じっくり蕾を膨らませ、ようやく咲いて満開になったと思えば、あっという間に散っていく。
桜の花は他の花と比べると、咲いている時期が短く感じる。強い風や激しい雨で派手に散っていくからだろうか。実際のところはそう変わらないはずなのに。
その短命さに大昔から儚いとも、忙しないとも言われてきた。時には人生や恋愛を重ねて。
桜は人々の生活の中で身近な存在だった。
だからって一巻丸々桜散る和歌読まなくてもいいでしょ、平安鎌倉歌人め。
何なら前巻の途中から絶え間なく散り続けてるんだけど。
早くない? 春終わるの早くない?
え、収録されてない和歌がもっとある?
知らないよ、入れとけよ。
もういいよ、お腹いっぱいだよ。
おかげさまで課題が全然進まないんだよ!
『桜散る』
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そんな学生時代の思い出
4/18/2024, 12:05:59 AM