『桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
桜散る_____
葉桜は好きですか?
私は嫌いです。
枝から桜が咲く時は「彩られた」、そう感じることができるのに、桜が葉に変わっていく時は「侵食されていく」、そう感じてしまう。
どこかで自分まで葉に埋もれてしまいそうで怖くなる。
桜が散るのは綺麗だとおもう。
好きだ。
でも桜が散り始めれば葉が出るということ。
ならば散らなくていいよ。
あなたと桜を見る最後のチャンスは桜の遅咲きのせいで何事もなく過ぎ去った。
別の場所から見てたのかな、なんて考えたりして。
< yu ・ i >
【桜散る】
桜はね、春からの贈り物なんだ。
だから、桜の花は散るんじゃなくて、降ってくる。春を祝福して降ってくるから、あんなにきれいなんだ。
そうでないと、こんなにも嬉しいのに、泣きたくなる理由が見つからないじゃないか。
桜が散るの早すぎてもっと桜を楽しみたいのにすぐ散って悲しい
どこから飛んできたのかわからない桜の花弁がひとひら
ひらひらふわふわと揺れるそれが視界に入った瞬間
パンッ!「あー!!!またとれなかった…」
この年になっても変わらず桜の花びらを取るのに必死って…
でも、そんな帰り道に胸の辺りがなんかキュッとした
桜は散るから美しい。わびさびの心。東山文化!
ひらひら散る桜の下で今日もわたし達は笑ってる
桜散る姿は美しさと物悲しさがある
それもまた桜の魅力なのだろう
桜を見ながら、また一緒にここに来ようと約束したあの人
今は誰と桜を見ているだろうか?
そんな過去を振り返らせる桜吹雪
朝、綺麗だな、帰りはゆっくり歩いて帰ろうか、と素早くまぶたの裏に納めて通りすぎた桜並木は、夕方、すっかり花びらを落としてしまっていた。こんなことなら、遅刻覚悟でじっくり眺めておけばよかった。雨さえ降らなかったらな。春のいちばん美しい瞬間は、いつだって瞬きするよりもはやく過ぎ去ってしまう。天使がこぼした羽根みたいな、柔らかな桜のじゅうたんを踏みつけながら歩く度、弱くじくん、と心臓が跳ねた。
桜散る
桜が散るのは美しい。
新しい1年が始まる
桜のように美しく生きられますように
そしてまた次の桜が見れますように
〚桜散る〛
桜の散る3月後半、4月前半。桜が散る入学式は新一年生が硬い顔で学校に来ていました。自分は見守る事しか出来ないけど、これからの学校が楽しみって言ってくれると自分は嬉しい。六年生は一年生を一年しか見守れないけど。顔を覚えてくれたら良いな
、名前を覚えてくれたら良いな。そんな事を考えるばかり。この前、一年生のお世話に行ったら一年生の教室の窓にきらきら光る桜の花びらが散って居た
。自分が入学した時も、きらきら光る桜の花びらが散って居たような〜。自分が卒業する時、きらきらの桜の花びらがたくさん散って居たら良いな。
桜散るように消えてしまった君へ。
ちょっとみんな聞いて欲しい。この物語明日書いてもいい?今日前のお題のやつ書いちゃったんだよね。なので明日書きます。
桜散る
あなたも共に
去ってゆく
元気かな。
新しい環境でも頑張ってるかな。
そろそろ会いたい。
【桜散る】
子供の頃は 桜を見るより
弁当を食べるのが 楽しみだった
今も 花より団子である(笑)
今頃は もう 散ってしまった所が
多いだろう
また 今年も 桜吹雪 見れるだろうか
【2日目】桜散る
全敗しました…
浪人はできないから
お芝居やアナウンスが学べる
短大に進学することになりました
学生生活はそれなりに楽しかった
社会人になっても短大で学んだスキルは
生かされました
…お金には全くなりませんでしたが
観客2,000人の前で
演技がウケても
業界では有名なCMクリエイターから
演技を褒められても
心のどこかで「そこじゃない」って
思ってました
15歳年下のキャリアな彼女の下で
非正規として働いて思いました
「あの時桜が散らなければ
私は彼女になれただろうか」
無いものねだりかもしれません
人によっては私の境遇のほうが
羨ましいかもしれません
だけど私が本当になりたかったのは
責任ある仕事を動かす人生でした…
地べたに落ちた桜の花びらは
私なのかもしれません
#36【桜散る】
葉桜になる前に、桜は思いを残してゆく。
ちり紙より透いた花弁を、そして思い出を。
散ったあとの、その潔さを。
伸び伸び生きる姿を。
葉桜になる前に、僕は何を残せただろうか?
桜散る
北海道はまだ咲いていないのだけど…
受験が失敗したら使うことが多いのかな?
散るという表現は
桜に限らずなんか切ない気がする
いきものがかりの歌詞の
桜舞い散るー🎵
だと綺麗に聴こえるのは不思議
なんでもそうだけど散っていく
それは人間もそうでさ
どんどん散って衰えていくんだろうなって
最近思うんだ
でも散ることは悲しいことではないよ!
散らないと、新しい花が咲かないんだもの
そう思うと、10代、20代とかの狭間とか
老けたなーとか思うかもしれないけれど
年輪なのね
木々も人間も年輪を重ねると
重ねたなりの美しさや楽しさが増える
そう思うとさ
散ることは重要で
寂しがることも、悲しがることも
しなくていいんだと思って
私は歳を重ねていく❤︎
【桜散る】
窓の外に立つあなたには花びらが降り注いでいて、そのさまがあまりにも出来過ぎていたから、私は夢でも見ているのかな、とゆっくり瞬いた。満開を過ぎた花の向こうには薄ら青い空が広がっていて、あなたを照らす日差しは柔らかく形を変え続けていた。芽吹き始めた緑がこまかに輝いていた。何もかもが巡る季節の中に正しくあった。まるで祝福されたかのように。
そうでもない、と嘯いたあなたは、慣れたように窓を越えて部屋の中に入ってくる。靴を片手に遠慮なく踏み込む足元に、花びらが落ちた。あなたが纏っていたものは、そうしてしまえばただの花の死体であって、祝福とはなんだろう、と少し考えた。花の彩りのこと。佇むあなたのこと。夢を見ているのかもしれないと思ってしまった、あの景色のこと。
あるいは、祝福ではないこととはなんだろう、とも考える。花が散ること。あなたがわたしに気付いてしまったこと。あの景色を崩したのはわたしだったのだと、知ってしまったこと。
もう、随分と桜も散ってしまった。綺麗に咲き乱れていた頃と打って変わって、誰も見向きもしなくなってしまった。でも私はそんな、綺麗な桜以外に興味を持たない大勢の人たちに言いたい。散ってしまった桜だって美しいのだと。桜の花とは違う魅力がそこにはあると思う。これは人間においても同じことが言える。人生において最も美しい満開の桜の花のような時期は、いわゆる青春や恋愛を楽しんだ若い時期のことを指すだろう。だけど、年老いてしまったとしてもその人はきっと変わらず美しいままだ。今外を眺めれば瞳に映る葉桜のように。
美しい桜と、君は
綺麗に散っていった
2024/4/17 桜散る
桜散る
最期に恋をした人に
別れを告げられたのは
桜が満開の頃だった
今思えば
そうしむけたのは
私だったような
気がしている
仕事中も
勝手に涙が溢れてしまう
笑顔を作っても
溢れてしまう
まるでひとり天気雨
家に戻ると
窓から見える桜が
散っていくのを
夜明けまで眺めていた
心に穴があく
本当に
ぽっかりあく
春なんてダイキライ
いろいろなもので
その穴を塞いで
ほころびを見つけては
塞いで
それを幾度も繰り返す
時を経て
春は
どこかにいる神様からの
ご褒美になった
散っても
また咲くのだ
生きている限り
さようなら
また来年も
きっと
逢えますように
「桜か…この世界じゃ一部の地方にしか咲かないんだよね〜」
「そうなんだよな!調査大変なんだぞ」
「あの桜みたいな子、また出てきてくれたらいいよねぇ…」
「なんかその言い方、調査じゃなくてただ見たいだけじゃないか!?」
「えッ、そ、そんなこと…ない、ことはないけど…」
「ほら〜!」
「さ、さーて!早速課題を出すわよっ!」
「あ"、ごまかした!」
その様子を見ていたチャンピオンは思った。
「(別に桜じゃなくても出てくるんだけどな…)」
ちなみにチャンピオンは今日も木を揺らし木の実を採る気である。
#2024.4.17.「桜散る」
pkmnほぷくんと博士。
桜が咲く。
合格や成功、出会いのイメージが浮かぶ。
反対に。桜散るは
不合格や失敗。別れのイメージが浮かぶ。
彼女は満開の桜綺麗だけど、桜が散って花弁が宙を舞う姿の方が幻想的で好きだと言った。
彼女は自分の好きなものに忠実な人だ。
テレビで流行しているものに、敢えて近寄らず。
自分の好きに正直に生きている。
周りが良い思ったものが正しいのだ。という刷り込みなど気にしなかった。
たとえそれが協調性のなさと受け取られても。
彼女はひたすら真っすぐに生きている。
そんな凛とした姿に憧れた。
孤独ではなく、孤高という言葉が似合う。
桜散る、桜吹雪の中を颯爽と歩き。
周りの有象無象を傍観しているかのように。
「興味がないのに、さも好きなことのように振る舞えるほど大人じゃないんだよな。私は。」
彼女はそう言った、そして続ける。
「あんたは大人なんだよ。しかも子供の頃から大人のように振る舞って忖度してきた、我慢強い子だったんだな。」
同じ年なのに、年上と話しているような感覚だ。
「好き勝手やるのは、自分で責任とるなら。やっていいの。でも無責任な奴はいっぱいいるじゃん。
その責任をあんたが負う必要なんかどこにも無いんだよ。」
欲しかった言葉をくれた。
「あんたの体も心も時間も、全部あんたの為のもの。あんたを蔑ろにする連中の為に使ったら駄目だ。
私は自分の好きなもの、人の為に使う。」
時間は良い事に使っても、嫌なものにつかっても
同じだけ流れるていく。
どんな有名人や大学教授やらが、自己啓発を本で語っているよりも。
私には彼女の言葉が響くのだった。
「私、貴女みたいになりたい。」
「あんたはもう成ってるよ。ただ自己犠牲が癖になってるから、幸せになるのに臆病なだけ。」
頑張ってるんだから、もう頑張らなくていい。
今まで尽くしてきたものを受け取る準備をしておくだけでいいんだよ。
桜吹雪の中で、神言みたいに欲しかった言葉をもたらす彼女がまるで晩春の妖精のようだった。