一年、
二年...
時を重ね
色々なことが
変わるのに
貴方と見た
夕日は
あの日のように
変わらず
綺麗なまま
茜色の空へ
貴方を想う
どうか
幸せにと..
沈んで行く夕日を見ながら、
いつも今日はどんな日だったか考える。
今日は何をしたとか。
今日は何ができなかったとか。
今日は何をやられたとか。
そしていつも思う。
なぜこんなにも思っているのに、
伝えることができなかったのか。
何もできなかったのか。
みんなは
沈んで行く夕日を見てどんなことを考えるだろうか。
下校のチャイムが鳴る。
自転車を漕ぐ。
行き慣れた店のタイムカードを押す。
夜になる。
あれ、いつから夕日見てないんだっけ。
沈む夕日。外で遊んでいたら気づけば暗くなっていた子供の頃。もうあの頃には戻れない。
夕日について語ることないしダイエットについて書くか。
前に書いたけど最近らっきょうとかたくあんにはまっている。低カロリーでお腹を満たせるのがいい。単純に美味しいし歯ごたえがあるから白湯と一緒に食べると結構満腹になる。
らっきょうにせよたくあんにせよ塩分なんかが気になるところだけどそれは白湯と一緒に食べてるからノーカンでいいんだけど問題はお金だ。
一日一袋のペースで食べちゃうんだけどらっきょうが一袋大体200円くらいするんだよな。一月で6000円くらい、年間で72000くらいお金がかかっちゃう。
まぁダイエットに必要だし美味しいからいいんだけどらっきょう代が年間70000円越えはうぉってなる。この金で肉食った方がいいんじゃねーかってなる。
でも肉の方が金も手間もかかる。らっきょうはなにより開けてすぐ食べれる手軽さが魅力だからな。
それにらっきょうは日持ちするからまとめ買いもできる。あらゆる面で肉の上をいく食品なのだ。肉のほうが食いたいけどね。
ところで市販のらっきょうは甘過ぎる。ピリ辛のらっきょうを買っているけど他のと違いがわからないくらい甘い。
なのでらっきょうを食べる時は一回水で洗って別の容器に移してらっきょうが乾かないように塩水を入れて食べる。これが試行錯誤の末たどり着いたらっきょうの食べ方だ。
塩分が気になるけどらっきょうを洗って甘酢を落としてるからプラマイゼロってことで。
空が黄金に染まる頃
その人は現れる
その広い背中を丸め
何を祈っているのでしょう
お題
沈む夕日
兄弟
兄ちゃん怖いよ
夜に独りぼっちだ
俺の手を握ってくれよ
いつものように
兄ちゃんはもういない
『兄ちゃん手ェ握ってくれよ』
『しょうがねぇなあいつまでも怖がりで』
夕日が好きって
君は笑って教えてくれた
確かに君のひまわりのような笑顔は
夕日だといっそうのこと綺麗になる
だから僕は
夕日の見える丘で
君に告白をするよ
だってそしたら
少なくとも場所だけでも君は覚えてくれる
だから僕は振られても
誘い続ける
夕日を見に行こうよ
《沈む夕日》
#15
自分が与えただけの愛とおなじくらいに愛してもらえる
そんな恋愛がしたかった
どうしたら私と同じくらいの熱景で
私のことを愛してくれるのかな
鬱の最中、沈む夕日をベランダから見ながら毒煙を吸ってた。
二十歳未満なので当然犯罪。
今思えば愚かな行為でしかないけれど。
当時は「喫煙は緩やかな自殺」というフレーズが頭の中でおかしいほど魅力的に聴こえ私に取り憑いた。決して美味しくもハマりもしなかったけどあの言葉だけが頭の中にこだまして吸い続けた。
2年経った今でも煙草は吸える歳ではない。それにもう吸おうとも吸いたいとも微塵も思わない。
なぜなら生きることこそ緩やかに自殺する最も健全で手っ取り早い方法だって気づいたから。
なんて綺麗事は言うつもりもない笑
シンプルに規制が厳しく買えなくなったからだ。だけど今後おそらく吸うことはない。それはほんと。
おやおや、童子こんな寂れた処に何の用だい?
邪魔だね。その瞳を隠したストレート
俺なんてくせっ毛猫っ毛 嫌になる
ところでここらは危ないぜ?
なんせ人を連れ去る鴉がいるから
それでもいい?それが嬉しい?
こいつは驚いた。誘拐犯も驚きだ
魑魅魍魎が怖くないって?
おいおいおい、その齢で世界を知ったか?
こいつは笑える。カッカッカッ!
いい絶望してんな。
………でもダメだ。お前は駄目だ。
なんで?って?お前さんが甘いからさ。
砂糖菓子よりあめぇ。
結局後悔先立たず
さぁ、おかえり。親子喧嘩の終わりを告げる
鴉が鳴くから
お気をつけ、光(おまえ)がこちらを覗いているように
また闇(おれ)もお前たちを見ている
#沈む夕日