『欲望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『欲望』 3月1日
僕の汚いこの欲望は、きっと世間にはただただ異常だと疎まれる類いのもので、または、その馬鹿さ加減に呆れられることだろう。
ずっと変わらない僕の想い。それは病的にこの躰を蝕んで、もう戻れない。否定してくれないからこそ終わらない。
息を止めたように静かな貴女にキスを落とす。それを拒むこともなく、ただただ静けさが聞こえた。
《欲望》
食べたい
触りたい
飾りたい
切り取りたい
溜め込みたい
毀損したい
捨て去りたい
止めたい
溺れたい
獲得したい
操縦したい
滅ぼしたい
あれをしたいこれをしたいそう考えているうちに
本当は何をやりたいか分からなくなってくる
欲望
死にたい僕の最後の晩餐
日々続くこの嫌悪感。
朝起きる時の目覚ましの音と、目玉焼きを焼く音
お母さんの声、それから、寝起きの僕は
今日も死ぬことばかり考えている。
学校について、昨日できなかった課題を進めて、次々教室に入ってくるクラスメイトに
小さくおはようと言う。
また、言われているかもしれない。また、
噂されるかもしれない。
また,,,
人間関係辛いけいけんも必要。
大人の言う言葉。大人だから分かる意味。
子供の僕には理解できないから、嫌になる。
部活が終わって、家に帰って、シャワーを浴びた。
流れるお湯の音、玄関の扉が開く音がして
母親が帰ってくる来たことが分かる。
病気でもない、環境に恵まれていない訳でもない
いじめも多い訳では無い。
だんだん増えてく辛さが大きくなる。
辛くなった時、ふと思った。
「死にたい」
腕にできた、切り傷を隠し
この気持ちを抑えて
今日も夢を見る。
朝起きて、聞こえた声は、
僕に早く起きるようにと言っていた。
今日は、目玉焼きとウインナーがあった。
寝起きの僕は、
今日、死のうと考えた。
-
4:08.
誰も想像しなかった。何も知らなかった。
学校の体育倉庫で死体が見つかった。
警察と救急車が学校に来て、突然のことだったから
混乱に陥っていた。
あとから知ったけれど、
包丁で首を切って死んでいたらしい。
誰も気づかなかった。何も分からなかった。
【僕】くんが、死んだと知った時、
悲しんだのは母親だけだったそうだ。
葬式ではずっと謝罪の言葉ばかりで、
正気じゃなかった。
目玉焼きとウインナーを食べて家を出た
その瞬間はいつもと変わらないと思っていた
後に、死体で見つかった。
最後に食べたのが目玉焼きとウインナーなんだね。
なんかしょうもない。
-
死ぬ直前にテレビで見た最後の晩餐のことを
思い出した。
僕の最後の晩餐は、
目玉焼きとウインナーだった。
とても普通で、豪華でもなくて、
そこまで美味しい訳では無いけど
最後には 十分だった。
そんなこと考えていたら
何も見えなくなってきて、
何も感じなくなってきた。
欲望の化身と出逢うのは此れが初めてのことであった。昼間なのに暗い自室で、私の袴姿をじろじろと嘗め尽くすかのように眺めるその巨大な目玉と黒く濁った巨体は、ルドンの作品を彷彿とさせる不気味さを有している。しかも、そんなのがベッドからにょきにょきと生えてくるもんだから、悍ましいことこの上ない。そんな恐ろしい風貌をした悪魔は私に口を利く訳でもなく、ただじっと私を見つめていた。そこで私は、嗚呼こいつも同類なのだと気づき、それと同時にこいつは私の渇望の権化なのかと悟った。踏台の上で首にロープを引っ掛けようとしている私にとって、この光景は非常に心揺さぶれるものだったのだろう。何故か突然気持ちは醒めていた。私にとって、この世を去りたい理由なんていくらでもある。だが、別にそれをするのは今じゃなくても良いのかもしれない。そういう風に思考転換することが幸いにも可能だったのだ。何処か異常化していた私が正気を取り戻した時には、既に私は紐を切り捨てていて、辺り一面にはいつも通りの自室が広がっていた。
そして、そこには余りある静寂しか残っていなかった。
ようふくほしい
くつほしい
ぼんのうすてて
うめぼしたべる
縦読みセンスねーな!!
#欲望
欲望ね、欲望…。
単純なようで厄介なものを好みますなテーマとやらは。
欲望なくして今の発展は無く
欲望なくして人は生きられぬ
過ぎれば厄になり
足らざれば人ならざりけり
中道を行くが人ならば
中庸を定べし
くれぐれも欲望に溺れぬよう
飼いならしてこそ人たりえる…かもしれない。
周りのみんなは、あれが欲しいとかこんな風になりたいとか言うけど、私にはそういうのがあんまりない。程々の仕事をして、特別裕福でも貧乏でもない普通の家庭を築いて、70くらいになったら大事な人2,3人に囲まれて死ねればそれでいいかな。
『欲望』
欲望
欲望で思い浮かぶのはなんですか?
わたしは直ぐに七つの大罪とかを
思い浮かべます。
|傲慢《ごうまん》な人は人を見下しバカにする人
|強欲《ごうよく》な人は浮気者
|嫉妬《しっと》な人は自分が一番な人
|憤怒《ふんぬ》な人は気短で我儘《わがまま》人
|色欲《しきよく》に人はチャラ男です。
|暴食《ぼうしょく》の人は大食い選手権に
出る人達
|怠惰《たいだ》の人はだらしなき人
今日できなければ明日にやれば良いって逃げる人
更に付け加えると
|金欲《きんよく》な人は金銭に猛者になり
人の心を忘れた人
そして、もう一の大罪があります。
|欺瞞《ぎまん》の人は罪深き人
人を|騙《だま》したり|欺《あざ》むいたりする事。
まとめ
欲望は欲望により|自滅《じめつ》する。
全てに置いて、程々である事。
それが丁度いいさじ加減かもしれません。
人はそのバランスを保つ事がいかに
難しいのは今の世の中を見れば|一目瞭然《いちもくりょうぜん》だと思いませんか?
補足
七つの大罪はあくまでも
わたしの見方なので、正式な内容と
異なります。
後書き
欲に|溺《おぼ》れず欲に支配されずに
人に優しく思いやりを常に心がけましょう。
めぐみより
【217,お題:欲望】
あれが"欲しい"これが"欲しい"と"望む"のが欲望というものなんだろう
確かに欲しがって手を伸ばしてばっかりでは、せっかく手に入れた物を抱えていられない
かといって何にも手を伸ばさずにいれば、だんだんと世界が色褪せていってしまう
何事も限度が大切ということだ
金やお宝に目がないキャラに、重い過去があると好きになりがち。
軽口とおどけた仕草の裏に「貧民街から成り上がってやる!」と遥かな野心や「あの時金さえあれば…!」という苦い経験があるといい
「報酬が良いからこっちに付くぜ」と簡単に裏切る場面もあれば、そのうちお金よりも大切なものを見つけたりして案外憎みきれないところもいい
さらに、ただ貯め込むだけでなくて、ここぞ!という時には豪快に使う場面が見れれば痛快だ
[欲望]
欲望
それは人が生み出す呪い
全ての災いの元凶
これがなければ人は死なず
これがなければ人は生きれず
善か悪でもない
だが一つ確かなことがある
欲望は希望にもなりえると
お題『欲望』
じゅわー、じゅわー、じゅわー。
ふふふ、唐揚げですよ、か・ら・あ・げ!
マヨネーズ? 愚問ですな。
付け合わせに白米なんていかがですか?
そちも悪よのう? いやいやお代官様ほどじゃありません。
お野菜? ポテサラがあるじゃないですか。
勿論、マヨネーズかけ放題ですとも。
これで終わりかって? それじゃあ取っておきのお高いビールもお出ししましょう。
なになにダイエットはどうしたって? 野暮は言いっこなしにしましょうや。
嫌なことは明日から頑張ればいいって偉い人も言っていたじゃないですか。
塩と脂と炭水化物、私の好きな秘密の言葉。
さあ冷める前に召し上がれ、私。
『欲望』
欲って、砂みたいなものじゃないのかな。
なかなかに掴めなくて。
両手のひらに掴める分しか本当は必要ないのに、もっともっと、って更には抱え込もうとする。
でもそうすると、本当に必要なものが来た時に掴めなくなっちゃう。
そして時々、こぼれ落ちた砂の中から大切な宝物がひょっこり顔を出しているのに拾えなくなってしまう、なんて。
だから僕は手に収まるだけの砂を手に、固く握りしめてる分だけあればいいと、そう思うんだ。
でもその様は、どうやらはたから見たら奇妙らしい。
だからか昔から欲が無いね、と言われた。
人並みにあるよ、と言っても信じてくれなくて。
何かを好きになることはあった。
でも、一番じゃなくても別に良かった。
嫌いなものもちゃんとある。
でも、すぐに関心が無くなるだけ。
欲しいものも、やりたいことも、将来の夢も、何もかも。
有りはした。でも、その為に何かしらの衝動が訪れることは無かった。
だから、驚いた。
君に、出会ってから。
どんな風に呼吸をしていたか、忘れるくらい。それくらい、君が欲しいと思った。
誰かの手からこぼれ落ちる砂を、遠くから眺めていただけの僕が。
必死に握りしめて逃さない方法を探すくらい。それくらい、君を求めていた。
嗚呼、君の手のひらに僕色の砂が一粒でもあったら、どれほど幸せだろうか。
そうして今日も、両の手のひらから夥しい量の砂を零しながら風に乗って君の元に飛んでいけ、なんて願ってしまう。
そんな浅ましい僕の、精一杯の恋心。
【欲望】
また趣味の映画の話である。
書くことがないときに趣味が役に立つとは。
このように使われていては映画も困り顔であろうが。
私が言いたいのはミケランジェロ・アントニオーニの『欲望(1966)』の話である。
ミケランジェロとアントニオーニという、いかにも芸術家だぞ私は、といった名前である。
しかしこの人はすごいのだ。
何がどうすごいのかと言われると、ここでは話しきれないので割愛する。
赤いポスターはデザインの巧みさも相まって、映画好きの間では流行ったようなのだ。
私が生まれる何十年も前の話である。
同世代でアントニオーニの話ができる人と私は対面したことがない。
SNSではたまに見かけるが、話しかける勇気はない。私はこう見えてシャイである。
映画の話に戻るが、私がこの映画と出会ったのは18の頃である。
それまで映画といえば現実逃避のアイテムであり、わかりやすいものばかりを観ていた。
しかし映画を少しかじっていくと、通ぶりたい私は難解な映画にも手を出すようになる。
そして今回の『欲望』に至るのである。
今見直してみるとそこまで難解ではないが、当時見た私は驚いた。
「なにこの終わりかた?」気が抜けてふっと笑ってしまうほどであった。
強制終了したかのような衝撃であったのだ。
今でもこの映画のラストシーンは私の記憶のなかに残っている。
忘れっぽいこの私がである。
映画初心者の頃はこうした衝撃を幾度も体験した。
今ではすっかり通ぶっているため、映画を観て大して驚くことも減ってきてしまっている。
これぞ感性の衰えであろう。
今でも好きな映画は学生時代に観たものばかりである。
私の人生が学生時代に集約されてしまうかのようである。
集約できないよりはましか、と思えばあの頃の私の体験も捨てたものではない。
困った。またアントニオーニの作品を観たくなってしまった。
[欲望]
1人部屋で、ベッドに寝転がりながら…
貴方を思い出す…。
別々の道を選んでしまったから、…
「また、貴方に満たされたい、」
という欲望を思いながら、
また、今日もベッドの上で1人泣く…。
*テーマに合ってるかな…、?これ*
欲望
私の元彼の話です。
まだ8ヶ月。元彼は浮気してました。
私以外を求める『欲望』に耐えきれなかったんでしょうね。
でも大丈夫です!縛って坊主にしてやりました。
あのキノコ絶対許してやりません♪
(これマジです)
欲望
これまでの自分の人生を振り返る時、わたしは何を成してきたのかと思います。何かの仕事で、功績があったわけでなし。
子育てして、家庭を切り盛りし、女性だったらこんな事しました的な人生だったから。現代の女性は、働いて子育てしてともっと忙しく、大変そうなのは分かってますが。
しばらくして、虚しくなる自分は誇らしく思いたい欲望に駆られている、そう気付きました。
10代の後半、夜空を見上げて神様はどこにいるんだろう‥と悲しくなった自分を思い出します。
ますます神様は遠のいた感じ。
あぁ、欲望は恐ろしい!
自分がなんで、泣いているか分からなかった。
父の口から出た言葉が自分を心配とか
愛のある言葉じゃなくて、電気代がかかる
からあまり使うなよと言われたから?
でも、元々人のこと無意識で傷つけるひと
だから、いつものことなのに....
慣れることもなく、なぜが毎回私は傷つき、
泣いてしまう。
そんな弱い自分が嫌いだ。
欲望
皆さんは欲望の塊ですか?
私はそうです。
なんでも欲しいと思ってしまう心を持って育ちました
ですが今それはダメだと思い
欲望がちっちゃい時よりかは減り
妹の欲望の塊を見て
ドン引きしちゃいそうになりますが
親にあんたも昔そんなんだったんだよって言われ
小さい子は欲望の塊なんだなと思ってしまう。