桜散る』の作文集

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桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/18/2024, 12:16:38 AM

お題『桜散る』

 花が散りゆく桜並木の下を歩く。今日は、何度も落ちている資格試験の当日だ。
 仕事終わってから毎日勉強して、それでも毎回合格点にあと一歩届かないところで毎回桜が散っている。
 どこかで『今回こそは、絶対に受かると思う』という気持ちと『どんなに頑張ったって無理だよ』の気持ちが心の中でせめぎあっている。
 それに今年に限って、桜がいい感じの時期に満開になっているから嫌になる。俺は、桜並木の下を歩き、時折写真を撮っている人を見かけて「お前らは、いいよな。純粋に花見を楽しめて」とひねくれた気持ちになった。

4/18/2024, 12:12:51 AM

卒業式の日に満開だった桜は日を追う事に色を失う。
僕の心も日を追う事に沈んでいく。

僕にとって、高校生活はかけがえのない宝物だった。
そして、日常だった。
そんな日々が突然、変わってしまった。
自分で望んだ大学進学。
でも、入学式も終わり、大学生活が日常になりつつある、現在。
何故か、少し、寂しい。
大学進学を機に、地元を離れた。
地元と同じことは、空と桜の木だけだった。

僕の高校は、桜が綺麗に咲く。
卒業式の日、満開の桜が僕らの門出を祝した。
大きく咲き誇った、桜は、心から僕たちの門出を祝ってくれているようだった。

引越しをして、一人暮らしを始めたが、近くに大きな桜の木があった。
その木は、あの時と同じように、大きく咲き誇っていた。
それが、僕と高校生活を繋ぐ架け橋のようなものだったのだ。
毎日桜の木を見て、高校生活を思い出した。

その桜も散ってゆき、色を失った。
僕の頭の中にある、高校生活も白黒画像のようになった。
寂しい以外の言葉が見当たらない。


植物は僕と過去を繋ぐ。

来年の桜を見る頃に、僕はまた、色のついた高校生活を思い出す。

4/18/2024, 12:08:36 AM

かーれはーちーる
しーろーい
違うわ~ってかあε=(ノ・∀・)ツ
お題は👉️桜散る👈️
じゃあ~ってかあε=(ノ・∀・)ツ

4/18/2024, 12:05:59 AM

じっくり蕾を膨らませ、ようやく咲いて満開になったと思えば、あっという間に散っていく。
 桜の花は他の花と比べると、咲いている時期が短く感じる。強い風や激しい雨で派手に散っていくからだろうか。実際のところはそう変わらないはずなのに。
 その短命さに大昔から儚いとも、忙しないとも言われてきた。時には人生や恋愛を重ねて。
 桜は人々の生活の中で身近な存在だった。

 だからって一巻丸々桜散る和歌読まなくてもいいでしょ、平安鎌倉歌人め。
 何なら前巻の途中から絶え間なく散り続けてるんだけど。
 早くない? 春終わるの早くない?
 え、収録されてない和歌がもっとある?
 知らないよ、入れとけよ。
 もういいよ、お腹いっぱいだよ。

 おかげさまで課題が全然進まないんだよ!


『桜散る』

- - - - - - - - -
そんな学生時代の思い出

4/17/2024, 11:55:54 PM

4/17「桜散る」

 番号が、なかった。
 ずらりと並んだ合格者の受験番号。何度たどっても、私の番号はなかった。
 周りでは合格した受験生たち―――いや、もう「受験生」じゃないのか。喜びの声を上げたり、胴上げをしたり。私はそっとその場を離れた。
 春風に吹かれながら遠回りして歩く帰り道、見事な桜を見かけた。風にはらはらと舞い散る花びら。
 はらはらと、涙がこぼれた。
 来年も頑張ろうと思えるまで、少し時間がかかりそう。

(所要時間:5分)



4/16「夢見る心」

 冒険者になりたい。
 この村を旅立って、仲間を見つけて。洞窟や遺跡を探索して、まだ見ぬ宝を見つけて。
 魔王なんていないけど、人助けを重ねて強敵を倒して、いつか勇者と呼ばれる存在になりたい。
 明日、僕は12歳になる。夢見る心は、止まらない。

(所要時間:4分)



4/15「届かぬ想い」

「にゃあ」
 細く開けた窓から入ってきて、黒猫が煮干しをねだる。
 すっかり居着いてくれた。ガツガツと煮干しを貪るその背中に、そっと手を伸ばす。
 触れた途端、するりとすり抜け、窓に飛び乗って去っていく。
 ああ、届かぬ想い。

(所要時間:4分)



4/14「神様へ」

神様

 いつもお世話になっております。
 常日頃見守っていただき、時に試練を与えていただき、あるいは願いを叶えていただき、大変恐縮です。
 お疲れの出ませんよう、どうぞご自愛下さい。
 今後とも、何卒よろしくお願い致します。

(所要時間:5分)

4/17/2024, 11:53:36 PM

桜散る この季節

新しい世界がやってくる

胸を打つ この鼓動

どんな人と知り合えるのだろう

僕の前に 道はよく見えない

僕は行く 不確かなこの道を

それがたとえ孤独でも

みじめで みっともないもので

あったとしても


【桜散る】

4/17/2024, 11:49:36 PM

桜散る
庭の桜は、もう散った
昨日の雨に運ばれて
地面にひらひら舞い落ちた

私の桜はもう散った
新たな蕾をみつけるために
私の桜とおさらばしよう

愛しのあなたは私の桜
私の愛したあなたは桜

あなたの愛は、散ってしまった
私の愛も、散るしかなかった

桜に終わりが来るように
私の愛も、おさめどき

4/17/2024, 11:37:27 PM

夕空に 願いをかけて 涙する

人生は 春 夏 秋ぇ 楽しめる

空より

4/17/2024, 11:35:38 PM

あんなに見事な散り様を見せてくれるのは、桜くらいのもんじゃないだろうか。
桜の雨が降り注ぎ、視界が白く霞むほどに、有終の美を飾る。
満開に咲き誇って人の心を浮つかせていたのは、ほんの一瞬の幻のようだ。
つわものどもが夢の跡。
そして、日常が始まる。

こうして桜は必ず散ってしまうので、受験の失敗を「桜散る」と形容するのはいかがなものかと。
咲き続ける桜があったら、合格祈願で日本中から受験生が集まるだろう。
いや、その前に、花見の酔客であふれかえるかな。
それとも、咲いて散るから愛おしいのであって、一年中咲いていたら人は興味を失くすかもしれないな。
「桜咲く」瞬間も無くなる訳だし。

桜の樹の下には屍体が埋まっている件。
一本一本の根本に埋まっていたらどれだけの数になるかって話と、なんであれだけ人の目を引く場所でそんな危険なことをするかって話。
坂口安吾か梶井基次郎かって話もあるかな。
どちらも読んでないけど。
いずれにせよ、美しいものは妬まれる、ってことじゃないのかな。
桜には何の罪もない。

染井吉野さんだけがもてはやされる問題はどうだ。
詳しくはないが、時期をずらしていろんな桜が咲く。
そっちの桜で花見をしている人はあまり見ない気が。
咲き誇り方の違いだろうか。
花は花、咲けばどんな花だって美しく香る。
そんな風に思えたのは社会人になってからで、学生の頃はまったく興味が無かった。
総じて「草っぱ」って呼んでた。

先日見に行ったネモフィラも綺麗だったな。
その花に見とれる君の横顔の方が…なんて相手はいないが、家族の幸せそうな笑顔が満開だったから。

4/17/2024, 11:08:09 PM

桜散る

舞い上がった束の間にあがく姿を見せるかのように垂直落下でなくヒラヒラと落ちる
まるでその1秒の生き残りを競うかのように

4/17/2024, 11:06:30 PM

もう桜は散ってしまう。

桜はみんなに飽きられる前に散るなんて

素敵だと思わない?

もう暑い夏が来てしまう。

今年の夏は暑くしすぎないでよ。





─────『桜散る』

4/17/2024, 11:03:16 PM

桜散る#57
 
木々が恋する儚い時期よ、写真におさまる準備は万端かな。
君の左手つかんで走り出した花道、春風が背中押してくれた。
何気ないふりはもうやめたんだ。涙なんて似合わないさ、笑顔の花咲かせようよ。ほら、笑顔のが素敵だよ。
恥ずかしながらにみせたその頬にも桜色が見え隠れして、そんな些細な表情でときめくなんてね。
嬉しさを満開に咲かせて彩ってこの一瞬をフィルムに閉じ込めて振り返れたなら幸せだよね。
君との縁を未来まで結んでいたいよ。
桜散る時になってもそれは変えたくない願いだよ。

4/17/2024, 11:02:42 PM

【桜散る】

ヒラヒラと薄紅の花弁が舞う

時折強い風が吹き抜けると

風に舞って舞い上がりながら

そして降り注ぐ

あっという間に葉が増えた木々に

また来年もこうやって舞降る桜の花弁に包まれに来よう

君と僕とで

咲き誇る桜も素敵だけれど

桜散る中二人で歩くのも素敵なことなんだ

4/17/2024, 10:56:51 PM

新年度、周りの環境や自分の立場が変わる時。
桜が咲くのを見上げ、今後の抱負を胸に、希望、やる気、不安が混じった力が漲る時。
今はどう?
できると思った事があまりできなかった。力不足を実感し、足りない所に目がいく。
散って落ちた桜の花びら。
ため息ついて、一歩一歩歩きながら。なりたい自分に向かって

4/17/2024, 10:46:42 PM

桜散る…

桜たち騒ぐ僕らの目の前で
つつがなく散る言い訳もせず

4/17/2024, 10:41:38 PM

桜散る

 理想どおりにはならなかったとき、受験の失敗や恋に敗れたときに、桜散ると例えられることがある。

 散るという言葉だけ見ると悲しさだけが強調されるように思えるが、その前に桜、が付くと、それだけではないように感じる。単純にいえば、人生の美しさ、と言ったところか。それがあるからこそ、散る悲しさにさえ愛おしさを感じる。受験失敗したけど頑張ったよね、とか、またいい人に会えるさ、なんて言葉が無価値ではないのはこういう理由があるのかなと思う。

 花がなぜ散るのか。それは、開花してしばらくすると花弁の根本に離層という細胞層が生まれることと関係している。離層が形成されることで、花びらがくっついている部分の細胞間物質が分解される。これにより、花びらが離れていく。

 ええっと。

 離層が理想を引き離す……。

 おあとがよろしいようで。

4/17/2024, 10:41:02 PM

エモいとか チルいだとかじゃ 表せず
えも言われぬよ うに桜散る

4/17/2024, 10:30:48 PM

お題:桜散る


桜散る、かぁ。
私も一緒に散りたいと思ったけど、
そもそも咲いてすらいなかった件。

4/17/2024, 9:57:32 PM

桜散る🌸今日は、久しぶりに故郷 長崎へ行く予定だが、天気が、どんより曇天模様

4/17/2024, 9:56:17 PM

[桜散る ]2024/04/17


あれ、桜って、こんなに早く散るんだっけ。

なんとなく足が止まった。

桜なんていつもは興味もないのに、なぜか。

新幹線が駅を背中にスピードを増していく音がする。

とても静かに。

その音は僕の背後から果ては遠くの建物の群れの中へとただただ吸い込まれていく。

朝の7時45分。

暖かい春の訪れを感じる日差しを、着古した黒学ランが吸収していく。

風切音のせいか、一瞬桜の花びらが多く宙を舞った気がした。

もうほとんど葉っぱしかないじゃん。

去年のこの時期はちょうど桜が満開だったはずなのに。

「....そっか。去年か。」

あれから一年、気づかないうちにさっと一年が過ぎていた。

去年は何も思わなかったのに、今になってちゃんと時が進んでいたことに気づく。

高校入学式。

あの日のことは鮮明に思い出せるけど、去年の後輩が入学してきた日のことはよく覚えていない。

「もう受験か。」

また、桜が宙を舞った。

新しい日の出を祝うかのように。

もしくは、立ち止まっているものの背中を押すように、軽く、そして鮮やかに舞っていた。

『まもなく、2番線に、上り列車が参ります。黄色い線まで、お下がりください───』

駅からのアナウンス音で我に帰る。

時計は7時51分を指している。

そんなに時間が経ってないと思っていたのにもう5分以上も経っていた。

本当にあっという間だ。

また、電車がスピードを増す音がする。

今度ははっきりと。

また、少しだけ桜が宙を舞った気がした。

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