桜散る』の作文集

Open App

桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/17/2024, 1:58:08 PM

No.5 桜散る

もう桜は散って葉が目立ってきてるんじゃないだろうか。

私はあっという間に散っていった木が葉が生い茂っていても少し、寂しく思う。

卒業式で泣いたときの桜が今でも頭に残っている。

でも、花の花弁といえものは、いずれ散っていくものだと知っている。

それは、人間でも同じだと思う。

まあ、考え方は人それぞれだ。

4/17/2024, 1:57:52 PM

桜散る

桜散る
コップ酒に一片の桜
花より団子の春うらら

4/17/2024, 1:57:43 PM

「桜散る…いつかのきみへ」

実家の前の古寺に大きな桜の木が立っている
明治生れの彼女の写真にもう今と変わらぬ姿で写っている、その木は大層なお歳だ。

そう想いながらその木が花弁を散らすのを見ていた。

そういえば生まれたばかりの彼女を抱いた彼女の父が、その危なっかしい手つきで彼女を抱いていた日も木は花弁を散らしていた。

彼女が乳母車に乗ってやって来た日も
ランドセルを背負ってやって来た日も
セーラ服を着てやって来た日も
振り袖を着てやって来た日も

そして
おんぶ紐をしてやって来た日も
夫と息子の入った白い箱を抱いてやって来た日も…。

独り泣きながら
桜散る姿を見上げに来た日も

両手に子供の手を携えて
やって来た日も

大きなその桜の木は
そこに立っていて
見上げる彼女に
花弁を散らしていた

泣きながら見上げたり
微笑みながら見上げたり
微笑み合いながら見上げたり

また、独り見上げたり
苦しみながら見上げたり
腹立ち紛れに見上げたり

彼女は何度も何度も
桜の木の下から
花弁が舞う姿を
眺めていた

やがて月日は流れて
彼女が召され
土に帰り
その木の下で眠りにつき

春が来て
彼女は花弁になって
私の肩に舞い降りた

「おかえり」 

彼女の声を
私は確かに聞いた

桜散る午後

久かたの 光のどけき 春の日に 
しず心なく花の散るらむ     小倉山荘


2024年4月17日

心幸

4/17/2024, 1:55:36 PM

桜は飽きられる前に散ってしまう。ですが花言葉は、

「私を忘れないで」

どんな人でも、植物でも関係なく忘れては欲しくないものですね。

4/17/2024, 1:55:35 PM

桜散る日々
 私の最近の1日は充実している
 大変なはずなのに
 平気そうな顔をしながら机に向かう
 友と他愛もない会話をする
 これが青春なのだと感じながら

 昨日担任の先生に
 お前は頭がいいから何も心配はないと言われた
 他には何も言われなかった
 勝手に先生に失望した
 結果主義は受験だけにしてくれと思った
 私は先生に頑張りますとだけ言って
 桜が散るかのような静かさでその場を去った

4/17/2024, 1:55:28 PM

桜散る


桜のように舞い散るとか聞くけど

無理だよ💦
どうすればそんな綺麗に?

ふーちゃんはきっとあれだ!

布団叩いたらホコリやダニが舞い散る
みたいな感じだよ(,,꒪꒫꒪,,)


散らぬ!舞わぬ!咲き誇らぬ!

4/17/2024, 1:55:27 PM

桜散る


今年こそ、君と一緒に桜を見たかったのに。
それを君に伝える事は…出来なかったな。

今度の休みに、一緒に桜を見に行かない?

以前は、簡単に言えた、
こんな飾り気もない単純な誘い文句も、
今の私には、君に伝える事が出来なくて。
もう遠い昔になってしまった、
君と一緒に桜を眺めた記憶と共に、
眼の前で散りゆく桜を、独りで眺めてる。

桜は散る時も美しい。

君が未だ私の隣に居てくれた頃。
君はそう言って、散りゆく桜を、
少しだけ淋しげな顔をして眺めていたね。
枯葉が落ち、生命の灯火が消え逝く、
晩秋の景色を愛した君らしい言葉だと、
その横顔と共に、今でも良く覚えてる。

桜散る。
君への想いも、未練も、恋慕も。
もう一度、一緒に桜を見たいという、
小さな希望さえ。
君に、何一つ言えないうちに、
今年の春も、舞い散る桜の花弁と共に、
終わりを告げる。

4/17/2024, 1:53:32 PM

「桜散る・・・」
お母さんがつぶやいた。
「何いきなり」
「昔ね、受験に落ちるとそう言われたんだ。今はもうそんなことは言われないのかな」
お母さんがそう言って笑う。
桜散るが受験失敗の暗号?なんて意味がわからない。
桜散る・・・あたしがこの言葉から思い浮かべるのは、自分の居場所を見つけた小人だ。
ワタシハココニイルヨ。
そう知らせるために、春風にのって舞い続ける。
そんなふうに考えた方が楽しくないか。
なんてことを考える、ある春の昼下がり。

4/17/2024, 1:52:28 PM

『桜散る』

「桜散る頃に、また会いましょう」

交わした約束は果たされなかった。
約束をした桜の木の下で僕は1人きり、貴方の事を考えていた。
厳密には約束じゃない。
ただ僕が1人でそう言っただけで、貴方は最後まで返事をしてくれなかったから。
だから果たされなくても、貴方が悪い訳じゃない。
どちらかと言うと約束してくれないだろうとわかりつつも、そう言った僕が悪いのだ。
足元にある桜色の絨毯を汚す土色、それがきっと僕だ。
貴方はきっと持たなくて良い罪悪感を感じているだろう。
それでも卑怯者の僕は、それを喜んでしまう。
貴方がどんな感情であれ、僕の事を考えてくれる。
それだけで僕の胸は喜びに震えてしまう。

「あぁ、貴方に会いたいな」

会えなくても良い。一目見られたら嬉しい。
そう思って貴方の家へと向かう。
貴方が居たら、きっと驚くだろう。
もしかしたら、泣いてしまうかもしれない。

「楽しみだな」

わざと桜の花びらを踏みつけながら歩く。
大丈夫だよ。
泣いて、怯える貴方も素敵だから。
僕に無断で何度引越したって、何度だって探して見つけ出すよ。
貴方が好きだから。

4/17/2024, 1:51:42 PM

『桜散る』
新年度。新たな場所で、新たに出会う人たちと、新たな生活を始める時期。

そんな俺も社会人になった。
朝起きて、スーツを着て、出勤する。
早く出たのをいいことに、いまだなれない会社までの道のりをゆっくりと歩く。

まだ大きなランドセルを背負った小学生、まだ新しい制服を着た学生、初々しい姿が通り過ぎていく。
桜が散る中、歩いていく彼らに過ぎ去った青春を思い浮かべる。すでに懐かしい友達との日々。

桜も終盤。葉桜も見えだしている。
俺も新しい葉をつけて成長していけるように、移りゆく桜と子どもたちを見ながら気合いを入れる。

「よし!頑張れ、俺!」

進む足取りはさっきよりも軽く、しっかりと踏みしめていく。

4/17/2024, 1:50:34 PM

緑が増して

春が消え去る。

きっとそれは、新たな始まり。

*桜散る*

4/17/2024, 1:46:39 PM

ソメイヨシノは実をつけない。だから挿し木をしてクローンみたいに繁殖させる。ただ春が来たら花を咲かせて残りは葉っぱを生やすだけの機械みたいだ。散ったあと腐って茶色くなった花たちも、さくらんぼが実れば意義のある犠牲だっただろうに、何も殖やすこともなくただ機械的に青い葉をかわりに生やすだけ。でも機械的に季節を過ごして生きる僕もそう変わりない。何も生まず、何も世界に影響をあたえることはない。ただ、ソメイヨシノも僕も、この世に生まれ、この世にあり、生きている点は紛れもなく事実だ。意味なんかなくとも事実はある。

4/17/2024, 1:45:26 PM

満開を過ぎ
散っていく桜

「桜散る」は
残念な結果だけとは
いえないように思える

花が散れば
すぐ緑の若葉が出てくる

待ってましたとばかりに
季節が変わる

明るく強まる日差しに
まだ見ぬ新たなステージへの
期待感が膨らむ

4/17/2024, 1:40:25 PM

桜散る


まだ北海道は咲いてもないのに何言ってる!!

これから桜咲くよー!


出会いの季節だよー!

わくわくしながらやることと、テンション下がったままやること、同じやることでもやった後の気持ちが違うらしい。

だから、やりたい!と強く思う時にやりたいことをやればいいさ!

4/17/2024, 1:34:44 PM

桜散る途中の、
緑と混ざった美しさが好きだ。
雨や風なんかで、一気に散ってしまうと悲しい。
ちょっとずつ移り変わっていって、
「いつの間にかもう夏だね」って、
気づかないうちに散っていってほしい。

4/17/2024, 1:33:52 PM

お題 桜散る


バス停までうつむいて歩いていると、地面に散っている桜の花びらが目に入った。
先日の雨で地面が濡れ、その上を人が歩いていったからか、花びらが道路の上に張り付いている。
それを見て初めて、この時期がちょうど桜のシーズンだということに気がついた。

頭の上を見上げると、すでに葉が出始めている。この桜の道で満開の桜を見るのは、おそらく来年の今頃だろう。
でも、ここに来ることがあればだけど。

ここは通勤路だった。
でも、朝は5時出勤、退勤は11時。
週に6.5日出勤という、そんな日々が続いてはや一年半。一度も桜のことを考える暇もなかった。
そんな花見のはの字もない一年を過ごした結果、体がついて行かなくなり、結局退職した。

だからこの通勤路を、もう歩くことはない。
これから私はここから離れ、地方でゆっくり療養することにしたから。

地方に行けば、今度は落ち着いて満開の桜を見ることができるかと楽しみにしながら、新幹線の駅に向かうバスに乗る。

あの葉桜は、もう見えなくなった。

4/17/2024, 1:31:26 PM

【桜散る】

あんなに毎日勉強していたのに
合格発表の日
張り出された紙に僕の番号はなかった
通うことのない学校を後にする時
桜が綺麗な道を通った
強い風が吹くと桜の花びらが散った
僕の夢も桜も散って
風が目に沁みて涙が滲んだ

4/17/2024, 1:30:55 PM

桜散る 風に揺れるる 枝の先
若葉の想いは 明日へ明日へと

4/17/2024, 1:22:36 PM

時期が過ぎると花が散るように
彼からの愛も散っていった
花が散って緑が芽生えるように
愛が散って芽生えるものもあるのかな

#3「桜散る」

4/17/2024, 1:22:05 PM

桜散る


桜が咲き誇る中で、
出された答えは『YES』でも『NO』でもなく、
『Pending』だった。


つまりは保留。
「考えさせて欲しい」


いつまでに?
どのくらい待てばいいの?
ちょっとでも勝算はあるの?
それとも私を気遣うための言葉なのかな?


どんなに考えても、あなたの考えが分からない。
でも彼の性格からすれば、真面目に考えてくれているのだろう。

例えその先に出た答えを聞いて、私が枕を濡らすことになったとしても。


桜が咲き誇る中で告白した時期から、
桜が散らんばかりの頃に答えを聞いた。

もうすぐ新緑の季節に移ろいゆく中で、
彼が出した答えは『NO』だった。

そっか。
と、なるべく気丈に振る舞った。
せめて友達として…と伝えるのでも精一杯だった。

多分、これから先、桜散る頃に思い出すのだろう。
この初めての告白を。

そして、時が経てば経つほど、
もしかしたら霞んだ淡いピンクの思い出として、
消化されていくのかもしれない。

Next