『永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
永遠に
私は私以外の人と話している貴方が嫌い。
私とだけ話せばいいんだ。
ずっとこう思っていた。
どうにかして貴方を監視できないかな。
監視はしなくとも、ずっと一緒にいることはできるかな。
あっ、そうだ。
私は作業机からトンカチを出す。
そのトンカチを私の腕目掛けて振り落とす。
鈍い音が響いて、机の上には私の『一部』が散らばる。
それを集めて加工する。
できるだけ目立たないように、貴方の大事なものに入っていてもバレないように。
作業開始から2時間ほど経ち、やっと加工が完成した。
あとは、貴方の大事なものに忍び込ませるだけ。
後日、私は貴方に会いピアス─貴方の大事なものを少しだけ預かった。
そして加工した私の『一部』をそれに付ける。
すぐにそれを返す。
私はそのあとすぐにその場から離れる。
貴方がほかの誰と話していても、貴方はずっーと私と一緒。
貴方は永遠に私と一緒よ。
そう思いながら。
【永遠に】#75
貴方の笑顔を永遠に、とっておきたい。
とっておくことが出来ないのならば
私は貴方を食べて、記憶に残しておきたい。
それが消化されようが、記憶は残る。
そうでしょう?
それくらい、貴方の笑顔は尊いもの。
たまにする、人を見下すような目以外は
食べてしまいたい。
私は貴方だけに見つめてもらいたい。
だから、貴方も私だけのモノ。
永遠に
「私、あなたの隣に永遠にいるからね!
覚悟しといてよ〜?笑」
そんなことを言った彼女は、昨日屋上から飛び降りた。
「美しい蝶のように飛び降りて──────」
飛び降りの瞬間を見た生徒はニュースでそう言った。
人の死がそんなにも美しいの?私には理解が出来ない。どうかしてるわ。
───────────────────────
なんであなたが先に天使になってんのよ笑
"最期も一緒"って言ったの、あなたの方でしょう?
これだから人間の「永遠に」って言葉は信じられないの。
けれど、「永遠に」を唯一信じれたのはあなただけだった。
私の隣に「永遠に」いるって約束したよね?
あなたみたいに美しくはないかもだけど。私も今、そっちに行くから。
私があなたのその約束、叶えてあげる─────
これで永遠に一緒にいられるでしょう?
───────フィクション───────
永遠に
今の日々が永遠に続きますように!
今の仲間と永遠にいられますように!
……あなたと永遠にいられますように…
そんな言葉をずーっと心の中で唱え続けていた。「永遠」なんて、人間には無い。だから、生半可な気持ちじゃ使えない。
でも……。でもね、どうしても使うし、「永遠」を望んじゃうんだよ。
わかってるよ。人には「永遠」なんかないことを。この世に生きる人に「永遠」なんて言葉はないんだって。だから、人は「儚い」って言うよね。
知ってる。知ってる。知ってるってば……
それでも、やっぱり「永遠」という言葉を使いたくなる。
今の私には大切なものがある。大切な人がいる。
失うのが怖い。目の前から姿を消されるのも嫌だ。出来ることなら、ずーっと、「永遠」に私の隣にいてよ…。
そう望むんだ。心から。
「永遠って…なに?」
「いきなりどうしたの?」
突然投げかけられた哲学的問いに、私は動揺する。
「いいから答えて。」
「永遠でしょ。ずっとやいつまでもって意味じゃない?」
友人は眉間に皺を寄せ、口元に手を当てた。
「そう。それが問題。ずっとやいつまでもが"永遠"に置き換えられるせいで、永遠の価値は矮小化されたわ。」
「うーん…ちょっと分かるかも。ずっとやいつまでもって、大抵条件があるからね。卒業しても、とか死ぬまで、とか。でも永遠に条件は存在しない。」
永遠とは何なのか…自分の意見を話してみて、改めて疑問に感じ始めた。
私の答えを聞き、友人は満面の笑みを見せる。
「流石私の親友。理解が早くて助かる。」
しかし、私には気になることがある。
「でも、永遠の持つ価値が失われたところで、あなたに何の問題があるの?」
「無いわ。でもね、永遠なんて誰も行き着いていないものを、そう簡単に使っていいのかって思うの。」
随分と真面目でご苦労なことだ。だからこそ、ウィットの効いた会話を楽しめる。
「なるほど…今日は楽しい哲学談義が出来たわ。こんなやり取り、"永遠に"続けたいものね?」
「ふ、馬鹿みたいね。永遠なんてもの、私たちの間に存在する訳ないじゃない。」
〚永遠に〛
未来は自分の行動次第で変わる
過去は永遠に変わらない
永遠に
いつも人と比べては
自分は出来ない…足りない…と思い続けて来た
今までホントにごめんね「わたし」
自分を一番近くで見守り
文句も言わずいつも寄り添って
休むことなく愛し続けてくれる存在
そんな一番の応援者
「わたし自身」を大切にすることを
五十路を超えてやっと少し出来るようになった
自分とのコミュニケーションの大切さに気づけてよかった
私の命の灯が静かに消えるその時まで、
まだしばらくの間どうぞよろしく!
永遠にわたしはわたしの味方です
曖昧な
生活棟の屋根に腰掛け、俺とミルは教会裏にある墓地を見下ろしていた。そこではちょうど葬式が行われている。町娘が流行病で命を落としたらしい。両親や恋人、友人たちが彼女の死を嘆きながら、白い薔薇を献花していく。
「可哀想に……」
隣にいる彼女をそっと見る。彼女は首から下げたロザリオをそっと握り締め、目を閉じた。召された町娘の安息を祈っているのだ。
「………ミル」
「何?」
「彼女はまだ幸せだったのかも。何者にも脅かされることなく、家族とお別れをしてから眠りにつくことが出来たから。……俺たちはそうじゃないでしょ?」
俺の言葉にミルはそっと目を伏せ、少し考え込むような素振りを見せる。
「……そうね。私たちの身の上では常に死が隣り合わせ。いつ死ぬか分からない。それが敵陣の真っ只中で、彼女みたいにお別れすら出来ないかもしれない」
「もし、そうなったら……」
込み上げてくる苦しみを押さえたくて、俺は無意識に自身の胸を強く掴んでいた。
「どうしようもなく、悲しい」
「私もだよ。でも、それが私たちの責務なの」
彼女の言葉は至極真っ当だ。なのに、その言葉が今はまるでナイフのようで、どうしようもなく痛くて、苦しかった。
俺は胸中の苦しみを吐き出すように深く息を吐く。分かっているんだ。それでも、彼女だけは。
「分かっているよ……でも、ミル。約束して?」
「?」
俺は小指を差し出す。
「俺の前からいなくなったりしないって」
「………」
彼女は面食らったように目を見開いていた。それから、可笑しそうにくすっと笑みをこぼす。
「まるで、幼い子供みたいね。スピカ」
「……でも、嫌なんだ。ミルは俺にとって大事な友達だから。いなくなるのは嫌なんだ」
「それは私も同じだよ。……永遠に。とまでは出来ないけど、約束するよ。君の前からいなくなったりしない」
彼女の小指がするりと絡まって、ゆっくりと手が上下する。そうして指が離れた。
「絶対が無い、曖昧な約束だけど。私は守るよ」
「俺も。守るよ、約束を」
永遠なんて存在しない。
いつか俺たちも死を迎える。
その結末がどんなものかは誰も分からないけど、曖昧な約束をするくらいなら、神様も許してくれるよね?
永遠なんてあるのだろうか?
「ずっと一緒にいようね」とよく口にする人がいる
永遠なんて無いと思って期待しない人間に
いつの間にかなってしまった。
期待しない事で誰かにメンタルを左右される事も無い
だから、誰かが急に距離を取り始めたことで病む事も無い
ずっと永遠にあるもの「自分」
この世に生を受け、死にゆく時までを永遠と言うならば
何があっても自分だけは信じ大切に愛していきたいものだ。
時折考えることがある。一体誰が最初に不老不死お臨んだのだろうか、と。
シーマはたぶん、死が怖いとか、ずっと若くいたいとかそういうのだと思ってる。
その人たちは不老不死になれたのかなぁ
シーマはなれていて欲しいなぁ
だって、絶対に知っていてほしいから
永遠に生きることを
永遠に苦しむことを
永遠に、永遠に………………
ー永遠にー
シーマ•ガーベレル
永遠に
永遠に幸せでいたい
永遠に生きたい
永遠にこの時間が続けばいいのに
永遠に君を愛してる
そんな言葉を使う私たち
この世に永遠はない
よくカップルか言ってるように
永遠に一緒に居ようとか
永遠に君を離さないとか
そんな言葉、ないのだから…
だから私は永遠という言葉が嫌いだ
これからも私は永遠という言葉を使わないだろう…
2.永遠に
この身体は永遠ではないけど…
あなた達を想う気持ちは永遠です。
この身体が動かなくなっても…
あなた達と新しい体験をしたい!
そう想う心は永遠です。
もしもこの記憶が全て消えても…
あなた達を想う深い愛情は永遠です。
いつまでも、いつまでも
あなた達が幸せであって欲しい!
そう願う今の心情は本物です。
永遠に
家族や友達と永遠に
そして今のような
幸せな日々を過ごせるといいな
そして永遠に
笑い合える存在で居ようね
でも現実は
永遠にって難しいのかもな
どこにもない場所
どこにもいないワタシ
迷子にもなれなくて
生まれた星の名まえを
なくしてしまったから
#理想郷
#永遠に
中程になった風呂の湯に首まで沈み込み、波紋に揺れる自分の体をぼーっと眺める。
眼鏡を外しているお陰で輪郭はぼやけている。
分かるのは色くらいだ。
風呂の壁、浴槽と、体、あの青色はボディタオル。
あっちの銀色は鏡。
この家には永遠に帰ってこないつもりで居た。
20で卒業後。
21までに貯めた金を持って家を出たのに。
30になった今、あの頃感じていた生きづらさはだいぶ薄まっている。
風呂の壁、水色の浴槽、この体さえ憎かったのに。
今はだいぶ良い。
孤独は永遠ではなかったし
自由は思ったより苦労が要る。
只、覚悟だけ握って出た。
同じように風呂に沈み込んだ9年前の自分を褒めてあげたい。
「よくやったな。」
呆れつつ、褒めてやるんだ。
遅い反抗期だったな、と。
#永遠に
「永遠に好きー!大好きー!」
「あぁ、はいはいそうですねー」
「マジなんだけどー」
「はいはい、わかりましたよーでも、わかりたくなーい」
酔っ払いだからってバカにしてんな!?
"永遠"の本気度は
アルコール度数を限界突破してんだぜ?
-2nd story-
"不変"は"永遠に"
通せんぼされているんだよ
#永遠に
Don't be scare
God bless you eternally
Go ahead
永遠に
人生なんて百年あったら長いくらいで
永遠を
語れるような立場に無いのよ
私にはね
たぶんそんな日はこないから
永遠にね
永遠に生きていたい
永遠にこの生活が続いてほしい
永遠にパートナーと居たい
永遠に幸せでいたい
永遠に死ねれない
永遠にこの生活しか出来ない
永遠にパートナーとしか居れない
永遠に不幸せになれない
これって 幸せ?
お題『永遠に』
テーマ: 永遠に
夜、眠る時
このまま目が覚めずに
「永遠に」眠りにつけたらと
最近、ずっと考えてる