『梅雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
梅雨がなかなかあけなくて、もう7月になってるのに夏が先送りされているあたりのみんなの気分が好きだったりする。
そんなに夏が好きだったのかよ、とか思ってるうちに今度はクソ暑い、暑くてもうダメ、もういつまで残暑が続くんだよ、になる。
わたしの心は
梅雨!
溢れ落ちた涙で
心は壊れそう!
何もしてないのに
嫌われるのは何故?
たった一言、言っただけなのに
そこまで、言われる筋合いはないよ!
貴女のその発言で、相手の人の心を
傷付けてしまったらと考えないのかな?
貴女に言われた時、涙したよ。
たった一言を言っただけで、わたしの
存在を全て否定するなんて!
貴女は神ですか?
それとも人の振りした妖ですか?
わたしは傷付けられて泣いたけど、
貴女を恨んたりはしません!
人を傷付いた酬いは、きっと
いつの日か貴方の元に戻ってくる
でしょう。
だって、貴女から輝く光が
見えてないからです。
めぐみより
【梅雨】【降り止まない雨(続)】
私は藤原妹紅。現役の高校生である。私には好きな人がいる。それは兄さんだ。ブラコン?non-non。私は兄さんに拾われた身。つまり、血縁関係はないということだ。
『梅雨』
昨日も雨。今日も雨。明日も雨。週間天気予報を見ても雨の降らない日が見当たらないぐらい雨降りが続く。おかげで毎日前髪が定まらない。
「今日も髪型がいまいち決まらないよ~」
「わかる〜」
登校して話題になるのはこのところ髪型の話ばかり。けれど目の前でスタンドミラーを見つつ前髪をつまむ友人の全体的な仕上がりは梅雨じゃないときとあまり変わりがないように見える。自分も周りから見れば実は大差なかったりするのだろうかと手鏡を見るけれど、気になるところはやはり気になってしまい、そのせいで全体の評価が下がって見えてしまう。
窓の外は今日もどんよりとした曇り空。髪を触ってはため息を吐く私やみんなの心模様が表れまくっていた。
今年もまた、梅雨がきちゃったなぁ。
雨だけならそこまで嫌いじゃないんだけどね。
梅雨は生暖かくて湿度が高いから、
汗っかきな私が一番苦手な季節。
毎日洗濯物が部屋を占領するし、
エアコン除湿&扇風機より洗濯物&高め室温が勝るから、
ジメジメムシムシ、外とあんまり変わらない。
シャワーしてもドライヤーですぐ汗かくし、
せっかくセットした髪もすぐうねうねしちゃう。
お気に入りの洋服も、汗でまとわりついて、
なんだか気持ちよく着れないしね。
メイクなんて、職場に着く頃には汗で半分なくなってるよ。
考えても、いい事1つもないなぁ。
気持ちはどんより、梅雨の空と同じだ。
あぁ、早く梅雨明けしてくれないかなぁ。
【梅雨】
梅雨には何ひとつ良い思い出がない
子どもの頃は、傘をさして歩くだけで疲れるのにさらにクッソ重たい長靴を履かされるから歩きづらいことこの上なしだったし、
車が水たまりの水を跳ね散らかして全身ずぶ濡れになったし、
社会人になってからは満員電車の湿度はすごいわ濡れた傘を押し付けられてこっちの服が濡れるわで散々だったし、
引きこもりの今は快適かと思いきや、たぶん加齢のせいだろうけども湿度が高いと具合が悪くなるしで、本っ当に何ひとつこれっぽっちも1ミクロンも良いことがない
日本、一年中春であれ
梅の実が熟す頃に降る雨だから「梅雨」。
春に猟期を迎えるから「鰆」。
冬まで日持ちするから「冬瓜」。
秋にとれる刀のような形をした魚だから「秋刀魚」。
気候が変わって、環境が変わって、旬も変わって、食べ物も変わって·····、百年後の人達にこれらの言葉は果たして通じるのだろうか?
END
「梅雨」
梅雨
紫陽花、カタツムリ出てくる時期じゃんー
好きな人と相合傘とかできないかなー?
孫電話 癒やしの言葉 目頭が
ぐっすりと 寝られる事の 大切さ
梅雨
続く雨に
いやになる
梅雨
紫陽花が咲く季節
前向きに
捉えよう
なな🐶
2024年6月(1日)1389
6ページ
「今年は梅雨の時期が長いのぅ。」
『そうですね、京子さん。』
「莉子さんは、良いお相手いるの?」
『そんな方いませんよ。京子さんは?』
「そうだねぇ…私にはじじがおったから。じじが私の全てじゃった。」
『………………そうなんですね。』
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
私は莉子。
老人保護施設で働いている27歳。
今、佐藤京子さんという優しいお婆さんと話をしています。
京子さんも私を気に入ってくれて、ちょくちょく悩み事を話したり、聞いたりしています。京子さんはもう80だって言っていたけど、そんな見えないくらい若々しいです。いつも京子さんは憧れでした。
『京子さん………………。』
「……良いのよゆっくりで。」
私は驚いたと同じに涙が溢れて来ました。
『うっうぅ…………私、私……。』
「大丈夫。大丈夫。泣かないで。」
『ありがとう。京子さん……うぅぅっ…………』
私は仏壇を見た。
京子さんは癌で亡くなった。京子さんはまた会えるって言っていたけど、生まれ変わらないと会えないよ……。
私は重い気持ちを我慢して外に出かけた。
『えっ……』
私の脳に何か流れて来る。
『秋華?優衣?鬼釭?ココ?ルグ?誰そして……“京子”?』
『生まれ変わり?転生?京子さんは6回目の人生?』
私は頭が混乱した。
だが梅雨の雨だけは静かに冷静に冷たく降り注いでいた。
ここ数日雨続き,もう梅雨の季節だ。
厚い雲に降り続ける雨に
気分が上がる人など居るのだろうか。
今日は少し寒い。
外に出たくないのに
今日に限って用事があるなんてツイてない。
外に出て傘を差す。
雨の音も車の音もよく聞こえる。
雨の日は色んな音が聞こえてくる。
前から黄色いカッパとピンクのカッパを着た子どもと
その両親とすれ違った。
子どもたちは笑って雨を楽しんでいて
そのお母さんは子供たちが水たまりに入らないか
ハラハラしているようで
お父さんは子どもたちを見て笑って
買い物袋を持っていて
なんだか羨ましく感じた。
これが幸せなんだろうなって
親子を見て思った。
家族って温かい。
今日は寒いはずなのに私の心は温かく動いていた。
─────『梅雨』
もうすぐ、梅雨入りだろうなぁ。今年も来るのかぁ( 。゚Д゚。)
ジメジメする時期は、アレルギーが強くでたり、カビがでたり、嫌だなぁ。
こういう時は、大好きな折り紙で、紫陽花やカタツムリを作って、玄関を可愛く飾ろう。
後、私は、梅雨の晴れ間がとても楽しみ。
梅雨時期に晴れの日を見るのは、夜空の流れ星を見つけるぐらい嬉しいことなのです。
森の中の小さな神社
朽ちた軒から滴る雨粒
ふたり座って雨宿り
草葉から覗く沢蟹
テーマ 梅雨
セカイは消えた。もう昔にあったセカイはどこにもない。昔あったキラキラと輝いていた太陽も、夜の真っ黒で見えなかった暗さから救ってくれていた月も、晴れていたときに見えたきれいな空も。たくさんの水が落ちてきて、空がグレーに染まっていた雨も。
全て消えた。あの『雨』のせいで
「っていうのが昔あったセカイのお話らしいよ〜」
「...ふ~ん」
でも、前のセカイは『隕石の雨』でなくなったんだよな。僕はわかった瞬間に声が出なかったよ。
今世は大丈夫かな。
おわり
梅雨
梅雨は好きか?
わたしは嫌いだ。6月も嫌いだ。
雨が降ってしまって、外に出歩けなくなるから
雨で行事が潰されてしまうから
雨のせいで気分が落ちてしまうから
梅雨は好きか?
ぼくは好きだ。6月も好きだ。
雨が降ってくれて、外に出歩かなくてよくなるから
雨で行事が潰されてくれるから
雨のおかげで友達と話す話題ができるから。
世の中、ポジティブに捉えていかないと生きていけないと思う。だから今日も、自分の本心を隠してポジティブなふりをする。
しとしとしと
雨が雲から漏れ出てる
ぶつぶつぶつ
声が僕から漏れ出てる
君に届けられなかった声が
雨の静かな音にかき消され
全て流れていく
梅雨時期は雨が多くて憂鬱だけど
君への言葉を捨てることができるから
僕はまだ立っていられる
梅雨
したり、したり、と嫌ぁな雨が降ってる。
窮屈な洞窟の中揺ら揺ら頭を揺り動かす。
鼻唄はいつの間にか、仲間たちとの合唱へ変わった。
閉塞的な洞窟の中は高揚した空気に包まれた。
湿気た空気が熱気で上書きされる。
楽しげな唄い声と拍を執る指の音。
寝覚めの悪いドラゴンも一緒だ。
洞窟の囚人たちはいつまでも。
梅雨はいつまでも。
雨は止まない。
去年の梅雨
公園で雨に打たれている君を何度も見た。
最初はおかしな人だと思っていた。
なのにいつからか君と話がしたいと思うようになった。
君に声をかけてからの一年は
人生で一番満たされていた。
大好きな君と一緒に過ごせることが
なによりも幸せだった。
そのことは君には言えなくて、
だけど君は受け入れてくれると感じていた。
私は知らなかった。
君に恋人ができたなんて。
恋人を紹介すると言われた時とっても辛かった。
君の恋人と会えば殺してしまうかもしれない。
だけど、君のことを悲しめたくはない。
そう思うからこそ君にもう会わないようにしてる。
君に会えない悲しみを土砂降りの雨が
洗い流してくれることを期待して
梅雨
梅雨は、なぜ梅と雨なのか。答えは単純で、梅が熟す頃の雨だから。
今朝、畑の梅の木を見てみた。ほんのり赤みがついた実がたくさんなっていた。なってはいたが、小さい。全国的に今年は小さいと聞いてはいたが、まさかこれほど小さいとは。まあ仕方ない。こういう年もあるさ。
梅林止渇(ばいりんしかつ)。一時的な困難を別の方法でしのぐ。
行軍中の兵士に、もう少しで梅林がある、と言って梅を想像させて唾液を出させ、それで喉の渇きをしのがせた、という三国志由来の故事だ。
実際に言ったのかどうかはわからないが、名将曹操ならば、と思わせる、中々に面白いエピソードで気に入っている。
ただ、自宅で梅を作る人ならわかると思うが、木から取ってそのまま食べることはまずない。基本的には梅干し、その他は梅酒、甘露煮、ジャム等々。何かしらの処理をしてから食べるはず。真っ赤に完熟したものなら食べることはできるが、それでもそのまま食べる人は僕は知らない。もちろん青梅はダメ。おすすめしない。
なのでもし曹操軍が本当に梅林に辿り着いたとしても、実際に口にすることは難しかったのではないか、と密かに思ってはいる。ちょっと大人げないかな。
さて、我が家の小梅たちはどうしてくれよう。食べられないと言うほど小さい訳では無いが、やっぱり少し寂しい。この困難は……。数で補おう。今まで1個食べていたのを2個にしよう。よし、これで解決だ。