『桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
桜が咲いてるその一瞬しか
桜の木の存在を認識できない。
人も一緒なのかな。
綺麗な部分以外も桜の木なんだよね。
桜散る…
あーぁ…心から愛してる貴方に心に秘めたこの想いを打ち明けられる事も無いまま、また今年も桜が散ってしまった…そう。私には、初めて出会った幼稚園の頃から心に決めてる人がいる。彼とは、幼なじみで、彼にとっては、私との事、ただの腐れ縁としか思われてないと思うが、私にとっては、貴方は、出会った日から初恋だった。初めて出会った日。弱くて脆くて虐められてばかりで泣いてばかりの私の事を毎日助けて守ってくれたね。そう。あの時から、私は、彼に一目惚れし、彼に心を奪われた。そして、私には、彼との事で心に決めてる事がある。それは…「毎年、春の桜が散るまでに告白する」事。そして、「もし、桜が散るまでに告白出来なければ、次のチャンスは、また翌年の春の桜が散るまで!」と決めている。そして、今年も、告白が出来ないまま、もうあれから、12年が経ってしまった…もう、私達は、あっという間に中学三年生。もう卒業しなくちゃいけないのに…まだ告白すら出来てないのに…そして、遂に高校は、私達は、離れ離れになってしまった…彼とは、もう会えなくなってしまった…あー…あの頃、素直に勇気を振り絞って、たった一度でも良いから告白をしていたら…と今でも、彼の事を引きずったまま、私は、これからも生きていく…
とてもショックなことがあって、本当は書く気分ではないけれど、去年の5月にインストして以来毎日投稿しているので、今日も書きます
春の訪れを告げて美しく咲いていた桜は、繊細な花びらをハラハラと落として散ってしまった
わずかな希望も散ってしまった
こらえきれない涙がハラハラとこぼれる
#桜散る
恋のお便りは桜と共に、
別れは散る桜と共に、
300字小説
遠き星の桜
春のこの時期、私達の住むJAPAN‐AREAは桜の花に薄紅色に染まる。この花は私達のご先祖が地球にいた時代から、愛され親しまれてきた花らしい。もう純然たる『ソメイヨシノ』は博物館や植物園にしかないが、ご先祖達はその系統を受け継ぐ桜を、この星の環境に耐えうる品種に改良してまで、AREAの津々浦々に植えた。
淡いエメラルドグリーンの空に映えていた桜並木の花がひらりひらりと散り始める。桜散る、幻想的な美しい光景のなかをゆっくりと歩いていると、散る花びらにあわせ、一人の乙女がくるくると舞っていた。
『こんなところまで連れてこられたけど、相変わらず愛でてくれて嬉しいわ』
乙女はにこりと笑うと風の中に消えた。
お題「桜散る」
桜散る
夏日近くの
散歩にて
アイスが纏う
花びらの服
お題☆桜散る
桜散る頃、僕は余命宣告されました。あと1ヶ月ももたない。そう医者から告げられました。夏も迎えられないそうです。娘に会いたかったな。出産予定日は7月だったかな。家に帰ってなんて言えばいいんだろうと悩んでいましたが、言わないことにしました。きっと言ってしまったらショックで流産してしまうかもしれないと思ったからです。そして、単身赴任したことにしました。「7月まで家に帰れない。」そう言うと、「出産ぐらい立ち会ってよ!」と喧嘩になってしまいましたね。荷物をまとめて家を出たとき泣いてしまいました。アパートを借りて1人で過ごす家は寂しかったです。あなたの美味しいご飯が食べれず、食欲も無く、どんどん痩せてしまいました。5月に倒れて救急車で運ばれました。入院だそうです。薬の副作用であなたが褒めてくれた綺麗な髪は抜け落ちてしまいどんどん痩せこけて体が思うように動かなくなっていきました。今日は余命宣告からちょうど1ヶ月。目を閉じてしまえばすぐに眠ってしまうと思います。本当はまだ生きていたかったけれど、しょうがないからまた来世で会おうね。彼女と娘へ パパより
桜が散るころには僕が今着ている制服はタンスの奥に仕舞われることになるだろう。
高校の卒業式には多くの人が参列する。参列する…という言い方は正しいのかわからないが多くの人が僕らの卒業を祝ってくれた。
少し遅めの卒業式、思い出の校舎と同じ場所にいた悪友共良くも悪くも最後は笑えた気がする。
大人になったらいつか懐かしいという記憶の中にしまってしまうと考えると少し怖いが新しい一歩を進めるという綺麗事を言う建前にはなる。
青春という学校生活はきっと送れていない、バカみたいに笑ったりした気はした。
もし、この記憶を思い出す時、僕は憂鬱になと思うだけど最低限嘘でも笑えたら良いなと思ったよ。
あぁ、そうだね…次に逢えたら微笑うことにするよ
[桜散る]
「桜散る」
桜を見ていると、人生のダイジェストを見ているように感じる。
桜の蕾が出てくると、子供が生まれてくるみたいに「そろそろ咲きそうだね」と話し声が聞こえてきて、桜が満開になると人々の関心を集め、まるで人生の集大成だ。
そして、桜が散る頃には人々の関心も薄れて、ひっそりと終わりを迎える。
桜が散るのは寂しさを感じるし、人生だって本当なら最後まで賑やかな方が良いのかもしれないけれど、案外最後は、静かな方がホッとするのかもね。
桜。
世の中の花は数あれど、
個人的にこんなに心踊り愛する花は無い。
願わくば桜の下で春死なむ
と詠んだ気持ちがとても分かる
本当に、桜が好き。
桜が咲き始めるあのウキウキと
高揚する気持ち
1年を通して幸せの絶頂であると言っても
過言ではないほど、私は桜にやられている
そして
サクラチル
意味は色々と捉えられるが
文字通り桜の花が終わり、花弁が風に舞う季節
本当に、本当に寂しい
複雑で、落胆に近いえも知れぬ気持ちになる
毎年この繰り返し
季節にこんなに翻弄される時期は
サクラチル
時だけである
【桜散る】
桜散るという言葉だけで
ついこの前咲き誇っていた桜を思い出して
なんだか切なくなる。
春はあっという間だし、
桜なんか本当に儚い。
地面にたくさんあるのもきれいだけど
同時に複雑な思いもする。
春というはじまりの季節は
様々なものを連れてくるけど、
桜のように切ない、
寂しい瞬間、お別れも訪れる、
なんとも言えない季節のように感じる。
その儚さがいいという人もいるけれど
私はちょっぴり苦手である。
けれど、春にしか見られない桜は大好きだ。
休みの日にもう一回見に行こうと思う。
改めて、今だからこそ、
噛みしめるようにして
お花見をしようと思う
今日この頃です。
日をあびて 萌ゆるみどりの 輝きを さみしく思う 人の身勝手
お題「桜散る」
教室の隅っこで目立たないように体を丸める。周りを見れば、他の生徒たちが雑談し楽しそうに笑いあっている。彼らの周りがキラキラとしているような気がする。彼らは、大陸だなをゆらゆら優雅に泳ぐ魚たちで私は深海魚。どうあっても、彼らとは交わることはない。深海魚は水底でじっとしているのがお似合いだ。じめじめと過ごしていると、換気のために開けた窓から突風が吹き込んできた。ぐしゃぐしゃにされた髪をなおしていると、ふわりと桃色が落ちてきた。桜の花びらだ。とっくに散ったものだと思っていたが、まだ咲いていたのが風に乗ってやってきたか。花びらをつまみ、じっと見つめる。深海だなんだと言ったが、私と他の生徒たちは桜の花びらが飛んでくる同じ教室にいる。もしかすると、一人くらいは話が合う人がいるかもしれない。話しかけて見ようか。勇気を振りしぼり、私は自分の席から立ち上がった。
詩『桜散る』
いっせいに咲き いっせいに散る
ほんのり中心 赤く染め
天下も夢も 居眠りみたく
いつかは覚めて 老いている
いっせいに生き いっせいに去る
おんなじ方舟 乗り合わせ
学校なんて でっかいクジラ
それでもいつか 陸に着く
いっせいに食べて いっせいに笑い
満開だった 桜散る
会えなくなって 家族も持って
それでも糸は 途切れない
いっせいに咲き いっせいに散る
人生なんて そんなもの
はかないからだ たいせつなもの
気づいて人は 愛すんだ
詩彩音
桜が散る
花の花弁が
少しづつヒラヒラと
落ちていく
舞っていく
儚い光景を
見ている…
成長はチヤホヤされなくなってから 先輩風に緑樹も揺れてる
題-桜散る
「桜散る」
桜が満開なのを見るのは好き。
同時に桜散る光景を見るのも好き。
風が吹いてヒラヒラ花びらが舞う。
これが綺麗だと思う。
まるで別世界にいるみたい。
だから強風で一気に散るのはやめてほしい。
桜散ったあとの道路の隅とかにたまっている
花びらを見ると、「掃除が大変」とか
「花びらの上を歩くと滑りそう」と思ってしまい、
現実に戻ってしまう。
暖かく心地よい陽射しに季節の移ろいを感じ、時おり吹き荒む杪冬の風に身を震わせる。そんな初春も過ぎて、野山を街を淡く彩る薄桃色に目を癒す。
桜吹雪が、ひと足早く吹き抜ける初夏の風とともに私たちの日常を彩る。
執筆中...
昨晩、地震が発生しました。揺れが発生した地域にお住いの皆様、大事はないでしょうか。
私も、就寝したわずか一時間後のことでスマートフォンの鳴動する緊急地震速報で飛び起きた次第でございます。しかし、幸いにして私が暮らしている地域の揺れは小さく、被害は何もありませんでした。震源に近い地域の方、階層の高い建物にお住まいの方の不安は大きかったまのとお察しいたします。また、お怪我などなくご無事であることを心よりお祈り申し上げます。
桜の季節が過ぎ去っていく。終わってはやって来て、やって来ては終わっていく。毎年毎年、春が来ればまた桜の季節が巡ってくるのに散りゆく花びらを目で追う時、涙が込み上げてくるような寂寥感に襲われるのは何故だろう。
儚いから美しいのか、美しいから儚いのか。それはまるで命の巡りのレプリカ。
#桜散る
咲き誇ったたくさんの花びら
いつの間にか見なくなるよね
風に飛ばされたのか片付けられたのか
来年の春を目指して颯爽と飛んでいったのかしら