『楽園』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
独白 2024/5/1
プラスの感情や建設的な意見でなく
愚痴を共有しようという姿勢が
苦手なんだと気付きました
気付いたからにはもう近づくことはなく
このことも貴方に共有されはしないでしょう
さようなら
私の預かり知らぬところで
どうか、お元気で
「楽園」
ある日、一件のLINE通知が来た。
開いてみると彼女からだ。
♡{おはよー。ねぇ。一緒に楽園に行こう?]
⭐︎{いいね!いこー!]
♡{好きなもの持っていきたいね。]
LINEを閉じる。
とりあえずお揃いのキーホルダーを持っていこう。
ほかには何を持っていこう。
行ったらそこは死の地だった
あらら あらあら あらららら
あなた とっても お利口さん
一節毎 半音上り 転調してく
猫撫で 遮二無二 有頂天は
寝起き ドッキリ ウィスパーヴォイス
おやつ またたび ねこじゃらし
何でも ござれと よきにはからえ
きみは ふざけて 声を当て
あなた まえから 知ってたみたい
まるで うちの子 家族のよう
そんな ことない くるしゅうにゃい
そうね もちろん 今だけよ
あなた とっても お役者さん
もしも この日が 終わったら
髪の毛 服の匂い わたしの態度
みんな チガウと おこられそう
だけど いまだけ 膝のうえ
ほうら こっちが あったかい
あなた とっても お芝居さん
――――
(楽園)
お題 楽園
海賊と人魚の伝説
昔々、皆が想像するより何千年も前のお話です。
ある所に、青い宝石を首につけた海賊と、
その青い海賊について行く桃色のヒレを持つ人魚が居りました。
その海賊と人魚は色んな困難を乗り越え、恋仲になったと言います。
誰にも祝福されず、挙げ句の果てには親に縁を切られてしまう、本当に色んなことがあったと言われています。
でも、海賊と人魚はどんな困難にも立ち向かい、後々には優しい人にも恵まれ、やがて結婚した。という伝説があります。
その伝説になった海賊が死ぬ前、手紙を残したというのです。
「僕は愛する人と結ばれて幸せだ。たとえ種族が違くとも、僕があの人に想う気持ちは変わらない。」
「もしこの手紙を読んでいる人がいるならば、貴方も愛する人と幸せになっていて欲しい。僕達のように、楽園のような毎日を過ごしていて欲しい。」
《って伝説があるらしいんだけど信じる?》
『…それさぁ、結婚式の直前にしないといけない話だった?』
《だってさぁ…なんか僕達みたいじゃない?この伝説》
『いや俺達種族一緒じゃん。もしかしてお前人間じゃないの?』
《違う違う!種族じゃなくてさ…性別。僕達どっちも男じゃん?だから、この海賊さんみたいに楽園のような生活、できるかなぁって、》
『…できるんじゃない?少なくとも俺はお前といれて幸せだけど。』
《……!!!》
『いや笑顔で近づいて来んな!!怖い!!』
とあるウェディングチャペルに
青のネックレスを身にまとった少年と、
桃色のドレスを着た少年の笑い声が響き渡ったらしい。
楽園
みどりなす自然の息吹
悲しい光を秘めた純金
芽吹く葉は花ひとつ
だが それもたまゆら
やがて葉は葉として落ち
その時エデンの園にも
悲しみは訪れたのだ
かくて 夜明けは
日に移る
輝くものは
輝きのままにとどまらず
S . E . ヒントン 「アウトサイダー」
わたしたちは、悲しみも苦労もない楽園に暮らしていました。
神の用意した住まいに兄弟姉妹と共に
弟は父に愛されていた
兄は父の愛に渇望し悲しみと嫉妬を知った
姉妹は美しさを競った
神は人は独りでいるのは寂しかろうと助け合うものを創ろうとしましたが、助け合いとともに争い合うものも人と人とは創ってしまわれたのでした。
独りの男の肋をとってつくられたもう一人の女彼と彼女は幾人もの兄弟姉妹を産み助け合いましたがまた争い合うことも覚えてしまったのです。
独りの男と女は最初エデンの園という神が用意した楽園に暮らしていました。
エデンの園には美しい木や、実のなる木が沢山あり、美しい水の流れる泉もありました。そしてエデンの園の中央には「善悪を知る木」がありました。
神様は二人に「園にある木から好きな実をとって食べなさい。ただし善悪を知る木の実は決して食べぬように」と言われていたのでした。何不自由なく美しい楽園の中純真無垢な男と女は生まれたままの姿で、神様との約束を守り暮らしていました。
ところが、ある時悪魔から知恵を授けられた白いヘビがやって来て、女に「神様はどの木から実をとって食べてはいけないと言ったのかい」と聞きました。女は答えました「いいえ、どの木からもとって食べなさいと仰いました。ただ善悪を知る木の実は決して食べてはならぬと仰いました」ヘビは女の耳元で囁きます「善悪を知る木の実を食べると神様のように善悪が分かるようになるんだよ!神様は君たちが神様にならないように善悪が分かる木の実は食べちゃいけないと仰っているのさ、分かるかいこの意味」
女はその真ん中にある木の実が、それはそれはとても光輝いて美味しそうに見えたのでした。そしてまた、食べると神様のようになれるという白いヘビの言葉をおもうのでした。
そうして、羨望という思いを知ってしまうのでした。
女はついにその善悪を知る木の実に手を伸ばして男と共に食べてしまうのでした。
善悪を知る木の実を食べた瞬間、男と女は互いに裸でいることを知り恥じらいを知って体を隠すようになりました。
神様は二人に「食べたのか?」と尋ねました。
男は女に勧められたと言い女は白いヘビに勧められたと言いました。
こうして二人は言い訳を知り神様は「女、汝これから先子供を産む苦しみを知るだろう」「男、汝 これから一生戦い凌ぎ合い続けるのだ」
こうして男と女はエデンの園を追放され、2度と楽園に戻ることは許されず、二人の子孫たちは、凌ぎ合い競い合い戦い続ける道に生きることになるのでした。
善悪とは悲しみを知ることなのかも知れません。楽園で生きていた頃は知ることもなかった善悪は楽園の外に溢れていました。
これが最初の罪と罰でした。
旧約聖書 「創世記」引用
2024年4月30日
心幸
楽園
そこは、悩みも不安もない世界
死んだら人は、天国か地獄に行くらしい
死人の楽園が天国なら、生者の楽園はどこになるのだろう?
いや、生者に本当の楽園など存在しない
悩みや不安がなければ、人は簡単に堕落する
楽しいことばかりで、辛いこと、苦しいことがない人生はとても暇だろうな
よって、生者の世界は地獄である。
この世界で、沢山の苦楽を経験し人生を充実させ未練のない生き方をした者は、天国というご褒美を貰う
逆に、地獄だからと逃げてばかりで立ち向かわない者や、人道に外れた者は死人になっても、地獄を味わうだろう
つまり、この地獄で真っ当な生き方をすれば、死んだ先は天国(楽園)ということである。
PS
本当は、BLを中心に書こうと思ったのですが、難しいですね。
性欲=楽園みたいな言われてることありますし
詩『楽園』
母のために
必死に集めてきたんだ
僕の机の上に散らばった
いろんなカード
パラダイス
極楽浄土
シャングリラ
エデンの東
ハライソ
ユートピア
桃源郷
「坊や、こっちへおいで」
そんな声に誘われて
僕はある扉のまえに立った
「のぞいてごらん」
扉はカギが掛かっていて開かない
カギ穴から向こうが見えた
「それが楽園です」
あるようで無いもの
ないようで有るもの
人間はのぞくことしか出来ない?
「母は助けられないの?」
フフフフ。
笑われた?
「今、この瞬間が奇跡です」
地獄に見えてる毎日も
目の錯覚で真実とはかぎらない
「僕はもう、楽園にいるの?」
「楽園」
漫画とかドラマとかの物語を見ていると、時折何々の楽園と出てくることがあります。
それは本当に人々が幸せに暮らせる場所かもしれないし、楽園という名の監獄かもしれない。
個人的には、物語で楽園と聞くと、本当に楽園なのか疑って見てしまいます。
人々は楽園を目指して行きますが、大体の物語では楽園は存在せず、真実は残酷で終わります。
もしくは、真実を知ってもなお、自分達は乗り越えて本当の楽園を見つけるんだと、旅を続けていったりします。
物語としては、その方が良いのかもしれません。
楽園なんか無くても、それを探す過程が大事なのかもしれません。
でも、ふと思う時があります。
「現実を見るのは、現実だけで良いから、せめて物語の中だけでも楽園が存在していても良いのではないか」と。
よし、後で行こう
後楽園
なんなら 愛の国ガンダーラ だってナビで誰でも行けちゃう時代劇。
楽園ヘと
行けるかな
この場所が楽園になるの
かな
楽園のイメージは、
お花畑に綺麗な小川
綺麗な家が建っていて
のんびり、安心して
生きて行ける場所といった
ところ、まだ先になるであろう
楽園を知らないけど、私の生きてる世界は楽園じゃない。
花なんて行きしなの道にいくらあっても気に留めないのに、楽園には花が咲いていてほしいと思う。そう私は花にリソースを割ける余裕を手に入れたのだ。
楽園が幸せな場所なら私の楽園は夢の中。
猟奇殺人犯の楽園には死体が転がっているのかしら。
【楽園】2024/04/30
雑駁で申し訳ない!
一生かかっても読み切れない蔵書の図書館が私の楽園です。
知ってしまったら、もう元には戻れない。
僕らはリンゴを食べてしまった。
アダムが言う。君の全てが見たいんだ。
イヴが答える。それは無理だわ。恥ずかしいの。
僕らは恥を知ってしまった。
周囲から見た自分という、客観性を持ってしまった。
楽園に戻りたいか?
客観性のない、自我の強い世界だ。
それは、幸せな世界か。
楽園か。
『楽園』
心配事や不安が無かったあの頃が
一番の楽園の場所だったのかもしれない。
所々毛羽立った畳の上にごろりと打ち上げられたトドのように寝転がる。上を見上げればきつね色の木目の天井が広がっていて、所々人の目のように見えるそれが小さい頃は怖かった。
先祖の遺影が私を囲む。会ったことのない祖父。いい着物を着たお姉さん方。厳格な顔をした老父。どれもこれも私にとっては知らない人だが、妙にここが居心地いい。
疲れた時、私はここで寝転がる。冬の日は何だか暖かく感じ、夏の日はなんだか涼しいこの場所が、私の全てを許してくれるような気持ちがしている。
息をついて、目を瞑る。
「楽園」
楽園
楽園って、何処にあるんだろう…屹度、この地上の何処かにあるはず…
そう思い乍ら、ずっと探し続けてきた…けれど、却々見つからない…居心地よい場所、綺麗な景色、暖かい人達の住む処…それぞれに素適だけれど、何処かしっくり来ない…そして、辿り着いたのは、一番身近に居てくれる、あなたの隣…近すぎて、見えない何処にも無い楽園は、あなたの胸の中だったなんて…
2024 5/1(水) 短編小説
ここから先楽園です→
無音空間。冷たい鉄の壁。
暗闇の中を30分ほど歩いていると、ふとそう書かれた木製看板に出会った。
看板の横に、きっと「楽園」とやらの入口であろう、駅の改札のような緩いゲートがあった。
見る限りタップする箇所はなく、切符なども必要なさそうで、僕は手ぶらでそのゲートを通り抜けた。
すると、そこには老若男女問わず盛んな人集りが出来ていた。皆揃ってソファに座ったりしてくつろいでいる。
「いらっしゃいませ!紙をお預かり致します」
僕が大勢の人集りを呆然と眺めていると、明るい茶髪をした受付人と思わしき女性が笑顔で話しかけてきた。僕は思わずおどろく。
「っ!あ、すすみません、……紙?ですか?」
「はい。貴方様が右手に握っているものです」
そう言われて、右手を見ると確かに僕は紙を握っていた。でもどうしてだろう、こんなもの、貰った記憶が無い。
僕はおそるおそる紙を女性に渡した。
「ありがとうございます。それでは確認致します。理久さん、15歳、男性、死因は……。はい、条件合格になります。では貴方にぴったりの楽園へお連れ致しましょう」
確認作業が終わったようで、女性は丁寧に紙を僕に返してくれた。
_____って、それより、今、この女性、なんて言った?
女性に手招きをされたので僕は後をついていった。突然、女性は僕の左耳に口を近づけてこう言った。
─ようこそ楽園へ─
耳に響く。
直後、暗転。
美味しい匂いで、目が覚めた。のと同時に、何故か人間に顔を覗かれていた。僕は焦り、慌てて目を逸らす。
それが、彼との出逢いだった。
「あはは!なんで逸らすのさ。でも元気そうで良かった。今日からよろしくね」
僕と年齢はさほど変わらないだろうか。黒髪で、いかにも好青年という風貌の子にそう言われて、僕は取り敢えず、はあ、よろしくお願いします。と返事をした。
「あの、徹さん、聞きたいことが山ほどあって」
好青年の名前は徹といった。
「まず、どこですか?ここ」
「ええ!?君、ここがどこか分からないまま来たの!?」
と、あからさまに驚愕される。
そんなにおどろくことなのか?……というか僕的には僕の不可解な状況を今すぐ整理したいんだけど。
驚いた顔のまま固まる徹さん。
「……聞いてますか?徹さん?」
その言葉を聞いてか聞かずか、徹さんはふうとひとつ、息を吐くとこう言った。
「うーん、これは君を立派な赤子に育てるための儀式みたいなものかな」
……?
意味はさっぱり分からなかった。しかしともかく僕はおかしな立場に置かれたことだけ分かった。僕の身体全体に冷や汗が酷い。そして、周りの様子を確認するために首をきょろきょろさせている状況でやっと気付いたけど、どうやら僕は今彼と食卓を囲んでいるらしい。
まだ会ったばかりの彼と、同じテーブルに座って食事を取る図というのがそもそも不可思議なのではあるけれど。
今までスーパーの弁当くらいしか口にしてこなかった僕にとっては新鮮だった。母の味なんて知るものか。テーブルの上には実に美味そうな料理がずらりと並べてあるし、空腹もそろそろ限界に近かった。
僕がチキンを眺めていると、
徹さんはまた、ふうとひとつ息を吐いた。
……さっきから何なんだ、この人。
そして、徹さんが口を開いたと思うと、
異様な環境の意味を説明してくれた。
徹さんは真面目な声色でこう告げた。
「神様は、君や僕や、ここにいる皆みたいに、自ら死を選んでしまった子供を、ここ、つまりは「楽園」に連れていくんだ。そして、その子供を立派に育てる。それが神様から与えられた僕らの使命なんだよ」
徹さんの話によると、どうやらここは天国でも地獄でもないらしい。
この楽園は、自ら死を選んだ子供しか来ることが出来ない場所なんだそうだ。だから、僕は死んだんだと。その時気づいた。やっとこれまでの経緯を飲み込めたような気がした。
僕は何故か不思議と納得していた。というのも、あの夜、確かに。
どんどん、あの夜の記憶が蘇ってくる。
僕は7階のビルから。深夜3時に。あの受付の女性の言葉を思い出す。死因は__________。
「あはは、そんな暗い顔しないで。立派に育ったら僕らはまた生まれ直せるんだよ」
何も考えられないでいるぼくの脳に、彼の笑い声が針のように刺さった。僕は一言、 そうだねと呟いた。
長ったらしく話してごめんねと付け足して徹さんは料理を摘む箸を動かした。一通り説明を終えたのだろう。
僕もとりあえず目の前の美味しそうな料理に手をつけることにした。心が落ち着くかもしれない。まあ別に、死を悔やんではいないのだけれど。あくまで、まさか、天国でも地獄でもない場所にくるなんて、っていう驚きを落ち着かせるために。
暫く僕は美味しいご馳走を食べて、彼と談笑をする。彼は、学校でいじめを受けていたのだとか、食事中に相応しくない話をした。僕も彼に話す。
家庭環境が悪かったこと、スーパーの弁当しか食べたことがなくて、今感動していること。僕は昔から、辛さや苦しみのない楽園に憧れていた。
「じゃあ、ここの場所は君ピッタリだ」
徹さんは言った。
「……」
なぜだが、はいと言葉が出なかった。
楽園って、こういうものだっけか。
確かに、頬っぺをつねっても痛みはしないし、
美味しいご飯が目の前にあって、すぐそこには温泉が見えている。子供たちも多くて、話せる相手が沢山いる。
でも、僕が思っていた、楽園っていうのは、こんな感じだったっけか。
すっかり夢中になっていた僕はふと、徹さんに問い掛けられた。
「君は、親御さんのことを恨んでいるの?」
─ その瞬間、何故か鮮明に見えた気がしたんだ。……気味の悪い、両親のイメージが。
「別に、興味も何もない」
「そっか、君は、死でも、天国でも、楽園でも、なんでもなくて、両親からの愛が欲しかったんだね」
#17 楽園
太陽の楽園
有楽園
楽観的な花園
楽園に行きたい爺様
楽園に行きたい婆様
ああ、楽園楽園
行きたい楽園
白い楽園
楽園
綺麗に飾り立てられた街。
馬車が走りやすい様に敷かれた石畳。
着飾った貴婦人達が行き交う、
華やかな大通り。
しかし。そんな華麗な街も、
路地一本隔てれば、
舗装もされない、でこぼこな細い道に、
吹けば飛ぶような、建物と言えない小さな小屋が、
ひしめき合う様に立ち並ぶ。
そんな狭く光も碌に射さない路上には、
痩せ細った人が、半ば倒れ込む様に座り込み、
垢に塗れ襤褸を纏った子供が、
今日を生きる為に、犯罪に手を染める。
見せ掛けの華やかな表通りも。
暗く汚れた裏通りも。
何一つ良い所なんて無い。
人の怨念や悪意が渦巻くだけの、
欲望の街。
そんな汚泥の中で、
溺れそうになりながら、
オレは必死に藻掻く。
そして、力尽き、
そのまま底へと沈んで…。
だけど。
闇に沈んだオレを、
誰かが、力尽くで光の元に引き摺り上げた。
…酷く強引に。
溺れたまま、闇に取り込まれる事を、
受け入れてしまったオレを、
陽のあたる場所に、連れ出したんだ。
オレは…死ねなかった。
なら。もう一度藻掻いて見ようかと思った。
…楽園を求めて。
そうね、それは心のなかでゆっくりと育てていくもの。
あなたをどんなことからも守ってくれるサンクチュアリじゃないかしら。
人間って歳を取るごとに、老いれば老いるほど孤独や孤立に直面することがとても増えるわ。
それは思春期のみずみずしい孤独なんて比にならないくらいの残酷で痛々しいリアルな感覚なの。
でもね、心の土壌を豊かに育てる事ができたなら、そんな試練も糧にして命を全うできるのよ。きっとね。まだ私は死んだこと無いから断言したら嘘になっちゃう。
あなたが今いくつでどこで何をしていて、これまでどんなことがあったか私にはわからないけれど。
心の奥で感じてきたものがたくさんある人は強いわ。
もし、心がからっぽだって感じても大丈夫よ。
あなたにとっては、これからなのよ。
今を大切に育てていってあげてちょうだいね。
#楽園
きみは 可愛らしくて、やさしくって、天使のようなひとだったから。
口に含んだら、ふわふわでやわらかくって、お砂糖みたいなあまい味がするんだろうなあって ずっと思っていたんだけど。
きみも、人間だったんだなあ