梅雨』の作文集

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梅雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/1/2023, 6:48:21 PM

あなたと出会ったのは、五年前の今日
梅雨入りした雨の日
思い返せば、私があの時に傘を忘れたのは
運命に出会うためだったのかもしれない
雨が降り出しそうな空を見上げる

「雨が降るから、帰ろうか」

「カエルさん」

雨とカエルが好きな君
梅雨の時期に生まれたからかな

「もうすぐパパが帰ってくるから
カエルさんとバイバイしようか」

「うん、ばいばいかえるさん」

あなたと作った宝物の手を握って、歩き出す
梅雨は家族みんなの記念日だから、帰りにお花屋さんで紫陽花でも買っていこうかしら

6/1/2023, 6:10:58 PM

雨の音とともに
ダンスをしよう
たくさんの星たちとともに

私たちの鼓動に合わせて踊ろう
そして手を取り合い調和を祈る

地球に向かって宇宙に向かって

そしてハートで融合し
虹のシャワーを浴びよう
プリズムの中で

6/1/2023, 5:45:53 PM

梅雨に濡れる君が好き

田舎のバス停までの道のりで「傘ないから入れてよ」なんて行って傘に入ってくるキミ。
キミがいつも折り畳み傘を通学カバンに入れてるのを知らないフリをした僕。
お互い様だな、なんて内心苦笑しながら少し濡れてしまったキミにタオルを渡し田舎道を歩く。
バス停がもっと遠ければいいのに……なんて思いながら。


梅雨に濡れる君が好き

「単位足りてんのー?卒業出来る?」

突然降り出した雨から逃れてコンビニの軒先で濡れた髪を拭きながらニヤリと君は笑う。
仕方がないから勉強みてあげる、なんて言ってるけれど勉強道具持ってきてるのバレバレだからな?


梅雨に濡れる君が好き

「降るかな、なんとかもってくれるといいな……。」

暗く広がる曇天を見上げつつ白無垢姿の君は憂鬱そうにため息をつく。
でも、そんな姿すら愛おしくて抱きしめたら気崩れるからって怒られたのはいい思い出かな。


梅雨に濡れる君達が好き

前日から入念に準備して出かけたピクニック。
突然の雨に追われ逃げ込んだ屋根のあるベンチで涙ぐむ娘をあやすキミ。
ふくれっ面になりながらもお弁当を食べる娘に笑いつつ、タオルで2人を拭いてあげる。


梅雨に濡れる君が居ないのは寂しい

娘が独り立ちし、孫も生まれ今年も梅雨の時期がやってきた。
残念ながら、もうキミは隣には居ないけれど近々私もそちらに行くよ。
だからもう少しだけ待っていておくれ。
それじゃあそろそろ行くよ、孫たちが遊んでおくれとうるさいんだ。
また来るから、ね。

そう言って梅雨の雨に濡れる墓石をそっと撫でてから帰路に着く。



それは明日かもしれないし、来週かもしれないし、数ヶ月後、それとも数年後かもしれない。
でも必ず迎えに行くからそれまでもうしばらく待っていてくれよ。
そしてまた笑ってくれよ、ずぶ濡れだねって。

6/1/2023, 5:33:07 PM

梅雨 あまり好きでわないが
季節的には必要だよね
自然が求める人もね

6/1/2023, 5:15:12 PM

梅雨なんて嫌いだ。ジメジメとして憂鬱にさせてくるから。でも不思議と雨の音は嫌いじゃない。どこか寄り添ってくれているような気がするからだろうか。


田んぼに溜まった水が海に見えた。


朝になって雨が止めば私の住んでいる三階スレスレまで雨水が溜まっていて、腕を突っ込んでかき混ぜれば、機能停止した信号機が揺れる。水溜まりを踏めば、お前の顔が歪むように。


お天気雨という意味での、狐の嫁入り。昔の人にはそれくらい不思議な現象だったのだろう。冷たい雨が日差しで気持ち悪い温度にぬるくなる。あったかいね、って笹沼は笑う。その心は私のものだったんだろう。


かぽっと外して交換したんだ。マウスピースみたいにさ。使う年齢じゃないけれど、そういう感じだ。僕と私と笹沼の心。同じ軽さなのに重みが違う。何故だろう。


水溜まりにうつる笹沼の顔をふみつぶす。「うわあ」と大きな声が不快に脳内に響く。反対にうつる笹沼の顔が歪む。



<梅雨>6.2
No.8

6/1/2023, 5:08:59 PM

─梅雨─

梅雨が好き。

私の心を表しているように思えるから。

梅雨が好き。

涙や鳴き声を搔き消してくれるから。

梅雨が好き。

君が好きと言ったから。


すみません、眠いので手抜きです。
作者より

6/1/2023, 4:41:26 PM

梅雨の時期は憂鬱

雨もたまには好き
雨音は癒されるから

でも、ずっとは嫌
不便だし、気分が少し落ちるから

梅雨のもっと嫌なところは
夏を連れてくること

私は夏が少し苦手
体調を崩しやすくなってしまうのと
夏は人を集めるから

楽しいイベントが多いから
出かけるとあちこちに人混み
私は人が多いところが苦手だから
合わないみたい

梅雨の時期は
紫陽花が綺麗だから眺めて
気分を紛らわす

6/1/2023, 4:38:32 PM

『梅雨』

雨の降る日が多くなる時期が今年もやってきた。
雨音が好きだとしても雨の降る日が多すぎると如何しても洗濯が思うようにはいかないので困る。

「師匠~、風邪を引きますよ~」
「あぁ…ごめんね」
「も~…これでも心配しているんですよ!!
雨の日なんて特に!!!」
「どうして?」
「…雨が降っている日の師匠は、
何処か遠い目で空を見上げていらっしゃるので、
目を離した瞬間に居なくなってしまいそうな気がして」

…驚いた。
まさか我が師と同じ状態だったとは。

「とにかくお気をつけ下さい…お願いですから」
「ありがとう」
「相変わらずわかった、とは言って下さらないんですね」
「断言できないことに頷いてしまうのは無責任な気がしてね」
「…そうですか」

…師匠、貴方様がこの空を見上げていらっしゃった理由が今はよく分かります。
なぜなら今の私の眼には、雨雲と雨そのものを挟んでいても分かるほどに主張してくる太陽の光はとても魅力的に映っていますから。

6/1/2023, 4:19:07 PM

しんどい、メモ帳と書いてまちがえました。
見なかったことにシテクダサイ。

6/1/2023, 4:16:29 PM

肌寒い でも少し暖かいのはきっとキミのせい

私 キミを愛してる そう言うとおれもって言った

キミは 私に温もりと優しさをくれる

私は キミ に なにができるだろう、きっと私のせいで

キミは寒さを感じてしまうのかもしれない

それでも キミ は 私を愛してくれるだろうか。

私は いつまで キミ の 優しさに溺れていられるだろうか。

雨が降り続く 私の水溜まりに現れた キミ

私は キミ の 暖かさで 雨も少し止むのかと期待する

期待した先に 私はどうなっているのかなんてわからない

でも 雨が降ったら 必ず キミ と 一緒に 止むまで 待ちたい

6/1/2023, 4:13:18 PM

『梅雨』


またいつか
笑ってくれたら
それでいいから

今はただ
泣いて泣いて
眠りにつこう

6/1/2023, 4:06:39 PM

土地を潤し

作物を育て

我々に栄養を与えてくれる

恵みだ

ありがとう

#梅雨

6/1/2023, 4:05:54 PM

梅雨は鬱蒼とした雨が降ります。
あなたたちの体を清め、
高い次元へと導くでしょう。

今までの鬱憤や蓄積された感情を
その雨に預け、洗い流してください。

そして地球のエネルギーを吸い込みましょう。

梅雨の期間、新たな芽が控えています。
その芽吹きを待ちながら、
夏の訪れと共に生命力が開花します。

6/1/2023, 4:04:10 PM

梅雨

梅の実が熟す頃だから梅雨と呼ばれる、と聞いたことがある。
夏に飲む梅ジュースは甘酸っぱくて格別旨かったから、
ばあちゃんの梅仕事をよく手伝っていた。
黙々と梅のヘソを取る僕を、あいつはニコニコ見てたっけ。

「会いたいな」
 ふっと、言葉がこぼれる。
 
「会いに行けばいいのよ。おばあちゃん喜ぶわ。
 最近、あんた顔色悪いし、気分転換してくれば。」
 
母さんの勘違いだ。
でも、最近、酷く疲れている。
確かに、いつも明るいばあちゃんの顔を見れば、少しは
元気になれるかもしれない。
思い出が詰まった場所だけに複雑ではあったが、久しぶりに
ばあちゃんちへ行くことにした。


「やっとこさ着いた」
「よく来たね。雨のなか大変だったろ。
 おや、だいぶお疲れだね。痩せたんじゃないかい。」
「ちょっと前から色々あってね。」
「あの子は一緒じゃないのかい。
 まさか愛想尽かされたんじゃ…」

血が逆流したって、こうはならないってぐらい
驚いた。

「ばあちゃん、あいつのこと覚えてるの?」
「当然でしょ。なんで、そんなに驚くかね」

あの日から初めて、あいつを覚えている人に出会えた。
幻じゃなかった。あいつは、どこかにいる。
溢れそうな涙をぐっと我慢する。
もう一度、あいつを探そう。

6/1/2023, 3:56:02 PM

今日も雨。昨日も雨。明日も雨の予報だ。
梅雨の季節。ああ、今日も体育館は湿気が凄そうだ。床の感触も変な感じだろう。
部活ますます面倒だな、なんて思いながら体育館へと繋がる渡り廊下を歩く。
近い未来、梅雨の香りを感じるたびにこの日々を思い出すことも知らずに。
「梅雨」

6/1/2023, 3:55:08 PM

とんがるこころがとんがって
からだのなかをあばれまわっている
よけいなぼくのくちごと
そのはりでぬいあわせてくれよ

6/1/2023, 3:48:22 PM

ポタポタと滴る雫に見とれながら、
雨降る小路を歩いてく。

やがて激しくなる雨模様を思いながら、
あの子のことを思い出す。
風の先に待つ暑い日を思いながら、
あの子の瞳を思い出す。

可憐に流れるあの子の髪に、
触れてみたいと思ってしまう。

けれど、今は見つめるだけ。
触ると君は、怒るからね。

「......可愛い髪型だね」
「ケンカ売ってる?」

6/1/2023, 3:44:14 PM

テーマ“梅雨”

学校の教室。
登校時は晴れていたから、傘を忘れた。
外は雨。今は放課後。
帰宅部だからさっさと帰って
ぐうたらしようと思っていたのに
傘が無いから帰れない。
迎えに来てもらうにしても、両親ともまだ仕事中。
祖父母はどちらもかなり遠距離(笑)
兄弟姉妹居ないから
途方に暮れている。
学校に自由にお使いくださいの置き傘は
あったけれど
残っていたのは、明らかに
穴が空いていたり、錆びていたり
ホコリを被っていたり、蜘蛛が巣を張っていたり
正直触りたくない。
潔癖症では無いけど、流石に無理。
教師には、親の仕事が終わるか、雨が止むまで
教室に居させてほしいと頼んである。
渋々ながらも、承諾してくれた。

田舎の学校。コンビニまで片道20分。
その間にずぶ濡れになる。
夏服に変わったばかりだから
雨に濡れたくない。
ブラウスが透けて下着が!とかそう言うのでは無く(ベストがある)
ブラウスが体に張り付くと、簡単に脱げなくなる(着替えの時)のが嫌。
ぐうたらタイムが、減る。
いや、既に減っては居るんだけど。

「あれ、えっと…」
教室の出入り口に、同じクラスでサッカー部のカナメくん(名字)がいた。
「あ、教室に用事だった?着替えとかするなら外出ていようか?」
椅子から立ち上がると
「いや、えっと、君…帰宅部だよね?帰らないの?」
陰キャでカースト最下層の私を知っているだと?
名前は知らないようだが。
「それがですね、傘を忘れて。学校の置き傘もまともに使えそうなのは無くて」
「凄い雨だよね。台風並みって言ってた」
「台風!?」
「ああ、いや、今ここにあるのがじゃなくて…」
つまりは、物凄く豪雨が降ってる地域があるらしい。
「迎えは?」
「うちの両親、まだ仕事中で。」
「そうなんだ?…あの、良かったら、途中までかもしれないけど、一緒に帰らない?」
「え゛!?」
今まで出したことがないような声が出た。
「嫌ならいいけど、困ってる人は放っておけないし」
「駅まで行きます?」
「地下鉄?」
「そうです。」
「…地下鉄通学だったりする?」
「そうですね。」
「……俺もなんだけど」
「わぁ、何という偶然。」(棒読み)
私は知っていた。何度が同じ車両になったこともあったし、隣に立ったこともあった。(偶然)
「じゃあ、地下鉄の駅まで一緒に帰ろうか」

…本当に良いんだろうか。
私。
だが、迷わない。好意は受け取る!
「ありがとう、よろしくね。」
そう言って、カナメくんがユニフォームから
制服に着替えるのを待ち(見てはいない)
一緒に帰った(駅まで)。


陰キャが一瞬だけ
陽キャに慣れた瞬間だった。

6/1/2023, 3:43:25 PM

6月といえば梅雨を連想する人が多いだろうが、
私にとって6月は最も恐ろしい月である。
理由はもちろん梅雨ではない。
雨で不機嫌になることはないし、
雨続きでも気が滅入ることはないからだ。
傘をしたところで濡れてしまうズボンの裾や、
靴に水が染み込んでぐちょぐちょになった靴下も、
ある一つの過酷な現実と比べれば些細なことだ。

どうしてだ?
どうして6月には祝日がないんだ?


~梅雨~

6/1/2023, 3:37:15 PM

『梅雨』

どうしてもこの時期は苦手だ。

新生活に慣れ、疲れも溜まり始めた頃にくる
このじめじめ感。


体も心もそのなんとも言えない憂鬱に
飲み込まれてしまう。



でもふと周りを見渡すと、

雨が滴る紫陽花、カラフルな傘で溢れる街、
子どもが水溜りで跳ねるピチャピチャって音


あぁ、心の余裕って大事だなって毎回気付かされる。



憂鬱な時こそ心の余裕。

今日も一日お疲れ様。



               『梅雨』

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