欲望』の作文集

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欲望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/1/2024, 12:08:14 PM

300字小説

最後の願い

 病院のベッドから、もう頭の上がらないババアの枕元で囁く。
「最後の三つ目の願いは決まったか?」

 このババアが悪魔のオレを呼び出したときの願いが『娘の生命を救って欲しい』。あれから何十年経ったか、三つの願いを叶えれば、魂を貰える契約をして、オレはこのババアに憑いている。
 二つ目はババアの夫が末期ガンになったときの『穏やかに逝かせて欲しい』。なら。
「最後は自分の欲望の為に願ったらどうだ」
 オレの言葉にババアが笑む。
「……そうねぇ……」

「食えないババアだったぜ」
 ババアの魂を受け取ったジジイを見送る。ババアの最後の願いはオレの幸せ。
「……『幸せ』なんてオレには解らないけどな。アンタといた時間は悪く無かったぜ」

お題「欲望」

3/1/2024, 12:06:29 PM

「欲望」

題と関係ない


自分ってこんなに適当で冷たい人間なんだと
思うことがあって、なんか自分嫌だなぁって
感じてたけど、これも自分の一部だし(すべてじゃないし)
仕方ないか、、、と考えるようになった。

3/1/2024, 12:05:56 PM

"欲望"

出逢った頃は遠目から見れれば十分で。
なのに少し経つと、目が合わない事にもやもやして
女の子達に囲まれる貴方が恨めしくて
真っ黒な感情に苛まれて、
彼女達はただ談笑しているだけなのに
当時はまるで貴方を誑かす悪女のように見えていました。
それから一年経つと、一日話せないだけで心臓がきゅーっと痛くて
すれ違う度に目で追いかけてしまって
影も見えない時ですら貴方を探しては
すっかり顔を出した感情に名前をつける事を躊躇っていました。
そして卒業して三年経った頃。
あの頃、憧憬や感謝だと恋愛感情なんかじゃないと
否定し続けていたものが本物だと実感しました。
じゃなきゃ、ここまで生きてはいなかったと。
改めて、好きだと思った瞬間でしたね。
でも、貴方に会う術も理由もないことを痛感しました。
もうあの頃のように貴方の姿を探しても見当たらないんだな、と。
でも諦めきれなかったんです。なんででしょうね。
そして更に二年後の、成人式前夜。
学生時代に何度か掛けていた貴方の電話番号に連絡しました。
例え繋がらなくても、忘れられていても知るものか、と。
貴方は拍子抜けするくらいいつも通りでしたね。
本当に、笑っちゃうくらい。
「また明日、お待ちしてますよ。」
なんて、少しおどけたような、でも念押しするような声音で。
「善処します。」
それに対して、あの頃の口癖だった言葉で返せば「うわ出た!」と
笑ってくれた事ですら忘れられてないんだと嬉しくなったこと、
貴方は欠片も考えていないんでしょうね。
それから吐くほど緊張しながらも参加した成人式で
貴方に褒められたりと色々あり現在。

欲は果てなく膨れ上がっています。
あの頃とは比べ物にならない程貪欲に、我儘に。
いつか、私自身が欲に呑み込まれてしまいそうな程に。

3/1/2024, 12:05:45 PM

『欲望』

・沙耶香(さやか)
・綾華(あやか)


「可愛い顔に、美人に生まれたかったって、沙耶香の口癖みたいなものだったよね」
「悪いかよ」

綾華の言葉を否定しなかったのは、確かにと納得した自分が居たからである。小学生の頃から己の顔の造形にコンプレックスを抱いていたし、それは今でも変わらない。気がつけばそういった渇望が声に出ていて、言うたびに「自分は不細工」と遠回しに傷つけているような感覚がある。

二人は現在、綾華が住んでいるマンションで酒盛りの真っ最中である。女二人きりでどうでもいいような馬鹿らしい会話をする。けれどそんな時間が結局は一番楽しいのかもしれない。
綾華が缶ビールのプルタブを引き上げ、プシッと軽快な音が鳴る。沙耶香はつまみを口に放り込み、意味もなく人差し指を机に打ち付けながら、いい飲みっぷりの彼女を見ていた。

「思い出した。沙耶香が学校にメイクをしていってそれがバレて、担任としょっちゅう喧嘩してたね。よく君は言ってたよ。『可愛くなりたいって思って頑張ってメイクしてきて、それの何が悪いんだよ』って」

そんなこともあったな、沙耶香の高校時代の記憶がピンぼけ気味に蘇る。担任の顔はイマイチ出てこないが、顔に似合わない大きな眼鏡をしていたことが印象的な女性教師だった。高校一年生の頃だったか、確かにその人とはよくいがみ合っていた記憶がある。

「あー言ってたわ。あんた覚えてる? あたしが授業中に呼び出されて」
「ああ! あれだろう? 君が担任に『てか眼鏡似合ってねーよ! トンボみたいな顔面しやがって』って言って、それはそれは、凄く怒られたやつだろう?」
「そうそれ、反抗期真っ盛りのあたしがめちゃくちゃに怒られた話。あの人元気でやってっかな〜……まだあのでかい丸い眼鏡使ってんのかな」

かもしれないな、そう綾華と二人で笑い、しばらくは懐かしい思い出話に花を咲かせていた。高校時代の笑い話、二人が初めて出会って言葉を交わした小学生の頃の話、社会人になって友人と一緒に居酒屋で飲みまくった話──付き合いが長くなってくると、こういった過去の話をする機会が増える。ただ単に、長く居すぎて話題がない、というのもないとは言いきれない。ただ何度同じ事を話していても飽きないので、いつの間にかこうして話し込んでしまうのだ。

会話に一段落がついたところで、沙耶香も二缶目のプルタブを開けた。

「あたしは『可愛くなりたい』が口癖だったけど、綾華の口癖はあれだな。『妹みたいになりたい』だ」

綾華は少し目を見開き、そして眉を寄せて微笑んだ。

「ああ……確かにそうだった。あの子は凄い子だから、よく母さんと父さんにも褒められてて。まあ、羨ましかったんだよ」

綾華には一つ下の妹がいる。勉学が特に優秀だったらしい。他にも、美的センスや発想力、文学的才能も見られていた。運動は得意だがそれ以外はさほどであった綾華にとって、そんな妹にはどうしても劣等感を感じてしまうようだった。一時は完全に口をきかなくなるほど妹を妬ましく思っていたと、綾華はそう語る。

「今はもうそんな事ないし、なんなら仲は良いほうさ。この間なんか二人で料理をして、薄力粉を床にぶちまけて笑い泣いていたね」
「テメーはもう料理すんなって、ヘタクソなんだから。綾華の料理が成功したの見たことねえよ。いい加減、まともなモン作るのは諦めな」
「ははは、断るよ。次は美味しくなるかもしれないしね」

そんな日こねーよバーカ──うるさいそんなの分からないだろう──いいや分かるわこのクソ女──なんだい貧乳カス女のくせに。またアホらしい言い合いをして、カラスが驚く程に大きな声で笑った。

酒の進みが早くなり、つまみの数も段々と減っていく。遂に綺麗になった皿を片付け、先程食べていた鍋をおじやにして、二人はさらに酒を飲んだ。コンビニで買ったシャンパンは意外にも美味で、ほどよい強さの炭酸が舌の上で弾けていた。

今が夜中の零時過ぎとは思えないくらいに騒いで、腕相撲大会に発展したと思えばまた下らない事を喋って。そんな時間を二人で過ごす。

「なあ沙耶香。昔の口癖はああだけど、今はどうだろう?」

綾華がふとこんなことを言い出すので、沙耶香は少しの間考える。しかし中々結論が出ないので、思考を止めて頬杖をついた。

「あーあ、こんなこと考えてる暇あったら彼氏作りたい。彼氏欲しい」
「いやわかるよそれ。彼氏欲しいな私も」

綾華はウンウンと頷き、床に仰向けで寝っ転がった。
沙耶香は数秒ぼんやりとしていたが、思うことがありポソッと呟いた。

「……『彼氏欲しい』が綾華の口癖じゃねーの?」

しばし謎の沈黙が漂い、身体をゴロリと沙耶香へ向けた綾華は、不可思議なものを見る目をして言った。

「どちらかと言えば君の、だろう?」

又もやしんとする部屋には微妙な空気が流れる。
ブォンブォンと喧しいバイクの音が遠ざかり、二人の吐いた溜息混じりの独り言は、室内にはよく響いた。


────彼氏欲しい

3/1/2024, 12:04:19 PM

なにか特別なことを望んではいないはずだった。

でも、君と過ごせば過ごすほど君への想いが溢れる。

そして僕の汚い欲望が出てきてしまう。


罪悪感で押しつぶされそうになりながら、今日も僕は普段どおり君と接する。





240301 欲望

3/1/2024, 12:01:01 PM

心を満たしたいから恋をする

     満たされない恋はなに?拷問かな?

     勘違いしないでね

     私は恋に 貴方に依存なんてしてないから

     でも疑問

     恋をしたから満たされないのかな

     恋なんて知らなければ満たされてたのかな


                    #欲望

3/1/2024, 11:57:17 AM

夕食の支度をする金曜の夜
お題を見てから脳内リピートが止まらない

 ♪愛の見えない時代の恋人達ね
  真っ逆さまに堕ちて desire
  炎のように燃えて desire
          (DESIRE-情熱-)

副題は情熱 だけど desireは欲望
情熱はなくても 食欲もひとつの欲望

真っ赤に熟れたトマト入りの
ちょい辛カレーができました

#欲望

3/1/2024, 11:57:03 AM

欲望___ 。
それは人間を動かす本能。
時にはそれは人を傷付ける。
私はそれで傷ついた。
悪口を言って自分が優越感に浸る。
これも立派な欲望だから。

#『欲望』
No.56

3/1/2024, 11:55:26 AM

欲望

あれが欲しい、これも欲しい
欲深いことは罪なのでしょうか

あれがしたい、これもしたい
欲望のままに行動することは
いけないことなのでしょうか

何もかも手に入れようとしたから
罰が当たったのでしょうか

今はただ生きていたい
あなたとずっと一緒にいたい
それさえも、欲深いことでしょうか?

3/1/2024, 11:54:46 AM

6.『欲望』

人間誰しも欲望があると

私は考える。

「欲望ないんだよね」って

建前だと。本音は誰しも

欲望を持ち合わせていると。

眠い、お腹減った、など

お金欲しい、どこかに行きたい、など

種類は違えど、欲望であることには

変わりは無い。

こんな偉そうなことを言ってるものの

私もまだまだ、

欲望の塊を持ち合わせている。

3/1/2024, 11:54:01 AM

欲望って何だ?

いまいち意味を知らなかったので調べてみた。

欲望―不安を感じて、その心を満たそうと望む心。らしい

なるほど…

欲望はない方がいいってたまに聞くけど、

欲望がない人ってあんまりいないよね

「欲望」

3/1/2024, 11:52:25 AM

「欲望」

欲望のままに甘いものを食べたい。
疲れてる時には甘いものが一番。
食べたいのに春の健康診断に備えて我慢してる。
若い時は採血結果とか関係なしに、
いっぱい食べてたのにな…。
あ〜、早く健康診断が終わらないかなー。
終わったら、欲望のままに甘いものを絶対に食べる。

3/1/2024, 11:51:42 AM

人には叶えたい願い事がある

ごめん眠いおやすみ

「欲望」

3/1/2024, 11:45:58 AM

火星に、生命体が存在することが分かった。

世界が驚き、興味を持つ。

どんな生物なのか、どうやって生活しているのか。

人が生命活動ができるように必要なもの、そして様々な調査が出来る道具を積んで科学者を乗せたロケットがすぐに飛び立った。

火星に到着し、火星に住む生物を捕まえ調べる。

家に入りを捜索し、食べ物や資源を取って調査する。

調査状況は結果は連日TVで放送された。

みんなが毎日の発表を楽しみにしていた。



そして地球でひとりの少年があることを考えていた。

これが人間の知りたい、という欲望の現れなのだろうか。

だったら欲望など、そんなものない方がいい。

誰かを傷つけ、生活を奪うくらいなら人間の欲望など最初からない方が良かったのではないか。

いや、でもその欲望、つまり生きたいという欲求がなければ人間が進歩することはなかったのだろう。


欲望とは生きるのに不可欠で、残酷なのか、と。





──────────────────────────

『欲望』

3/1/2024, 11:45:46 AM

テーマ 欲望

堕ちろ

早くこっちに

今からでも間に合う

3/1/2024, 11:43:51 AM

ない。

そんなのは口先だけで実はたくさん隠し持っているのが事実である。

小さなことで言えば、恋人が欲しいとか?
大きなことならば、素敵な人生を歩みたい。

人なんて誰しも"欲望"に塗れているでしょう?

最近天気悪くて嫌になっちゃう。晴れないかなぁ!とか最近彼氏が冷くてさぁ。もっとこう優しくならないかなぁって言ってるあなたも!

皆、同じなのです。

私だって欲望、そして煩悩の塊です、、、



欲望____
2024.03.01

3/1/2024, 11:43:44 AM

『欲望』

 眠い。

凄く眠い。途轍もなく眠い。

 え? 何故眠いんだって? そんなの簡単、俺が全く寝ないでゲームばかりやってたからさ。

 でもさ、しょうがないんだよ。ほら、よくあるじゃん? めっちゃ楽しくなってきたのにもう寝なきゃいけない時間みたいな。

 だから俺は寝ようとした。明日やろうって。

 でも無理だった。だって楽しくなって来たんだもん。

 わかってくれるかな? いたら良いなぁ。

 なんて思いながら俺は学校に行く準備をする。

 時刻は8時43分。普通に遅刻。

 さて、今日も帰ったら色々な生物をテイムする事にしよう。

3/1/2024, 11:43:34 AM

欲望ってのは無限にある。
 生きている限りは絶対に尽きることがない、一種の証明だ。

 空腹を満たしたいのも欲望。
 眠りたいのも欲望。
 スマホを見たいのも欲望。

 人の営みには欲望が必要不可だ。
 それを満たすことである程度の幸せを感じることができるし、満たせなければ不満がたまる。
 だって、三大欲求なんてものがあるのだ。
 人は欲望の塊と言ってしまうことが可能で、社会も基本的には欲望が根源にある。
 〇〇したい、〇〇の方が良い、〇〇を実現したい、etc.

 ああ、今日も。
 美味しいものが食べたい。

 私の身体は生きるために必要不可欠の食べ物を願った。
 一時は欲望なんて面倒な、と無知らしいことを考えたこともあったが、結局は根付いているのだ。
 生き物である限り自然と薄き出てくる欲望が。

 だから精一杯付き合おう。
 なぜなら、常識内の欲望であれば、従った方が人生は楽しいから。欲に塗れたこの世界を生きるには、きっとそれくらいが丁度良いから。

 求めて求めて、楽しんでやる。

3/1/2024, 11:43:27 AM

欲望
お願い
生きる希望
意味はほとんど同じ
共感された方が勝ちな世の中。
得することが苦手だと負けてしまう
負けでいいって
思うこともしばしば。

3/1/2024, 11:43:15 AM

【欲望】

ふと理性戻れどもう遅く。
それ即ち欲望なり。

何処かの詩人が書き残すほど欲というものは自制が効かないものらしい。

僕の目の前にいるこの人も、欲まみれなのかな。

なーんて、頬杖つきながら考える。

国語の先生が黒板に丁寧な漢字を書きながら、クラスメイトは何かを懸命に写している。

何気ない授業風景。

外では心地いい風が吹き、僕の重くかかった前髪を弄ぶ。

目の前で揺れるダイヤ型のピアス。

そして見るだけでもうるさそうなバッチバチの金髪。

そして寝ているのか、規則正しく上下している肩。

彼が突っ伏して寝ていても黒板が見えないほどに低身長な僕は、いつも体を横にのけ反らせながら板書をする。

僕はよく晴れた日は窓の外から空を見るのが好きだ。

空を見ていたら、何処にでも飛び立てそうでワクワクする。

どうして空は青いのか、なんで雲は綿飴みたいなのか、雲と空が織りなす地球ができた時からの当たり前の光景を、僕はひたすらに考える。

空が青いのは、神様が空を作る時に青の絵の具をこぼしちゃったからかな?

雲が綿飴みたいなのは、事実雲=綿飴で、神様達の小休憩のおやつだからかな?

理科的に習ったことでも、僕は妄想をしてボーッとすることが好きだ。

授業が終わるまで、ただひたすらに空を見ていた。

ーーーーーー

キーンコーンカーンコーン

『起立。礼。』

『ありあとあしたー。』

先生が出て行ったら、そこはもう無法地帯。

僕は人にぶつからないよう上手く避けながら廊下へと避難する。

騒がしい教室の音が遠ざかっていく。

僕は一息つきながら屋上への階段を登る。

『、、次の授業まで後10分あるな、、』

屋上の扉に立てかけてある立ち入り禁止の看板を無視し、軋む扉を開けて満開の空の元へと躍り出る。

『綺麗、、』

大きく息を吸い、吐く。

春特有の暖かい風が、僕のストレスを軽減してくれる。

春は、、何かこう、言い表せないけれど良い。

僕は季節の中で1番春が好きだ。

虫や花粉症などの心配もあるけど、何より春は心地がいい。

『、、、さぼろっかなぁ。』

屋上のコンクリートで寝転がり、視界いっぱいの青空を見つめる。

視界の端では雲が流れ、僕はそれをただひたすらにボーッと眺める。

ガチャ

『お?』

、、、僕の何気ないいつもの風景は、突如現れた眩しくうるさいほどの金髪により乱された。

『なんだ、お前もサボりか?』

『、、違う、、けど、もぅ面倒だからサボる事にする。』

彼はガハハハッと笑い、寝ている僕の隣へ寝転がる。

『なぁ。』

『何?』

『空って綺麗だよな。』

『、、、、そうだね。』

彼の空を見る目は、ギラギラとした野望と信念を持っているように見えた。

『俺、将来空が何で青いのか解明するんだ。』

『、、空が青いのは科学的に証明されているよ。』

ガッカリする彼。

意外と喋れてる自分にもビックリするし、いつもは怖い印象の彼だけどこんなにも話しやすい雰囲気なのかと思った。

『、、あのさ、』

『んぁ?』

『次も、此処来てもいい?』

彼に言えば、彼はニッカリと太陽のように笑った。

まるで、青い空に合うような眩しい太陽のように。

ーーー
俺の後ろの席にいるヤツは、とても小さかった。

俺は昔から欲しい物はなんでも手に入れて来た。

幼稚園の頃も同じオモチャを容赦なく奪い取り、先生までも配下に収めた。

俺には確かなカリスマ性と、絶対の力がある。

『俺が欲しいと言えば従え。』

誰もこの言葉に意を唱えなかった。

そして俺は今、空を見ている後ろのやつに興味を抱いている。

空を見上げているソイツの顔が、酷く哀愁的で綺麗だったからだ。

欲しい。

次の瞬間にはそう思っていた。

ソイツがいつも行くのは屋上だと知っていた。

後をつけて、ソイツが見上げている空を俺も見上げる。

空が羨ましかった。

だってソイツの綺麗な顔を独り占めできているから。

俺は手に入れる。

欲深いから。

ーーーー

しばらく彼の話すようになって、自然と趣味も合う。

僕は益々彼に惹かれていった。

『あの、、僕、君と話してたら心臓らへんが痛いんだ。僕、、どうかしちゃったのかな?』

彼は鈍感だと、、、そう、思っていた。

だって、単細胞生物は脳も単純だっていうから、、このくらいではわからないと思って、、

そのような言い訳ももう遅い。

僕は気づいたら彼に押し倒されていた。

彼は僕を熱の籠った目で見つめて、僕を抑えている手に力を込める。

『、、欲しい、、』

彼はそれしか言っていない。

嗚呼、これが、、欲望。

僕は詩人の言うことが何となく、わかった。

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