『欲望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「欲望」
目に
口元に
腕に
肩に
腰に
足に
そして、頬に
優しく触れながらも
せり上がる欲望
『欲望』
生きていて欲しかった。
死なないで欲しかった。
貴方を助けられるだけの力が欲しい。
貴方を守れるだけの力が欲しい。
なんて傲慢だ!お前のエゴでしか無い!
貴方の口から一度でも、
生きていたいと言われたか?
死にたくないと言われたか?
助けて欲しい、守って欲しいと言われただろうか?
生きていて欲しかったのは私で、
死なないで欲しかったのも私だ。
私は私のために貴方の生を求めている。
貴方のことなんてちっとも考えていない。
満足のいく死だったと思う。
貴方はきっと、清々しいほど見事な最期を迎えた。
それの何が駄目なのだろう。
再度の生を貴方は求めていないだろう。
私の願いは不必要である。
ただ花を手向けに行けば良いだけだ。
それだけで良い筈なんだ。
僕は生まれた。
生きたいという本能的な欲で、
食べて、寝て、泣いて、息をした。
僕は育った。
育ちたいという理性的な欲で、
食べて、寝て、泣いて、息をして、
学んで、遊んで、喧嘩した。
僕は殺した。
幸せになりたいという渇望的な欲で、
食べて、寝て、泣いて、息をして、
学んで、遊んで、喧嘩して、
殺して、吐いて、絶望した。
ほら。「欲」がなければ僕らは生きていないのだ。
本能的であれ、
理性的であれ、
渇望的であれ、
「欲」は「欲」なのだ。
君の、生きていたい。「欲」を、大切にしなよ。
魔女の強欲
彼を一目見た時、可愛らしく何よりも尊い存在だと感じた。話しかけると警戒しているのか、つんとした態度。けれど、それでも愛おしいと感じた。
ーーあの子が欲しい。
そう思った時は、深海の中では小さな命の一つに過ぎない彼に話しかけていた。何が何でも私の手元に置いておきたくて、私を見て欲しくて。
「君、セイレーンでしょ。どうしてここにいるの」
「うーん……そうだなぁ。寂しそうに見えたから。それでは理由にならない?」
手のひらの中にある小さな命は、ひらひらと舞うように泳いでいた。この子に人魚の姿を与えたら、誰もが見惚れるほど美しいのだろう。
彼は少し考えているようだった。つい先ほど、私が水面の上にある空について話していたから、それが彼の好奇心を擽ったのだろう。
さぁ、私の手の中へおいで。
どうか私の手をとって。
私の側にいたら、退屈はさせない。色んなものを見せてあげるし、一緒にいると約束する。それから誰よりも大事に深く愛してあげる。
だって、君に一目惚れにしたんだから。
「寂しそうだったとしても、僕はそう長く生きていられない。君とお別れをしたら、多分直にこの暗い海と一つになる」
「なら、私と契約を交わしてよ。君に人魚の姿をあげる。代わりに君はずっと私の側にいるんだ」
「どうして……」
戸惑う彼の頭を指先で優しく撫でた。
「私が寂しいんだよ。君みたいな子が側にいてくれたら、この先の命も楽しめると思う」
そんな優しいものじゃない。君が死ぬのが嫌だ。
どうか私の手を取ると言って。
すると、彼は私の目の前までふよふよと泳いでくるとこう言った。
「なら、君がさっき言った空を見せて。セイレーンなら水面まで泳げるでしょ?」
「その空を見せてくれたら側にいてくれる?」
「……約束は守る」
彼を水面へと連れて行き、空を見せた時の彼の驚いた声は今でも覚えている。
「これが……空」
驚きながら空を眺める彼に呪文を唱え、頭に口付けを落とすと、彼は私と同じ青い尾鰭を持った美しい青年の人魚へと姿を変えた。
驚いているのか、その赤褐色の目を大きく見開いて初めて見る自分の手を何度も手のひらと手の甲を返して見ていた。そして、その指先が顔に触れ、不思議そうに首を捻っている。
「君はその姿でも綺麗だね。人魚の姿を与えて正解だったよ。今はセイレーンだけれど、私は近いうちにこの海で最も力を持つ魔女として名を馳せる。その時に君が側にいてくれると嬉しいんだけど」
心の内で思ったことを溢せば、彼は私のことを抱きしめてきた。今度は私が驚く方だった。
「側にいるよ。そういう約束だから。だから、魔女様も僕の側にずっといてよね」
「……うん、約束するよ」
私も彼のことを抱きしめ返した。ふと、あることを思い出す。
「そうだ。君、名前は?契約を交わすなら、名前がいるよね」
「持っているわけないでしょ。今の今まで、無名の海の精霊だったんだから」
少しいじけたように彼がそう言った。
「それもそうか……なら、君の名前は……」
これでようやく彼は私のもの。
誰にも渡さない私だけの。
生きてる限り、欲望がなくなることはない。
妬みも、嫉みも、欲望があるから、
生きているから、感じてしまう。
欲望はときに誰かを傷つける武器となるけど、
這い上がるための勇気にもなる。
自分の欲望に誇りを持って、
あなたがあなたのことを愛せますように。
欲望
人を蹴落とす理由
人を愛する理由
自分がしたいことをする理由
自分を追い詰める理由
自分の味方につけられたら
とても大事な仲間になる
欲望ってなんだろう
なんとなくネガティブな印象がある
調べてみたら
欲望は満たされることなく
満たせば満たすほど
もっと欲しくなるという
なんだか哲学的で
よく分からない
#欲望
#88
生きる活力、何かを成し遂げる力、誰かを助ける覚悟。
それらの根幹には、何かしらの欲望があって、それを原動力に人々は動いている。
人間の心にとっての心拍が、欲望だとするならば
欲望の無い人間は心の鼓動がない事になる。
煩悩を厭う考えも存在するだろう、けれど…
欲望や煩悩は、その使い方次第で、大きな力を持つ味方になる。
そうした欲望は、ひいては扱う者によって変わる。
心に最初から善や悪の隔たりはなく、ただその人間の在り方で外側から見た人間がどう捉えるかという話になって来る。
…心を縛るだけが、全てではない。
時には、心の鎖を外す必要がある。
それが出来るかは、貴方次第だろう。
あなたを本気で好きになった。
好きになってもあなたは振り向いてくれない。
だって私は彼のお客さんだから。
こっちだけを見て欲しいなんて
欲望は叶わないの。
早く諦めないと
─────『欲望』
欲望ってなんだろう
食欲、性欲、睡眠欲
よく人間の3大欲求と言われている
この3つの欲、私の欲は
食欲、睡眠欲、ゲーム欲この3つだ
皆の欲求とは少し違うが皆はどうだろうか
「欲望」
書き途中・メモ用
受験終わったので(発表はまだですが)
ぼちぼち更新再開していきたいと思います。
【欲望】
欲望を脱ぎ捨てて
あなたは白い無機質になった
「欲望」
誰にでもある
たくさんある
あるのは悪いことじゃない
抑えることも大事
自分の欲望を列挙していったら
やっぱり108つあるのかしらと
欲望と煩悩は同じ事かと思ったら違うのだそうな
でも欲望が煩悩になる事がある…
わかるような、わからないような…?
取り敢えず今の私の欲望は、食欲
お腹空いたなー
欲しいと望むことは罪じゃない。
でも、そのために傷つけたり、壊したりするのは違う。人であれ、モノであれ、自分自身でさえ。
欲望が言動を引き起こす。
でも、人間には思考が存在する。
せっかく人間に生まれたのなら、欲望に思考というスパイスを加えてみよう。
思いもしなかった結果が得られるかも知れないよ。
離れたい顔をそむけて耳ふさぐ
だけど何処にもいかないで
『欲望』
どうも私は心の底の方で欲を悪いもののように信じてしまっている。
欲望に支配されて身を滅ぼしてしまうのを恐れているんだ。
でも欲自体に良いも悪いもなくて、エネルギー(モチベーション)の一つという気がする。
欲を認めないから、やりたい事が見つからないのかもしれない。
とすれば、欲望を開放すればやりたい事のヒントが見つかるかも?
しかし、欲望をエネルギーとして使うためには、欲望に支配されない精神力も必要だ。
片方だけでは暴走するか、止まったまま動かない不具合が発生する。
欲望はアクセル、精神力はブレーキ。
ハンドルを握るのは魂。肉体が車体。
全部揃ってはじめて快適に人生という道を走れるのかもしれない。
どれだけ他のことで満たそうとしても、あなたを前にするとふつふつと湧くこの感情に流されてしまいそうになる。
満たされないと感じて欲するのが欲望ならば
腹八分からのデザートは欲望なんだろうかね
たしかに欲望デザートは
脂肪になって余分だな
動きづらくなるってわかってても
頭では理解出来ていても
欲するから欲望なのかも
[欲望]
見て見ぬふりをする気はないよ
好きにさせる気もないけど
何度も何℃も熱して打って
綺麗ごとじゃない光に変われ
「欲望」
「君って好きな人いる?」
人が少しずつ捌けていく放課後の教室、彼女の隣の席に勝手に座って、そう声を掛けてみた。
俺を怪訝そうに見ていた彼女が、途端に顔を薄い紅色に染める。
「あなたには関係ないでしょう?」
「誰か当ててみようか」
彼女のそんな返答など気にせず、笑ってその名を言ってやる。
「五組の坂崎君」
彼女は焦って俺を見る。
その顔はいよいよ真っ赤になって、声を荒らげた。
「ど、どうして……!!」
「あー、マジで当たっちゃった?」
「――~……っ!」
からかう俺が嫌なのか、無言でひたすら鞄に荷物を詰めている。
「でもさー趣味悪いよねぇ。坂崎君ってさ、噂によると何股もしてるっていうじゃない? 君もそのうちの一人になりたいわけ?」
刺激するように続ける。
彼女がこちらを向いた。
「変なこと言わないでよ! あなたがあの人の何を知っているっていうの!?」
「君よりは知っているつもりだけどな。男の間では有名だけど? 女の間ではどう王子様に映ってるか知らないけどさ」
「もういい! 私、もう帰るんだから!」
鞄を持ち上げ教室の扉へと向かおうとする彼女の腕を、掴んだ。
「何……!?」
怒った様子で振り向く彼女の唇を、出し抜けに塞ぐ。
――間。
「……なっ、何するの!?」
「君は、そいつと付き合いたいの? 付き合って何をしたいの? こういうことがしたいの?」
いつの間にか二人きりの教室で、静かに彼女を抱き寄せた。
「――…………っ!!!! ……っ!!」
彼女の抗議の声も耳の奥まで届かない。
ただ、俺の呪縛を必死に振り解こうとする、その表情から伝わってくる。
そう、それでいい。
――あぁ、その君の嫌そうな瞳。
もっとずっと近くで見ていたいんだ。
『欲望』