『永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
永遠を他の言葉に言い換えるとして、
一番好きな言葉がある
“Never-ending”
これを知った時はなんともロマンチックな響きに
うっとりとした
“This world is a never ending story”
この世界は果てなきものであると昔から考えていた
一人一人の人生や、大地などの動きが編まれていって
歴史を読み取る一冊の本のようになる
素敵だと思いませんか?
歯を磨きながら彼が言いだす
スキとキスってうまい言葉だよね?
気づいたらスキになってて
好きになるとキスしてる
まぁ…そうだけど…
とちょっと冷めた反応のわたし
しかもさ、永遠にシリトリできるんだよ!
スキキス、キ、ス、キ、ス…!キッ
歯磨き粉の泡をブクブクさせながら
世紀の発見に目を輝かせて
迫ってくる彼
ダメだ、また負けた
また笑ってしまった!
何くだらないこと言ってんだって思うのに
いつも彼のペースに巻き込まれる
だけど永遠にこんな日常が続くといいな
(テーマ 永遠に)
永遠に続く私達の関係は
夫婦だ
だってこんなにも愛しているのだもの
来世もさ来世もずっと
夫婦でいようね
俺だって愛してるよ
だから来世もさ来世もずっと一緒だ
夫婦でいような
永遠に
永遠に
明日こそ
来週こそ
来月こそ
未来を語って
現在から逃げることに慣れて
君に何を伝えてきたんだろう
こんな僕が
何を言っても
届かないなら
君に千日紅の花を贈ろう
花が好きな君になら
きっと届くと思うんだ
永遠に寝ていたい。たしか昨日の投稿で理想郷の話をしたはず。例として永遠に眠れる世界を出したが、もちろん昨日の持論は前提として、好きなだけ眠れるならどれだけ嬉しいことだろう。私事ながら、眠たい日は無い。昼も夜も、十分に睡眠をとっても足りないくらいに眠たいのだ。叶うことなら、ふっかふかの布団にくるまって永遠に眠っていたい。…それは死んでいる事になってしまうのか?
俺が何をしたっていうんだ!
そりゃあ、損をした客には悪いことをしたよ。だが市場の動きなんて完璧に分かるものでもないし、だいたい自分で調べもせずに、人任せで運用しようってのがそもそもの間違いなんだよ。考えても見ろよ?どう考えてもこの業種はこれからも必要とされる、つまりは固い会社なんだよ。それがまさか、経営責任者が違法薬物所持で逮捕されるなんて、誰もが予想できなかったじゃないか。その上、この会社だけでなく、そこからこの業種全体が下がるだなんて、それこそ予知能力でもない限りわかりゃしなかったよ。そうだろう?だから、この会社を勧めた俺一人に罪を被せるなんて、それがどんなに無茶な理屈か、少し考えればわかるじゃないか。
そりゃ、俺は売り抜けたよ?でもそれは偶々のこと。今のこの状況がわかったからじゃない。上る途中で少し手放すことだって、おかしなことじゃないだろう?俺だって信じてたさ。これからも上がり続けるだろうって。
ああ、この会社に知り合いはいたさ。でもそれは個人的なことだし、知り合いっつったって、一社員だ。別に経営に携わっていたわけではない。だからこそさ。今のような状況になるなんて、思いもよらなかった。あいつは羽振りが良かったよ。給料が出てるんだろうなって。そのことからも、あの会社が傾くなんて思っても見なかったさ。
まあ、そりゃ、聞いてたよ?毎朝の朝礼で、社長の挨拶が少しずつおかしくなっていたって。最初の頃はマトモだったけど、そのうち、先がわかるとか、天使が囁いたとか、神の波動がどうとかとか、宇宙の振動とか言い出したって。でも、経営は固かった。固かったんだ。
まあ、少し手放し始めたのがその頃だったけど、でも顧客の分はもっと値上がりしてからと思ったし、値上がりするだろうと確信してましたし。大体、値が上がってたら上がってたで、あのタイミングで売ってたら、なんで上がるまで待たなかったんだってイチャモンつけるだろうが。
社長の発言がおかしくても、経営がマトモなところなんてごまんとあるだろ。そこが売のポイントにはならないだろ。
自分の分は、ホラ、ちょっと金が必要だったからさ。少ししたらまた買うつもりだったんだよ。上がると信じてたし。
閻魔大王の前でもそんなことがいえるとは、図太い奴め。お前がやったことは全てわかっているんだ。会社の経営が怪しくなっているとわかっていながら、顧客から資金を集めて買わせていた。その資金だって、全部投資に使ったわけではないだろう?狩ったと見せかけて自分のものにして、下がった額を見て顧客にその金額を渡す。いかにも株価の影響だと見せかけて、その実差額は自分の懐の中だ。証拠がない?なくてもわかるさ。お前は黒縄地獄に落ちる。獄卒の鬼によって、焼けた縄を打ち付けて、その焼き色に沿って鋸引きにされる。再生したらまた繰り返す。永遠にな。
猫の背中を撫でながらソファにもたれかかり壁を眺めている。この時間が1番好きだ。
例えば親と出かけて一緒に好きな食べ物を食べることや波長の合う男の子とたわいもない会話をすること。人との会話も好きだが、私には一生1人で居る時間が必要だろうと、物心ついたころには自分のことを理解していた。
毎日少しで良い。1人沈黙する時間が欲しかった。
その時間だけは、自分が自分で居ることが出来る。誰の仕草や表情や声色を気にすることもない。
ふと窓に目を向けて空を見た。外にはまだらな雲たちが気持ち良さそうに浮かんでいた。寂しさなんて知らない顔で雲はこちらを一瞥すると、隙間から光を降ろしていた。
ほんのしばらくして、何本かの光の柱が出来た。猫が鳴いた。
漆黒の長い睫毛
深く閉ざす切れ長の目
静かに横たわっているその少女の
あの無垢な瞳を見ることはもう、永遠に叶わない
#永遠に
好きな漫画のひとつに、碧也ぴんくさんのゴールデンチャイルドという作品があります。
この作品の最後に「永遠に幸せに」という言葉がありました。
ヒロインは座敷わらしです。古くは家に取り憑き、信心深い人々からご飯を貰う代わりに幸運を与えていた彼女たち。
現代では、お供えのご飯が消えればニュースになってしまうため、死んだ子供に成り代わることでご飯をもらい、その家族に幸運を恵んでいました。しかし座敷わらしは子供の姿にしかなれないので、大人になる前にどうにか死亡し、他の家族の元に転生しなければいけません。
そんな座敷わらしが人間に恋をして、彼と共に生きて大人になりたいと人間になる決意をします。主人公たちの助力で彼女は人間にはなれますが、あまり長生きは出来ないことが示唆されます。
それでも幸せそうに笑う彼女を見送った主人公のモノローグが、永遠に幸せに、でした。
座敷わらしであれば、転生しながらでも永遠に生きることが出来ていた彼女は、短命でも愛する人との時間を選んだ。
いつ消えるともしれない彼女に、あえて「永遠に」という言葉を選んだこのモノローグが、すごく心に残りました。
命は短いとしても、その死の間際まで幸せであることが永遠に幸せになることだよということかもしれないし、
永遠に生きられたはずの命を縮めた分、その永遠と等しい程の幸せを手に入れてねということなのかもしれないし、
主人公の思いを正確に読み取れているかわかりませんが、儚さと永遠の対比が美しいと感じる表現でした。
《永遠に》
「愛してる ずっと一緒だよ」
そう言ってくれたのは君なのに、なんで離れようとするの?なんで拒絶するの?なんで僕だけ見てくれないの?ねぇ、なんで?なんで...
それでも僕はずっと君を愛してる
どんな手を使ってでも君を独り占めしたいと思った...
。。。
これでずっと一緒だね 永遠に。
(どんな手を使ったかはみなさんのご想像にお任せします)
永遠に
皆様は亡くなられた後の世界をご存知でしょうか。人間誰しも悪行を犯せば地獄に行くことが決っております。
死ねば無となり、消えて行くから関係ない。それは都合が良すぎるというもの。自分が犯したことは自分で責任を取らなければならない。死んでからも同じこと。
さて、地獄の話しに戻りますが、地獄は全部で8つあり、その中で、もっとも大罪を犯した者は地獄の一番下層にある阿鼻地獄に落ちて行くのです。阿鼻地獄は落ち切るまでに2000年を要する深さにあり、四方八方からの永遠に続く、火炎に包まれ無限地獄と呼ばれています。
世の中、地獄の沙汰も金次第なんてこともありますが、地獄に行かないためには、日頃から良い行いをする。それでは無理です。人間が人に優しくするのは当たり前のこと。かと言って傍若無人に振る舞えば、地獄行きは決定。天国に行くのはなかなか難しそうです。
あ。勘違いしないで下さい。私は、宗教のたぐいではありません。私は阿鼻地獄で皆様を待っている鬼です。
阿鼻地獄は皆様にとっては良い所ではありませんが、我々鬼にとっては職場。
快適な職場となるように皆様に阿鼻地獄のことを少しでも理解していただきたく、はせ参じた次第です。
では、阿鼻地獄にお越しいただくことを、心よりお待ちしております。
永遠にこの幸せな時間が続いて欲しい
と、いつも願ってしまう
もちろん続くことはない
まぁ、大変な時があるから
楽しい時間を大切にできるのか
#永遠に
永遠なんて信じない
そう思ってきた
いつかは必ず終わりが来る
それは避けられないことだと
はなから諦めていた
それでも護りたいものが
心の中に芽生えたとき
初めて永遠というものを
信じてみたいと願ったんだ
永遠にあなたと。
あなたのそばにいたい。
そばにいるだけでなく、あなたが困ったときは
助けてあげたい。
あなたの出来ないことを
足りない部分を補うように
お互いに拾い上げて
生きていきたいと願う日々。
永遠にあなたと生きていられたらいいのに。
なんて、思うくらいは好き。
でも、永遠じゃないからこそ、
時間は大事にできるんじゃない?
それでも私は、あなたとの永遠を願ってしまう。
来世も、もう一度と言わず何度でも
あなたに出会って、恋をしたい。
君しか考えられないよ。
愛しい人。
私が唯一、永遠を約束できるかけがえのない存在。
お願い神様、欲張りな私を許してください。
命は永遠じゃないから終わる前に色んな事したい
行動力が欲しい
永遠に忘れやしない
あんたがあたしを裏切ったこと。
あんたがあたしにひと時でも幸福を教えたから、
いきることが辛くなってしまった。
ずっと一緒にいるって言ったのに、信じてたのに、
肌寒くなってきた空気と裏腹に、あたしの心は熱でいっぱいだった。
裏切り者め。くそやろう。
絶対に忘れてやらない。
そう心に誓って、あんたが眠る地を立ち去った。
しあわせなんて知るんじゃなかった。
永遠
【永遠に】
ふぅ。出来た…♥️人をバラバラにするってこんなに大変なんだね。殺して隠すのは慣れれば簡単なのに。疲れちゃったから舌だけ先に食べちゃったよ。お腹空いちゃったんだもの。実質キスだね。うふふ♥️献身的に尽くしてきたのに化け物を見るような目で見てくる君が悪い。まあ?この先見る事のない表情だと思えば悪くないね。さて、業務用の冷凍庫に部位ごとにラベル付けてゆっくり頂こうね。ふふふっ♥️
永遠に
アマガミSSテレビをご存知だろうか。
アマガミSSとSS+が24時間流れ続けるシステムのことだ。接続するモニタが付いていようがいなかろうが、観測する人がいようがいまいか、世界が滅びようが滅びまいがお構いなくその箱の中では永遠にアマガミSSが再生され続ける。
SF的思想実験ではなく。
僕は多分このシステムについてのブログを2020年ごろに初めて拝読したと思う。
今日もまた読みに行った。これを書くついでに。
ついでにアマガミSSも再生してきた。
可愛いんだよな絢辻さん。
現物の装置自体の実在はもうさして問題ではなく、今この瞬間もどこかでアマガミは再生され続け橘くんはまたデートをすっぽかされ、落ち込み、立ち直り、歩み出していく。そういう世界に我々は生きている。誰かがアマガミSSテレビのことをふと思い出すたびに続いていくのでしょう。
永遠に。
私は私と別れられない、一生
『生きてるだけで、愛』
#永遠に
*10/24「行かないで」の続きです。
──ただいま。
長い長い七日間がようやく終わった。
初めての遠征先は首都から遠く離れた山奥。魔獣の生息域や個体数の調査は勉強になったけど、電話が繋がらなくて知り合いと連絡が取れないのが辛かった。
特に、出発の間際に爆弾を落とした同居人と。
***
遠征の疲れで重だるい身体に鞭打って、家への道を早足で行く。調査書の提出は後日で良いとのことだ。部下への理解がある上司は、こんな時でも優しい。
久しぶりの街並みに思いを巡らせる余裕も無く、ひたすらに足を動かし続けた甲斐あってすぐに家に着いた。
魔法錠を開けて、荷物と一緒に中に身体を滑り込ませる。玄関には見慣れた靴が綺麗に揃えてあった。もう帰ってきているらしい。残業の多いあいつにしては珍しいことだ。
「ただいまあ」
荷物を引き摺りながら廊下を歩く。おかしい、リビングの明かりは付いてんのに人気がない。
「居ないのか?」
暖色の照明が灯る広い部屋を覗き込むと、灰色の髪がソファからはみ出ていた。
「お?」
(永遠に)